反アンティラス隊
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概要 [編集 | ソースを編集]
『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE』から登場する敵対勢力のひとつ。ラングランに本社を置く民間軍事会社「マルテナ社」から分離独立した魔装機開発会社「パーゼミュート社」が支援母体。同社から受ける手厚いバックアップと庇護のもと、広範囲へのステルスマーケティングと豊富な戦力の展開を得意とする。単純な総合力で国際的平和維持組織「アンティラス隊」を遥かに上回っている。バゴニア共和国領内で同隊の横暴に抗戦するアンティラス隊を観察したシュウ・シラカワまでもが「なかなかに厄介な存在のようですね」と関心を寄せ始めている。
本部は『シュテドニアス連合』領内にあるパーゼミュート本社ビル内。アンティラス隊への対抗武力を欲するラ・ギアス全国家機関にその存在を承認されており、「ラ・ギアス聯盟」も直下の国際的平和維持組織のひとつとして丁重に遇している。つまり、テロリストではない。
ラ・ギアス最強の軍隊であるアンティラス隊を仮想敵にした実戦データは防衛指標として非常に価値が高く、これらを各国に提供している。(ギド曰くビジネス)
活動内容はあくまでも魔装機での戦闘に限られるため、アンティラスカフェのような非武装の飲食店を関連施設として攻撃する等といった行動は問題となり、実際に行われた際にはラングラン政府から苦情が入っている。
登場作品[編集 | ソースを編集]
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 全ルートで「アンティラス隊」を標的にネガティブキャンペーンとヘイトスピーチを絶賛展開中。戦術MAPでは傑作機ニムバスを乗り回して他勢力と入れ替わり立ち代わり喧嘩を売ってくる。その他、特徴的な行動として幹部を含めた全構成員が主人公側へ斟酌無き罵詈雑言をぶつけてくるため、ストーカー気質の強いこの部隊にうんざりさせられたプレイヤーは非常に多い。試作ニムバス初登場時のあまりの強さも印象に残るだろう。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 用語集で活動休止中である事が言及される程度で物語には関わらないが、プレイヤーの見えない場所でマグゥーキや巨人族と戦っていたと思われる[1]。
人物[編集 | ソースを編集]
代表[編集 | ソースを編集]
- モーダル・ゼオ・オーザン
- パーゼミュート社のトップ。かつてラングラン政府で要職にあった壮年の男。「地上人召喚事件」後、マルテナと改名する前の『カナン総合警備管理事務所』に赴き魔装機・傭兵部門の代表に就任。『シュテドニアス南北戦争』で南部聯合と結託して企画した拡大路線が株主の突き上げで暗礁に乗り上げるや、所属部門のみを引き抜いて別会社を興す。独立した先では正義の味方を気取る反アンティラス隊を組織、魔装機神の独立性に脅えるラ・ギアス主要10ヶ国の政府に取り入ってみせるなど、その立ち回りの良さには薄らとした気味の悪さが漂う。
第1部隊[編集 | ソースを編集]
- ドーソン・バリアルス
- 隊長でバーゼミュート社の取締役。
第2部隊[編集 | ソースを編集]
- ホルヘ・レイ・バルディビア・ロンバルディ
- 隊長。
- ニーナ・フレーザー
- 副隊長。
- ムデカ・ラーベンス
- 傭兵だが、マーガレットの死を目の当たりにしてからは反アンティラス隊に所属することに疑問を抱き始めることに。
- マーガレット・ウォン
- 地上人の傭兵。IIIで戦死。
兵士[編集 | ソースを編集]
- 反アンティラス隊員(傭兵)
- 反アンティラス隊思想を持つ傭兵。第1部隊の一部の隊員はドーソンと手を組んだ三大テロ組織の構成員が主流。傭兵タイプのセリフはどんな相手でもアンティラス隊を非難するが、テロ組織構成員は元の組織の理念に関する発言である。ルート次第ではドーソン率いる第1部隊とホルヘ率いる第2部隊の隊員が同士討ちすることになり、その際も専用セリフが用意されている。
- 精神コマンドは「マルテナ社」の傭兵時代のものを引き継いでおり、「必中」と「加速」のままである。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ エンターブレイン『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END パーフェクトガイド』285頁。
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