ブロッキング
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ブロッキングとは、パイロットの防御系特殊技能。『スーパーロボット大戦Z』で初採用。
概要
今までのシリーズにおける切り払いとシールド防御を統合した技能。過去の一部作品でも防御(特殊技能)が切り払いとシールド防御を統合していたが、向こう側は技能レベルがあったのに対し、ブロッキングには存在しない。
現時点の最後の採用作品は『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』で、『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』以降はユニット側の能力(剣装備・盾装備)だけで切り払い・シールド防御が発動する仕様となったため、本技能は廃止されている。
スキル効果
スーパーロボット大戦Z
パイロット養成で、消費PP(パイロットポイント)300で取得可能。味方と敵との技量値の差で発生率が決定する。小隊員として編成されている時でも効果がある。
- 「剣装備」のユニット
- 切り払いを発生させ、敵の格闘武器や実弾兵器(一部除く)を無力化する。Zの場合、切り払い成功時は回避行動を取ったことになるため被弾時の気力アップがなくなり、「気力+(ダメージ)」も発動しなくなる点に注意。
- 「盾装備」のユニット
- 敵の攻撃時に確率でシールド防御が発生し、被ダメージを-60%する。反撃時に防御コマンドを選択した場合は、ブロッキングのスキルが無くても必ずシールド防御が発動する。バリアや特殊装甲とも併用可能。
第2次スーパーロボット大戦Z
『破界篇』のみ採用。60PPで取得。さらに、剣装備の機体なら切り払い、盾装備の機体ならシールド防御が発動できる。
ブロッキングを活かせるパイロット
「盾装備」のみのユニットに搭乗するパイロットは取得させて損なし。だが「剣装備」がある場合、取得しても切り払いが気力上げを妨害する場合があるので、気力制限の厳しい武器や能力・スキルがあり、気力を上げる精神コマンドがないスーパー系の場合はあえて取得しないのも手。回避率が高いユニット・パイロットには不要。
発動率を上げるには技量値を養成しなければならないため、多くのPPが必要。周回プレイを重ねればPPを多く取得できるので、この技能を活かしやすくなる。技量値アップにより、同じ特殊技能の再攻撃も活用できる。
- 壇闘志也
- デフォルト取得済み。隊長効果に「ブロッキングの確率を+40%」があり、ゴッドシグマも剣と盾を両方装備しているので、高確率で防御する。ただし切り払いが発動すると、回避判定になってダメージによる気力アップのチャンスを失うのがネック。特に気力不足が深刻なHARDモードの場合は、キラケンが気迫を覚えるまで忘れさせ、後で習得し直す手段もある。隊長効果は小隊員にも有効。
- 破嵐万丈
- デフォルト習得済み。ダイターン3は剣と盾を両方持っているためフルに発動可能なうえ、万丈の技量値も高く、信頼性が高い。再攻撃を養成すれば、その技量値を攻撃面でも活用できる。その分、堅牢さで知られるダイタンクの影が更に薄くなってしまったが。
- ロジャー・スミス
- ビッグオーが「盾装備」。元の技量値が高く、ブロッキングを取得すれば高確率でシールド防御を発動させる。元々マジンガーに匹敵するほど硬いビッグオーがこれによりさらに頑丈になるので心強い。
- ロラン・セアック
- ∀ガンダムは「剣装備」「盾装備」。技量値は低いが、デフォルトで所持している援護防御をすればシールド防御が同時発動してダメージを軽減出来、同時に機体の回復能力を活かせる。序盤戦では小隊員として活用すればその効果を実感できる。小隊長時には、隊長効果の「気力+(回避)」効果が切り払い時に作用するので無駄がない。
- キラ・ヤマト
- デフォルト習得済みの上、隊長効果に「ブロッキングの確率を+20%」があり、Sフリーダムも剣と盾を持つためブロッキングの相性は良好。但し、キラは回避型のパイロットなのでブロッキングを発動させるまでもないかもしれない。さらに補足すると、ブロッキング+VPS装甲の効果はボスクラスの攻撃をも撥ね退けられる能力を持つのみならず、連続ターゲット補正への保険にもなるため、上書きせずにしておくと更に安全になる。同様のことはシン、レイ、ルナマリア、アスランにも言える。
- ネオ・ロアノーク/ムウ・ラ・フラガ
- 専用機のアカツキは「剣装備」「盾装備」。デフォルトでは習得していないので、養成するとフルに発揮できる。彼自身が防御寄りの成長をするため、シールド防御とドラグーンバリアの相乗効果は、MSとは思えない耐久力を叩きだす。ZSPDにおける専用機のウィンダムも、ほぼ扱いは同じと考えてよい。