スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
;「いっけぇぇぇぇぇ! ハイパーオーラ斬りだぁっ!」
:ハイパーオーラ斬り使用時に頻出する戦闘台詞。上述した「オーラ斬り」とは違ってこちらは原作には存在しない台詞である。「ハイパーオーラ斬り」という技をスパロボ独自設定で作ったために、この台詞も加わったわけである。
;「ショウ、右!」
;ショウ「わかってる!」
:攻撃回避時のショウとの掛け合い。他にも「ショウ、下よ!」と言うパターンも。ショウ&チャムの[[ダンバイン]]や[[ビルバイン]]は前線での囮役にうってつけであるため、このやり取りが耳に残ったプレイヤーは数多い。
[[旧シリーズ]]
;「シルキーって…まさか、シルキーお姉様?」
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』「大将軍ガルーダの悲劇」より。OVA版のシルキーにこう疑問を投げかけるが、エ・フェラリオの記憶のないシルキーから「お姉様なんかじゃないわよ」という答えが返ってくる。
:意外なことに、チャムがOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う数少ない作品。その他の作品では、TV版のシルキーが名前すら登場しない、あるいはOVA版のシルキーが自己紹介しないという形でこの問題を避けている。いささか強引だったのか、VXT三部作ではTV版が原作終了後なのでチャム達はシルキーがミ・フェラリオになったことを既に知っているので質問しない形になった。
;「こっちが本家よ!」
:『第4次(S)』「勇者ライディーン」より。人間の生体エネルギーで動くオーラバトラーが「何だか、[[サイバスター]]みたいだろ?」と言われての反論。確かにそういう立場ではあるのだが、チャムがそれを知っている訳ではないと思う…。
COMPACTシリーズ
;「おそらのみんな、どうしてるのかなぁ。シーラさま、空のずーっとずーっと上はまわり中が夜になるのよ」
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第9話「そのために今、生きている」より。別行動を取っている[[ロンド・ベル]]隊を気に掛けながら、[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]へリリカルな表現を交えて[[宇宙]]の様子を語る。
;「ショウは…悪くない。あいつが…勝手に…」
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第10話「海よ、大地よ」に於ける[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]撃墜時の台詞。彼に引導を渡したものの、後味の悪さに苛まれるショウを懸命に慰める。
;「じゃあ…私も…もともとはショウと同じなの!?」<br />「…なんか…うれしい」
:『IMPACT』通常ルート最終ステージで[[聖戦士]]や[[超能力|超能力者]]、[[念動力|念動力者]]らが「地球人」という種族を基に、様々な方向へ進化して行った形なのではという[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]の推論を受け、表情をほころばせながら発した台詞。
;「でも、あんな生き物バイストン・ウェルに居たかしら?」
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』第17話「地上に近き者」より。[[翼竜ジーラ]]を見て。700年の歳月と共にバイストン・ウェルの生態系も変わった様子。
携帯機シリーズ
;「[[エレボス]]はエ・フェラリオのお姉さまなの?」<br />エレボス「やあだあ。私はまだミ・フェラリオだよう」
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第12話「ホウジョウの王」より。初めてエレボスを見て。このやり取りは富野監督が設定を忘れていたことが元ネタなんだろうか。
;「…!? そ、そんな…ウソでしょ!?」<br />「私の知ってる人じゃない…でも絶対そうなのよ! フェラリオの長…ジャコバ・アオン様!」
:直後、自らの目の前に死んだはずの[[ジャコバ・アオン]]が現れて。
;「ねえ、知ってる? 地上で死んだ人間の魂はね、バイストン・ウェルで生まれ変わるのよ?」<br />真矢「生まれ変わる…?」<br />「そう! だからね、その翔子って人も、きっと今ごろは…」
:『UX』第14話アメリカルート「I, ROBOT」シナリオデモより。[[羽佐間翔子|翔子]]が散華したことで荒れている[[春日井甲洋|甲洋]]に対して。単なる気休めとも取れる台詞である(甲洋もそう受け取っている)。
:しかし、翔子の生存フラグを満たしていると'''その頃、翔子は本当に[[バイストン・ウェル]]に召喚されていた'''というまさかの展開が待ち構えている。気休めのつもりで発言した台詞が思わぬ[[伏線]]となった希有な例である。
;「だったら、謝ればいいじゃない! 総士とちゃんと向き合って…わかり合えるまで、ふたりで話し合って!」
:『UX』第21話「朋友-おかえり-」より。溶岩のように溶けたマークザインの中で、幼い頃の総士の幻影と対話し、葛藤する一騎。チャムはそんな一騎に、純粋な気持ちをもって後押しする。ちなみにこの言葉は蒼穹のファフナーのテーマでもある。
;「いっけぇ~! マークザインだぁ!!」
:同上。[[マークザイン]]初陣の時にチャムが発するセリフ。2話に渡って[[真壁一騎]]と行動を共にし、拉致イベントからザインの溶岩化などにまで付き会うことになったチャムが[[ファフナー]]勢の[[DVE]]会話が繰り広げられる中に混ざりこのセリフを叫ぶ。流石に声は付かなかったが…
;「いっけえ! トリプルオーラ斬りだぁぁぁ!」
:『UX』第22話「SUPER NOVA」より。[[加藤機関]]が発射した[[核ミサイル]]を[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[マーベル・フローズン|マーベル]]、[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]が撃墜するときの台詞。実際にゲームで使えないのが残念である。
;「あの人、なんだかイヤーな感じ! 何で自分の子供を訴えようとするのよ!?」
:『UX』第29話にて、[[遠見真矢|真矢]]の適正データを改ざんした[[遠見弓子|弓子]]を訴え、[[竜宮島]]から追放しようとする[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]のやり方に怒りをぶちまける。
:しかも、ミツヒロの目的は適正データの高い真矢を[[人類軍]]のパイロットに組み込もうとするのだから、尚更そう感じてしまう。
;「いっつも、いっつも汚い手ばかり使って! あなた、そんな事しか考えられないの!?」
:『UX』第49話「侵略の終焉」に於けるショウと[[ハザード・パシャ|ハザード]]との[[戦闘前会話]]より。自身の利欲を満たすために卑劣な手段を幾度も重ね、さらには他者をも利用し、苦しめることに何の抵抗も感じないハザードに対しては、チャムも腹を据えかねていることがわかる。
;「でも、邪悪獣に新型って言い方があってるのかしら?新種?」
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第22話より、[[ベルゼブ]]との[[戦闘前会話]]。この後ショウも律儀に(?)「新種」と呼んでいる。もっとも、[[ジャークサタン]]は正確には邪悪獣ではないのだが。
単独作品
;「怒ればいいじゃない! 全部出しちゃえばいいじゃない!」<br/>「ネーナはバカよ! 我慢できない性格なのに、全部溜め込んで! そういうのが黒いオーラになるのよ!」<br/>「怒りたい時に怒ればいいじゃない! できない我慢なんて止めちゃいなさいよ!!」<br/>「だけどあたしは退かないわ! お兄さんみたいに甘やかしたりもしない!」<br/>「けど全部聞いてあげる! 飽きっぽいところも、好きなスイーツのこともお兄さんが大好きなことも!」
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の「翻弄される少女」にて、エンブリヲの元から脱走したネーナと共にアルゼナルで保護された時の場面。
:自暴自棄になっていたネーナを叱咤していた。
;「あたしの知ってるシルキーお姉さまは、こんなのじゃないわ。エ・フェラリオだもの」
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』の「バランバランの秘宝」にて。久方ぶりにOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う場面だが、今回はシルキーだけでなく、黒騎士、ズワウス、ショット・ウェポンと共通事項が多いことに自軍が疑問を抱く場面でもある。なおシルキーは「こんなのとは何よ! 失礼ね!」と怒ってしまう。
;「アニメって、ショウ達の世界でいうテレビまんがのことよね」
:『DD』の「ハンニバルの亡霊」にて、[[ゲキ・ガンガー3]]の話題が出た際の台詞。ものすごく時代を感じさせる一言だが、ショウからは「ほとんど死語だけど」と返された。
:昭和で一括りにされてしまうワールド1だが、テレビまんがの言葉が使われていたのは1970年代までで、『ダンバイン』から3年後の『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の主題歌「アニメじゃない」に見られるように1980年代にはアニメの呼び名が主流になっていた。このやり取りからすると、ワールド1は『ダンバイン』に準じた80年代(他は軒並み70年代)なのだろうか。
:とはいえ1年前の『[[戦闘メカ ザブングル]]』に「[[コトセット・メムマ|まんがだからね]]」という台詞があるように視聴者だけでなく制作側まで呼び名を変えるには時間差があった。[[劇場版マジンガーシリーズ]]を上映していた「東映まんがまつり」が「東映アニメまつり」に改称したのは1990年(平成2年)のことであり、『まんが日本昔ばなし』に至っては2001年まで放送が続けられた。