XXXG-01SR2 ガンダムサンドロック改(Endless Waltz版)<br /> (Gundam Sandrock Custom Ver.EW)
*[[登場作品]]:[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]
*分類:特殊作戦用[[モビルスーツ]]
*形式番号:XXXG-01SR2
*全長:16.5 m
*本体重量:7.9 t
*ジェネレータ[[出力]]:2,998kw
*スラスター総推力:72,030 kg
*装甲材質:ガンダニュウム合金
*開発者:H教授
*所属:ウィナー家
*主なパイロット:[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
*メカニックデザイン:カトキハジメ、石垣純哉
機体概要
[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]版の[[ガンダムサンドロック改]]。ただし、型式番号の末尾がTV版のSRCからSR2と変更されている。
基本デザインは大河原邦男氏によるTV版と変わらないが、機体色が薄紫と白のツートンカラーに、マスクは通常のガンダムマスクへ変更された。更に5機のガンダムが兄弟機であるという設定を重視して、重装甲ながらよりスマートなイメージにまとめられている。また最大の特徴は主要兵装のヒートショーテルが、サンドロックの全長ほどもある大きさになっている。<br />
大気圏突入時にはオプションアーマーを着用。このオプションアーマーには中東風マントがついており、耐ビーム処理が施されている。なお、武器はバルカンと先述のヒートショーテルのみに変更されたと思われがちであるが、設定上はビームサブマシンガンとクロスクラッシャーシールドが存在する。
劇中では、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]がパイロットを殺さず戦闘を行っていたが、やがてサーペントの圧倒的数量の前にヒートショーテルが折れてしまい戦闘続行不可能な状態に陥る。闘いが終わり、カトルの手によって自爆装置が起動し、その姿を消した。
スパロボシリーズにおいて
5機のガンダムの中で、[[装甲]]が高いことが特徴。参戦当初は[[格闘]]主体のW系[[モビルスーツ]]において、機体性能では[[特殊能力]]が豊富な[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズヘル]]に劣り、武器の使い勝手では[[射程]]の長い[[アルトロンガンダムカスタム|ナタク]]に劣っていたため使いづらかった。しかし、α以降はヒートショーテルの[[射程]]が伸び、Aからはクロスクラッシャーによる中距離攻撃、近年ではマグアナック隊総攻撃や[[補給装置]]の追加など、アッパー修正されている傾向にある。<br />
登場作品と操縦者
COMPACTシリーズ
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:初登場作品。中盤から本格参戦。スロウショーテルという以後のシリーズには見られない武器が使える。[[射程]]1~4のP属性という性能で、ヒートショーテルの射程がまだ1の時代だったので重宝するかと思いきや[[射撃]]武器のため、[[格闘]]が高いカトルとの相性は微妙。カトルを乗せて運用するならば、素直にヒートショーテルを強化し、[[ミノフスキークラフト]]をつけるとよい。しかし、同様の運用法では回避力はオーラバトラーの方が上なので使いにくさは否めない。ただし、EN無償費のヒートショーテルを改造しスーパー系のような運用法をとれば使えない事もない。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]
:COMPACTとほぼ同性能。[[2回行動]]がなくなり、[[援護]]システムになったおかげで援護防御面では使える。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
:本作では[[格闘]]主体のユニットが強いためメインで使っていける。ヒートショーテルの[[射程]]が1-4と長く、命中率+30%の高性能武器。ただし、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]が戦闘用の[[精神コマンド]]を一切覚えないため、ボス戦などには向かない。ボス戦で使用するなら[[熱血]]を持つ[[張五飛|五飛]]を乗せるといい。
αシリーズ
;[[スーパーロボット大戦α]]
:他のEndlessWaltz版の機体同様に、終盤「クロス・ファイト」から自軍に加入する。サンドロック改に比べ、最大[[射程]]が短くなったが、ヒートショーテルの射程が1~3となり、総合的に強くなったといってよい。[[移動力]]が今作、珍しく高い。[[強化パーツ]]が3つ装備できるところも見逃せない。終盤参入なのであまり意味はないのかもしれないが、本機から機体とヒートショーテルの海:Aとなり水中戦もこなせるようになっている。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:ヒートショーテルの[[射程]]が1伸びた。フル[[改造]]して高性能レーダーを3つ付ければ最大射程7、威力4000オーバー、おまけに[[クリティカル]]率も高い無消費P兵器の完成。戦闘力の高い五飛を乗せ換えるのもいいだろう。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:オプションアーマー&マントバージョンで登場。しかし、戦闘アニメ開始するや否やオプションアーマーをパージする。ヒートショーテルが水中でも強いため水中戦もこなせる。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:[[補給装置]]がついたため、小隊の補給役として有能。スーパー系並みの装甲を持つため、回避が低いパイロットを乗せても割と安心。[[全体攻撃]]の「マグアナック総攻撃」が追加されたものの、ヒートショーテルの[[射程]]が1になってしまい、メインとしてはやや使いづらい。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:「ガンダムサンドロック改」名義で参戦。第二次αから見直されたのか、ヒートショーテルが射程1-2と射程が多少今までのものに戻り、PLA版のヒートショーテルも追加され、使い勝手は良くなった。
携帯機シリーズ
;[[スーパーロボット大戦A]]
:[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]専用機。クロスクラッシャーが[[射程]]1-5の中距離武器となり反撃に困らなくなった。高いシールドHPのシールドを持っており、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の援護回数が多いので盾役としても、気力不要で強力なヒートショーテルでの切り込み役としても使用できる。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:「ガンダムサンドロック改」名義で参戦。ヒートショーテルが[[EN]]を消費し、[[射程]]が1~2と短くなり、[[空]]への攻撃が不可能となった。地上で運用する場合、[[フライトユニット]]が必須である。高い防御力による[[援護防御]]を生かすため、[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]に[[シールド防御]]を付けるといい。フル[[改造]]ボーナスは[[EWAC]]機能の搭載。設定どおり[[指揮官]]機としての機能はようやく追加されることとなる。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:Aとほぼ同様の性能。クロスクラッシャーが密着状態で使用できなくなった程度。機体性能が高いのに、パーツスロットが3つもある点はお得。
;[[スーパーロボット大戦W]]
:「ガンダムサンドロック改」名義で参戦。序盤から自軍に参戦しており[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|デスサイズ]]と並んで出撃可能ステージが最も多い機体である。性能が底上げされ、[[強化パーツ]]のスロットが3から2に減少。本作も武装にマグアナック隊総攻撃を所持。携帯機では初めてオプションアーマーを装備したグラフィックとなっている。クロスクラッシャーの演出はスロウショーテル→オプションアーマーをパージしながら接近し、締めにクロスクラッシャーを使用するパターンアタック。ヒートショーテルもとどめ時の演出が変化し、オプションアーマーパージしてからの斬撃を加える演出が加わる。ただし、クロスクラッシャー、ヒートショーテル共に地形適応が空:Bな為、地上ステージで真価を発揮するには強化パーツでの地形適応の補強が必要。
;[[スーパーロボット大戦L]]
:EW勢のガンダムの中で最も早く使用可能となる。今回も補給装置持ち。ヒートショーテルの射程が参戦当初と同じ1になってしまったが、射程1-3のクロスクラッシャーがあるので問題なし。オプションアーマーの設定が特殊能力に耐ビームコーティングマントとして実装された。またマグナアック隊総攻撃の際、台詞を言う隊員が増えた。
単独作品
;[[スーパーロボット大戦64]]
:[[ガンダムサンドロック改]]をフル[[改造]]するとこの機体に変化する。しかしシールドフラッシュや最強武器のビームマシンガンがなくなって最大[[射程]]1になってしまう上、残ったヒートショーテルの攻撃力も改のシールドフラッシュと同値という残念な仕様。機体性能は上がるものの、まともに運用するなら改のままにしておく方が良い。運用するならば、[[EN]]消費なしの[[オーラバトラー]]のような感じで使うといい。
装備・機能
武装・必殺武器
射撃兵装
;バルカン
:頭部に二門内蔵された近距離戦用の機関砲。
;ビームサブマシンガン
:設定上存在するが、原作及びスパロボでは未登場。
;スロウショーテル
:ヒートショーテルを投擲武器として使用。TV版[[ガンダムサンドロック|サンドロック]]が実際に使用していた攻撃である。Wにおいてクロスクラッシャーの演出にて見る事ができる。
格闘兵装
;ヒートショーテル
:大きく湾曲した巨大な両刃実体剣。両腕に持ち、超高熱の刃で敵を一刀両断する。普段はバックパックに装着されている。本機の主力兵装。SRWでは気力が不要で、攻撃力に優れる武器。当初は[[射程]]1であったがα以降から射程が伸びている。現在では[[EN]]を少量ではあるが消費するようになってきている。
;クロスクラッシャー
:原作劇中では未使用。TV版サンドロックと異なり、ヒートショーテルとシールドだけで構成される。SRWでは一部のシリーズで使用可能。Wでは[[ビルトビルガー|スタッグビートルクラッシャー]]のような演出がある。SRWでは[[ガンダムサンドロック]]時とは違い、ヒートショーテルより威力が低いが[[射程]]が長いという性能になっている。
;[[マグアナック隊]]総攻撃
:マグアナック隊を出演させるためこのような攻撃方法が生まれた。マグアナック隊は全31機なのだから、相当の火力になるはずなのだが、それほど攻撃力が高いわけではない。何故?<br />αシリーズ版はサンドロックは指示するだけなので「カトルが何もしてない」と突っ込まれたり、'''カトル以外でも使用可能'''だったりと微妙な扱いだったが、Wではサンドロックがカトル専用機であることと、最後にサンドロックの攻撃が入るのでそういう印象がなくなった。ちなみにWでは第二部で、Lでは加入直後のラインバレル戦で追加される。演出としては「マグアナック隊の一斉射撃」→「各機が接近してフルボッコ&敵機の動きを止める」→「真打登場とばかりにサンドロックが登場。敵機をぶった切る」というもの。トドメに使うとこのあと「爆発を眺めるように崖の上に立つサンドロック&マグアナック隊」の演出が見られる。余談だが、SFCの格闘ゲームENDLESS DUELに同様の超必殺技が存在する(内容は画面外からビームライフルが連射されるというもの)ため原典はこれかと思われる。
防御兵装
;クロスクラッシャーシールド
:原作劇中では未使用。シールドの先端にヒート・ナイフが取り付けられている。SRWでは一部作品でシールドを持たない場合もあるが、大抵のシリーズで装備されている。
;オプションアーマー
:両肩追加される装甲で、全身を覆う耐ビームコーティングマントが付属している。SRWでは長いこと[[特殊能力]]扱いはされず、戦闘アニメで着脱するシーンが拝めるのみであったが、Lでようやく特殊能力となった。
[[特殊能力]]
;剣装備、盾装備、銃装備
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動させる。
;耐ビームコーティングマント
:Lにて実装。
;[[補給装置]]
:第二次α、第三次α、Lにて実装。お供のマグアナック隊に補給装置や補給物資を運搬させているのだろうか?
;[[EWAC]]
:PSP版Aのエースボーナスにより付加される。
移動タイプ
;[[陸]]・[[海|水]]
:
[[サイズ]]
;M
:
カスタムボーナス
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:特殊能力「EWAC(小)」装備
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
:初期: HP +500、陸:A、特殊効果無効
:5段階: HP+1000、陸:S、特殊効果無効
:10段階: HP+1500、陸:S、特殊効果無効
[[BGM|機体BGM]]
;「WHITE REFLECTION」
:
;「LAST IMPRESSION」
:
関連機体
;[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ(EW)]]
:全ての「ガンダム」の母体となった機体。
;[[ガンダムサンドロック|ガンダムサンドロック(EW)]]
:本機の改修前。SRW未参戦。
;[[ガンダムサンドロック改]]
:TV世界観における本機の位置の機体。
;ガンダムサンドレオン
:漫画『新機動戦記ガンダムW~ティエルの衝動~』(SRW未参戦)。ブラウンを基調としたカラーリング。格闘戦を得意とし、両腕には絶対零度で原子の動きをとめて破壊するコールド・ショーテルを固定武装として装備。
;ガンダムサンドレオンカスタム
:ガンダムアスクレプオスの部品を使用し強化改修されたサンドレオン。4門のビーム砲を装備する。
商品情報
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話題まとめ
資料リンク
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[[Category:登場メカか行]]
[[Category:ガンダムシリーズ]]