ガスパ・アルバレツ

ガスパ・アルバレツ（Gaspa Alvarez）

「ラングラン解放戦線」のリーダー。前歴は不明だが、初登場時に魔装機操者たちの戦いぶりを「素人」と断じていた。反政府分子としてそれなりに場数を踏んでいたようである。

極めて仲間想いの男。情念を全開にしてぶつかってくる彼との戦闘は、マサキの心に深い傷痕を残した。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL: 第1話で遭遇する。この頃から専用のグラフィックはなく、一般兵（テロリスト）のものが使われていた。
シナリオ「死の恐怖」で同志を殺害したマサキに対して因縁を持ち、報復のために付狙う。中盤のシナリオ「揺れる心」にガスパの戦死イベントが用意されているが、このシナリオを通過しなかった場合、第二章における生死は不明となる。
スーパーロボット大戦OGサーガ魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL: グラフィックの一新はなかったが、PSP版では音声追加にともない台詞数が少々増加。
スーパーロボット大戦OGサーガ魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD: 北部ルートに進んだ場合、ウェンディの台詞のなかに彼の戦死をプレイヤーに伝えるものがある。

マサキ・アンドー: 怨敵。
レッカ / ウィノ: マサキに敗れて戦死した同志達。
ルオゾール・ゾラン・ロイエル: 協力関係にあり「ダンナ」と呼んでいた（ルオゾールの方は品のない呼び方のためか嫌っていた）。一方ガスパの死を見届けたルオゾールは彼を「二流の役者」と嘲笑した。

「へっ、ちょっとこいつらと戦ってデータをとるだけで、30万クレジットの収入だ。笑いが止まらんぜ！」: LOE第一章第一話「ラ・ギアス」で戦闘したときのセリフ。ラングランをかき乱すテロ組織も、より大きな何かの尖兵でしかないことを匂わせる一言である。
「てめえ……震えてやがるな！？」: シナリオ「死の恐怖」にある戦闘前会話。プレイヤーフェイズでガスパに攻撃を仕掛けると発生する。
「へっ、どうやらてめえ、人を殺した事がねえみたいだな！」 「ざまあねえぜ！なら、てめえが死にゃもう人は殺さずにすむんだよ！！」: こちらはガスパの方からマサキに攻撃した際の戦闘前会話。どことなく旧シリーズやαシリーズでマサキと敵対するヤンロンと声がよく似た男のセリフを彷彿とさせるが、ガスパの末路もその男と同じであった。
「レッカはガキが出来たばかりだった……ウィノは5年越しに付き合ってた女と来週、結婚するはずだった……」 「それを……てめえはっ！！」: シナリオ「揺れる心」から。ガスパといえばこの台詞が最も有名である。ちなみに、この台詞からわかるようにレッカもウィノも見事な死亡フラグを立てている。