トゥインクル・マリア・マードック
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| トゥインクル・マリア・マードック | |
|---|---|
| 登場作品 | カウボーイビバップ |
| 声優 | 有田麻里 |
| デザイン | 川元利浩 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
| SRWでの分類 | NPC |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | 地球人 |
| 性別 | 女 |
| 所属 | スペース・ウォーリアーズ |
| 役職 | リーダー(賞金首) |
トゥインクル・マリア・マードックは『カウボーイビバップ』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
Session#4「ゲイトウェイ・シャッフル」に登場する賞金首の女性。テロも辞さない過激派の環境保護団体「スペース・ウォーリアーズ」のリーダーであり、人間を猿にするというウイルス「モンキービジネス」を開発し、ガニメデの固有生物「ウミネズミ」の保護を訴えてガニメデ政府を脅迫した。
スパイクたちが狙っていた別の賞金首を、レストランでウミネズミの料理を注文したという理由で殺害したため、代わりにスパイク達に捕まった。しかし、ビバップ号で移送される際も、ガニメデ政府が脅迫を受けて賞金を取り消したことで釈放されると知っており、余裕の態度を崩さなかった。その後、目論見通り解放されるものの、ガニメデ政府とのウミネズミ保護についての交渉が決裂したため、位相差空間内からゲートを通じてウイルスのミサイルをガニメデに発射する。ガニメデ政府がゲートを閉じたことで、ミサイル共々位相差空間内に閉じ込められ、さらに気付かないうちにスパイクによってポケットに入れられていたモンキービジネスのアンプル[1]が衝撃で割れて、中身のウイルスを浴びてしまう結末を迎えた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。第9話「ゲイトウェイ・チェイス」に登場。本作ではウミネズミは火星に生息していることになっており、ウミネズミの保護を約束した火星の後継者との取引の結果、ウイルスを打ち込む先は地球となっている。当人はNPCで、原作通り輸送艦に搭乗する。火星ターミナルコロニー「カカセオ」の特殊なチューリップ内でウイルスを発射し(ミサイルの代わりに無人のゼグードを使用)、そのうちの一機が暴走して自分の艦に衝突したことで原作同様の末路をたどるが、その途中でシナリオ後半の伏線が貼られている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- スパイク・スピーゲル、ジェット・ブラック
- 元々狙っていた賞金首を彼女たちに殺されてしまったため、代わりに彼女の賞金を狙う。
- フェイ・ヴァレンタイン
- 乗機のエネルギー切れで遭難中、瀕死のI.S.S.P.の職員からモンキービジネスのアンプルを託されていた。本人はその正体を知らなかったが、その後スパイクの手を経てトゥインクルの下に「返却」される。
- エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
- 原作では登場時期の関係上関わりはないが、「T」ではエドがたまたまハッキングでテロの計画書を見つけたことが事態発覚のきっかけとなっている。
- 部下
- ハリソンをはじめ、5名ほどの部下が存在。トゥインクルのことを「ママ」と呼ぶ。活動時は、ウミネズミを模した覆面を被る。このうち、ハリソンは、I.S.S.P.のスパイにウイルスを盗まれたことに対する「お仕置き」として、モンキービジネスを投与されてしまった。
- 「T」では、「スペース・ウォリアーズ」名義で覆面姿の部下が2名登場。 Tシャツ姿はハリソン、Tシャツの上に赤いジャケット姿は同志Aがモデルと思われる。
- モーガン
- 最初にスパイクとジェットが狙っていた賞金首。レストランでウミネズミの料理を注文したことが耳に入ったため、無関係な周囲の客も巻き込んで殺害する。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 火星の後継者
- 『T』では、彼等と手を組んでいる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「坊や、ガニメデのウミネズミはとっても頭がよくて優しい動物だってご存じ?」
- ウミネズミのソテーを注文していたモーガンに問いかけ、返事を待たずに部下に発砲させる。この後も銃撃の間に歌いながら踊ったり、死屍累々のレストラン内に愉快なBGMの宣伝メッセージを流すなど、環境保護団体とは思えない常軌を逸した行動が続く。
- 「……これは、ウミネズミだけの話じゃないの。文明化した人間は、大いなる自然のシステムから逸脱し、取り返しのつかない大罪を犯しているのよ。そのことに気づかない連中は、いわば大自然の中の、バグ」
- 「私たちのウイルス「モンキービジネス」 は、そんな人間たちを自然に帰してあげるものなの。Au revoir(オー・ルヴォワール)[2] 」
- ガニメデ政府との交渉決裂後、自前の通信衛星から広範囲に発信した犯行声明。狂信的かつ独善的な自然至上主義者であることがうかがえる。最後の一言と同時に、ウイルスを搭載したミサイルを発射する。
- 「T」でもほぼ同内容で再現されている。
余談 [編集 | ソースを編集]
- 実写版でもほぼ同様の役柄で登場するが、実写版ではモンキービジネスではなく惑星開発用のバクテリアを使用して悪事を行っている。
- このバクテリアを打ち込まれた人間は身体から植物が生えて来て完全に樹木となってしまうのだが、その絵面はあまりにも強烈であり、フェイをはじめその場に居合わせた面々は完全にドン引きしてしまっていた。