ペガス

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ペガス(Pegas)

元々はスペースナイツの作業用人型ロボットだったが、Dボゥイのクリスタルの破損を機に、テッカマンブレード用のサポートロボとして改修された。

ペガスにクリスタルをセットし、その内部で光を収束させ物質変換フィールドを作り出すことで従来のテックセットと同等のことが可能。

Dボゥイのテックセットを手助けするだけでなく、バルカン砲などの兵器も搭載しており、飛行形態にも変形できる。バーナード軍曹から教わった「ダニー・ボーイ」の歌を唄ったり、レビンと漫才をしたこともある。最後は、テッカマンオメガの攻撃からテッカマンブレードを庇い大破するが、直後にそれに呼応するかのようにブレードはブラスター化する。また大破時に流れ落ちるオイルが、アキの願いと悲しみに呼応した涙のように見える。

大破後、ペガスのメモリーはテッカマンアキのサポートロボとなるペガスIIに移植されるが、その中にはDボゥイがペガスへ宛てた「俺の代わりにアキを守ってくれ」という遺言とも取れるメッセージが残されていた。

なお、月刊コミックコンプ連載の鈴木典孝による漫画版では、誕生の経緯を始め、TV版とは大きな差異が存在する。

名前の由来は、ギリシア神話などに登場する幻獣「ペガサス」から。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦J
テッカマンブレードのサポートユニットとして登場する。テッカマンブレードと合体状態で出撃する。テッカマンブレード離脱時は単独で出撃できる。改造はテッカマンブレードと共有。補給装置もあり、加速必中など役立つ精神コマンドを覚える。
スーパーロボット大戦W
今回は単独ユニットではなくテッカマンブレード換装パーツ扱いで途中参入。突撃を覚えるのでボルテッカを使いやすくなるのが強み。
イベントで何度か破壊されるが、その度に何の説明もなく修復されている。なお、本来ペガスIIはペガスそのものなのだが、今回は赤の他人である。
ちなみにこの作品のペガスの改造には獅子王麗雄などGGGも関わっているため、超AIロボ達ともよく絡む。

装備・機能

武装・攻撃手段

7.2ミリバルカン砲
ミサイル
レーザーランチャー

特殊能力

合体
Jのみ。
補給装置
Jのみ。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

J
加速必中狙撃かく乱脱力補給
W
加速必中狙撃脱力突撃補給

特殊技能(特殊スキル)

援護攻撃
援護防御

機体(パイロット)BGM

「REASON」

人間関係

Dボゥイ
サポート対象。長きに渡って共に戦う。
レビン
今の姿への改修・設計を行った、ある意味生みの親。なおWでは彼(?)が関わった様子がまるっきりなく、影が薄い。
ミレッタ・ルルージュ
テックセットに耐えられる素材データの作成が後一歩で手詰まりになっていた所、ふとした拍子で躓きディスクをばら撒いてしまうも、偶然にもそのせいで打たれたキーでデータを完成に導いた。
バーナード・オトゥール
「ダニー・ボーイ」の歌を教えてもらう。再会の際には夕陽を眺めながら二人で合唱していた。

他作品との人間関係

氷竜炎竜
Wで弾丸Xの使用後燃え尽きてしまった彼らを悲しむ。
風龍雷龍
Wで新しくヴェルターに加入し荷物運びをさせられていた彼らに応援の声をかける。

名台詞

「ラーサ!」
スペースナイツでいうところの「了解」であり、ペガスの場合は基本的にDボゥイの「ペガス!テックセッター!!」の台詞を受けた後に言う。
「ラー…?」
第32話より。とある古城で一夜を過ごそうとするスペースナイツ。レビンの呼び声に反応しないのに対し、ノアルはペガスに扉を開けようと命令するが誰かがいるかも知れないとアキが静止する。しかし、ノアルがこじ開けろと再び言えばアキが止めて、両者の命令すればするほどプログラムが処理できずにペガスは困惑するのだった。カメラアイの点滅と共に電子音が鳴った後、左腕部を頭に向けて人さし指を出す仕草が微笑ましい。
ロビー「ペガス、手伝ッテモラエマセンカ?」
ペガス「ペガス、ロビーノヨウナコト、デキナイ」
ロビー「料理ヲ運ンデクレルダケデイイノデス」
ペガス「ソレナラ、デキル」
第32話、古城のキッチンにて。古城でひとり祖父を待ち続ける少女グロリアと彼女に使える護衛ロボットロビー。ロビーが夕食を仕上げる際、彼はペガスに協力を求める。
「オ待タセイタシマシタ」
ロビーの指示を受け、食卓の間に料理を運ぶ際に。本物の執事のごとく右腕部にナプキンをぶら下げる様も印象的。
「ドウイタシマシテ」
ミリィを座らせる際、椅子を動かすロビーの行動とお礼言う様をインプットした後で。この時、グロリアのドレスを着たミリィが様になっているのを悔しがるレビンの椅子を動かしてしまい、彼に怒られてしまうが、この台詞で返してしまうのだった。
「ドンクサイ?意味不明デス。メモリーニインプットサレテイマセン」
第34話、レビンの指示を受けソルテッカマン1号機の斜めに動かした際、力加減ができず機体を倒してしまい彼に「なあっ!?それじゃやりすぎよ!ホント、どんくさいんだから!」と怒られて。彼の台詞とまったくもう、とふてくされるレビンの姿に傍から見ていたバルザックも苦笑してしまうのだった。
「……行ク夏~…花モ散リ果テ~…」
「メモリーバンクニ、ソノ音楽データガアリマス」
第43話、オービタルリング内にて。バーナードの妻アンジェラは、彼が戦地に赴く際、『自分が留守の間、これを俺だと思ってろ』とよく手渡していった拳銃を握り締め、二度と戻らぬ夫を思い「ダニー・ボーイ」の歌を唄う。その歌声に反応したペガスは彼女に合わせて唄い、バーナードの記憶を失っていたDボゥイに代わり彼の生きた証を彼女に示した。電子音声でありながらも、その歌声は「きっとあの人が教えたんだね…」と感動させるものだった。
「ラーサ。5m離レマス」
第44話冒頭、ブラスター化による記憶障害はDボゥイと共に戦ってきたペガスの記憶さえも失わせるものだった。「ロボットのクセに、気安く呼ぶな!俺から離れていろ!」と苛立つ彼に対し、ペガスは律儀にこの台詞で答え、5m離れて主の後ろを歩いていく。
「ロボットトイウ名前デハアリマセン。私ノ名ハ、ペガス。スペースナイツニ所属シ、製造番号ハ、D23911」
自身の後ろをついていくペガスを思い出せず、テッククリスタルの破片が内蔵されていることまでも忘れてしまったDボゥイ。ペガスはそんな彼の「ただロボットに何ができるというんだ!?」と問いかけに対し、この台詞で自身の名前だけでなく、所属と製造番号まで答える。上の場面に続き、ペガスの律儀さが感じられる場面である。
「Dボゥイ…」
「D…ボゥイ…」
最終話、絶体絶命の危機に陥ったブレードを庇うかのように現れ、オメガによってバラバラにされた際の台詞。
スパロボでは撃墜時の台詞として採用されている。