新見薫

新見薫は『宇宙戦艦ヤマト2199』の登場人物。

概要

ヤマトの技術科に所属する情報保全、収集、処理、電子攻撃等を行う情報長にして心理カウンセラー。髪はミディアムで、下ぶち眼鏡をかけた美人。真田とはMIT時代からの後輩のため、彼の事を「先生」と呼ぶことがある。そのため、真田からの信頼も篤い。

少々冷めた口調と同じく冷静な性格だが、機械的な印象を抱かれる真田に比べると人間的なところも見受けられ、乗員からも好意を抱かれている。

元はイズモ計画派であり、地球型惑星を発見した際には詳しい調査を進言している。物語中盤、伊東と結託し、島大介を首謀者にして反乱を画策するが、失敗に終わり営倉に収監された。この行動はあくまでも彼女なりに地球を想ってのことであった。

その後、ドメル幕僚団との戦いにおいて波動砲の砲口に撃ち込まれた特殊削岩弾を止めるために解放され、アナライザーと共に見事任務を成功。そのまま赦免され、再びヤマトの一員としてイスカンダルへ向かった。

古代守とはMIT時代から付き合っていたが、彼がメ号作戦に参加する前に別れている。ただし、現在でも彼への想いは消えていないことが窺える。

スーパーロボット大戦V: 初登場作品。NPC。原作と異なり、宇宙世紀世界と西暦世界を転戦した経験からイスカンダルを目指す事を決め、イズモ計画から離反する。; また、真田と共に技術者としても出番が多く、ΖΖガンダムやνガンダム、Ξガンダムといった宇宙世紀世界のモビルスーツについて分析したり、新正暦世界の「空白の10年」について触れたりしている。

ハサウェイ・ノア: 『V』では、直接の絡みこそないが、自分達の世界における彼の顛末を彼を始めとする宇宙世紀世界のメンバーの心情を考慮してか、決して口外しないことを真田に語っている。
ナイン: 『V』ではイズモ計画から離脱後、彼女に伊東の監視を依頼している。

「試作した亜空間ソナーは電探に精通している森一尉が適任。戦術長権限を凍結されてヒマそうな古代一尉は運転手。合理的でしょ？」: 第14話「魔女はささやく」にて、西条が「なぜ哨戒任務に森と古代の2人を選抜したのか」との問いに、真田に代わって答える。