サイフィス

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サイフィス(Cyphis)

ラ・ギアスの神話にその名と足跡を残す風の精霊の一柱にして、魔装機神サイバスターの守護者。四対の翼を持つ、ドレスをまとった神々しく美しい女性の姿で、操者であるマサキの前に現れた。

精霊には本質的に性別は存在しないが、ラ・ギアスの人間は神殿などに祭るサイフィスの絵姿に女性像を用いている。マサキに見せた姿も「ラ・ギアス人の拝むサイフィス像に倣っている」とサイフィス自身が語っていた。地球の伝承でも洋の東西を問わず風の精霊(シルフ)は女性の姿をとることが多いが、それとの関連は不明である。また、サイフィスの身に付けた装飾品とサイバスターの外装には類似点が見られるが、今のところそれらの関係も明らかになってはいない。

アストラル界に干渉してサイバスターをポゼッションに耐え得る形状に強化するだけでなく、内部のエネルギー伝達系を改修して(装備されていたものの封印されていた)「プラーナディスチャージ」を使用可能にするなど、物理的事象に干渉出来る高い能力を持つ精霊である。

精霊、とりわけサイフィスなどの高位の精霊は、過去・現在・未来のあらゆる人の意思を受け継ぐ存在であり、「精霊の信じる正義は多くの人々の願いでもある」、と己の信じる戦いに自信を失っていたマサキを励ました。そして、高位精霊に守護される魔装機神の使命の重大さを改めてマサキに説くのであった。

登場作品と役柄

いずれも間接的な登場を果たしてはいるが、台詞があるのはマサキと直接対話を行ったROEのみである。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
初登場はシナリオ「奪われた魔装機神」あるいは「モニカ誘拐」。続くシナリオ「サイバスター」で、マサキをジャオームのコクピットからサイバスターのコクピットに空間転移で招き入れる。「絶望の淵で」においては、魔装機神操者の誇りに目覚めたマサキに力を与え、グランゾンとの決闘を勝利に導いた。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
シナリオ「回瀾を既倒に反す」に登場。初めてその姿が描かれた。精霊界に降臨し、マサキと対話を行う。また、ベッキーの企みで貞操の危機に陥った際は、(真偽は不明だが)サイフィスの呼び掛けということでその場を逃れることができた。そのため、リューネウェンディからはある意味ライバルではないかと疑われている。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
直接的な出番はなく、「真伝・乱舞の太刀」の演出でしか登場しない。彼女と同列の存在である高位精霊3体が全て登場した。なぜか、4体の高位精霊の外見は性別の他に露出の多少で分けられている。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
難ルート最終話「ラグナロク」のイベントで出現。シュウネオ・グランゾンの打倒のため覚悟を決めたマサキに応え、力を貸した。

人間関係

マサキ・アンドー
契約者であり庇護の対象。彼の俗っぽいところについては、好ましいと評している。
グランバ
炎の精霊の一柱。
ガッド
水の精霊の一柱。サイフィスとおなじく感情の停滞を嫌っている。
ザムージュ
大地の精霊の一柱。サイフィスとおなじく感情の停滞を嫌っている。
ゼルヴ
无(無)の高位精霊。他の高位精霊と異なり、ポゼッション後も言葉は明確に聞き取ることができず姿も確認できないなど、極めて曖昧な存在。エランさえも名前と属性しか知らない。
無念無想の境地にてポゼッションが発現した。
ヴォルクルス
敵対する超常的存在(邪霊)。
リューネ・ゾルダーク / ウェンディ・ラスム・イクナート
2人にとって彼女はマサキを巡る恋敵……になるのだろうか?
シュウ・シラカワ
面識はないが、シュウの方からは自分に一番合いそうな精霊と目されていた。

名台詞

「そうですね。私の声を聞いてくださりませんでしたし」
「回瀾を既倒に反す」より。一時的に迷走し、果てにサイバスターから拒否されたことを詫びるマサキに対して。
「俗な言い方をすれば、その通りです」
同話にて、ポゼッションを「要するにパワーアップしたってのか」といったマサキに。
「ですが、私は常にサイバスターと共にあります。そして、私は全ての人々の想いを受け継いでいるのです。今生きている人々、過去に生きた人々、そして、これからの未来に生きる人々……その事を、決して忘れないでください」
マサキに別れを告げる前に精霊という存在について確認して去って行った。

搭乗機体・関連機体

サイバスター
契約を交わした魔装機。

余談

「多くの人々の意思の集合体」といえば、ラ・ギアスの精霊はスパロボではイデなどに近い存在である。ただ、これから存在する「未来」の人々の意思も含むという点では特殊であり、アカシックレコードのような考え方にも関係しているのかもしれない。