パープルツー
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| パープルツー | |
|---|---|
| 外国語表記 | PURPLE TWO[1] |
| 登場作品 | |
| デザイン | 谷裕司 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
| SRWでの分類 | 機体 |
| スペック | |
|---|---|
| 開発秘匿名称 | 88式多用途戦術戦闘兵器EA型「レーヴァン」[2] |
| 分類 | AHSMB CONTROL type(アッシュ 広域戦術警戒管制型) |
| 型式番号 | AHSMB-002 |
| 全長 | 12.0 m |
| 動力 |
|
| 光学装置 | 90式超深度三次元複式立体探査測距儀 |
| 主計算機 | J-XM88A×2 |
| MMI | JURIA-SYSTEM |
| 開発 | MJP機関 |
| 所属 | MJP機関 |
| パイロット | クギミヤ・ケイ |
パープルツーは『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
JURIA-SYSTEMにクギミヤ・ケイの遺伝子を組み込んだ専用機。ブルーワンをベースに、腕部と脚部がオミットされている。
高出力センサーと多数の電子機器を装備した広域戦術警戒管制。アッシュ全機並びに戦闘母艦ゴディニオン、偵察衛星とリンクして情報処理を行う。最新鋭の主計算機を二基装備し、さらに予備の計算機も持つため、最大10機のアッシュの計算を肩代わりすることができる。
警戒管制に特化しているため、戦闘能力は自衛程度にしか持たない。機体に展開されているフラフープのような「リングレール」に自衛・攻撃用の武装を選択して装備する。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年11月のイベント「目覚めよ、ヒーロー!」期間限定参戦。SSRシューター。限界突破を2段階行う事で大器型を取得することが出来る。
- 2019年8月のイベント「穿て!エーメル」では水着バージョンの大器型SSRブラスターが実装された。
- スーパーロボット大戦30
- 最速参戦は宇宙ルート第2話「目指せ、ヒーロー」、もしくは第3話「チームラビッツ出撃」。地上ルートはキーミッション「MJPの子供たち」で参戦する。
- 初出撃時にはゴディニオンのピット艦から5機のアッシュが出撃する場面が原作アニメで再現される。
- サポート能力が強力な機体でジャミング装備と補給装置を持ち、さらに全ての敵に「分析」をかける専用コマンド「広域戦術警戒」が使用できる。
- カスタムボーナスも味方機の命中率・回避率の補助面で強力。
- その反面武装が2つしかない上にどちらも弾数制+少ない弾数と短い射程がかなりのネックとなるため、積極的に戦わせるならBセーブや射程延長系強化パーツ、ヒット&アウェイの育成は必須。
- 元性能が頼りない分エクストラアームズ系との相性が良く、レイルディフェンダーが気力制限無しに使える強力な射撃武器となる。
- 合体攻撃追加後は、本機からも強力な一撃を繰り出す事が可能。ただしケイは熱血や魂と言った攻撃系精神を持たない為、ボス戦に出すなら精神を付与する強化パーツやサポーターからの支援が不可欠。
- スーパーロボット大戦Y
- 基本的には『30』と変わらないが、補給装置が削除され、レイルディフェンダーがEN消費に変更されている。更に、合体攻撃『ラビッツ・フォーメーション』も移動後使用可能に変更されており、『30』の頃と比べてサポート能力が低下した代わりに戦闘向きの機体になった。サポート機としての運用も視野に入れるなら、強化パーツで補給装置を外付けすると良い。
- ジャミング機能とカスタムボーナスは健在であり、味方機の命中率・回避率の支えになるのだが、『30』と比べるとゲームバランスの変化もあり、「周囲5マスなら命中率・回避率とも事足りる」とまではいかない場面も増えてくる。
- 宇宙適応がSからAに下がったため、前線でパープルツーが集中的に狙われても厳しい。指揮官持ちの戦艦と足並みを揃えて進軍することを意識したほうが良いだろう。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
標準武装[編集 | ソースを編集]
- 89式2号II型三次元複合センサー
- 三次元センサー。
- AJS-4広域超分解能レーダー
- 広域レーダー。
- 『X-Ω』では必殺スキルに採用。ノーマルモードでは攻撃力、回避率をダウンさせる敵デバフ能力。また、高確率でスロウを付与する。
- VSモードでは回避率ダウンに加え、防御、分身を無効化するデバフ能力。なお、VSモードでは気持ち程度ではあるがダメージもついている。
選択装備[編集 | ソースを編集]
- 86式機動爆雷
- ゴールドフォーと同型の爆雷。
- 90式粘着爆雷
- ケレス大戦で使用した爆雷。背部ウェポンコンテナに装備。
- 90式高機動誘導粒子剣スラッシュソード
- ビームブレード発生器。本編未使用。
- 88式複合軽粒子銃
- リングに装備する二丁のビーム砲。
- 『30』『Y』ではバルカン枠のP武器。
- 89式自律防御用粒子銃レイルディフェンダー
- リングに装備する二丁の大型ビーム砲。
- 『X-Ω』では通常攻撃に採用。
- 『30』『Y』では最強武器。カットインあり。実質的にメイン武装となるが移動後に使えず、他に頼れる武器も無いため弾数もシビア。
- 91式機動粒子防御機アクティブガーダー
- リングに装備するシールド発生装置。
特筆機能[編集 | ソースを編集]
- ジュリア・システム
- アッシュに搭載されたシステム。搭乗者のDNAを組み込んだAIシステムによって、機体とパイロットをリンクさせ、性能を引き出す。
- 実はテオーリアによってもたらされたウルガルのテクノロジーが使われており、アッシュが最大級の機密とされる原因の一つ。
- フルバーストモード
- JURIA-SYSTEMが完全稼働した、文字通り全力を発揮した形態。
- TV版ではレッドファイブのみが使用したが、劇場版『覚醒する遺伝子』において本機も使用。リングレールを背面に移動させ、各部を変形させて四足獣のような形態になる。
- 通常時を遥かに凌ぐ速度で大量の情報処理を可能とする。全く制御できない欠陥機だったホワイトゼロを莫大なデータの精査で運用法を見出し、アサギの補助を行って戦力として運用できるまでに引き上げた。
- 『30』ではDLC「エキスパンションパック」にて追加される合体攻撃「ラビッツ・フォーメーションプラス」の演出内にて使用する。本機は攻撃には参加せず、フルバーストモードによって他のアッシュ全機のサポートに徹している。まさに『縁の下の力持ち』である。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- ラビッツ・フォーメーション
- チームラビッツのアッシュ6機によるフォーメーション攻撃。
- 『30』ではキーミッション「アッシュの影」で追加。〆の突撃とカットインは後期OPの再現。
- 歴代スパロボで見てもラインバレル mode-Cのファイナルフェイズに並ぶ6機ものユニット数を要求される。「30」では未出撃または非隣接状態でも使用可能だが、最大火力を出すには全機フル改造+全機隣接と、高い運用ハードルを求められる。
- 『30』では各種アッシュで射程やP属性が変化しており、パープルツーの場合移動後攻撃不可で射程1~6の射撃武器。火力の低さが泣き所の本機にとって、待望の高威力攻撃だがP属性が無い武器としては中途半端な射程なので、強化パーツで少し延ばすと使いやすくなる。
- 『Y』では一転して射程1~3で移動後可能に変化。進軍しながら敵を倒せるようになったため従来よりも気楽に使えるようになった。
- ラビッツ・フォーメーションプラス
- DLC「エキスパンションパック」にて追加。劇場版仕様の合体攻撃。
- 劇場版で各アッシュが覚醒し、フルバーストモードを発動させたシーンの再現。ブルーワンは劇中ではホワイトゼロと置き換わっていたが、本作ではブルーワンのフルバーストモードで攻撃するオリジナル描写となっている。
- パープルツーがデータを処理・リンクし、ローズスリーを足場にしてゴールドフォーが狙撃。レッドファイブプラス、ブルーワン、ブラックシックスが追撃し、トドメにローズスリーから巨大ビームをゴールドフォーとパープルツーで制御しながら放つ。離脱しようとした敵をブラックシックスが押し留めるシーンも再現されている。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 防御シールド
- バリア。ジュリア・システムによって効果が増加する。
- 『30』では、ENを消費し、2000以下の射撃武器のダメージを無効化する。
- 『Y』では、ENを消費し、射撃武器のダメージを1000軽減する。効果量はジュリア・システムによって最大+400。
- ジュリア・システム
- HP30%以下で発動し、運動性が増加。気力上昇に応じて、与ダメージ・クリティカル率・防御シールドの効果が上昇する。
- ハーモニック・レベル
- 戦闘結果に応じてハーモニック・レベルが変動。一定の数値ごとに技量・回避・命中に補正がかかる。ハーモニック・レベルが高いほど効果も高くなる。
- 広域戦術警戒
- 専用特殊コマンド。全ての敵に「分析」をかける。1マップにつき1度のみ使用可能。
- ジャミング装備
- 『30』で装備。
- 補給装置
- 『30』で装備。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 自機の周囲5マスにいる味方の最終命中率・最終回避率を+20%する。
- 『30』、『Y』で採用。ゲーム序盤から活用できる割に指揮官L4に匹敵する広範囲を支援できる。イズルに指揮官技能が無い分もこれでフォローできる。
- ジャミング機能と重なる隣接位置は+30%と常時集中状態になる。指揮官とも重複するため、ブライトの艦隊指揮も合わせると重複する範囲内なら最終命中率・最終回避率に+55%もの補正をかけられるようになる。
- 後は各々で見切りを習得させれば、どれだけ相手の照準値があろうとも一定の回避率をキープ出来る。戦艦と足並みを揃えて進軍する戦術を取るのなら、これ以上に無い優秀なボーナスと言える。
- ただしこのカスタムボーナスは自分には効果が無いため、パープルツーを前線に出すならしっかりとした強化が必要。味方から一歩引いた位置に置くにせよ自衛出来るようなパーツ選定や、ケイのスキル習得も視野に入れたい。
- 『30』においてはパープルツーの周囲5マスなら命中率・回避率とも事足りる場面も多い超強力ボーナス。残念ながら効果範囲の視認は出来ないが、範囲が同じコマンダーターミナルを持たせておくと効果範囲の確認と戦艦から離れた場所でも指揮官補正を得られるようになり、更にミツバのエースボーナスを取っていれば同時に活用できると一石三鳥となるのでオススメ。
- 一方で『Y』においては敵の命中補正の暴騰が激しく、プレイヤー側の命中率の確保も厳しいバランスであるため、最終命中率・最終回避率+20%でもパープルツーだけでは足りない場面も多い。サージェ・オーパスやウルガル艦艇 (大型艦)など指揮系統中枢を持ってくる敵艦が増えた点・宇宙適応がAに下がったためパープルツーが前線で狙われると厳しい点も逆風。相対的には弱体化している。とはいえ、本作でも最終命中率・最終回避率を確保する手段の一端であるのは確かであるため、まだまだ強力なボーナスではある。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「私は想像する」
- 前期OP曲。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。
- 「PROMPT」
- 後期OP曲。『Y』で採用。DLC適用時は原曲となる。
- 「消えない宙」
- 劇場版主題歌。『30』で採用。「ラビッツ・フォーメーションプラス」使用時のBGM。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- レッドファイブ、ブルーワン、ローズスリー、ゴールドフォー
- 兄弟機。
- ブラックシックス
- 後継機。
- オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン
- 『劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-』に登場する後継機。