ゾル・オリハルコニウム
ゾル・オリハルコニウム(Zol Orihalconium)
αシリーズ
シュウ・シラカワが齎したラ・ギアスの鉱石「オリハルコニウム」を精製することで出来る特殊な液体金属。
「オリハルコニウム」そのものはラ・ギアスでも希少の価値の高い鉱石である。金属の種結晶となる結晶核を液体金属に注入することで完成する。液体金属の性質に関しては結晶核の種類による。同じゾル・オリハルコニウム製でもその要素は大きく違う。 武装としては主にグレーの金属色の実体剣かエメラルドグリーンの半ビーム状の刃として描かれることが多い。
念動力に反応するため、ウラヌス・システム使用時のように強大な力があれば形状変化による自動修復も可能。
オリハルコニウム自体地上では入手不可能な上、採掘できるラ・ギアスにおいても希少価値が高い鉱石のため、生産性はないに等しい。
OGシリーズ
液体状の希少金属。イングラムが加工・精製技術を持たらした。温度変化によって固体化するのではなく、有機高分子の結晶核の状態によって様々な金属結晶に変化する特性を持つ。結晶は有機物であるため電流で変質する性質があり、これを応用し有機高分子に仕込んだ複数の結晶パターンを電流操作によって変化させることができる。OG1当時、この加工・精製方法は極秘技術とされSRX計画の主要メンバーにも詳細は明かされていなかった。
Rシリーズの装甲材に使用されているのだが、装甲である以上戦闘での損耗は避けられず、補充が不可欠である。にも拘らず出所が不明であるため絶対量の不足は明白である。長らくラ・ギアスのオリハルコニウムとの関連性が語られていなかったが、『第2次OG』において、データを見たセニアによってラ・ギアス産のオリハルコニウムが使われていることが確定した。彼女の予測ではシュウが地上に持ち込んだのではないかということである。さらに『OGDP』ではシュウ本人の口からそれが語られた。詳細はオリハルコニウムのページ参照。ただし、消耗分をどうやって補充しているかはやはり謎である。シュウが定期的に地上へ持ち込んでいるのだろうか。
主な使用機体
- SRX /バンプレイオス
- 装甲に利用されているほか、「Z・Oソード」を武器とする。
- Rシリーズ
- 全機とも装甲として最適な硬度と靭性を保つよう結晶核を調整したゾル・オリハルコニウムを使用している。
- アルブレード・カスタム
- ブレード・トンファー部分にゾル・オリハルコニウムを使用。この設定はコトブキヤプラキットによる。
- ART-1
- コールドメタルブレード部分にゾル・オリハルコニウムを使用。この設定も同キットによる。
- 参式斬艦刀
- グルンガスト参式及びダイゼンガーの主兵装。柄に結晶核が存在。エネルギーを溜め込むことで、この結晶核に電気信号を送り込むことで液体エネルギー化、剣の形を変化させる。開発者はリシュウ・トウゴウ。
- アストラナガン/ディス・アストラナガン
- ゼ・バルマリィ帝国に流出。此方は刃の形を状況に応じて形成する。イングラム・プリスケンがSRX計画から齎した…と思われる。それぞれ「Z・Oソード」「Z・Oサイズ」として使用している。
関連する用語
メモ
資料リンク
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