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2013年8月1日 (木) 22:06時点における版
リコ・サンドリーブ(Rico Sandleave)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:沢城みゆき
- 種族:ラ・ギアス人
- 性別:女
- 年齢:不明(推定16歳)
- 所属:シュテドニアス連合国→南部シュテドニアス聯合→シュテドニアス連合国
- 階級:大尉
- 主な搭乗機:キョウメイ蒼
- キャラクターデザイン:下山剛史
姉のニコと共に「双子の撃墜王」の異名を持つ、南部シュテドニアス軍のエースパイロット。両親が南北シュテドニアス両政府の要職にあるため、国が分裂した際に姉のニコが北部に、妹のリコが南部へと分かれる結果となった。今作におけるシュテドニアス分裂の悲劇を象徴する存在といえる。少女ながら不易久遠流の使い手で、可愛らしい外見と戦績も合わせ、南部軍のアイドル的存在である。
戦場でアンティラス隊と度々対決するが、剣の同門であるロザリーやジノと親しく会話する場面や、オンガレッドの非道な作戦に胸を痛めつつも軍人としての本分を全うするため戦う様などから、好感度の高いキャラクターとして描かれている。再び南北が統一された後は、姉のニコと共にシュテドニアス郊外のレッフェンの家で暮らしているようである。
姉のニコと区別をつけるためか、右目に泣きぼくろがある。それ以外の外見・服装は共にそっくり。ただ、姉妹のプラーナの質は異なるので、プラーナの違いが感じ取れる者になら見分けることは可能である。とはいえ、ジノの言葉を借りればそれには「達人」級の技量が必要で、過去にそれができたのは「先生」と呼ばれる姉妹の剣術の師匠のみであった。マサキに出会い、違いを見分けてもらったことがよほど嬉しかったらしく、それ以来彼を「お兄ちゃん」と呼んで懐くようになった。
姉妹共々人見知りが激しく、知らない人の前だとオドオドしてしまう。また、姉に比べてさらに内気で、姉のニコが魔装機で戦う際には元気で勇ましいのに対し、戦闘時でも内気な様子を見せている。街でファンに詰め寄られて泣いてしまうこともあった。
甘い物好きの姉と違い、辛い物が好き。ウェンディの激辛クッキーも美味しそうに食べる。
姉妹そろって20歳以上の人を「おじさん」「おばさん」呼ばわりする困った癖がある。
登場作品と役柄
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- ヤンロン寄りのルートではスポット参戦、ウェンディ寄りのルートでは参戦する。ただ、参戦ルートでも使用可能なのはわずか4話(うちカスタマイズ可能なのは3話)という短さもあって、スキルを育てるのは難しい。また、キョウメイ蒼の最強攻撃が格闘武器にも関わらずスキル「気炎万丈」「免許皆伝」を覚えないことや(射撃用のスキル「無念無想」を覚える)、精神コマンド「熱血」を修得しないこともあって、同時期に参戦する姉のニコに比べてパンチが弱い印象がある。また、キョウメイ蒼の性能は高いが、必殺技はランクアップがなく弱めというのも困りどころ。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- PV第1弾で味方側で登場。さらにPV第2弾で姉と共に合体攻撃を披露。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
パイロットBGM
- 「終わりなき戦い」
- 魔装機神シリーズの汎用戦闘BGM。
人間関係
- ニコ・サンドリーブ
- 双子の姉。共に不易久遠流を学んだ。内気な妹を守ってくれる頼れるお姉ちゃんでもある。
- マサキ・アンドー
- 姉妹のプラーナの質の違いを感じ取り、見分けてくれた。あまりの嬉しさから彼を「お兄ちゃん」と呼んで仔犬のように懐く。
- レッフェン・ダスドレーシュ
- 軍での上官であり、剣術の師匠。「レッフェンおじさん」と呼んで懐いている。姉妹の違いは判らないようで、度々間違えるらしい。
- ナセル・ザンボス
- 軍での上官。ヴォルクルス教団と手を組んだり、民間人を標的にするオンガレッドへの彼女の不満を理解しつつ、「命令を忠実に遂行する」軍人の本分を諭す。
- オンガレッド・キレシナ
- 軍を私物化し、非道卑劣の作戦を繰り返す、実質的な南部シュテドニアスの司令官。ウェンディ寄りのルートでは、電離プラズマ砲を使った残虐な作戦を止めるため対決する。
- 先生
- ニコ・リコ姉妹の、もう一人の剣術の師匠。マサキ以外で姉妹の違いを見分けられた数少ない人物。作中でその名前が明確に語られる事は無かったが、ロザリーやジノが姉妹を指して言う「同門」には“同じ師に学んだ者”という意味もあるので、この「先生」がシュメル・ヒュールである可能性も考えられる。
- ロザリー・セルエ
- 同門。戦場で出会っても互いの無事を気遣い合うほど仲が良い。なお、ロザリーはリコに模擬戦で勝利したことがあるらしい。
- ジノ・バレンシア
- 同門。「おじさん」呼ばわりされることにはあきらめ半分ながらも不満顔。
- ウェンディ・ラスム・イクナート
- 「おばさん」呼ばわりされて憤慨する(これに反応したのか、テューディの意識が目覚めた)。激辛クッキーを渡して懲らしめようとするが通用せず、却って懐かれる結果となった。
- シエーナ・ルドランティス
- シュテドニアスの錬金学士(本編未登場)。キョウメイ蒼をカスタマイズしてくれた。リコは「おばさん」と呼んでいるので、リコと親しい20歳以上の女性だと思われる。セニアの台詞から察するにかなり高名な人物らしい。
名台詞
- 「我が流派は万古にして不易…」
「幽明境を異にす…幽世と現世に立ちのぼる八雲…」
「天地幽明剣…八雲!」 - キョウメイ蒼の必殺技、「天地幽明剣・八雲」の使用台詞の1つ。
- 「えーと、先に謝っておくね。ごめんなさい」
- 攻撃時の台詞の1つ。なんとも内気、というか奥ゆかしい。
- 「えへへ~、お兄ちゃん、あたしはどっち?」
- 「偽りの和平」EDデモより。日頃よほど間違えられるのか、ここぞとばかりにマサキに名前当てをせがむ。
- 「……辛くておいしいのに」
- ウェンディの激辛クッキーを食べ、余りの辛さに悶絶するギドに対して。ロザリーからは「普段どんな物を食べてるんだ」、と突っ込まれていた。
- 「だって隊長だもん。偉そうにしないとダメなんだもん」
- 「南部聯合の反撃」でのマサキとの戦闘開始前の台詞。マサキから人前だと態度が大きくなることを指摘されて。マサキは「そりゃそうか」と答えていた。
搭乗機体
- キョウメイ蒼
- エリアル王国で開発された、ジンオウ、ダイオンより強力な第三世代魔装機。シュテドニアスの錬金学士シエーナ・ルドランティスによってカスタマイズ、チューンナップされており、魔装機神に劣らぬ性能を持つ。
余談
- サンドリーブ姉妹の年齢については作中で明言されていないが、ギドの「17歳未満は管轄外」という発言から17歳未満と思われる。一方でリコの「(マサキの)初陣時の年齢より年上」という発言もある。マサキの初陣は15歳だったため、すなわちサンドリーブ姉妹の年齢は推定16歳となる。初陣や年齢などに関しては「ラングラン新暦」も参照されたし。
- 「偽りの和平」のEDデモでマサキに対し「違いを見分けてくれたのは先生以来初めて」「レッフェンおじさんはよく間違う」と姉妹が言っていることから、明らかにレッフェン以外の指導者がいたことが示唆される。
- 設定では「外見ではほとんど見分けがつかない」となっているが、リコには右目の目元に泣きぼくろがあるため、プレイヤーにとっては区別は容易である。ちなみに、元ネタと思われる某有名双子歌手では姉の方にほくろがあり、サンドリーブ姉妹とは逆である。
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