矢作省吾
矢作省吾 | |
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読み | やはぎ しょうご |
登場作品 | メガゾーン23 |
声優 |
久保田雅人(PART I) 矢尾一樹(PART II) |
デザイン |
平野俊弘(PART I) 梅津泰臣(PART II) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦D |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
出身 | MZ23(メガゾーン23番艦) |
血液型 | B型 |
概要[編集 | ソースを編集]
1980年代の東京と言う「一番良い時代」を謳歌する、バイク乗りの青年。
バイクからロボットに変形する謎の兵器・ガーランドと関わってしまったのを機に、その人生は一変してしまう事になった。
人物 [編集 | ソースを編集]
基本的に陽気なお調子者で、気分が乗ったときなどに腕を振り上げて「ダァァーッ」と叫ぶのが癖。青山通りのハンバーガーショップでアルバイトをしている[1]。
バイク好きだけあってライダーとしての腕前はかなり高いのだが、女性関係もややだらしが無く、女友達の夢叶舞(SRW未登場)と友人以上の関係を匂わせながらも、高中由唯とも関係を持つ事になっていたりしている。一方で、友人想いかつ曲がった事を嫌う正義感の強さも持ち合わせており、「カッコいい大人になりたい」といった願望も抱いていたりしている。身体能力はかなり高く、バック宙返りを披露したりもしている。
とは言っても、やはり18歳とは言え内面はまだ幼さの残る少年と言え、「平和な時代」を生きてきた現代の若者故なのか、感情任せで後先考えずに行動してしまう等、無軌道かつ無鉄砲な面も目立ち、物語の序盤でも白バイに追われてしまう程のスピード違反を平然と犯すだけでなく、自動車の走路妨害に等しい蛇行運転や歩道にまでバイクを走らせてしまう等、ルールや社会規範に対しては反抗的な様子を見せている。しかし、自らの無茶な行動の繰り返しによって、結果的に由唯を始めとする友人達を次々と巻き込んでいく事態となってしまう事になり、「負け犬になりたくなかった」という想いを抱きながらも、殺人犯として指名手配された自分の力だけではどうにもならない現実から自暴自棄に陥る事にもなっていたが、恋仲となっていく由唯や暴走族「TRASH」のメンバーの支えもあって、最終的に自分なりに目指したい物の「答え」を見つけていく事になる。
PART I[編集 | ソースを編集]
平和な時代と言える1980年代の東京で過ごす中で由唯と知り合い、彼女とデートの約束を取り付けたその日の夜、夢叶重工でバイクのテストライダーをしていた中川真二(SRW未登場)に 地下駐車場へ呼び出された省吾は、そこで夢叶重工が新たに開発した謎のバイクである「ガーランド」を見せられるが、それを取り戻しにやってきた軍人のB.D.やその側近達によって自身のバイクで逃亡しようとした真二は射殺され、自身はガーランドに乗ってその場を何とか逃げ出す。
バイクショップ「ココナッツ」に匿ってもらった省吾は、友人のモーリー(SRW未登場)やチョンボ(SRW未登場)からガーランドを捨てるべきだ言われるも、真二を殺された事に憤りを覚えていた事で捨てようとはせず、店長のココ(SRW未登場)によってガーランドの色をオリーブグリーンから赤に変更してもらう。その後、ガーランドに乗り続けた事で「7G」のオペレーターとなった省吾は、マスメディアを使ってこのことを公表しようと、人気アイドル時祭イヴの番組にテレビ電話で出演を試みたが、軍の介入によって果たせなかった。焦る省吾に友人の村下智美(SRW未登場)は、ガーランドを使用した自主製作映画を提案。だが、ロケの場所を探しているうちに白バイに追跡された二人は、やがて見たこともない場所に迷い込む。そこは、東京の地下に存在した廃墟の街であり、中央部の円錐塔にある「バハムート」が存在する不思議な場所だった。危険を感じた省吾は智美を帰らせ、単身ガーランドを駆って調査を進めるが、予感通り防衛隊と衝突。戦う内に防壁を破って宇宙空間に飛び出してしまったが、目の前にいたB.D.の搭乗するハーガンを咄嗟に助け、共に帰還する。
廃墟の街でハーガンから降り立ったB.D.から、省吾は真実を知る事になる。自分達がいる本当の場所は東京等ではなく巨大な宇宙船「MZ23」の中であった事、現在の本当の西暦は1980年代ではなくそれから900年近くも下っている事、更には「デザルグ」と呼ばれる外部からの脅威が迫っている事だった。それらの事実をMZ23のメインコーンピューターである「バハムート」は、一部の人間達を除いて隠し続けており、これに大きな反感を抱いていたB.D.を始めとする軍部は、バハムートを支配下に置き、外部の敵であるデザルグに備えようとしていたのだ。一旦はその場を後にした省吾だったが、バハムートの端末であるガーランドに時祭イヴからの連絡が入る。彼女から更なる真実と、イヴ自身がバハムートの作り出した虚像であるという事実を聞いた省吾は悩む中、軍はバハムートの制御を掌握しデザルグとの戦争の準備を進めていた。
半ば現実逃避に近い形で由惟との日々に幸せを見出そうとしていた省吾だが、B.D.率いる派閥によって軍は掌握され、彼の演説によって「某国(デザルグ)」との戦争が始まった事が宣言される。そして友人のモーリーやチョンボまでもが事情を何も理解出来ないまま勢いで軍へ志願入隊してしまう事になり、目まぐるしく事態が変わっていく中、自らのB.D.への迂闊な発言が災いしてか、真実を公表する為の映像を作成していた智美が殺されてしまい、決意を固めて省吾はガーランドを駆ってバハムートを目指す。だが、状況に振り回される子供でしかなかった省吾では、立ちふさがるB.D.に太刀打ち出来ず完敗。助けられた借りから敢えてB.D.に見逃され、何処かへと姿を消したのであった。
PART II 秘密く・だ・さ・い[編集 | ソースを編集]
軍に智美の殺害容疑を掛けられてから半年後、ライトニング率いる暴走族「トラッシュ」の元に身を隠していた省吾は、智美が射殺されてから一度も会っていなかった由唯と再会。自身が智美殺しの犯人となった結果、由唯もまた「殺人犯の愛人」というレッテルを張られる形で日常が大きく変わってしまっており、街では軍に支配されたバハムートにより軍の広告塔と成り果てていたイヴを通して、人々を戦争に駆り立てるメッセージが連日流されていた。しかし、実はバハムートは完全には軍の管理下に落ちてはおらず、本来のイヴとも呼ぶべきもう一人のイヴが現れ、7Gのオペレーターである省吾に対し呼び掛けを続けていた。省吾は半年間自分を待ち続けた由唯のわだかまりを解いて想いを伝えると、本当のイヴに会う為、そして彼女が何を自分に伝えようとしているのかを知る為、トラッシュの助けを借りてバハムートを再び目指す。
その頃、デザルグは本格的なメガゾーン23侵攻を開始していた。一方、軍の手でプロトガーランドとして蘇っていたガーランドを強奪した省吾は、白鳥優一郎(SRW未登場)率いる軍の追跡をかわしながらバハムートに向かう。軍の攻撃に一人、また一人と仲間が犠牲になっていき、遂にはガーランドも大破してしまうが、ライトニングと入れ替わってもらっていた省吾は軍の追撃で負傷した由唯と共に、やっとのことでイヴの元に辿り着いた。対峙したイヴの質問に対して自分が今したいこと、そして大人というのは汚い人々だ、という気持ちを話した省吾は、「自分がなりたかった大人になればいい」という返答をイヴから受け取った。だが、そんな省吾の眼前に、あのB.D.が再び現れる。一方、遂にデザルグの自動攻撃弾の侵入を許してしまった市街地では、軍が一般人を避難させようと試みていたが、作業は遅々として進んでいなかった。
やがてイヴは、「ファイナル・プロテクション・モード」を発動させる。イヴの最後の歌声が響き渡る中、全てを巻き込みながら、1980年代の東京は崩壊していく。MZ23の市民達への避難勧告を促したB.D.と再び対峙した省吾が互いの主張をぶつけ合って殴り合う中、月の防衛システム「A.D.A.M.」はMZ23とデザルグ双方に地球帰還の条件を満たしていないという結論を出して一斉攻撃を始め、デザルグの母船は完全に消滅。しかしイヴは、その影響が及ぶ寸前にバハムートをMZ23から切り離し、省吾達を脱出させる事に成功していた。
バハムートは地球へと降り立ち、中から出てきた省吾達の目前には再生した地球の大地が広がっていた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 初登場作品。顔グラフィックは『PART I』準拠。パラレルワールドからやってきた都合上、『MEGAZONE23 III』に繋がる設定は完全に排除された事になるので、ある意味彼もスパロボで救済された人物の一人と言える。
- ジュドー・アーシタとつるんでいることが多い。シャア・アズナブルやゼクス・マーキスたちに反発することが多いが、B.D.に対しては色々とフォローしてもらっている借りを感じているのか、多少丸くなる。
- とにかく「大人達のやり方」に対して青臭い正義感を振りかざして猛反発する場面が多く、本作と同じく鏡氏がシナリオライターを担当した『スーパーロボット大戦64』の草間大作に近い役回りである。
- 熱血、魂、愛を覚える。底力を持っているが、HPや装甲が低いガーランドでは役立つ機会は少ない。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
射撃・格闘・命中・回避と全般的に能力は高い。問題は乗機がSSサイズであるため、ガーランドの強化は充分に。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 高中由唯
- 物語の冒頭でバイクを走らせた際に出会った少女。自らがガーランドを手にしてしまった事で彼女の日常も壊れていく事になるが、軍の追撃を受ける日々の中で互いに惹かれ合っていき、最終的には恋人関係となり、省吾自身も明確に彼女を愛していると自覚する。
- 中川真二
- 夢叶重工のテストライダーであり、友人。彼からガーランドを見せられた後、B.D.率いる軍に殺される。門外不出のガーランドを勝手に持ち出して省吾を巻き込んだ挙句、その責任を取らないままあっけなく死亡してしまった為、お世辞にも良い友人とは言えなかったが、それでも省吾は友人と思われていた様で、彼の死を嘆き怒りを抱いていた。
- SRWでは「ダチ」としか触れられていない。山寺宏一氏のデビュー役である。
- モーリー(森浩樹)、チョンボ(友田しげる)
- バイク仲間達。後に状況をよく理解出来ないままノリや勢いで軍に入ってしまうのだが、その後の行方は不明。デザルグの圧倒的な戦闘力を考えると、戦死してしまった可能性も否定出来ない。
- SRW未登場。
- ココ
- バイクショップ「ココナッツ」のオーナー。省吾達の良き理解者であるが、戦争の過酷さを何も知らないモーリーやチョンボがノリや勢いに任せて軍へ志願入隊してしまった事に大きく嘆いていた。
- 省吾が成り行きで手にしてしまったガーランドを赤く塗装した人物でもある。
- SRW未登場。
- 夢叶舞
- 由唯の友人。ガーランドの開発やB.D.の軍事クーデターに関わった夢叶財閥の令嬢でもあり、その立場が幸いしてか命が奪われる事は無かった。序盤のデートの様子からも、省吾に惹かれていた事が推察出来る。
- SRW未登場。
- 村下智美
- 由唯の友人。機密を知ってしまった為に軍人達に射殺されてしまい、省吾は彼女を殺害した犯人に仕立て上げられる。
- SRWでは半ば名前だけの登場。
- B.D.
- 宿敵。『D』では彼とも共に『D』の世界で生きていく事になり、関係もいくらか改善される。
- 時祭イヴ
- 彼女に7Gのオペレーターとしての使命を託される。後の『MEGAZONE23 III』では意外な形で彼女と再会する。
- ライトニング
- PART IIに登場する暴走族TRASHのリーダー。
SRWでは直接には未登場だが、ガーランドの必殺武器「トラッシュ」の演出に少しだけ登場。 - シンディ、ガラム、ダンピ
- 同じくTRASHのメンバー。ライトニング同様「トラッシュ」の際に出演。
- エイジ・タカナカ
- 『MEGAZONE23 III』(SRW未参戦)の主人公。名字から判断すると、省吾と由唯の血を引く子孫と思われる。前作から数百年後を舞台にした同作で彼と出会う事になる。
- SRW未登場。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ジュドー・アーシタ
- Dでは性格や声が似ているからか、友人同士に。二人で大人批判をよくしている。
- デュオ・マックスウェル
- Dでは彼とも親しい間柄となっている。
- ウッソ・エヴィン
- Dでは彼とも絡む場面がそれなりに多い。彼がリガ・ミリティアの上官としての対応を取りがちな父・ハンゲルグの事で不満を漏らした際にはハンゲルグをシャアやトレーズやゼクスの同類などと言ってハンゲルグを激しく批判した(下記にもあるが、省吾にとってシャアやゼクスやトレーズは信用ならない『大人』である)。
- ドゥカー・イク
- Dでは同じバイク乗りとして、対抗意識を持たれる。
- シャア・アズナブル、ゼクス・マーキス、トレーズ・クシュリナーダ、ハンゲルグ・エヴィン
- 省吾にとって気に入らない「大人達」。作中では、彼らをほぼ一貫して批判し続けている。実際にシャアやゼクスやトレーズは過去に戦争を引き起こし、特にシャアとゼクスは未遂に終わったとはいえアクシズ落としを敢行し、地球を壊滅させかけていた。省吾からすれば彼らのような大人達の大義や思想のために地球が壊滅し、友人を殺され、過去の大人達の身勝手な正義により故郷と自分達の命まで消されそうになったためこちらの世界に転移してきたので、当然といえば当然である。
リアル系[編集 | ソースを編集]
- 熱気バサラ
- 彼のような人間とは気が合うとのこと。Dではよくつるんでいることもあり、バサラにイヴとのジョイントを持ちかけたりする。ただし、終盤の惑星ラクスルートでは省吾までも彼の歌を対プロトデビルンの兵器のように扱う言動をとっており、その際に彼の激しい怒りを買ってしまう。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- ジョシュア・ラドクリフ
- 彼の人間性を認めており、敬意を表している。
名台詞[編集 | ソースを編集]
PART I[編集 | ソースを編集]
- 省吾「でっけぇ、どこの試作車だ?」
真二「15000回転、時速320キロ、スピードはF1だよ。しかもこの造りはスポーツマシンじゃない」
省吾「ホントかよぉ~、こいつどっから持ってきたんだ」
真二「支社の実験倉庫室から2日前。俺がテストライダーに選ばれた。お前なら、わかるだろ?」 - 夜の街にて真二と再会し、ガーランドを見せてもらった際の会話。お互いの温度差もさることながら、どちらもバイク好きであることが伺える。ちなみに同作は様々な会社からの協力もあり、本来の会話では実際のバイク会社の名前が出てきているが、本項では省略する。
- 「そういう事か。バハムートがお前達の手に落ちた途端、全ては思うまま戦争が始まっても…地上にいる人間はその時まで何も気づかないってわけだ!」
- B.D.と交戦した後、彼から自分達が住んでいる世界の真実を聞かされて。
- 「あのなぁ、マスコミを抑えてるからって安心するな! 手段はいくらでもあるんだぜ!」
- 時祭イヴの正体を知った後に電話でB.D.を抗議した時の台詞。
- 軍がメディアを掌握して公に真実を公表できないようにされている事を仄めかされて上記の啖呵を切ったが、遠回しに己の手の内を口走っているとも取れる発言である。おそらくこの無思慮な発言が、智美の射殺に繋がってしまったのだと思われる。
- 「必ず戻ってくる…必ずここへ」
- 後半にて、由唯の友人である智美が軍に殺された後の場面。仇を取るために軍の本拠地へと乗り込もうとした際、由唯に上の台詞を告げた。
PART II [編集 | ソースを編集]
- 「ガキの頃は大人って言葉に憧れてたけど、今大人って言われてる奴らを見てると、どいつもこいつも私欲のためならいい加減で…人をだまし、傷つけ、時には殺す! 薄汚ねえエゴイストだ! 俺は…俺はそんな大人になんかなりたくねぇ! ガキの頃の映画やテレビドラマに出てくるような大人達に会いたかったよ…」
- 後半でイヴと再会した時の台詞。「省吾にとって大人って何?」と問いかけてきた彼女に対して、省吾が返した返答。
- 「いいんだ、イヴ。俺達、生き残っていけるほど良い人間じゃないと思うし」
「ただ…今、みんなの力でここに来れた事を…君に会えた事を良かったと思っている」
「ありがとう、イヴ」 - 地球に向かっているMZがA.D.A.M.の審判を回避できる可能性が低い現状を告げたイヴに対して。
- 「お前らは…大人はいつもそうやって俺達を見下しやがる! 冗談じゃねぇ! 強ければ何をしてもいいのかっ!? 人を虫けらのように殺し、何もかもぶっつぶしても強ければ正しいのかよっ!? その結果がこのザマかよ…!」
- 半年ぶりに再会したB.D.に殴りかかろうとして逆に殴り返された上に、「正しい者が勝つ世の中は大昔に終わった」と突き付けられた事に猛反発した。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ダメだ、オレは耐えられそうにないな、そんな生活」
- 『D』「響きあう魂の行方」より。カサレリアの生活を聞いた際の感想。メガゾーンの中とはいえ、ずっと都会である東京で暮らしてきた省吾にとっては仕方ないともいえるか。
- 「そいつは俺も賛成だ。自分の上官を捕まえて、それで許してくださいなんてのは、クズのすることだ。やることが汚すぎるぜ」
- Dでクロッペンがクローンである事実が明らかになった後の場面にて。部下であったギシン兵が自己の保身のために上官であるクロッペンの身柄をブルー・スウェアに引き渡して投降しようとした行為に対して、剣人と共に猛反発した。
敵とはいえ、クローンであるという理由で味方を平気で犠牲にするようなやり方が許せなかったのだろう。
原作でも、大義のために他人を平気で犠牲にする軍のやり方に巻き込まれた省吾らしい台詞と言える。 - 「宇宙の命は自分のものだから、いくら犠牲にしてもいいだと!? 冗談じゃないぜ! その命だってな、みんな一生懸命生きてんだよ! オレたちだけじゃねぇ。ギシン星の連中のためにも、お前は倒さなきゃならないんだ!」
- 『D』「死闘! ギシン星最終決戦!」より。ズール皇帝との戦闘前会話。
- 元いた世界でA.D.A.M.の一方的な都合によってMZ23ごと抹殺されかけた省吾にとって、ズールという支配者は絶対的に受け入れられない存在であった。
- 「そうじゃねえ! そうじゃねえだろ!」
- Dでエンジェル・ハイロゥ攻略戦にてゼクス・マーキスが最悪の場合サイキッカー2万人の命を犠牲にするのも止む無しと非情な決断を下した際に彼に猛反発し、改めてシャアやゼクス、トレーズに対しての敵愾心を露わにし、部隊内に一瞬険悪なムードが漂う結果となる(早期に非情な決断を下しそうになったゼクスにも確かに非はあったが)。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 『PART I』での矢作省吾の声優である久保田雅人氏は、後に教育テレビの番組『つくってあそぼ』でワクワクさん役として出演し知られるようになった出演者であるため、そのことが取りざたされる事が多いが、この当時は『タッチ』などのTVアニメの声優をしていた時期であった(SRW参戦作品で言えば、『忍者戦士飛影』や『機動警察パトレイバー』にも出演)。
- なお久保田氏は『PART III』にはクラックという別キャラクターの役で出演している。
- PS3用ゲーム『メガゾーン23 青いガーランド』(未参戦)では『PART II』以降が存在しない世界観のせいか、久保田氏が久々に声優業を行い矢作省吾を演じた。
- 本人も思い入れがあるらしく公式twitterでも「(矢作省吾の声は)下手だったでしょう~。(笑)」「(メガゾーン23を)皆さんに観ていただけて嬉しいです!」と答えており、工作イベントで参加者にガーランドの話を振られた際はノリノリで答えたという逸話もある。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ ちなみにハンバーガー店の名称は、現在誰もが知っている人気チェーン店である「マクドナルド」である。