ゲルダ・ミロワール
- 外国語表記:Gerda Miroir
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:沢城みゆき
- 種族:人間(修羅)
- 性別:女
- 所属:波国・ゲルダ一派
- 年齢:?
- 異名:凍鏡のゲルダ
- キャラクターデザイン:浅川圭司
概要
波国の女性修羅で、自身を頂点とした一大派閥を束ねる実力者。
「凍鏡」の二つ名が示す通り、その覇気は周囲を凍てつかせる力を秘めており、冷気を自在に操ることが出来る。その力は周囲の気候にすら影響を与えるほどで、彼女が獄主を務めるアイスベルク監獄はもとより、彼女のテリトリーに隣接する新ロストエレンシアまでが大寒波に見舞われることとなった。
「影業のシンディ」ことシンディ・バードを「修羅の面汚し」と非難し、彼女の一派とは長年に亘り争覇の渦中にある。意見の食い違いは修羅の本質とも言える闘争に対しての姿勢にあったようで、彼女は修羅の性とも言える闘争本能により忠実かつ貪欲。戦力増強のために配下のヘイムレン・シルバートを使役し、覇龍の塔に安置されている羅刹機アルクオンや、妖精族の秘宝である魔倣の鏡などを手に入れるべく策謀を重ねた。ヘイムレンにとってもまた、彼女のそのような修羅らしい態度が忠誠を捧げる一因となっていたようである。
最終的にはアイスベルク監獄に踏み込んだアレディらとの直接対決となるが、部下のヘイムレンともども敗北。彼女は修羅の掟通り自身に死を与えるようアレディに言い放つが、アレディはそれを拒否し、彼女を生かす道を選ぶ。修羅としての意地から彼女自身はそれを受け入れることはなかったが、アレディの信念を察したヘイムレンに連れ出される形で彼と共に姿を眩ました。
見た目的には対立する格闘家的なシンディとは真逆のハリウッドセレブのような、胸元のぱっくり開いたとても寒そうなドレスを身につけている点が特徴(アシェンからは勘違いセレブと言われる)。しかし彼女の持つ最大の魅力は胸に非ず、ずばり彼女はネージュと並び立つ本作の「腋担当」である。興味の湧いた方は是非彼女の奥義「凍鏡微塵散華」のカットインの観賞をお勧めしたい。
名前の由来はハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『雪の女王』の主人公・ゲルダから。悪魔の作った鏡の破片によって豹変してしまった少年・カイを助けるために旅に出る少女の物語。 また、「ミロワール(Miroir)」はフランス語で「鏡」を意味する。
登場作品と役柄
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 修羅を束ねる長として登場。二度戦闘の機会があるが、特に単体攻撃は強烈で、熱血や魂は使用しないにも関わらず一撃KOがざらに発生するため、閃きまたは不屈が必須。
- 尚、カットインの秀逸さは他キャラに負けない彼女だが、戦闘時のモーションは何故か妙に動きが少なく、上半身はともかく下半身は硬直したかのようにほとんど動かない。何故かは謎。
- ちなみに、彼女は冷気使いということになっているが、M.O.M.O.のスターウィンド・モードやKOS-MOSのSTORM・WALTZといった冷気系の技も普通に効く(というより、このゲームはそういう属性が存在しない)ので、特に気にする必要はない。
ステータス設定の傾向
能力値・使用技
- 血風冷爪斬(けっぷうれいそうざん)
- 手刀により、血のような紅の斬撃を繰り出す基本攻撃。反撃攻撃にも使用。
- 凍鏡絢爛陣(とうきょうけんらんじん)
- 冷気を操る力によって自身の姿を写した氷の塊を作り出し、相手にぶつけつつ攻撃する。
- 轟嵐冷爪斬(ごうらんれいそうざん)
- 大規模な冷気の嵐を発生させて攻撃する。単体・複数のいずれでも使用。
- 奥義・凍鏡微塵散華(おうぎ・とうきょうみじんさんげ)
- 敵の背後に巨大な氷の壁面を出現させ、退路を断ちつつ集中攻撃を加える必殺技。
精神コマンド
「不屈」などで守備を固めつつ、「再動」を使って1ターンに複数回攻撃を仕掛けてくる。
人間関係
- シンディ・バード
- 「影業のシンディ」の二つ名を持つ、ゲルダに並び立つ実力者。長年に亘る宿敵。
- ヘイムレン・シルバート
- 忠実な部下で、ゲルダの配下の中では第一の実力者。闘争に生き、闘争の中で死すべきという修羅の信念を共有している。
- アレディ・ナアシュ
- シンディの部下であるため、敵対関係にある。彼の実力は認めているが、戦いに迷いを抱く彼を腑抜けた修羅と詰る。
他作品との人間関係
関連機体
- 羅刹機アルクオン
- 覇龍の塔に存在する伝説的羅刹機。ヘイムレン曰く、シンディとゲルダには主人としての資格があるとのこと。
- 羅刹機アルコンテス
- ヘイムレンに研究させていた、戦力増強の切り札となる量産型羅刹機。
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