概要
神聖ラングラン王国第287代国王。立派な体格に逞しい口髭を蓄えた威厳あふれる好人物。王族の代表として外交を担当していた。一人目の妻との間に3子、二人目の妻との間に1子を儲けている。王宮グランパレスがシュテドニアス連合国軍の奇襲を受けた際、臨時議会中の議事堂に直撃した「魔力弾」の爆発に巻き込まれて非業の死を遂げた。
登場作品と役柄
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 「魔装機計画」の提唱者。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- シナリオ「魔装機神」と「ランドールの名」にイベントカットが用意されている。
人間関係
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- 長子。
- セニア・グラニア・ビルセイア / モニカ・グラニア・ビルセイア
- 娘たち。
- テリウス・グラン・ビルセイア
- 二人目の妻との間に儲けた4人目の子。男子。重婚か再婚かは明言されていない。
- カイオン・グラン・マクソード
- 弟。
- クリストフ・グラン・マクソード
- 甥。
- ナタリア・ゾラム・ラクシュミー
- テリウスの母。
- クィンティヌス・グラン・ビルセイア
- 第289代国王。アルザールの叔父の孫(祖父の弟の孫にあたる)。
名台詞
- 「フェイル、いいかい?昔、剣をつくる名人と、盾を作る名人がいてね、たがいに日々、その腕を競っていた」
「剣名人は、盾名人の作る盾を切ることに熱中し、盾名人は剣名人の盾を防ぐことを目指した」
「始めは仲のよかった二人だったがやがて競争がエスカレートし、ついに二人は、憎みあうようにまでなってしまった」
「そしてある日、ささいな事から二人はケンカを始め、たがいの剣と盾での決闘になった」
「剣名人の剣は盾名人の盾を切り裂くと同時に折れ、折れた刃が二人の命を奪ってしまった……」
「悲しい話だよねえ……」
- シナリオ「魔装機神」より。『グラフス列伝紀』の例え話。『列伝紀』は用語録で「1万年以上前に成立した伝記。ラングランの偉人、英雄について記されている。」と説明されている。
- 「やれやれ、相変わらず責任感の強い子だね。そんなになんでも背負いこんでちゃ、今につぶれちゃうよ」
- フェイルに治安局の引退を進めるも拒否され。彼の予想は悪い形で当たることになった。
- 「セニア……セニアまでそんな他人行儀な呼び方をするんだね。パパは……パパは悲しいよ」
- シナリオ「ランドールの名」より。娘に「パパ」と呼んで貰えなくて寂しがる場面。
- 「こ、これは……魔力弾の輝き……うおおおおっ!!」
- シナリオ「崩壊の序曲」より。最期の言葉となった。『魔力弾』は用語録で「通常弾よりも調和の結界の影響を受けにくい弾頭。ただしかなり高価で数も少ない。」と説明されている。