ゼルドナ・クルツ・グレストは『真・魔装機神 PANZER WARFARE』の登場人物。
概要
バルツフィーム王国軍の教官にして、『閃剣のゼルドナ』という異名でア・ゼルス中に知れ渡っていた魔装騎士。主人公ケイゴの恩師でもある。
ラガーシュ王国との戦争において、部隊を率いて出撃するが、そのまま部隊ごと行方不明となり、後に敵であるはずのラガーシュ軍の一員としてケイゴ達の前に立ちはだかった。
彼には重病に侵された娘がおり、治療費の為に敵に身を売ったのである。しかし、結局娘は病死。己を「戦うことしかできない人間」としか定義できなかった彼は、せめて最後に手強い相手と戦いたいと願い、ケイゴに一騎打ちを挑む。
ケイゴに敗れた彼は、教え子の成長を喜び、己の人生を「思えば悪くなかった」と呟くが、そこへ乱入したヤドラの一撃を受け、死亡した。
登場作品と役柄
魔装機神シリーズ
- 真・魔装機神 PANZER WARFARE
- ジャメイムに乗り、中ボスとして2回登場する。
- 周囲の敵がレベル20代である中、彼だけは40という極端に高いレベルで登場する。
パイロットステータス設定の傾向
- 真・魔装機神 PANZER WARFARE
- 集中、ド根性、鉄壁、友情、P回復、閃き
- 真・魔装機神 PANZER WARFARE
- せりあいL4、切り払いL4、プラーナ回復L5
人間関係
- 娘
- ゼルドナにとっての全て。作中に登場することなく病死する。名前も不明。
- ケイゴ・クルツ・フェルディナン
- 教え子。魔装機神操者となった彼との一騎打ちの末に敗れ、「同条件でも勝てるかどうかわからん」と称えた。
- ルカ・サイレンス
- バルツフィーム1の魔装騎士と呼ばれた男。
- かつて行われた、サイバスターの操者を決めるための模擬試合にて、ゼルドナを破った相手。
- フルカス・クルツ・カンビエ
- 魔装騎士としての先輩。ゼルドナは前々からケイゴの破天荒振りを彼にこぼしていたらしい。作中で直接顔を合わせるシーンはない。
- ヤドラ・ゲオルゲ
- ケイゴに敗れたゼルドナを用済みとして殺害した。
- ルジェロ・ゼラン・カルロ
- 敵と内通していた彼の(欠陥を含んだ)作戦を支持し、バルツフィームの拠点陥落を招いてしまう。王都陥落後は彼の部下となっていた。
名台詞
- 「彼ら、勇敢なる騎士たちに光あれ!」
- 第1話冒頭にて。100年前の英雄『リーグ・グラム・ガルム』の言葉からの引用。
- このゲーム本編における初のセリフでもある。
迷台詞
- 「まあ、試験の途中でなにか気になったら手元の解説書を読みなおせばいい」
- ゲームチュートリアルを兼ねた第1話の魔装騎士最終任官試験にて発言した。
搭乗機体
- 魔装機ジャメイム
- 敵として登場する際に乗る。
- 魔装兵ミッダスト改
- 魔装騎士最終任官試験が舞台である第1話のイベント内でのみ搭乗。
資料リンク