ロゼ

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ロゼ
外国語表記 Rose
登場作品 六神合体ゴッドマーズ
声優 鵜飼るみ子
デザイン 本橋秀之
種族 ギシン星人(厳密には第8惑星人)
性別
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概要

ズール皇帝によって洗脳されたマーグに監視役として付けられた凛々しい美少女副官。マーグ同様、超A級クラスにカテゴリ分けされている超能力者で、思念体を応用した攻撃や変身能力に長ける。

マーグの洗脳コントロールが解けかかると再度調整するなど、皇帝の命令には忠実だったが、同時に自分を大事にし、時には守ってくれる上官マーグに敬愛の念も抱いていた。

明神タケルを狙った自らの攻撃から、彼を庇う形でマーグが戦死した後、自らも死を覚悟してタケルに決闘を申し込む。しかし明神静子の言葉や、負傷した際に自らのパワーを分け与えてくれたタケルの行動などから、ズール皇帝な忠実な部下としての自分に疑問を持ち離反。以降はタケルの共闘者となり、やがて彼を愛するようになる。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
ロゼおよびバレンの担当声優の鵜飼るみ子氏はスパロボ初出演。今回はゼーロンが登場しないため敵対時はガニメデスに搭乗し、味方時はコスモクラッシャーのサブパイロットとなる。プレイヤーにとっては31話のあのシーンが印象に残っているだろう。加入するのはかなり遅く、残り話数が7話しか無い。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
敵対はしないのだが、原作再現でコスモクラッシャーのサブパイロットになるのが終盤に差し掛かる頃とかなり遅い。ただ、前作よりは加入する話数自体は遅いが残り話数は12話あるので使えないことはない。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
最初からコスモクラッシャーに搭乗している。精神ポイントの仕様変更により感応以外をいきなり使うのは難しい。なによりカットインがなくなったのが残念。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
扱いは『時獄篇』とほぼ変わらず。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
条件によってコスモクラッシャーのサブパイロットか、ゼーロンのメインパイロットのどちらかで参戦する。

単独作品

スーパーロボット大戦64
説得を行うことにより仲間になる。超能力バグのおかげで命中・回避が高いうえに、タケルと信頼補正もあるためゼーロンを強化すれば十分に一線を張れる。惜しむらくは熱血or魂を習得しないためパンチに欠ける点か。

パイロットステータス設定の傾向

コスモクラッシャーのサブパイロット。クラッシャー隊に欠けているサポート系精神を一手に引き受ける。

精神コマンド

第2次Z
感応祝福期待再動
極めて優秀なサポート精神の使い手。最後にテレパシーで愛を伝えたからか、感応のSP消費は15と下手な必中より低い脅威の低さ。問題は感応以外の消費が割高なことで、感応以外は2回使うのも難しい。だが、単純に感応係として使うなら最優のキャラクターと言えるだろう。
第2次Z破界篇(敵対峙)
感応ひらめき狙撃気合期待再動
第3次Z
感応激励祝福
D
ひらめき必中信頼献身激励
リンクバトラー
ひらめき必中激励覚醒信頼
64
ひらめき必中激励信頼覚醒

特殊技能(特殊スキル)

第2次Z破界篇(敵対峙)
超能力L7、底力L6、闘争心ガード精神耐性
64
超能力

エースボーナス

クリティカル率+30%
第2次Z破界篇』で採用。

パイロットBGM

「宇宙の王者!ゴッドマーズ」
オープニング主題歌。

人間関係

ルイ
妹。ズールに対するレジスタンス活動に身を投じており、その配下であるロゼには敵意を抱いていた。肉親だが、彼女は非超能力者である。
マーグ
上官であり、敬愛している存在。
明神タケルマーズ
木曽アキラ
変身能力で「アカネ」と名乗って彼に近づき、恋人役を演じる。
ズール皇帝

他作品との人間関係

グレース・マリア・フリード
D』では彼女を操ってラー・カイラムの機関部に爆薬を仕掛けた。
兜甲児 (真マジンガー)
第2次Z破界篇』ではZEXISに参入した際、それまでの行為を彼から責められ敵視されるも、タケルの仲介により仲間として認められる。
ブランチ
第2次Z再世篇』では音声変換装置を用いてブラックオックスを操る彼に奇襲を仕掛け、エネルギー衝撃波で装置を破壊しオックスの奪還に貢献する。

名台詞

(マーズ、目を開けて。あなたはどんな苦難も乗り越えてきたはずよ…!)
「マーズ、死なないで!愛しているわ!!」
最終回、6体の分身体であるゲシュタルトの合体により復活したズールの猛攻に苦戦するタケルをテレパシーで励ますロゼ。彼女の祈りはやがてゴッドマーズに大いなる奇跡の光をもたらした。

スパロボシリーズの迷台詞

「きょ、距離をとれ! 接近戦では精神を集中する前にやられる!」
第2次Z破界篇』第31話「対決!マーズとマーグ」より。自ら率いるマーズ暗殺部隊を生身のZEXISメンバーに壊滅させられていくのを目の当たりにして。誰がどう見ても優勢な場面だったはずだというのに、反転して追い詰められていく。生身の地球人相手に超能力者が距離をとるのも妙な話だが、人外の如き力を持つ面々なので仕方ない。
「お、恐るべし、地球人! 恐るべし、ZEXIS!」
上記の続き。人外の領域にある面々によって超合金製の糸で絡め取られ目、耳、鼻を裂かれ一方的に斬られては最後には兵員輸送機を一発で撃墜されてプレイヤーも同情を抱きかねない。もはや惨劇である。
Zシリーズ最終作においても、このシーンのロゼと同様にマシンがなくとも戦える面々に心底戦慄した自称策士が出てくる。
「こんな事になるのだったら、ギシン星戦闘メカを鹵獲しておくべきだった…」
第3次Z天獄篇』ボーナスシナリオ「強き事は美しき哉II」より。自分がミスZ-BLUEに出られなかった事を後悔して。「メインパイロットの座を奪う」よりは格段に健全な手段だろうし、実際Zシリーズ通して(『64』や『D』と違い)ロゼがメインパイロットとして参入しなかった事を惜しんでいるプレイヤーも多いのでは?

搭乗機体

ゼーロン
ガニメデス
コスモクラッシャー

余談

  • 所謂「腐女子人気」の草分け的存在として、熱狂的に支持されたマーグ×マーズ兄弟だが、その反面マーグのファンからは彼を死に追いやった元凶として、マーズ支持層からは物語が進むにつれ、親密度を増していった事に対する嫉妬心から、女性ファンのロゼに対する風当たりは凄まじいものがあった。これらの現象は、現在でも時折見られる腐女子層からの過剰なバッシング騒動の先駆けとして知られている。