ナノマシン
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0.1~100nm程度の大きさの微細な機械。
創作物においては主に、有機物や機械の自己修復、分解、再構成などを自在に行えるSF的ガジェットとして扱われる。
ナノマシン技術が使用されている機体[編集 | ソースを編集]
- ∀ガンダム、ターンX
- ナノマシンによって自己修復を可能としている。ちなみに、あらゆる人工物を砂に分解する必殺武器「月光蝶」の正体は、大量のナノマシンである。
- バンデット
- ナノマシンを分泌するウージィーアーマーを搭載。これによって、高い耐弾性を持つ。
- スターゲイザーガンダム
- ナノマシンを利用した自己修復型マイクロマシナリーテクノロジーを搭載。これによって、長期間のメンテナンスフリーを実現化している。
- マキナ
- ナノマシンにより自己修復が可能。さらに、マキナの操縦者にマキナ固有のナノマシンを移植させることによって「ファクター」となる。
- ノルス・レイ
- 広域修理装置に有機ナノマシンが使われている。
- アン・アーレス、シャウラス
- ナノマシンを活かした武装を持つ。
- ヒディアーズ
- 機械ではないが、外殻がナノマシンで構成されている。強固の外骨格であると共に、電磁波を吸収する生命維持機関でもある。
- GA-005 ハーベスター
- ナノマシンを活かした広域修理を行うが、ナノマシンに精通したパイロットであるヴァニラ・Hでなければ最大限に活かす事は不可能。
- メダロット
- 装甲内部にナノマシンが搭載されており、非戦闘時には修復や整備を自動的に行う。戦闘中に使用される回復系パーツはナノマシンに信号を送ることで活性化させ、急速な修復を行わせる。
- グロングル
- クロムクロを含むエフィドルグ製のグロングルは機体の構造にナノマシンが使用されており、周囲の物質を取り込んで修復を行うが、グロングルの武装には再生能力を破壊するアポトーシスが備わっており、それで破壊された部位はナノマシンによる修復が出来なくなる。また、機体を操縦するパイロットはナノマシンインプラントが必須となり、この処置を行ったパイロットの事を「纏い手」と呼ぶ。
ナノマシン技術が使用されている人物[編集 | ソースを編集]
- ノノ
- ナノマシンで構成されたアンドロイドである。
- イノベイド
- リボンズ・アルマークやティエリア・アーデ等のイノベイド達は、体内のナノマシンによって不老不死となっている。
- ルイス・ハレヴィ
- 2ndシーズンでは、擬似イノベイド化を促すナノマシン入りの薬物を服用している。
- ルド・グロリア
- ナノマシン処理を自身の身体に施している。そのため、実年齢は50を越えているのにも関わらず、外見は30代程度にしか見えない。
- ファクター
- マキナから固有のナノマシンを与えられる事によって、その機体を操作できるようになるだけでなく半不老不死と化る。
- 『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』におけるほぼ全ての人類
- 医療や火星での居住のために投与している。もし、リリーナがP・P・P(パーフェクト・ピース・プログラム)を発動した場合、ナノマシンが動脈硬化を誘発させて無差別殺戮を引き起こし、その結果人類が滅亡してしまう。
関連用語[編集 | ソースを編集]
- ナノマシン処理
- 『機動戦艦ナデシコ』のエステバリスを操縦するために必要なシステムである「IFS」を動かす為にパイロットに対して行わなければならない処理。
- 城崎天児
- 『鉄のラインバレル』における、ナノマシンの開発者。
- ヒカリムシ
- 『翠星のガルガンティア』の地球の海に存在する旧文明時代のナノマシン。電磁波を吸収して発電、発光する船上都市のエネルギー源。各船団はこれが存在する海流である銀河道に沿って航行している他、漁場の形成や祝祭日など人々の生活に密接に関わる。
- ナノハザード
- 『楽園追放 -Expelled from Paradise-』におけるナノマシンの暴走によって地球圏の文明が崩壊した事件。
- 阿頼耶識
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する機動兵器の操縦に使われる有機デバイス。脊髄にナノマシンを注入し、「ピアス」を用いてパイロットと機体を神経接続させ操作を可能とする。
余談[編集 | ソースを編集]
- フィクションの中には、ナノマシンの事を「無から有を作り出す便利な小道具」として登場させるものもあるが、現実のナノマシンは、エネルギー保存の法則を破るものではない。また、元素の変成も困難であるため、必要な材料元素は用意する必要がある。