ニムバス

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ニムバス(Nimbus)

「パーゼミュート社」で製作された炎系魔装機。背面部のバックパックに連結した2門の高火力兵器「フェルミオンキャノン」を主砲とする。高い火力と安価な生産性から傑作機と評されており、同社が「反アンティラス隊」結成のために雇った傭兵たちが好んで搭乗した。色こそ違えど外見は地上の某機動兵器によく似ている。シュテドニアス内戦時、『マルテナ社』に持ち込まれたデュラクシールのデータも参照したのだろう。試作機時代のカラーは深緑。制式採用後のカラーは漆黒で、これは「マルテナ社」時代からの習慣を引き継いだものと考えられる(「マルテナ社」には独自調整を施した魔装機を黒く塗装する嗜好があった)。

この魔装機にもゼルヴォイドから得られた技術が使われているが、ヴァストとは異なりごく一部に留まっているため暴走する危険性は無い(電撃スパロボ魂2013年秋号)。

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
最短での登場はラングランルート8話「エランの憂鬱」から。当初は試作機として運用されていたらしく「試作ニムバス」という機体名。その後、しばらくしてから制式採用され、シュテドニアスルート20話「災いを呼ぶ者」からは機体性能が少し向上した「ニムバス」の名で登場する。また、共通シナリオの13話「追跡者エラン」では大量に登場し、ボスユニットと大して変わらない攻撃力の「フェルミオンキャノン」の驚異を叩き込んでくる。ここが本作の難易度インフレの起点である。
客観的に観ても難敵ではあるが、炎系の常として水の魔装機神ガッデスを非常に苦手としている。戦闘に特化した調整を施された水系魔装機キョウメイ蒼にも弱く、最高射程の関係で一たび守勢に回されると存外脆い。その強さの起因はあくまで「僚機と共同して行う数の暴力」によるところが大きい。
DLCキャンペーンマップ「追って追われて戦って」ではムデカ搭乗機をプレイヤー側で操作可能。改造度が高めに設定されているためHPは1万を超えるが、自己修復能力がないので過信は禁物。射程も最高で5スクエア先にしか届かないため、攻撃を仕掛ける度に容赦ない反撃の雨に晒される。ムデカ機が撃墜されるとロザリーの気力も上昇するので精神コマンドを使い切った後は、さっさと敵に落とされるように動かすのも悪くない。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
外装色(緑→黒)と手にした銃砲に変更が加えられている。緑色のは(敵としても)登場しないので、ただのムデカ用カスタム機である可能性もある。
移動後使用可能な武器は格闘武器と合体攻撃(隠し武器)だけだが、どちらの格闘武器も操者能力減少効果が付いている。また、フェルミオンキャノンの最大射程が7マスになったので対ボス戦の支援や援護攻撃に活躍できる。

装備・機能

武装・必殺武器

試作ニムバス(緑)

シールドミサイル
左腕で稼働する盾の下端内に仕込まれた4発の誘導弾。
拳銃
右手に握る小型光線銃(名称不明)。斬撃を仕掛けるときに牽制目的で使用していた(III)。普段は腰にマウントして収納する。
ソードブレイカー
盾の上端に収納された短剣。牽制射撃後、銃を腰にマウントして盾から得物を抜剣。斬り付ける。
フェルミオンキャノン
本機の最強武器。2門の砲塔から灼熱の閃光を発射する。移動後使用可、射程1-5と穴がない。数の多さとHPが低いキャラを優先して狙うというCPU思考と相まってかなり厄介(地形も加わるとさらに悪化する)。

ニムバス(黒)

ソードブレイカー / モービッドチェイサー
盾の上端に収納された短剣で2回斬り付ける。手持ちの銃火器による牽制射撃はなし(COE)。
モービッドチェイサー
シールドミサイルで牽制後、ソードブレイカーで斬撃を加え、トドメにエネルギーを込めて斬り付ける。
ショットレールガン
フェルミオンキャノン
移動後使用ができなくなったが、射程が延長されて7になっている。

特殊能力

剣装備
盾装備
MG回復(小)
魔装機神シリーズの特殊能力。

移動タイプ

空中要塞に乱入してきた機体のひとつであるため、飛行能力を所有している可能性がある。

サイズ

M

機体BGM

「終わりなき戦い」
汎用戦闘曲。