ロイド・アスプルンド

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ロイド・アスプルンド(Lloyd Asplund)

神聖ブリタニア帝国所属の特派(特別派遣嚮導技術部)の主任研究員。

ランスロットの開発者であるが、科学者としては天才…というよりは、度が過ぎた変人というのが正しい。自分の研究が進めば良い典型的なマッドサイエンスト。飄々として、丁寧な口調ながら、その言葉使いは奇抜。時より研究者としての立場から、人間性を問う発言をしたりと、ただの変人ではない。

当時日本人で肩身の狭かった枢木スザクをランスロットに乗せ、データ収取だけに引き取った。現在は直接の上司であり、専属騎士など立場が変わってもその関係は変わらない。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。NPC。概ね原作通りの立ち位置を担うが、中盤でスザクに同行する形でZEXISへと出向する。
科学者として、グレンラガンなどの「ファンタスティック」なメカに興味を抱いていた模様。また、エメラルダンに大破させられたブラスタの応急修理にも携わっていた事が語られるが、完全修復には至らなかった。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
NPC。皇帝となったルルーシュが乗るダモクレス要塞セシルと共に戦闘中に掛け合いをしているほか、中断メッセージにも登場。セシルと同様、どちらのルートでもZEXISに同行することがない。
黒の騎士団ルートではフジ決戦前の一週間、スザクの頼みによってニーナ捜索、そして裏側でランスロット・フロンティアをZEXISに提供する。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
第1章時点では追加ミッション「白き騎士」に登場。スザクやセシルと共に惑星Ziに飛ばされている。ランスロットの掛け合い要員としてボイス有り。

人間関係

セシル・クルーミー
同僚ながら、その頭脳はロイドにも劣らない。
枢木スザク
彼を引き取り、ランスロットの専属ディバイサー(パイロット)に任命する。
ミレイ・アッシュフォード
唐突に彼女と婚約するに至るが…。
シュナイゼル・エル・ブリタニア
彼の上司で、ロイドは現場監督。
ラクシャータ・チャウラー
学生時代の同僚であり、研究者としてはライバル。お互いのことを知りつくしている。
ニーナ・アインシュタイン
彼女の研究に興味を示し、アドバイスを行う。また、大量破壊兵器・フレイヤの威力を見て心沈んだ彼女を科学者として叱咤激励している。

他作品との人間関係

パトリック・コーラサワー
彼には「妙なテンションの男」といわれるが、コーラサワーも同じようなものである。

名台詞

「おめでと~」
「残念でした~」
他者の行動を評する時の口癖。往々にして使用方法を逆にすることがある。
「皮肉だね。テロリストが騎士(ナイト)を名乗るなんて」
黒の騎士団の結成を宣言するゼロに対する皮肉。
「その矛盾はさ、いつか君を殺すよ。…あ、ごめんなさい、ごめっ…」
スザクが何かしらの迷いで戦っていたことを察していたが、スザクに対しては年相応な失言だったのか、その場で聞いていたセシルに横から胸倉を掴まれた挙句、鉄拳制裁を喰らう。
「おいおい、まさか『正義とは何か』なんて恥ずかしい議論を吹っかける気じゃあるまいね。僕らは一応軍人だよ」
ナリタ攻防戦の後、死傷者の捜索の際にスザクに語りかけた言葉。
「あのさ一つ聞きたいんだけど。君と前のゼロと同じ? それとも…」
「あはー、哲学だねー」
R2の行政特区日本の際のゼロとの通信会談の言葉。後者は「ゼロの真贋は中身ではなく、その行動によって測られる」というゼロの言葉の感想。
「ニーナ君、君は決めなくちゃいけない。科学を捨てて心を守るか。心を壊して科学に殉­じるか」
「僕は元から壊れてるからね。それくらいの自覚はあるんだ」
R2第19話にて。大量破壊兵器・フレイヤの凄まじい威力を見て打ちのめされたニーナへの叱咤激励。
漂々とした感じのロイドであるが、多くの人を殺める兵器を製造する科学者としての自覚があるということがよくわかる。
「おめでと~! 恋に落ちたよ! 肩改造券10枚プレゼント!」
ドラマCD「るるる合コンラプソディー」より、各々殺し文句を言う際にイの1番で言った台詞。
この後、スザクに「何で肩たたき券じゃなくて肩改造券なのか」を突っ込まれるが、ロイドは「肩があるから肩がこるんですよ。だったらいっそなければ…」と危険な考えで返した。「じゃあ10枚もいらないだろ」という突込みは野暮か。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「うわ! オカルトに引かれて、何だかすごい人が来ちゃったよ!」
『破界篇』より。神根島に現れ、「呪われし放浪者」と名乗ったアサキム・ドーウィンに対して。
「おめでと~!これで僕達も晴れてZEXISの一員だ]「新装備のエアキャリバーも試せるし、スザク君の命令違反に感謝しないと]
破界篇「反撃の狼煙」のエンドデモより。原作再現のスザクの命令違反の懲罰としてZEXISに派遣されることになり、それを喜んでの台詞。実戦データの採取や未知の機体に接することができることに感謝しているがどう見ても軍人の言葉ではない。セシルはもとより初対面のカレンも呆気に取られるほどであった。
「アハ! 残念でした~! はぁ~………」
『再世篇』での中断メッセージ』にて、セシルが作った、「タコス」…ではなく「酢漬けのタコ」を用意されて。合掌。

関連機体

ランスロット
自ら開発した最新型ナイトメアフレーム。
ランスロット・エアキャヴァルリー
フロートユニットを装備した空戦型。