クギミヤ・ケイ
クギミヤ・ケイ | |
---|---|
登場作品 | 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス |
声優 | 日笠陽子 |
デザイン | 平井久司 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(MJP計画第三世代) |
性別 | 女 |
年齢 | 16歳 |
所属 | グランツェーレ都市学園(~6話) → MJP機関特殊宇宙戦闘大隊第十二作戦中隊 |
軍階級 | 少尉 |
クギミヤ・ケイは『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の登場人物。
概要
チームラビッツのメンバーでパープルツーのパイロット。グランツェーレ都市学園でパイロット訓練を受けていたところ、MJP司令官シモンにより緊急招集され、戦闘母艦ゴディニオンに配属された。
レーダーでは捉えられない電波すら聞くことができる聴力と、高い空間把握能力を持ち、戦況に応じたフォーメーション指示と管制を行う。
冷静沈着なクールビューティーだが、毒舌家な一面も。チームメイトに対しては手を出すところもある。
極度の甘党で、食事シーンではパフェなど甘い菓子ばかり食べており、タマキが「意識飛びそうなくらい甘い」と評した濃縮練乳を平然と何十個も飲み干している。またお菓子作りが趣味だが、甘さ以外の味がしないレベルで甘い菓子ばかり作っており、極彩色を多用した見た目もかなり派手である。味に関してはチームメンバーやピットクルーからの反応は悪い。だが、彼女のケーキが作中で意外な活躍をした事がある。
その聴力から周りの雑音に非常に敏感であったため常にヘッドホンをして外との交流を断っていたのだが、イズルに自身の不安をぶつけ多少なり解消された事と、彼に命を救って貰った事で淡い恋心を抱くようになり、自身もイズルが目指す「ヒーロー」になるように頑張り、また他人との交流を増やしていくようになる。一方で、アサギから向けられる好意には最後まで気付いていない。
バストサイズがだいぶ控えめであり[1]、公式サイト掲載の漫画「MZ5!(まじでザンネン5人組)」や視聴者の間では、よくサイズのことをネタにされている。ザンネンなのは味覚より体型、などと言われることもしばしば。
チームではコントロールを務め、直接戦う事は少ないものの、各アッシュのバイタルコントロールやシールドの発動、戦域の分析等はケイが担っている。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2016年11月の期間限定イベント「僕らのヒーロー」でシナリオNPCとして登場。
- 2018年11月の復刻参戦イベント「目覚めよ、ヒーロー!」ではユニットとして再登場。
- スーパーロボット大戦30
- 音声初収録。宇宙ルート第2話「目指せ、ヒーロー」、もしくは第3話「チームラビッツ出撃」から登場。
- 原作通り、直接戦うのは不得手だが、自軍でもトップクラスのサポート能力を持つ優秀なパイロット。
- チームラビッツ全体の仕様として、戦闘時にチーム内での掛け合い台詞が存在する。サブパイロットや同乗している非戦闘員が掛け合うことは過去にもあるが、別々のパイロット同士が掛け合うというのはレアケースとなる。
パイロットステータス
精神コマンド
- 30
- 分析、集中、先見、鉄壁、補給、希望
- サポートに特化した優秀なラインナップで、自衛もちゃんと出来る。分析と補給がパープルツーの特殊能力(広域警戒管制と補給装置)と被り気味だが、無駄になることは無い。撃墜数を稼ぐのが苦手なのが泣き所。
特殊スキル
エースボーナス
- ミッションクリア時に強化パーツ「ケイのケーキ」を一つ入手する
- 『30』で採用。過去のシリーズでよくある、強化パーツ製造機となるエースボーナス。いわゆる『おやつ枠』である。
「ケイのケーキ」自体はSP20回復だけの控えめな効果の消耗品なのだが、強化パーツ売却で資金5000で売れ、更に怪獣少女アノシラス (2代目)のサポーター効果の強化パーツ「スペシャルダブルドッグ」も売却すると合計10000になり良い資金稼ぎになる。また、「ミッションクリア時」と書いているが、ケイが出撃しなくても入手できる(遺跡ミッション含む)ため、敵が弱い序盤の内に撃墜数を稼ぎ、早めに習得させたい。
人間関係
チームラビッツ
- ヒタチ・イズル
- チームリーダー。次第に異性として意識するようになる。イズル本人はウルガルの皇女テオーリアの事を意識しており、そんなイズルの想いに良い感情を示していない。
- アサギ・トシカズ
- チームメンバー。物語開始以前からケイの事が好きであると判明するものの、彼から向けられる好意に全く気付かず、またイズルに好意を向けてることをアサギの前で隠さない為非常に悩ませるように。
- イリエ・タマキ
- チームメンバー。小柄で巨乳でおバカ、好きな食べ物は塩辛、とまるで真逆だが、仲は良い。
- スルガ・アタル
- チームメンバー。セクハラ紛いな言葉が飛ぶと平然と暴力を振るう。戦場では共に後衛で行動する事が多く、活躍し連携する事が多い。
- クロキ・アンジュ
- 新チームメンバー。お菓子の食べ比べで完敗していたが、味覚がおかしかった為に「このケーキ甘くない」と認めなかった。
ゴディニオンのクルー
- スズカゼ・リン
- グランツェーレ都市学園在籍時の教官であり、ゴディニオン艦長となったためそのまま上官となった。
- ルーラ・チャン、ナオミ
- 軍医と看護師。チームラビッツの健康管理を担う。
- 山田ペコ
- チームラビッツのマネージャー的存在。
- イリーナ、ジェーン、ロナ、マリー
- パープルツーのピット艦のクルーたち。全員が若い女性で、ケイを妹のようにかわいがっている。しかし妹のように扱われた事のないケイは「バカにされている」と勘違いしていた。
MJP司令部
全地球防衛軍GDF
- コミネ・ダイ
- 彼を潰れたシュークリーム(潰シュー)と呼んで酷評する。
名(迷)台詞
- 「いずれにせよ、あの潰れたシュークリームみたいなオッサンの指揮で戦わなきゃなんないってことよ」
- 第3話「奇襲」より。コミネ大佐から「オペレーション・ナイトブロウ」の作戦説明を受けた後、尊大でチームラビッツを道具としか見ていない態度に不満をぶちまけるチームメイトたちに対して。
- この台詞により、視聴者の間でコミネ大佐の通称が潰シューで定着する。
- 「甘くないケーキなんてケーキじゃないでしょ」
- 同第3話より。イズルに試作のケーキを食べてもらい、「甘い」と言う感想を貰ってこの一言。因みにこの時登場したケイのケーキは後の展開で何度も意外な活躍を見せている。
- 「ふざけるなって感じです」
「なんでしょうこれ、面積最小限? 紐、ですか? そちらのは透明素材ですか? あちらは布面積だけは大きいようですが素肌と同色というのはいかがなものでしょう。さらにはリアルプリント? 透明にというか、隣にいて全裸と間違われたりしませんか? そもそもこれ放送できなくないですか? あとこれ、材質表示見ましたか? これなんと水に濡れたらと溶ける素材なんですよおかしくないですか水に入る時着るものに水に溶ける素材使うって何考えてんですか?責任者の頭こじ開けてぬかみそか何か入ってないかと確認したくなりませんか?そもそも女性用水着というものは17世紀に海辺で遊ぶご婦人方が濡れても服が透けないように厚手のドレスを着用したのが始まりと言われています」 - 第12話「シークレットミッション」より、商店街のPRとして水着撮影の仕事が入った中で依頼者にぶちまけた不満。徐々に早口になっていくと共に顔もどんどん崩れていっている。結局、タマキがOKした事で一緒に引き受けたが、やはり強いストレスを感じていたらしく、この後の移動中の車内では空になった大量の濃縮練乳パックが散乱している。
- ちなみにCMナレーションも担当したが、かなりの棒読みとなっている。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「ケイ素生物とか?」 / 「ケイ素生物かもしれないわよ。」
- 『X-Ω』2018年11月のイベント「目覚めよ、ヒーロー!」にて、ウルガルの正体について議論したときに発した台詞。キャラデザは同じだけど違う作品です……。
- 『30』でもキーミッション「ケレス大戦」において、右記の通りほぼ同様の発言をしている。
- 「偵察のコツは臆病になる事よ。それを忘れないでね」
- 『30』サブミッション「エンカウント」より。偵察に出るファンネリア・アムへの助言。女同士の友情というのもそうだが、新兵だった彼女がケレス大戦を超え、他人に助言を出来る程になった、成長を表す台詞でもある。
搭乗機体・関連機体
- パープルツー
- 専用機。情報分析、指揮管制に特化した機体でありチーム戦の要。反面、武装の火力は低く、単騎での戦闘力は低い。
脚注
- ↑ 12話Cパートで水着姿を披露したがそのデザインにもかかわらず胸の谷間が描かれていなかった。