忍部幻龍斎

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忍部幻龍斎
読み しのびべ げんりゅうさい
外国語表記 Genryusai Shinobibe
登場作品 魔神英雄伝ワタル
声優 緒方賢一
デザイン 芦田豊雄
初登場SRW スーパーロボット大戦X
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 神部界人
性別
年齢 41歳
出身 モンジャ村
称号 頭領
好きな食べ物 草団子
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忍部幻龍斎は『魔神英雄伝ワタル』の登場人物。

概要

忍部ヒミコの父親で、忍部一族十二代目頭領。本編開始の5年前にドアクダーを討つべく旅立つが、返り討ちにされ、魔界力で猿の姿に変えられてしまった。

長い事行方をくらましていたが、その間に幻神丸を開発し、正体を隠しながらワタル一行の手助けをしていた。

第五界層の花の毒により、熱病にかかったヒミコに薬を与え、同時に正体を現わし一行に加わる。ドアクダー打倒後は人間に戻れたが、『真』ではキンカックとギンカックに今度は犬の姿にされてしまう。

賞金も懸けられたが、なぜか花ラッキョウだった。

『2』では『神部新聞増刊号』で「(ドワルダーの気配を感じて)姿を変えられない様に修行の旅に出ようと思う」とヒミコとワタル達とは同行しなかった。

登場作品と役柄

VXT三部作

スーパーロボット大戦X
初登場作品。第1話では素性を隠して操作可能の援軍として登場する。原作より仲間になるのが早められ、龍王丸登場、クラマ離脱と同時に仲間になり、自分もセリーヌの花の蜜で元の姿に戻れる所だったが、「ドアクダーへの怒りを忘れないため」としてサルの姿のままでいる。エンディングでは人間時の姿も登場。
担当声優の緒方氏の新録参加は『A PORTABLE』以来10年ぶりとなる。
能力値は高くサブパイロットのヒミコの精神も良いものが揃っているが、乗機が弱いのが困りもの。使うならまずは先制攻撃を養成し、貧弱なP武器を少しでも補おう。

パイロットステータス

能力

忍の一族だけあって、魔神乗りとしては回避が非常に高い。また、長年魔神に乗っているという経験からか、技量にも優れており、シバラクとほぼ同等である。

精神コマンド

X
集中狙撃必中閃き気合熱血

特殊スキル

X
底力L5、見切りL3、サイズ差補正無視L1、EセーブL2
シバラクと同じく、最初から見切りを最高レベルまで修得している。Eセーブの所持も嬉しい。乗機にカスタムボーナスでサイズ差補正無視が付くため、技能側の養成はしなくていい。

エースボーナス

サブパイロットを含め、自軍フェイズ開始時にSP回復+5
X』で採用。本人よりヒミコの精神を使いやすくするうえで重要。

人間関係

家族

忍部ヒミコ
娘。ドアクダー討伐に出た事は単身赴任と言っていた模様。後半からは一緒に幻神丸に乗り込む。
忍部不知火
妻。
忍部オジジ
義父。幻龍斎は婿養子らしい[1]
ケイブンシャの大百科別冊ヒーロースペシャル13『魔神英雄伝ワタル』によれば、影で接触していたとのこと。

仲間たち

戦部ワタル
伝説の救世主で一行のリーダー。幻龍斎を「親父様」と呼び、主に知恵を頼りにする。
剣部シバラク
仲間。年長者である幻龍斎を「親父殿」と呼ぶ。
渡部クラマ
仲間。魔神殿での戦いでは、ヒミコを守るため先に行くように頼んだ。

ドアクダー軍

ドアクダー
宿敵にして、自身を猿の姿に変えた張本人。

他作品との人間関係

ナディア
X』にて、彼女から「かしこいサル」と2回呼ばれる。
サラマンディーネ
『X』にて、彼女から「お猿殿」と呼ばれる。

名台詞

「~ウラ」
口癖。
「に、忍法!?…ヒ、ヒミコ! これも修行だウラ、お前がやれウラ!」
第26話より。アック・スモッグルが流したゴミから逃げている最中に「忍法で何とかして」というヒミコに対しての台詞。
「我が娘ながらわからん奴だウラ…」
第29話より。「忍法巻きうんちゃ」で大量の巻きうんちゃを落としたヒミコを見て。
「ヒミコはワシの娘だ。娘に手出しをさせないウラ」
第41話より。非情に徹した虎王に平手打ちされそうになったヒミコを庇った際の台詞。
「~ワン」
『真』の時の口癖。

スパロボシリーズの名台詞

「斑鳩、真理亜、譜麗弥…。選ばれた歌部の乙女達は星の歌を歌う…。その歌は邪悪を払う力となる…」
「そして、その内の何人かは異界の者と共に別の世界へと旅立ったウラ…」
X』第24話「偉大な勇者」で語ったアル・ワースの伝承。ここで語られた歌部の乙女はその名前から『クロスアンジュ』に登場する人々の祖先に当たると考えられる。

搭乗機体

幻神丸
自身が開発・操縦する魔神。
幻王丸
破壊された幻神丸が白龍の力で転生した姿。『真』の上巻では魔神山で新しい魔神を制作しに行く為にヒミコに託された。

脚注

  1. 「真」の小説ではシバラクに自身が婿養子である、と打ち明けている。娘のヒミコに早々と頭領の座を譲ったのも自分は忍術がほとんど使えない為、との事。