「泉野明」の版間の差分
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(パトレイバーの「地球防衛軍」について言及) |
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*読み辛い名前であり、テレビアニメ版第9話(押井守監督の脚本回)では名前を「泉野 明('''いずみの あきら''')」と読み間違えられた。 | *読み辛い名前であり、テレビアニメ版第9話(押井守監督の脚本回)では名前を「泉野 明('''いずみの あきら''')」と読み間違えられた。 | ||
**だが、後に押井監督が書いた小説『番狂わせ 警視庁警備部特殊車輛二課』で描かれた『パトレイバー』から十数年後の特車二課には「泉野 明」という男性が存在し、2014年公開の押井監督制作の実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』(これも『パトレイバー』後の世界が舞台)の主人公の名前にもなっている(こっちは野明と同じく女性)。 | **だが、後に押井監督が書いた小説『番狂わせ 警視庁警備部特殊車輛二課』で描かれた『パトレイバー』から十数年後の特車二課には「泉野 明」という男性が存在し、2014年公開の押井監督制作の実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』(これも『パトレイバー』後の世界が舞台)の主人公の名前にもなっている(こっちは野明と同じく女性)。 | ||
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2014年10月14日 (火) 07:17時点における版
泉野明(Noa Izumi)
『機動警察パトレイバー』を始めとするパトレイバーシリーズの主人公。名前は「いずみ のあ」と読む。明るく天真爛漫な性格でくせっ毛ショートの髪型などボーイッシュな外見が特徴。メカ好きが高じて警視庁に入り、特車二課への配属を希望した。
警察学校時代の成績は中程度だがレイバー操縦に関しては特筆するべきものがあり、特車二課への配属もこれ(と乗り物酔いとは無縁の体質)が大きな理由となっている。なお、本人はレイバーの操縦は体感で会得するタイプであり、搭乗者とレイバーの二人三脚で経験を蓄積するタイプとは相性が良い一方で、レイバー側が自動で操縦に介入してくるようなオートマチック的な機構とは相性が悪い。また、漫画版では技術的知識に疎い一面が詳しく描かれている。
自機であるイングラムが傷つく事を極度に恐れており、その為、初期の頃はイングラムの性能を引き出せないでいた。実は射撃はあまり得意ではなく、格闘戦の方が強かったりする。
実家は酒屋であり、そのためか酒に滅法強い。しかし一旦酔うと手がつけられなくなる程の質の悪さを持つ。
テレビ版や後期OVA版では太田ほどではないが短気な一面があり、暴走して無茶をする事もしばしば。虫歯を患った時には激痛のあまり太田以上に暴走して、相手レイバーを完膚なきまでに粉砕してしまった事がある。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。PV第1弾ではトリを飾った。担当声優の富永み~な氏はSRWシリーズ初参加となる。略称が「野明」ではなく「泉」表記なので戸惑ったプレイヤーもいたのではないだろうか?
パイロットステータス設定の傾向
能力値
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 篠原遊馬
- イングラム1号機のバックアップ(指揮)担当でパートナー。軽口を叩き合うが、固い絆で結ばれている。漫画版の最終回では彼にプロポーズまがいのことをされたことも。
- 後藤喜一
- 職場の父親代わりにして隊長。野明に時に厳しく時におちゃらけて指導する。
- 太田功
- 同じレイバーパイロット。彼の豪快さに巻き込まれることもしばしば。
- 進士幹泰
- 太田の担当。苦労ばかりしている彼を心配している。
- 山崎ひろみ
- 「ひろみちゃん」と呼んで親しんでいる。
- 香貫花・クランシー
- 同僚。野明曰く「彼女は着やせするタイプ」。なお、酒に強いという共通点がある。
- 熊耳武緒
- 「おタケさん」と呼んで慕っている。漫画版では一時的にパートナーになったことも。
- 南雲しのぶ
- 職場の母親代わりにして上司。彼女は特車二課の無茶っぷりに呆れている。
- 不破環生
- 野明の才能を見込んでいる、陸上自衛隊空挺レイバー隊所属の軍人。SRW未登場。
- バドリナート・ハルチャンド
- グリフォンのパイロット。度々交戦するなどライバル関係に。
- 内海
- バドの保護者でありグリフォン事件の黒幕。関係はメディアによって様々だが、いずれも険悪な関係に。
他作品との人間関係
- 地球防衛組
- 共に暴走レイバーを食い止めた際に知り合い、彼等の団結力に興味を引かれる。なお、パトレイバーの原作ではレイバーを使ってテロを起こす過激派組織「地球防衛軍」が登場している。
名台詞
- 「ターゲット、ロックオン!」
- 次回予告のシメでの一言。遊馬が次回予告の概要を行って野明がシメるというのが定番。
- 「ああ、あたしのアルフォンスが丹下左膳になっちゃったよぉー」
- アーリーデイズ第1話で、犯罪者のレイバーにイングラムの左腕が吹き飛ばされて落ち込む。ちなみに、丹下左膳とは作家・林不忘の小説作品の主人公である隻眼隻腕の剣客のこと。
- 「食らえ正義の鉄拳、ロケットパーーーンチ!!」
- アーリーデイズ第1話より。千切れたイングラムの左腕を犯罪者のレイバーに投げつける。この後、モロに命中した事を象徴するように寺の鐘が鳴り響いた。
- なお、どこぞの21世紀警備保障の社員や巨神も同じようなことをしている。
- (射撃の腕は似たようなもんだと思ってたのになあ…)
- 合宿におけるイングラムの射撃訓練の際、太田のほうが格段に腕前が上だということを知った後の独白。太田は厳しい条件下(コクピットに弾を当てない等)で銃を撃つためになかなか命中せず、野明自身はめったに銃を使っていなかったため、それまではこの事実に気づかなかった(これはパートナーの遊馬も同様)。
- 「無茶苦茶な話だよ! 子供をレイバーに乗せて犯罪をさせるなんてさ!」
- 漫画版でバドがグリフォンのパイロットであることが間違いないと認めざるを得ないと認識した際の言葉。
- 「あたし、いつまでもレイバーが好きなだけの女の子でいたくない。レイバーが好きな自分に、甘えていたくないの。」
- 劇場版2での決意表明。
- 「あたしのイングラムはなぁ…」
「あたしが毎日乗って…」
「少しづつ動きを覚えさせて…」
「ここまで鍛え上げたんだ…」
「あんたが気まぐれで遊ぶ玩具とはなあ…」
「違うんだぁ!!」 - 漫画版でのグリフォンとの最終決戦にて。ゲーム感覚で戦うバドに対する感情と自身とイングラムが培ってきた経験の強さを込め、頭部を吹き飛ばされながらグリフォンをジャーマンスープレックスで投げ飛ばした。
- 『OE』ではTVアニメ版及び劇場版1名義での参戦だが、第2章サブミッション「グリフォンVSアルフォンス」にて、細かな差異はあるがDVEとして収録されている。
- 「あんたがいったいなにをやったのか…その目を開いて、よーっく見なさい!!」
- 上記の決戦後対面したグリフォンのパイロットバドに対して。この期に及んでも戦いを「ゲーム(それも楽しいコンピュータゲーム並に)」としか考えていなかったバドに、バドをグリフォンに乗せイングラムと戦わせるために事件の首謀者内海が引き起こした惨状やグリフォンによる被害を示した台詞。
- だが、それでもバドは勝った野明の怒りや理由が理解出来なかった…。「警察官」として「人間」として真っ当に成長していた野明だからこそ、普通のゲーム好きな子供に思えたバドの現実感の薄さが理解出来なかったとも言える。
迷台詞
- 「やるじゃん! あたし! 全弾、的に当たってるじゃん!」
- 合宿の際の射撃訓練のときの言葉。確かに的に当たってはいるがとりあえずと形容されるような有様であり、後藤からは「泉は命中率が悪すぎるから銃を使わないのは正解かもしれない」、太田からは「せめて全弾、的の中に入れろ」とそれぞれ言われ、すぐに落ち込んだ。
搭乗機体・関連機体
- AV-98イングラム
- 1号機フォワード(操縦担当で実質パイロット)。「アルフォンス」という愛称を付けている。
余談
- 容姿がゆうきまさみ氏が描いたギャグ漫画作品『究極超人あ~る』のヒロインである大戸島さんごに似ており、劇中でそれをネタにされた事がある。また、担当声優の富永氏は『究極超人あ~る』にも出演している。
- 読み辛い名前であり、テレビアニメ版第9話(押井守監督の脚本回)では名前を「泉野 明(いずみの あきら)」と読み間違えられた。
- だが、後に押井監督が書いた小説『番狂わせ 警視庁警備部特殊車輛二課』で描かれた『パトレイバー』から十数年後の特車二課には「泉野 明」という男性が存在し、2014年公開の押井監督制作の実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』(これも『パトレイバー』後の世界が舞台)の主人公の名前にもなっている(こっちは野明と同じく女性)。