「VF-0 フェニックス」の版間の差分

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明らかに既存の概念とは全く違う戦闘機であり、それまでの操縦経験が無に喫するのは言うまでもない。特に人型のバトロイドを使い分けられるパイロットは[[ロイ・フォッカー]]のみという状況で、他の精鋭は新米パイロット同然であった。実際多数のフェニックスは撃ち落とされ、戦果を挙げたのはフォッカー機のみという実情である。
 
明らかに既存の概念とは全く違う戦闘機であり、それまでの操縦経験が無に喫するのは言うまでもない。特に人型のバトロイドを使い分けられるパイロットは[[ロイ・フォッカー]]のみという状況で、他の精鋭は新米パイロット同然であった。実際多数のフェニックスは撃ち落とされ、戦果を挙げたのはフォッカー機のみという実情である。
  
「[[バルキリー]]」の名称が出てきたのは[[VF-1 バルキリー]]以降であるため、本機が公式に「[[バルキリー]]」と呼ばれたことはない。しかし、作品(特にゲーム)によっては便宜上バルキリーに含まれることがある。40年後の試作[[バルキリー]]・[[YF-19]]で初搭載とされていた「アクティブ・ステルス」をこの時点で搭載しており、後々「YF-19においては更なる進化した形」という設定へ変わった。
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「[[バルキリー]]」の名称が出てきたのは[[VF-1 バルキリー]]以降であるため、本機が公式に「[[バルキリー]]」と呼ばれたことはない。しかし、作品(特にゲーム)によっては便宜上、他のバルキリーと一括りにされることがある。40年後の試作[[バルキリー]]・[[YF-19]]で初搭載とされていた「アクティブ・ステルス」をこの時点で搭載しており、後々「YF-19においては更なる進化した形」という設定へ変わった。
  
 
=== バリエーション ===
 
=== バリエーション ===
タイプはA・S・B・D・Cと多い。フォッカーはSタイプ、シンはAとDタイプに搭乗。追加パーツも開発され、[[アーマードバルキリー]]の原型たる「リアクティブアーマー」やスーパーパックが存在している。
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タイプはA・S・B・D・Cと多い。フォッカーはSタイプ、シンはAとDタイプに搭乗。追加パーツも開発され、[[VF-1J アーマードバルキリー]]の原型たる「リアクティブアーマー」やスーパーパックが存在する。
 
劇中ではスーパーパックの開発が間に合わなかったため、代用として「[[ゴーストX-9|偵察機・ゴースト]]」をそのままエンジンにして、各種ミサイル発射装置を装着。推力は20%アップしたが、非常にピーキーな機体で現場の間に合わせによる装備である。
 
劇中ではスーパーパックの開発が間に合わなかったため、代用として「[[ゴーストX-9|偵察機・ゴースト]]」をそのままエンジンにして、各種ミサイル発射装置を装着。推力は20%アップしたが、非常にピーキーな機体で現場の間に合わせによる装備である。
  
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:電撃ホビーマガジン連載『マクロス・ザ・ライド』(SRW未参戦)に登場したタイプ。外見はVF-0であるが中身はVF-25等に近いパーツが使用されており、名実ともに2050年代でのマクロス世界にて稼働するVF-0と言える。
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:小説『マクロス・ザ・ライド』(SRW未参戦)に登場したタイプ。外見はVF-0であるが中身はVF-25等に近いパーツが使用されており、名実ともに2050年代でのマクロス世界にて稼働するVF-0と言える。
 
:なお、『マクロスF』劇中で[[マクロスゼロ|映画『鳥の人』]]の撮影に使用されなかったのは、この機体が個人所有なためらしい。
 
:なお、『マクロスF』劇中で[[マクロスゼロ|映画『鳥の人』]]の撮影に使用されなかったのは、この機体が個人所有なためらしい。
 
;[[VF-25 メサイア]]
 
;[[VF-25 メサイア]]

2013年10月10日 (木) 16:50時点における版

VF-0 フェニックス(Phoenix)

  • 登場作品マクロスゼロ
  • 分類:可変戦闘機
  • 形式番号:VF-0
  • 全長:18.69 m
  • 全幅:14.78 m
  • 空虚重量:16,805 kg
  • エンジン:EGF-127改 ターボファンジェット×2兼 新中洲ARR-2 ロケットモーター×3併用
  • エンジン推力:91,08kN×2 (アフターバーナー使用時148.9kN×2)
  • 巡航速度: M2.74(高度11,000 m)
  • 航続距離:2,075 km(背部燃料タンク装備時)
  • 上限限度:25,000 m
  • 装甲材質:不明
  • 開発:ノースロップ・グラマン・ロックウェル・新中州重工共同開発
  • 所属:地球統合軍
  • 主なパイロット:工藤シンロイ・フォッカー
  • メカニックデザイナン:河森正治、宮武一貴

※補足:以下のデータは「VF-0A フェニックス」のもの。

異星人の戦艦「SDF-1 マクロス」から得られたオーバーテクロノジーを駆使して、来るべき異星人同士の戦争における主力戦闘兵器として「可変戦闘機(通称・バルキリー)」を開発。そして先行試作機として可変能力を搭載した本機・フェニックスを30機生産した。この時点では熱核反応炉は完成しておらず、従来のジェットエンジンをチューンしたものを採用しており、燃料も通常のものであることから稼働時間や航続距離は短く、地上専用である。

明らかに既存の概念とは全く違う戦闘機であり、それまでの操縦経験が無に喫するのは言うまでもない。特に人型のバトロイドを使い分けられるパイロットはロイ・フォッカーのみという状況で、他の精鋭は新米パイロット同然であった。実際多数のフェニックスは撃ち落とされ、戦果を挙げたのはフォッカー機のみという実情である。

バルキリー」の名称が出てきたのはVF-1 バルキリー以降であるため、本機が公式に「バルキリー」と呼ばれたことはない。しかし、作品(特にゲーム)によっては便宜上、他のバルキリーと一括りにされることがある。40年後の試作バルキリーYF-19で初搭載とされていた「アクティブ・ステルス」をこの時点で搭載しており、後々「YF-19においては更なる進化した形」という設定へ変わった。

バリエーション

タイプはA・S・B・D・Cと多い。フォッカーはSタイプ、シンはAとDタイプに搭乗。追加パーツも開発され、VF-1J アーマードバルキリーの原型たる「リアクティブアーマー」やスーパーパックが存在する。 劇中ではスーパーパックの開発が間に合わなかったため、代用として「偵察機・ゴースト」をそのままエンジンにして、各種ミサイル発射装置を装着。推力は20%アップしたが、非常にピーキーな機体で現場の間に合わせによる装備である。

登場作品

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
今回は工藤シンの乗るAタイプのみ登場。

装備・機能

旧時代の武装を取り付けており、防御兵装のフレアディススペンサーなど使用可能(ゲームでは表現不可能)。

武装・必殺攻撃

マウラー社製レーザー機銃
頭部ユニットに装備。Aタイプでは1門、フォッカー機のSタイプでは2門装備。
中距離空対空ミサイルAMRAAM2
通称マイクロミサイル。オプションとして両翼に最大12発装備。
ヒューズGPU-9 35mmガトリングガンポッド
バルキリーの主力兵器。実弾を発射。
一斉射撃
バトロイド形態で用いられる火器の一斉射撃。

特殊能力

変形
ファイター、ガウォーク、バトロイドに変形可能。
ホバー
ガウォーク時

移動タイプ

ファイター時飛行可能。

機体BGM

「VF-Zero」

対決・名場面など

対SV-51γ (ノーラ)
鳥の人
終戦、そして・・・
熾烈な戦いで疲弊し、みるみる高度が下がるVF-0A。工藤シンはなんとか不時着させようと考えを巡らし始めるが、その時フェニックスの機体が光り、瞬く間に大空へ飛翔し、その姿を消してしまった・・・。

関連機体

VF-0 特攻突撃仕様
スパロボオリジナル表記で、バリエーションの項で述べたゴーストを搭載したタイプ。
VF-1 バルキリー
VF-0改 ジーク
小説『マクロス・ザ・ライド』(SRW未参戦)に登場したタイプ。外見はVF-0であるが中身はVF-25等に近いパーツが使用されており、名実ともに2050年代でのマクロス世界にて稼働するVF-0と言える。
なお、『マクロスF』劇中で映画『鳥の人』の撮影に使用されなかったのは、この機体が個人所有なためらしい。
VF-25 メサイア
シルエットが似ているので映画撮影でVF-0の代用とされた。

商品情報

プラモデル

その他