ボーロ・フェイブル

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ボーロ・フェイブル(Borllo Feible)

ヴォルクルス教団の大司教。道化師のような格好をしている。シュウいわく、現在確認されている大司教の中では最も若年との事。格好だけでなく、言動も奇々怪々で、韻を踏んだような非常に分かりづらい言い回しをする。

大司教という地位にありながら、内心では教団の支配者であるヨーテンナイや他の大司教に対して叛意を抱いており、シュウ一行と彼女らを潰し合せて漁夫の利を狙っていた。ヨーテンナイ亡き後は目論見どおりヴォルクルス教団を掌握、次は「新世界の王」となるべく行動を開始したが、混乱初期に撃墜したはずのエリック・グレゴリックの逆襲を受けて戦死。呆気なくその野望に幕を下ろすことになった。

実はレイブレードに搭載された特殊機能「リチュオル・コンバーター」の開発者当人。 本人としては「災厄の種」のつもりだったが、これが思わぬ結果を生み出すこととなった。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
初登場は第15話「暗躍せし者達」からで、これを含めて3度ほどシュテドニアスで姿を見せる。シュテドニアスの時点ではそこそこの強さを持つが、再登場の際にも機体の強さが変わっていないため、軽くあしらえてしまう。
上記の通りわかりづらい言い回しを好むのだが、中にはボーロと特定のキャラを戦闘させることで用語集に登録されるものもあるので、コンプリートを狙う人にとっては要注意人物である。

人間関係

ヨーテンナイ
教団のトップ。表向きは大人しく従っていたものの、彼女になり替わる野心を隠し持っていた。
ブラッシュ・ネンバー
同列の大司教。教義に殉じ、厳格に真正面から行動するブラッシュとはそりが合わなかった模様。ちなみに他の大司教がマグゥーキ大量発生による混乱で連絡不能、生死不明と言う状況になった事をブラッシュに伝えたのはボーロである。
ガエン
余りにも奇抜な振る舞いを度々呆れられるが、特に気にする様子も無い。
エリック・グレゴリック
初対面時に撃墜する。彼のあっけない幕切れを嘲笑するが……。
晨明旅団
彼らからはヘッドの仇と付け狙われる。
イルゼノン社
攻霊機開発計画に行き詰った彼らに、自らが開発した「リチュオルコンバーター」を計画に組み込ませてレイブレードを完成させるように仕向けた。しかし、彼らが開発したレイブレードは本来の機能から変異し、死霊達を浄化する光霊機へと生まれ変わる事となった。

名台詞

「あなたはどうやら背教の際、何やら気付いたようですな」
背教者であるガエンに対する特殊戦闘台詞。
「王となる……機会を得ながら……わたくしは……!」
43話以降での撃墜時。
「あの男の死に様にしても、あなた方の反応にしても、なんとも滑稽至極……死合に臨めば命を墜とす……あまりにも必定の理でしょう」
エリックを撃墜した直後、晨明旅団を嘲笑して。確かにそうかもしれないが……。
「ブラッシュ……使……そして、あのお方……どれもこれも目障りな存在でしたが、あなた方の働きによって、全て取り除かれましたのでな!これでわたくしは教団の頂点に……世界の頂点に立てるのですよ!」
43話にて、登場した際に。この時点では、それら以上に危険な存在が出てきているのだが。
なお、この時点で自身の野望を阻むものに他の大司教が出てきてないところ見ると、他の大司教はボーロに謀殺されたという可能性も考えられる。
ガエン「フン……貴様のような俗物が、王などとは滑稽だな」
ボーロ「ムホホホホッ!俗人からの貴人への転身!これこそまさに王道というものです!」
第48話「ジャイアント・キリング」でのガエンとの戦闘前会話。王に君臨する野望を嘲笑されてもボーロのテンションは絶好調である。
「何を隠そう先行き錯綜……リチュオルコンバーターは、わたくしの作品でして。世を混乱で覆う為、イルゼノン社に横流し、災厄の種と成すつもりでしたが……それがよもやあの方を討ち滅ぼす力となるとは!藍より出でしペイルブルー!」
同上マップでサキトに撃墜された時。この瞬間イルゼノン社が密かにヴォルクルス教団と通じていた事が判明する。晨明旅団登場前に撃墜してしまうと語られないので注意。

搭乗機体・関連機体

モーヴァ
指揮官専用機。POJに出てきたものより装甲が強化されているらしい。