「NAMCO x CAPCOM」の版間の差分

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*2005年5月26日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)より発売されたシミュレーションRPG。
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{{ゲーム
*初参戦スパロボ:[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
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| 読み = [[読み::ナムコクロスカプコン]]
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| 外国語表記 =
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| シリーズ =
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| 開発元 =
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* {{開発 (作品)|モノリスソフト}}
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* カプコン(協力)
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| プロデューサー = {{プロデューサー|石谷浩二}}(モノリスソフト)<br />{{プロデューサー|岡本進一郎}}(ナムコ)
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| 初登場SRW = [[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
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| 初クレジットSRW =
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==概要==
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'''NAMCO x CAPCOM'''』は、[[スタッフ:モノリスソフト|モノリスソフト]]が開発し、ナムコが発売したゲーム作品。
『ストリートファイターシリーズ』や『魔界村シリーズ』などの'''CAPCOM'''でおなじみの作品のキャラクター、『テイルズシリーズ』や『鉄拳シリーズ』などの'''NAMCO'''の代表作のキャラクターが一堂に会する、SRW同様のオールスター型作品。通称は'''ナムカプ'''。開発は『[[無限のフロンティア]]』を担当したモノリスソフト。なお、発売はNAMCOからされている。
 
  
本作は言うまでも無く巨大ロボットが活躍する作品ではない。その為、所謂一般的な「スパロボ参戦作品」とは一線を画す存在であり、主に等身大の人間が活躍するOGサーガにゲスト参戦している。
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== 概要 ==
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カプコンとナムコの新旧の人気キャラクターが作品の垣根を越えて一堂に会するSRW同様のクロスオーバー作品。通称は'''ナムカプ'''。開発は後に『[[無限のフロンティア]]』を担当するモノリスソフト。発売はバンダイとの合併前の旧ナムコからされている。
  
==参戦作品(50音順)==
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本作は巨大ロボットが活躍する作品ではない為、所謂一般的な「スパロボ参戦作品」とは一線を画す存在であり、主に等身大の人間が活躍するOGサーガにゲスト参戦している。
'''NAMCO'''
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== 参戦作品 ==
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以下では参戦作品を50音順で示す。
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=== NAMCO作品 ===
 
*クロノアヒーローズ
 
*クロノアヒーローズ
 
*源平討魔伝
 
*源平討魔伝
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*ワンダーモモ
 
*ワンダーモモ
  
'''CAPCOM'''
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=== CAPCOM作品 ===
 
*ヴァンパイアシリーズ
 
*ヴァンパイアシリーズ
 
*ガンサバイバー4 BIOHAZARD HEROES NEVER DIE
 
*ガンサバイバー4 BIOHAZARD HEROES NEVER DIE
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*ロストワールド
 
*ロストワールド
  
== [[登場人物]] ==
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== 登場人物 ==
 
 
 
=== 森羅 ===
 
=== 森羅 ===
 
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;[[鎌鼬]]
 
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:*鎌鼬・蒼
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;天狗
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:*[[悪天狗]]
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:*[[業天狗]]
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== 楽曲 ==
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;オープニングテーマ
 
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:;「すばらしき新世界」
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::オープニングテーマ。『EXCEED』にて小牟の通常戦闘曲に採用。
 
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;エンディングテーマ
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:;「いつかきっと、月光(つき)の下で」
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::エンディングテーマ。SRWでは採用されていないが、『[[PROJECT X ZONE]]』ではBGMに採用されている。『無限のフロンティア』では小牟のセリフの一つに引用されている。
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;劇中BGM
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:;「ゆらぎの街のアリス」
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::零児と小牟の通常戦闘曲。『無限のフロンティア』で採用。
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:;「必勝への軌跡」
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::零児と小牟の必殺技・特殊技用BGM。『無限のフロンティア』で採用。
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;SRWオリジナル
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:『EXCEED』では原作楽曲のオリジナルアレンジが収録・採用されている。
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:;「ゆらぎの街のアリス(Ver.EF EXCEED)」
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::零児の通常戦闘曲。
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:;「必勝への軌跡(Ver.EF EXCEED)」
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::零児と小牟の必殺技・特殊技用BGM。
  
== その他 ==
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== 登場作と扱われ方 ==
同じくOGサーガで初参戦した『[[ゼノサーガ]]』は本作にも登場しており、同作より登場している[[KOS-MOS]]と[[M.O.M.O.]]は『NAMCO x CAPCOM』の世界で零児や小牟と既に顔見知りになっていたという扱いになっている。これはプロデューサーの森住が、ナムカプの開発に携わったところから実現している。余談だが森住氏は過去のSRWにも製作で参加している。
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同じくOGサーガでゲスト参戦した『[[ゼノサーガ]]』は本作にも登場しており、同作より登場している[[KOS-MOS]]と[[M.O.M.O.]]は『NAMCO x CAPCOM』の世界で零児や小牟と既に顔見知りになっていたという扱いになっている。これはプロデューサーの森住氏が、本作の開発に携わったところから実現している。余談だが森住氏は過去のSRWにも製作で参加している。
<!-- == 主題歌とBGM == -->
 
  
== 登場作と扱われ方 ==
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=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
:ザコ敵として[[鎌鼬]]、[[天狗]]がそれぞれ登場する。零児と小牟が[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]と[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]に似ていると指摘されている影響で、小牟専用防具に[[ATXチーム]]のジャケットとされる「ATXジャケット」が登場するなど、製作サイド自身がネタにした。
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:初登場作品。原作終了後の設定で、実質的に本編の続編的なポジション。ザコ敵として鎌鼬、天狗がそれぞれ登場する。零児と小牟が[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]と[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]に似ていると指摘されている影響で、小牟専用防具に[[ATXチーム]]のジャケットとされる「ATXジャケット」が登場するなど、製作サイド自身がネタにした。
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:なお、本作の参戦は寺田氏が森住氏へ助言した事を受けてのものだったが、寺田氏本人は忘れていた。なお、'''本作への参戦がなかったらこの後の「NAMCO x CAPCOM」関連の展開はなかったかもしれない'''とのこと。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第773回より。</ref>
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;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
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:前作で二人一組ユニットだった零児と小牟が単独ユニットになった。それにより二人の参戦時期に大きなズレが出る。
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=== 関連作品 ===
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;[[PROJECT X ZONE]]
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== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;[[ゆらぎ]]
 
;[[ゆらぎ]]
:異なる時間・空間をつなぐ現象。この現象により異なる世界・時間の人間が集結することとなる。<br />なお、OGサーガの「[[クロスゲート]]」と非常に性質の近いものであり、その影響でOGサーガの世界と接点を持つこととなった、という設定。また本作を制作したモノリスソフトはOGサーガの開発元でもあり、世界観、製作背景の両面からOGサーガと非常に関わりの深い作品であると言える。
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:異なる時間・空間をつなぐ現象。この現象により異なる世界・時間の人間が集結することとなる。
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:OGサーガの「[[クロスゲート]]」と非常に性質の近いものであり、その影響でOGサーガの世界と接点を持つこととなった、という設定。また本作を制作したモノリスソフトはOGサーガの開発元でもあり、世界観、製作背景の両面からOGサーガと非常に関わりの深い作品であると言える。
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== 商品情報 ==
 
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== 資料リンク ==
 
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<!-- *[[一覧:ナムコ クロス カプコン]] -->
 
<!-- *[[一覧:ナムコ・クロス・カプコン]] -->
 
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[[Category:NAMCO x CAPCOM|*NAMCOくろすCAPCOM|]]
 
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2021年12月19日 (日) 18:29時点における最新版

NAMCO x CAPCOM
読み ナムコクロスカプコン
開発元
発売元 ナムコ
対応機種 プレイステーション2
プロデューサー 石谷浩二(モノリスソフト)
岡本進一郎(ナムコ)
ディレクター 森住惣一郎
シナリオ 森住惣一郎
キャラクターデザイン 斉藤和衛
発売日 2005年5月26日
CERO区分 12歳以上
コンテンツアイコン セクシャル
初登場SRW 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
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NAMCO x CAPCOM』は、モノリスソフトが開発し、ナムコが発売したゲーム作品。

概要[編集 | ソースを編集]

カプコンとナムコの新旧の人気キャラクターが作品の垣根を越えて一堂に会するSRW同様のクロスオーバー作品。通称はナムカプ。開発は後に『無限のフロンティア』を担当するモノリスソフト。発売はバンダイとの合併前の旧ナムコからされている。

本作は巨大ロボットが活躍する作品ではない為、所謂一般的な「スパロボ参戦作品」とは一線を画す存在であり、主に等身大の人間が活躍するOGサーガにゲスト参戦している。

参戦作品[編集 | ソースを編集]

以下では参戦作品を50音順で示す。

NAMCO作品[編集 | ソースを編集]

  • クロノアヒーローズ
  • 源平討魔伝
  • ゼノサーガシリーズ
  • ソウルキャリバーシリーズ
  • 超絶倫人ベラボーマン
  • ディグダグ
  • テイルズ オブ デスティニー / テイルズ オブ デスティニー2
  • 鉄拳シリーズ
  • ドルアーガの塔 / イシターの復活
  • バーニングフォース
  • バラデューク
  • 妖怪道中記
  • ワルキューレの冒険 / ワルキューレの伝説
  • ワンダーモモ

CAPCOM作品[編集 | ソースを編集]

  • ヴァンパイアシリーズ
  • ガンサバイバー4 BIOHAZARD HEROES NEVER DIE
  • キャプテンコマンドー
  • ストライダー飛竜
  • ストリートファイターシリーズ
  • ディノクライシス
  • ロックマンDASHシリーズ
  • ファイナルファイトシリーズ
  • 魔界村
  • 燃えろ!ジャスティス学園
  • ロストワールド

登場人物[編集 | ソースを編集]

森羅[編集 | ソースを編集]

有栖零児
小牟(シャオムゥ)

逢魔[編集 | ソースを編集]

沙夜
片那(かたな)
毒牛頭(どくごず)
毒馬頭(どくめず)
鎌鼬
  • 鎌鼬・蒼
  • 鎌鼬・橙
  • 鎌鼬・紅
天狗

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「すばらしき新世界」
オープニングテーマ。『EXCEED』にて小牟の通常戦闘曲に採用。
エンディングテーマ
「いつかきっと、月光(つき)の下で」
エンディングテーマ。SRWでは採用されていないが、『PROJECT X ZONE』ではBGMに採用されている。『無限のフロンティア』では小牟のセリフの一つに引用されている。
劇中BGM
「ゆらぎの街のアリス」
零児と小牟の通常戦闘曲。『無限のフロンティア』で採用。
「必勝への軌跡」
零児と小牟の必殺技・特殊技用BGM。『無限のフロンティア』で採用。
SRWオリジナル
『EXCEED』では原作楽曲のオリジナルアレンジが収録・採用されている。
「ゆらぎの街のアリス(Ver.EF EXCEED)」
零児の通常戦闘曲。
「必勝への軌跡(Ver.EF EXCEED)」
零児と小牟の必殺技・特殊技用BGM。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

同じくOGサーガでゲスト参戦した『ゼノサーガ』は本作にも登場しており、同作より登場しているKOS-MOSM.O.M.O.は『NAMCO x CAPCOM』の世界で零児や小牟と既に顔見知りになっていたという扱いになっている。これはプロデューサーの森住氏が、本作の開発に携わったところから実現している。余談だが森住氏は過去のSRWにも製作で参加している。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
初登場作品。原作終了後の設定で、実質的に本編の続編的なポジション。ザコ敵として鎌鼬、天狗がそれぞれ登場する。零児と小牟がキョウスケエクセレンに似ていると指摘されている影響で、小牟専用防具にATXチームのジャケットとされる「ATXジャケット」が登場するなど、製作サイド自身がネタにした。
なお、本作の参戦は寺田氏が森住氏へ助言した事を受けてのものだったが、寺田氏本人は忘れていた。なお、本作への参戦がなかったらこの後の「NAMCO x CAPCOM」関連の展開はなかったかもしれないとのこと。[1]
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
前作で二人一組ユニットだった零児と小牟が単独ユニットになった。それにより二人の参戦時期に大きなズレが出る。

関連作品[編集 | ソースを編集]

PROJECT X ZONE

用語[編集 | ソースを編集]

ゆらぎ
異なる時間・空間をつなぐ現象。この現象により異なる世界・時間の人間が集結することとなる。
OGサーガの「クロスゲート」と非常に性質の近いものであり、その影響でOGサーガの世界と接点を持つこととなった、という設定。また本作を制作したモノリスソフトはOGサーガの開発元でもあり、世界観、製作背景の両面からOGサーガと非常に関わりの深い作品であると言える。
森羅
逢魔

商品情報[編集 | ソースを編集]

プレイステーション2[編集 | ソースを編集]

攻略本[編集 | ソースを編集]

サントラ[編集 | ソースを編集]