「アグラッドヘイム」の版間の差分

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アグラッドヘイム(Agradheim)とは、『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]』に登場する国家で、同作の主な敵。
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'''アグラッドヘイム'''(Agrado Heim<ref>エンターブレイン『無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』105頁。</ref>)とは、『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]』に登場する国家で、同作の主な敵。
  
 
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元々は[[フォルミッドヘイム]]と同一の国であったが、シュタールによって分離独立が行われ、別個の国となった。そのため住人や軍勢も、魔族や機械、有翼人や獣人など、似通う部分が多い。いわゆる「普通の人間」が存在しないのも特徴。
 
元々は[[フォルミッドヘイム]]と同一の国であったが、シュタールによって分離独立が行われ、別個の国となった。そのため住人や軍勢も、魔族や機械、有翼人や獣人など、似通う部分が多い。いわゆる「普通の人間」が存在しないのも特徴。
  
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主要人物は[[北欧神話]]の神々や怪物がモチーフとなっている。[[一般兵]]は全て「○○○○・ヘリアル」という名前。北欧神話のヴァルハラに集められ訓練を繰り返し、ラグナロクに戦うという戦死者の魂「エインヘリャル」が由来だろう。
[[一般兵]]は全て「○○○○・ヘリアル」という名前。北欧神話のヴァルハラに集められ訓練を繰り返し、ラグナロクに戦うという戦死者の魂「エインヘリャル」が由来だろう。
 
 
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:エンドレス・フロンティアに来るまで戦っていた相手。なお、ネージュはそれ以前にエルフェテイルから飛ばされて来た異邦人。
 
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:ネージュの居城。ヴェルトバオムの芽と若木が植え付けられ、魂の集積場となっていた。
 
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:神楽天原の中枢たる霊樹。ヴェルトバオムとは正反対の力を持つ。魂の集積場として利用されかけたが、アレディ達に阻止される。その後、神夜の力によってアグラッドへの門となった。
 
:神楽天原の中枢たる霊樹。ヴェルトバオムとは正反対の力を持つ。魂の集積場として利用されかけたが、アレディ達に阻止される。その後、神夜の力によってアグラッドへの門となった。
 
;[[修羅|波国]]
 
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:転移の手段としてフォルミッドヘイムから奪った。どこに行ったのかは最後まで不明だが、EDではフォルミッドヘイムに戻ってきているので回収されたらしい。
 
:転移の手段としてフォルミッドヘイムから奪った。どこに行ったのかは最後まで不明だが、EDではフォルミッドヘイムに戻ってきているので回収されたらしい。
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2022年7月28日 (木) 23:31時点における最新版

アグラッドヘイム(Agrado Heim[1])とは、『無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』に登場する国家で、同作の主な敵。

概要[編集 | ソースを編集]

空中都市国家。波国の転移と時を同じくして、不死桜の遥か上空に国ごと転移して来た。その目的は物語終盤まで不明であり、エンドレス・フロンティア各地で不可解な暗躍を繰り返した。手段の一つとして「魂の収集」がわかっていたが、何のためのものかは中盤まで謎のままであった。

その真相は、国の中枢部「シュテルベン・シュロス」に位置する大樹「ヴェルトバオム」の糧として魂を集め、その力によって別世界へと転移することであった。ヴェルトバオムは成長を続ければ、やがてあらゆる世界に根を下ろす……つまりは世界間の自由な移動が可能となり、アグラッドヘイムの目的はそれであった。

エンドレス・フロンティアに来る前は修羅界・波国において修羅達と激戦を繰り広げており、ゲルダ一派のEFでの行動はそれに決着をつけるためでもあった。つまり、「EXCEED」における混乱の元凶と言える。その戦乱の最中、ヴェルトバオムが暴走を始め、周囲を巻き込んでエンドレス・フロンティアに転移。国王ガグン・ラウズはこの暴走を身を呈して食い止め、被害を最小限に抑えたものの、反動で本来の体を失っている。

異世界の技術を取り込んで我がものとする手法を用いており、今作では逢魔の兵器「百夜」を召喚、使用していた。また、「異世界への扉」に焦点をおき、クロスゲートやシュラーフェン・セレストも狙っていた。

最終的には各地で敗退を繰り返したが、全てはヴェルトバオム成長のための作戦であり、本拠地に乗り込んだアレディ一行をガグン自ら迎え撃つ。しかし、ヴェルトバオムの力まで取り込んだにも関わらず敗れ、その魂はアレディの一撃によって封じられてしまったため、強制転移は不可能となった。そして、ヴェルトバオムと「スヴァイサー」と化したガグンが神夜とネージュによって封印されたことで浮力を失い、エスピナ城近辺の海域に墜落。主要人物がことごとく死亡したことで、事実上滅亡した。

元々はフォルミッドヘイムと同一の国であったが、シュタールによって分離独立が行われ、別個の国となった。そのため住人や軍勢も、魔族や機械、有翼人や獣人など、似通う部分が多い。いわゆる「普通の人間」が存在しないのも特徴。

主要人物は北欧神話の神々や怪物がモチーフとなっている。一般兵は全て「○○○○・ヘリアル」という名前。北欧神話のヴァルハラに集められ訓練を繰り返し、ラグナロクに戦うという戦死者の魂「エインヘリャル」が由来だろう。

関連人物[編集 | ソースを編集]

首脳部[編集 | ソースを編集]

ガグン・ラウズ
国王。転移時の事故で体を失っており、Wナンバーの一体「ギムノス・バシレウス」に宿っている。
スヴァイサー
ガグンの宿るギムノス・バシレウスが変貌した姿。スレードゲルミルに似る。
ロック・アイ
ガグンの側近。幹部連では最上位に位置する。召喚術を得意とする魔族。
ヒルド・ブラン
側近。「魂の請負人」を自称する有翼人。外部でヴェルトバオムの糧となる魂を収集するのが任務。
リグ・ザ・ガード
王城「シュテルベン・シュロス」の門番。前線指揮官を兼任する格闘の猛者。恐らくアンドロイドだと思われる。
ヴァナー・ガンド
ロック直属の部下「ガンド3兄弟」の長兄。変幻自在の鞭「グレイプ・ウィップ」を用いた体術を得意とする狼の獣人。
ヘラ・ガンド
ガンド3兄弟の長姉。多彩な魔法を得意とする魔族。
ジョーム・ガンド
ガンド3兄弟の末弟。黄金のイカリ「グレイキャット・スラップ」と口から吐く毒霧、そして怪力を武器とする龍人。
シュタール・ディープ
フォルミッドヘイム前王。ガグンの部下だったらしい。

エンドレス・フロンティアの関係者[編集 | ソースを編集]

エイゼル・グラナータ
フォルミッドヘイム新王。
沙夜
百夜を取り戻すためにつき従っていた。
マークハンター
ヘラに雇われていたことがある。EDではルボールに雇われ、調査に出向いている。
アレディ・ナアシュシンディ・バードゲルダ・ミロワールヘイムレン・シルバートネージュ・ハウゼン
エンドレス・フロンティアに来るまで戦っていた相手。なお、ネージュはそれ以前にエルフェテイルから飛ばされて来た異邦人。
ルボール・ククルス
墜落したアグラッドヘイムの調査に出向いている。
アインストシリーズ
ヴェルトバオムに魂を囚われていた。
KOS-MOS
ヴェルトバオムに「魂」を食われかけた。

関連用語[編集 | ソースを編集]

エンドレス・フロンティア
転移先。アグラッド首脳部の暗躍で混乱に陥った。
フォルミッドヘイム
分離独立した国家。先王はガグンの部下だったシュタール・ディープ。
シュテルベン・シュロス
王城にして国の中枢。中心部を貫く形でヴェルトバオムがそびえている。
ヴェルトバオム
「魂の樹」。読んで字の如く魂を喰らい、糧とする霊樹。次元転移の力を秘めているが、実行するとアグラッドヘイムの存在している世界がバラバラに引き裂かれ、次元の彼方に飛び散る。アグラッドヘイムの行動は全てこのためにあったが、最終決戦でスヴァイサーごと完全封印され、力を失った。
エスピナ城
ネージュの居城。ヴェルトバオムの芽と若木が植え付けられ、魂の集積場となっていた。
不死桜
神楽天原の中枢たる霊樹。ヴェルトバオムとは正反対の力を持つ。魂の集積場として利用されかけたが、アレディ達に阻止される。その後、神夜の力によってアグラッドへの門となった。
波国
アレディの出身地。転移直前まで激戦を繰り広げていた。
クロスゲート
転移の手段としてフォルミッドヘイムから奪った。どこに行ったのかは最後まで不明だが、EDではフォルミッドヘイムに戻ってきているので回収されたらしい。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. エンターブレイン『無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』105頁。