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:手近にある二つの銀河を手にし、圧縮させて放つ「インフィニティ・ビッグバン・ストーム」。アンチスパイラルはこの技と台詞と共に、天元突破グレンラガンごとシモンらの信念を、そしてシモンらの住む地球を消滅させんと試みる。 | :手近にある二つの銀河を手にし、圧縮させて放つ「インフィニティ・ビッグバン・ストーム」。アンチスパイラルはこの技と台詞と共に、天元突破グレンラガンごとシモンらの信念を、そしてシモンらの住む地球を消滅させんと試みる。 | ||
;「面白い……ッ! ならば!」<br />「反螺旋ッ! ギガァッ! ドリルゥッ! ブレイクゥゥゥ―――ッッ!!」 | ;「面白い……ッ! ならば!」<br />「反螺旋ッ! ギガァッ! ドリルゥッ! ブレイクゥゥゥ―――ッッ!!」 | ||
− | : | + | :劇場版最終局面。[[超天元突破グレンラガン]]の咆哮に負けじと、反螺旋ギガドリルブレイクで応戦する。上川氏の熱い叫びが印象に残り、シモンに負けじと吠えるところが元螺旋戦士である名残か。 |
:スパロボでは「ブレイク」の叫びが素晴らしく凄まじいことになっており、これでトドメを刺されると妙な爽快感まである。 | :スパロボでは「ブレイク」の叫びが素晴らしく凄まじいことになっており、これでトドメを刺されると妙な爽快感まである。 | ||
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;「あらゆるものを犠牲にする覚悟が、お前達にあるか!」 | ;「あらゆるものを犠牲にする覚悟が、お前達にあるか!」 | ||
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− | : | + | :撃墜後。ニアも取り戻し、シモン達はこれで終わったと思っていたが、この戦いは所詮、この先に待つ[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|並行次元規模の死闘]]の前哨戦に過ぎなかった…。 |
=== 時獄篇 === | === 時獄篇 === | ||
− | ;「螺旋の力は暴走し、肉体から噴出したエネルギーは一個の銀河となる」<br/>「螺旋力の暴走が始まると一瞬にして生命の数だけ宇宙に銀河が誕生する」<br/> | + | ;「螺旋の力は暴走し、肉体から噴出したエネルギーは一個の銀河となる」<br/>「螺旋力の暴走が始まると一瞬にして生命の数だけ宇宙に銀河が誕生する」<br/>「過剰銀河は互いに食いつぶし、ブラックホールとなり、宇宙は無に帰る……。それがスパイラルネメシスだ」<br />「進化と言う名の暴走が、一瞬にして宇宙を滅ぼすのだ」<br/>「そうなることを恐れ、人間の進化を許さぬ者がいる。その者は進化からシンカへの流れを察すると、その宇宙の全てを滅ぼそうとする」<br/>「その者こそが生命の究極の敵……。すなわち、根源的災厄……」<br/>「螺旋の民よ。神の怒りに触れる前にお前達は滅びよ」<br/>「それがこの宇宙を守るための唯一にして絶対の手段」 |
:Zシリーズの黒幕たる「神」に言及した台詞。スパイラルネメシスによる破滅を防ぐためにその宇宙を滅却するという本末転倒気味な手段をとっている理由は不明だが……。 | :Zシリーズの黒幕たる「神」に言及した台詞。スパイラルネメシスによる破滅を防ぐためにその宇宙を滅却するという本末転倒気味な手段をとっている理由は不明だが……。 | ||
;「そうだ。あの者がお前達に与えた慈悲と同じだ」 | ;「そうだ。あの者がお前達に与えた慈悲と同じだ」 | ||
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:「螺巌篇」に登場。上記のグランゼボーマが超天元突破グレンラガンと同サイズまで巨大化した形態。 | :「螺巌篇」に登場。上記のグランゼボーマが超天元突破グレンラガンと同サイズまで巨大化した形態。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == |
2014年5月31日 (土) 11:46時点における版
アンチスパイラル(Anti Spiral)
- 登場作品
- 声優:上川隆也
- 種族:反螺旋族
- 性別:なし
- 主な搭乗機:アンチ・グレンラガン、グランゼボーマ、超グランゼボーマ
- キャラクターデザイン:錦織敦史
螺旋力を持つ生物を滅ぼそうとする謎の存在。螺旋力の増大によっておこる宇宙の滅亡『スパイラルネメシス』を防ぐための行動をとっているが、詳細は不明。全宇宙においても特に強い螺旋力を持つシモンを敵視しており、彼を「螺旋の男」と呼んで警戒している。
その正体は、スパイラルネメシスの危機に気付き、己の進化を封印し、同時に他の螺旋族を統制する事でスパイラルネメシスを永遠に封じ込めようとした「当時最も進化していた螺旋族」である。
1000年前の銀河大戦で螺旋族を破った後、螺旋族とその末裔達への監視システム・殲滅システムを宇宙全域に配置する。地球の場合、月に監視及び殲滅システムが設けられており、更に地球上にはその端末が、人類の目の届かない様々な形で配置されていた。螺旋族はこのシステムからの滅びを免れるため、螺旋力の増大を抑えて地下で細々と暮らすことを余儀なくされる。
現在の地球でこの事実を知っていたのは、かつて銀河大戦において戦っていたロージェノムのみであり、彼が地下に人間を押し込めていたのはこのためであった。
人前に見せる姿は人に近い形でありながら、肉体、表情はおろか光すらも感じさせない虚無的な姿を形成している。最終的にはより深い絶望を与えるために、同等の姿で対象を粉砕するという手段を取っている。
その力は時間空間を超越し、多次元に影響を及ぼす。また、時間軸の分岐によって発生する多元宇宙を、認識した瞬間に実体化させ、その宇宙と入れ替える事で無限の可能性に精神を閉じこめる「多元宇宙迷宮」という能力を持つ。これは知的生命体に対して絶対的な力を誇っていた。更に自らの力で宇宙を生み出し、なおかつそれら全てを操る力を持つため、ロージェノムはその存在を「宇宙そのもの」と説明した。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 螺厳編最終局面から一足先に登場。本作に登場する敵勢力の中では初登場がぶっちぎりで遅い。
- インベーダーと並ぶ人類の天敵バアルの一角を担っており、原作通りムガンの軍団と陰月ことカテドラル・ラゼンガンの落下攻撃で地球を絶体絶命の危機に追い込む。CVは原作同様上川氏で、津嘉山正種氏に続く大物の登場。相変わらずの熱演を魅せるが本作では本領を発揮しておらず(大体3割くらい)、アンチ・グレンラガンによる挨拶代わりの前哨戦となっている。
- なお、人類殲滅システムの起動条件は人口100億人になっており、これは本来一つの地球であるなら周辺コロニーなども含めても最大人口はせいぜい80億が限界らしいが、多元世界において複数の世界が何らかの形でつながった場合には100億人を超えるという設定。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 本作の版権作品最後の敵にして実質的なラスボス。グランゼボーマを繰り出し本気の勝負が繰り広げられる。実力は極めて高く、上川氏の熱演により演技も原作より凄まじいものになっている。天元突破し、足掻くZ-BLUEを食らいつくし絶望を味わわせんとばかりに猛る声は最終ボスに相応しい。
- また、最終決戦では自軍全員が天元突破するため、当然ながらボン太くんやくろがね五人衆と戦わせる事も可能。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
再世篇では全体的に高い能力を持つが、防御が低い。そのため、強化が十分ならグレンラガンだけで対応できる。だが本格的な激突となる時獄篇では回避以外の全能力が300弱というとんでもない強さを発揮してくる。ガドライト&ジェミニアに比べると単独では楽だが、周囲に上級ムガン・アシュタンガ級・ハスタグライ級・パダ級がいるためむしろこちらの方が面倒。じわじわと削られた後にマップ兵器を喰らうと洒落にならない損害を被るハメになる。また、イベントで全ユニットのサイズが∞になるため補正があまり期待できず、パイロットの能力が如何にかかっている。精神コマンドのフル活用、もしくは一ターンで決着をつけられる陣形を作って、速攻で挑むべし。
精神コマンド
メッセンジャーと監視システムで見張り、段階を踏んでシステムを起動し、最後は自らの全力をもって粉砕し、心の芯を挫く。また、時獄篇ではもはや監視の必要がなくなったためか「偵察」が消えている。
特殊技能(特殊スキル)
出自が出自ゆえか、螺旋力は持っていない。
- 超能力L9、極、カウンターL8、戦意高揚、気力限界突破
- 第2次Z再世篇でのラインナップ。数こそ少ないが強力な技能が揃っている。しかし登場ステージでは味方の気力最大、アンチスパイラルは100スタート。さらにアンチ・グレンラガンのHPが50000強しかないので、真価を見る前に終わることも。もっとも「螺厳篇」の最終決戦が再現されていたなら、こんなものでは絶対に済まなかったはずだが…。
- 超能力L9、底力L5、極、カウンターL8、マルチターゲット 気力+ボーナス、精神耐性、2回行動
- 第3次Z時獄篇でのラインナップ。前哨戦を経て本気を出したためか、色々シャレにならない技能が追加されている。とてつもない広さのMAP兵器を叩き込んだ後に全体攻撃で落としに来るという恐ろしい連携を使ってくるため対策は怠りなく。
固有エースボーナス
- 戦闘した相手の気力-5
- 第2次Z再世篇でのもの。殴っただけ気力が下がる厄介なボーナス。なのだが、登場ステージは最初から気力MAXで始まるので、正直効果は薄い。
- 自軍フェイズ開始時、敵ユニットの気力-5
- 第3次Z時獄篇でのもの。上のボーナスが敵ユニット全員に適用される。今度は気力100から始まるので手早く気力をあげて手早く敵を倒し、手数を回しても問題ない状況を作り出そう。
人間関係
- シモン
- 「螺旋の男」と称して敵視している、宿命の相手。
- ニア・テッペリン
- 自身の"メッセンジャー"であったが、シモンと触れ合ったことでその存在は"イレギュラー"へと変じた。
- ロージェノム
- かつて戦った因縁の相手。
他作品との人間関係
名台詞
上川氏の熱演も相まって、発言時のテンションが物凄いことになっている。
- 「我々アンチスパイラルも元々は螺旋族…」
「だが、螺旋力の進化の果てが宇宙の崩壊に繋がることに気づいた我々は螺旋の力を持つ者を滅ぼし、残った僅かな生命も宇宙の片隅に押し込めた」
「そして我々は進化を止め、この隔絶宇宙に我が身を閉じこめたのだ」
「母星に肉体と進化の可能性を封印した、この醜き姿こそ我々の決意の印!」
「螺旋の力に溺れる愚か者達よ…貴様らにそれだけの覚悟があるのか?」
「元は同族だった者を倒し、我が身の進化を封じ込め、この宇宙を守ろうとする我々の覚悟に、敵う道理があるか!?」 - 最終決戦で天元突破グレンラガンに、そしてシモンらに叩きつけた叫び。この台詞と共にグランゼボーマ頭部の母星がクローズアップされていくが、その中でアンチスパイラルの「本体」である螺旋族たちの姿が映る。時獄篇ではさらに「シンカ」を追加する形で再現されている他「本体」も顔グラのバリエーションとして再現されているが、かなり不気味。
- 「ない!! 否!! 否、否、否、否、否、否、否、否、否、否!! 断じて、否ぁあああああああああああっ!!!」
「決意もなく、覚悟もなく、道理もなく、己の欲望のままに螺旋力を使い、その力に溺れる…それが螺旋族の限界!」
「だからこそ、滅びなければならないのだぁぁぁっ!!」 - 上記の台詞の後、天元突破グレンラガンにラッシュをかけながらこの台詞でシモンらを、そして螺旋族を真っ向から否定する。螺巌篇では更に天元突破グレンラガンを片っ端から解体するというとんでもないシーンが追加されている。
- 「我々に捻じ伏せられるだけの哀れな存在が、何を言う! その思い上がり、後悔させてやろう!!」
「インフィニティィィィィッ!! ビッグバンッ!! ストォォォォォォォォォムッ!!」
「永劫に続く宇宙創世の業火に焼かれ、DNAの一片まで完全消滅するがいい!!」 - 手近にある二つの銀河を手にし、圧縮させて放つ「インフィニティ・ビッグバン・ストーム」。アンチスパイラルはこの技と台詞と共に、天元突破グレンラガンごとシモンらの信念を、そしてシモンらの住む地球を消滅させんと試みる。
- 「面白い……ッ! ならば!」
「反螺旋ッ! ギガァッ! ドリルゥッ! ブレイクゥゥゥ―――ッッ!!」 - 劇場版最終局面。超天元突破グレンラガンの咆哮に負けじと、反螺旋ギガドリルブレイクで応戦する。上川氏の熱い叫びが印象に残り、シモンに負けじと吠えるところが元螺旋戦士である名残か。
- スパロボでは「ブレイク」の叫びが素晴らしく凄まじいことになっており、これでトドメを刺されると妙な爽快感まである。
- 「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ―――――ッッ!!」
- 劇場版。生身でぶつかり合うシモンとアンチスパイラル。戦いは終わりに差し掛かり、シモンは決して折れることのない鋼の意思と共に最後の一撃を放つ。そしてアンチスパイラルは叫びと共に、最後の一撃を受けた――。ちなみにスパロボでは撃破台詞として採用。
- 「ならばこの宇宙、必ず守れよ……」
- 死闘の末、アンチスパイラルは分離に次ぐ分離(俗称「マトリョーシカアタック」)を経たラガンの攻撃、そして明日を信じる大グレン団とシモンらの意志に敗れ去る。消滅する寸前、彼はシモンに未来を託すのだった。
スパロボシリーズの名台詞
再世篇
- 「螺旋生命体……その闇雲な進化は全銀河の脅威だ」
「お前達の存在を許すわけにはいかない。その消去は私の使命だ」
「螺旋の男よ。お前とお前の仲間たちはスパイラルネメシスを引き起こす」
「その存在を見逃すわけにはいかない」
「愚かな……自らの存在が全銀河を滅ぼすとも知らずに……」 - 初戦闘、およびシモンとの戦闘前会話。「彼ら」が警戒しているのは正確に言うと「螺旋力による進化」なのだが、その理由は……。
- 「あらゆるものを犠牲にする覚悟が、お前達にあるか!」
- アンチスパイラルそのものの背景にも触れた戦闘台詞。
- 「お前達はここで私を倒して、希望を手に入れたつもりなのだろう」
「だがそれは、さらなる絶望の扉を開けたにすぎないのだ」
「…………いいだろう。螺旋の男よ、いつの日かまた会おう」
「それまでかりそめの平穏を楽しむことだ。もっとも、既に絶望はお前達の背後まで忍び寄っているがな……」 - 撃墜後。ニアも取り戻し、シモン達はこれで終わったと思っていたが、この戦いは所詮、この先に待つ並行次元規模の死闘の前哨戦に過ぎなかった…。
時獄篇
- 「螺旋の力は暴走し、肉体から噴出したエネルギーは一個の銀河となる」
「螺旋力の暴走が始まると一瞬にして生命の数だけ宇宙に銀河が誕生する」
「過剰銀河は互いに食いつぶし、ブラックホールとなり、宇宙は無に帰る……。それがスパイラルネメシスだ」
「進化と言う名の暴走が、一瞬にして宇宙を滅ぼすのだ」
「そうなることを恐れ、人間の進化を許さぬ者がいる。その者は進化からシンカへの流れを察すると、その宇宙の全てを滅ぼそうとする」
「その者こそが生命の究極の敵……。すなわち、根源的災厄……」
「螺旋の民よ。神の怒りに触れる前にお前達は滅びよ」
「それがこの宇宙を守るための唯一にして絶対の手段」 - Zシリーズの黒幕たる「神」に言及した台詞。スパイラルネメシスによる破滅を防ぐためにその宇宙を滅却するという本末転倒気味な手段をとっている理由は不明だが……。
- 「そうだ。あの者がお前達に与えた慈悲と同じだ」
- 多元宇宙迷宮について。この能力は「可能性を具現化し、閉ざされた時間の中に精神を閉じ込める」というものだが、規模が違うだけでほぼ同様のエタニティ・フラットは「神の慈悲」であるらしい。
- 「そうか……! 今、全てがわかった!」
「お前達は太陽の時代を生きる者たち……! 進化を経て、シンカへの道を歩むか!」 - 前述の台詞から、スパイラルネメシスは進化の方向性を違えた結果に起こってしまう現象であり、「シンカ」とは正しい方向で進化した先にある道らしい。
- 「おのれぇぇぇぇぇ!!」
「想いを、意志を、生命を、光を! それをエネルギーに変えられるということは!」
「お前達……もう既にZの終局にいるのか!?」 - ソーラーアクエリオンの届けた光、そしてゲッター線によって力を取り戻したZ-BLUEに驚愕して。
- 「お前という男の出現こそが、お前達の星を……ひいては宇宙全体を危機に導く!」
「そうだ! 太陽の時代など宇宙には不要なのだ!」 - アムロとの戦闘前会話。
- 「わかっているのか? この後に待つのは根源的災厄だぞ」
「ならば、この宇宙……必ず守れよ……」
スパロボシリーズの迷台詞
- 「!」
(馬鹿な…! この感覚…とうに捨て去ったはずのものが私の中からわきあがってくる!)
(何故だ!? 同胞も、母星も、未来も捨ててきた私に! 何故だ!?)
(認めるしかないのか! これが人間の可能性だと!)
「この愛らしさが宇宙を救うのか!」 - 時獄篇最終話にて、ボン太くんとの戦闘前会話。アンチスパイラルは凄まじい反応を晒してしまったが、どこぞの仮面をつけた人以上に何かがおかしい。
搭乗機体・関連機体
- グランゼボーマ
- 原作での決戦時に操っていた存在。名付け親はロシウ。
名前は「グレンラガンを絶対的絶望で滅亡させようとする究極的宇宙魔人(グレンラガンヲゼッタイテキゼツボウデメツボウサセヨウトスルキュウキョクテキウチュウマジン)」の略。 - 超グランゼボーマ
- 「螺巌篇」に登場。上記のグランゼボーマが超天元突破グレンラガンと同サイズまで巨大化した形態。
- アンチ・グレンラガン
- 「第2次Z再世篇」で登場したムガン。何故グレンラガンと同じ姿なのかは「同じ姿で叩き伏せて絶望を味あわせる」アンチスパイラルの思想を踏まえたからか。
余談
- 長い名前なので、視聴者からは「アンスパ」と略称されることがある。
- ちなみに、中島かずき氏脚本のグレンラガンのドラマCD第3弾「男組だよ! グレンラガン」のキャスト表には「アンスパ野郎と呼ばれる男(アンチスパイラル) 上川隆也」と掲載されている。
- デザインのイメージは「簡略化して描いた『ウルトラマン』」。別名「宇宙マン」。特徴的な口の形もウルトラマンの造形を元にしたためだが(ただしうろ覚えだった)、そのことを知らない声優たちは「何でこいつは常にヨダレを垂らしているんだ?」と思っていたらしい。
- なお、常にチラついている体のデザインの中には、ガイナックス社屋近所で撮影した写真なども混ざっているらしい。
- アンチスパイラルを演じた上川隆也氏はガイナックス作品の大ファンであり、インタビューでガイナックス作品に参加できたことは純粋に嬉しいと語った一方で、アンチスパイラル役を演じるに当たり製作スタッフから資料と台本を送られたことで後の展開を知ってしまったことには「実は……ものすごく後悔しているんですよ」と吐露している。一方で役作りは極めて綿密に行い、気心の知れている中島かずき氏とディスカッションを重ねたことでシモンの対存在であり根本から否定する存在、というアンチスパイラルが生まれた。
- 演技の方はというと主役陣を喰いかねない白熱っぷりで、グレンラガンを締めくくる最終ボスに相応しい演技を魅せてくれた。視聴者からも喝采を浴び、それを受けて劇場版では更に凄まじくなった熱い演技をもって、シモン達と激闘を繰り広げた。その演技は時獄篇でも健在……というか当時より苛烈に、版権作品の主人公をも食いかねない圧倒的な声をもって最後の壁として立ち塞がった。
- ちなみに、カミナ役の小西克幸氏は後に、ロージェノム役の池田氏とアンチスパイラル役の上川氏を「上手すぎて俺達の仕事がなくなる」と評していた。