カルバリーテンプル

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カルバリーテンプル(Calvary Temple)

大型セイバーを持つなど格闘戦を重視したA級ヘビーメタル。「テンプルシリーズ」の一つ。
顔が左右非対称なのが特徴的だが、これはオルドナ・ポセイダルが実験的に右目に特殊スコープを組み込んだためである。両腕には折りたたみ可能な反射板が付いており、敵のビームを防ぐだけでなく、跳ね返す事もできる。

クワサン・オリビーが「ヘルミーネ」というコードネームで呼ばれる専用の黄色の機体に乗っている他、終盤では13人衆リョクレイ・ロンとハンス・アラハートが黒色の機体に乗っていた。

登場作品と操縦者

SRWではなぜかヘルミーネのカラーリングしか登場しない。

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
初参戦作品。ガウ・ハ・レッシィが乗ってくるが、本来は彼女の機体ではない。2段階まで改造されておりエルガイムより火力があるが、中盤で地上ルートを選ぶと勝手に捨てられてしまうので注意。宇宙ルートでは、エルガイムと選択で廃棄。
第4次スーパーロボット大戦S
『第4次』から更にパワーランチャーの威力が上がった。また、強制廃棄もなくなった。ただし本作の仕様で、仲間にすると武器の改造は初期化される。
スーパーロボット大戦F
第4次同様、ガウ・ハ・レッシィが乗ってくる。レッシィを説得すれば4段階、撃墜した場合は1段階改造された状態で自軍に加わる。しかし、素の攻撃力ではエルガイムどころかディザードにすら劣るが、改造費を抑える為に使われる事も多い。サッシュがある分、対ヘビーメタル・オーラバトラー戦では強い。
スーパーロボット大戦F完結編
引き続き登場。序盤にエルガイムMk-IIヌーベルディザードが加入するので倉庫行きになる可能性が高い。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
オリビーを説得すると、自軍で使用可能。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
一般兵以外にオリビーの機体としても登場。「ヘルミーネ」の名前もオリビーの台詞内で登場している。
一般兵搭乗機は捕獲して自軍で運用することも出来る。性能的にはバッシュとどっこいだが、バスターランチャーが無いため攻撃力と最大射程で劣り、またシールドも持っていないため、どちらも持っているバッシュと比べると使い勝手の悪さは否めない。

関連作品

バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
日出族の指揮官の1人として登場。名称表記は「Cテンプル」。武衆はナイト。
スパロボに先駆けての出演だが、やはりヘルミーネカラー。
リアルロボット戦線
ヘルミーネとブラックカラーの2種類とも出演。名称表記はそれぞれ「C・テンプル 黄」「C・テンプル 黒」。

装備・機能

武装・必殺武器

セイバー
ブレード部分がエネルギーで構成された剣。右腕に装備されている。グリップ部分に光をエネルギーに変換するシステムがあり、半永久的に使用可能。ヘビーメタルの格闘戦における基本的な装備。
カルバリーテンプルのものはバッシュと同じ高出力型で、太刀セイバーと呼ばれている。
サッシュ
腕に内蔵するエネルギー弾砲。ビーム兵器でない為、対HMやオーラバトラーに有効である。GCではなぜかジャマーに引っかかる。
パワーランチャー
コードをボディに接続することで使用出来るビーム兵器。砲身に見えるのは装甲で、通常は右腕に装備する。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動する。
対ビームコーティング

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「エルガイム -TIME FOR L-GAIM-」
「進撃エルガイム」

対決・名場面

バッシュ
スヴェートでの最終決戦にてポセイダル派のハンスが駆るカルバリーテンプルが、ギワザ軍についたヘッケラーの駆るバッシュと壮絶な一騎打ちを繰り広げている。

余談

クワサン機の「ヘルミーネ」はポセイダルが製作したオリジナル機であるという説があるが、はっきりしない。 原作ファンの間では、専ら黒のカルバリーが人気があるようである。