「鉄のラインバレル (原作漫画版)」の版間の差分

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=== 携帯機シリーズ ===
 
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;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
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:初参戦。事前に公開されたPV1では単に「鉄のラインバレル」名義だったが、キャラクターや機体のデザイン、使用している武装など、漫画版の要素が散見されており、その後原作者2人のサイトで「参戦するのは『原作版』」と言及され、『UX』公式サイトの作品紹介でも「'''鉄のラインバレル(原作漫画版)'''」名義となった(PV2やゲーム上でも同様の表記)。なお、CVやBGMはアニメ版のものが使われている。今回は[[機神咆吼デモンベイン|鬼の名を戴く機神達]]と共演する。
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:初参戦。事前に公開されたPV1では単に「鉄のラインバレル」名義だったが、キャラクターや機体のデザイン、使用している武装など、漫画版の要素が散見されており、その後原作者2人のサイトで「参戦するのは『原作版』」と言及され、『UX』公式サイトの作品紹介でも「'''鉄のラインバレル(原作漫画版)'''」名義となった(PV2やゲーム上でも同様の表記)。なお、CVやBGMはアニメ版のものが使われている。前作『L』でアニメ版が参戦しているものの、Lには音声がなかったため、本来声優が当てられていない『原作漫画版』がアニメ版よりも早く声付き参戦するという珍事となった。今回は[[機神咆吼デモンベイン|鬼の名を戴く機神達]]と共演する。
 
:発売当時は原作が未完であったためヒトマキナとの決戦までが物語として描かれ、クライマックスの[[デウスエクスマキナ]]との戦いは半ば本作オリジナル。『L』で厚遇を受けたばかりではあるが、本作でも扱いは十分に良い。
 
:発売当時は原作が未完であったためヒトマキナとの決戦までが物語として描かれ、クライマックスの[[デウスエクスマキナ]]との戦いは半ば本作オリジナル。『L』で厚遇を受けたばかりではあるが、本作でも扱いは十分に良い。
 
:原作での主要イベントは軒並み再現されており、漫画版の名台詞が[[DVE]]で再現されるなど、想像を超える展開を見せるが、クロスオーバーの都合上順番の変更が幾らか見られる(4巻の[[衛星兵器]]破壊作戦が11巻の[[核ミサイル]]破壊作戦の直前に移動、2巻の沢渡戦に3巻の陸の初登場シナリオが統合されているなど)。
 
:原作での主要イベントは軒並み再現されており、漫画版の名台詞が[[DVE]]で再現されるなど、想像を超える展開を見せるが、クロスオーバーの都合上順番の変更が幾らか見られる(4巻の[[衛星兵器]]破壊作戦が11巻の[[核ミサイル]]破壊作戦の直前に移動、2巻の沢渡戦に3巻の陸の初登場シナリオが統合されているなど)。

2018年1月26日 (金) 06:04時点における版

概要

『チャンピオンRED』(秋田書店・刊)にて連載された清水栄一・下口智裕作のロボット漫画作品。2008年にはGONZOによりTVアニメ化

原作である漫画版とTVアニメ版は登場人物等の基本設定や序盤の主なストーリーは同じだが、それ以外は全く違った内容になっている。

ストーリー

現代とは「少しだけ」技術が進んだ時代。小学6年生の早瀬浩一は社会科見学の際事故に逢い、何かが変わった。

数年後。中学三年生になった浩一は表向きは優等生、裏では中学校の悪ガキどもを束ねる番長として日常を謳歌していた。ある日、自分を狙う何者かの存在と、自分を救う<マキナ>と呼ばれる巨大ロボット、「ラインバレル」との出会いから、自らの理想である「正義の味方」として振舞うが……

表向きは医療機器メーカーとして、裏では12体のマキナの保護を推し進める企業「JUDA」。現代の技術より数段進んだ技術を持ち、世界に暗躍する秘密組織「加藤機関」。そして彼等すら凌駕する第三の存在…… 様々な出会いと別れ、そして再会を通じ自らの正義を見出していく浩一。

マキナとは? ラインバレルとは? 32年後に訪れるという「世界の滅亡」とは?世界の真実を巡り様々な思惑が渦巻く中、少年は「正義」を貫くべく仲間と共に戦い続ける。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

JUDA

加藤機関

特殊自衛隊

その他

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

マキナ

アルマ

ヒトマキナ

その他

用語

組織

加藤機関
世界征服を掲げ、本作の当面の敵となる組織。その実態は…。
JUDA
世界的薬品メーカー。その実態は加藤機関への対抗組織だが、実は…。
キリヤマ重工
迅雷を開発した兵器メーカー。
特殊自衛隊
ヒトマキナ

技術

ファクター
マキナの操縦者を表す言葉。ある人物曰く「人殺しの因子」。
マキナ
自己修復能力を備えた戦闘ロボ。特定の人物にしか動かせない。
アルマ
劣化マキナとも言うべき戦闘メカ。加藤機関独自の兵器であり、沢渡が連れて現れるまで誰も知らなかった。

その他

早瀬軍団
道明寺が立ち上げた集団。
翼学園
11巻まで浩一達が通っていた中学校。
作中では直接名前が出ていないが、5巻巻末の作者ページに掲載された「ラインバレル戦闘マップ」に記述されている。
菱美高校
11巻以降、進学した浩一達が通う高校。
阿戸呂村
宗美が住んでいた村。

楽曲

いずれもアニメ版から採用されたもの。

挿入歌
「PROUD」
作詞:小峰理紗、作曲:山崎ますみ、編曲:山崎淳、江口貴勅、歌:コミネリサ
『UX』で採用。原作再現の山場で流れ、展開を大いに盛り上げてくれる。アニメ版が参戦した『L』に続いての採用だが、原作漫画版参戦で主題歌が不採用となった『UX』でも流れたことに意表を突かれたプレイヤーは少なくないだろう。
劇中BGM
「linebarrel」
次回予告BGM。ただし、ネット配信版は次回予告が長尺(30秒)になっていたためBGMが異なっている。
『UX』で採用。イベント用でイントロ込みのバージョンも存在する。

登場作と扱われ方

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初参戦。事前に公開されたPV1では単に「鉄のラインバレル」名義だったが、キャラクターや機体のデザイン、使用している武装など、漫画版の要素が散見されており、その後原作者2人のサイトで「参戦するのは『原作版』」と言及され、『UX』公式サイトの作品紹介でも「鉄のラインバレル(原作漫画版)」名義となった(PV2やゲーム上でも同様の表記)。なお、CVやBGMはアニメ版のものが使われている。前作『L』でアニメ版が参戦しているものの、Lには音声がなかったため、本来声優が当てられていない『原作漫画版』がアニメ版よりも早く声付き参戦するという珍事となった。今回は鬼の名を戴く機神達と共演する。
発売当時は原作が未完であったためヒトマキナとの決戦までが物語として描かれ、クライマックスのデウスエクスマキナとの戦いは半ば本作オリジナル。『L』で厚遇を受けたばかりではあるが、本作でも扱いは十分に良い。
原作での主要イベントは軒並み再現されており、漫画版の名台詞がDVEで再現されるなど、想像を超える展開を見せるが、クロスオーバーの都合上順番の変更が幾らか見られる(4巻の衛星兵器破壊作戦が11巻の核ミサイル破壊作戦の直前に移動、2巻の沢渡戦に3巻の陸の初登場シナリオが統合されているなど)。
また、「~コト」「~ケド」といった、原作での特徴的なカタカナの使い方まできっちり再現されている。
隠し要素の条件を満たしていると原作と違い、石神が生存する。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
原作漫画版設定。一部のカード絵柄には原作者によって本作のために描き下ろされたイラストが使用されている。その他、『UX』には登場しなかった大場真来梓ラヴバレルペインキラー(有機統一体)終焉が登場。
2015年からの新章では原作第20巻における浩一の行方不明がプロローグで再現されている(本編までの期間は半年に短縮)。

余談

  • 原作漫画版と同じ作者が過去に読みきり作品として描いた『鋼鉄の華』という作品があるのだが、これが『鉄のラインバレル』のプロトタイプとも言える作品となっている。内容は、早瀬浩一と城崎絵美という二人の少年少女が「マキナ」と呼ばれるロボットに乗り込んで戦う、というもの。ただしキャラ・メカの外見や性格、設定は『鉄のラインバレル』の漫画・アニメとは全く異なったものとなっている。TVアニメ版最終回にラインバレルが次元のゲートを抜けるときにすれ違った謎のロボと少年少女は、この『鋼鉄の華』バージョンの浩一と絵美、そしてマキナである(原作漫画版の最終話でも登場している)。
    • ちなみにこの読み切りは原作番外編と共にコミックス第0巻に収録されている。
  • 原作漫画版98話「鏡が映すモノ」はセンターカラーだが、カラーページの部分に「スパロボUX参戦記念」と書かれている。
  • 2017年12月より同じ作者が手がけた作品『ULTRAMAN』が連載されている小学館のヒーローズコミックに版元を移し、新たな特典が追加された完全版の刊行が開始されている。これに合わせて、第一話をリメイクした新・第一話が読み切りとして掲載された。こちらは何かが微妙に、そして決定的に違う第一話となっている。
    • 完全版では本編エンディングの後を描く真エンディングが追加されることも予告されている。

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