第3使徒サキエル
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第3使徒サキエル(Third Angel Sachiel)
3番目に確認された使徒。ただし、新劇場版では「第4の使徒」の名で登場している。
セカンドインパクトから15年ぶりに出現した使徒で、劇中では最初に登場した使徒である。A.T.フィールドによって戦略自衛隊からの集中攻撃を全く物ともせず、第3新東京市を破壊した。戦自のN2地雷による攻撃で大ダメージを受けるが、その後再生し、顔にあたる部分が2つに増えた状態で復活した。
EVA初号機の初陣の相手となった使徒で、迎撃に出た初号機の左腕と頭部を破壊するが、直後に暴走した初号機に傷つけられ、自爆した。
デザインは漫画家のあさりよしとお氏。同氏は第4使徒シャムシェルと第14使徒ゼルエルのデザインも手掛けている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 初出演作品。原作同様初号機の初陣の相手となるが、ここではまず倒せない。以後、様々なマップに再登場する。なお、顔は1つのまま。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 隠しシナリオ「未完のシ者」にて第4使徒シャムシェル、第5使徒ラミエル、第14使徒ゼルエル共々再登場。この時点では味方もかなり強くなっているので、はっきり言って敵ではない。
- 当時のプレイヤーからは「ショッカーの再生怪人みたいだ」とか言われていた。なお、再生怪人は以前よりも弱いのがお約束である。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 駿河湾方面から出現。岡防衛長官は総力戦を挑むが、A.T.フィールドの前には無力だった。相次ぐ侵略者との戦闘で疲弊していた連邦軍極東支部は大打撃を受けることに。
- その後、選択しだいで衝撃のアルベルトと戦う。そして、プレイヤーに文字通り衝撃を与えた。再生後は、前より攻撃力が上昇している。
- 武器性能は原作通りに初号機を撃墜させることを想定してか光線に気力制限がつき、光のパイルの命中、クリティカル補正が+50%、と極端な設定になっている。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 攻撃力がアップし、光線の射程も2伸びている。…とはいえPS版同様イベント感覚で倒せてしまうため、印象は変わらない。新規EDルートでは、他の使徒連中と共に再登場。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- PV1において、新劇場版からの参戦で登場。内部データには再生前の顔グラが存在。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 再生使徒の1体として再登場。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ソーディアンによって作られた複製が登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 新劇場版からの参戦で「第4の使徒」名義で登場。
- 長射程の光弾がP兵器で射程1の光の槍が非Pという、あべこべな性能をしている。光弾はラプラスウォールで吸収可能なので、気力が溜まるまでは母艦の横にラッシュバードを隣接させておくといい。
装備・機能
武装・必殺武器
- 光弾
- 二つ目の顔面から放つ光線。その威力はかなりのもので、劇中ではジオフロント上部の特殊装甲をいとも簡単に貫通した上に天井部に格納されたビルを落下させ、さらに本部上空まで到達している(Lでの戦闘アニメは、これを再現している)。
- 光の槍
- 右腕部より射出される「光のパイル」と呼称される光線状の槍。一部のプレイヤーからはパイルバンカーと言われる事も…。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
余談
- 名の由来であるサキエルは水を司る天使であり、ユダヤ教の七大天使の1体、キリスト教の智天使の1体である。
- 番組企画書では「水の使徒サキエル」と表記されており、「EVA弐号機の初陣の相手として海上で戦う」という設定だった。
- 設定の変更後、第3使徒サキエルに代わって第6使徒ガギエルが第八話にてEVA弐号機の対戦相手を務める事になった。
- 第3使徒サキエルのシルエットは、1993年に発売された『龍騎兵団ダンザルブ』というゲームに登場する「メイ」という女性の敵兵士に酷似している(こちらのキャラクターデザインもガイナックスが担当している)。
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