「M9 ガーンズバック」の版間の差分
14行目: | 14行目: | ||
*主なパイロット:[[相良宗介]]、[[クルツ・ウェーバー]]、[[メリッサ・マオ]] | *主なパイロット:[[相良宗介]]、[[クルツ・ウェーバー]]、[[メリッサ・マオ]] | ||
− | 『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』に登場する[[AS]]([[アーム・スレイブ]])。第3世代の[[AS]] | + | 『[[フルメタル・パニックシリーズ]]』に登場する[[AS]]([[アーム・スレイブ]])。第3世代の[[AS]]。世界の10年先を行くと呼ばわれるほどの超高性能機体で、アメリカ軍の配備に先駆けて[[ミスリル]]に配備されている。動力がガスタービンエンジンからパラジウムリアクターに変更されたため、マッスル・パッケージと呼ばれる人工筋肉による完全電気駆動を採用した。それにより軽量化や運動性も上昇に成功した。さらにマッスル・パッケージ自体が防弾性を備えているために華奢な見かけに反して耐久性も向上している。また、駆動系の省スペース化によってペイロードに余裕ができ、電子兵装やウェポンラック、不可視モード実装型ECSを搭載できるようになった。その一方、AIの搭載によって操縦時のパイロットの負担が軽減されている。ちなみにAIの声は搭乗者が自由に変えられるらしく、クルツは日本でサンプリングしたアイドル歌手の声を設定している。また機体ごとにAIの名前が異なり、マオ機のAIはフライデー、クルツ機のAIはユーカリという名前がつけられている。アニメではフライデーを福山潤、ユーカリを田村ゆかりが担当している。 |
[[メリッサ・マオ|マオ]]機は頭部に通信用アンテナが搭載されている。 | [[メリッサ・マオ|マオ]]機は頭部に通信用アンテナが搭載されている。 |
2014年2月7日 (金) 13:12時点における版
M9 ガーンズバック(M9 Gernsback)
- 登場作品:フルメタル・パニックシリーズ
- 分類:第三世代型アーム・スレイブ
- 全高:8.4m
- 重量:9.5t
- 動力:パラジウムリアクター、ロス&ハンブルトンAPR2500a
- ジェネレータ出力:約2500ps または 約3300kW
- 最大作戦行動時間:150時間
- 最高自走速度:250km/h
- 最高跳躍高:45m
- 主なパイロット:相良宗介、クルツ・ウェーバー、メリッサ・マオ
『フルメタル・パニックシリーズ』に登場するAS(アーム・スレイブ)。第3世代のAS。世界の10年先を行くと呼ばわれるほどの超高性能機体で、アメリカ軍の配備に先駆けてミスリルに配備されている。動力がガスタービンエンジンからパラジウムリアクターに変更されたため、マッスル・パッケージと呼ばれる人工筋肉による完全電気駆動を採用した。それにより軽量化や運動性も上昇に成功した。さらにマッスル・パッケージ自体が防弾性を備えているために華奢な見かけに反して耐久性も向上している。また、駆動系の省スペース化によってペイロードに余裕ができ、電子兵装やウェポンラック、不可視モード実装型ECSを搭載できるようになった。その一方、AIの搭載によって操縦時のパイロットの負担が軽減されている。ちなみにAIの声は搭乗者が自由に変えられるらしく、クルツは日本でサンプリングしたアイドル歌手の声を設定している。また機体ごとにAIの名前が異なり、マオ機のAIはフライデー、クルツ機のAIはユーカリという名前がつけられている。アニメではフライデーを福山潤、ユーカリを田村ゆかりが担当している。
マオ機は頭部に通信用アンテナが搭載されている。
通常、M9といった場合はミスリルで運用されているE系列の本機のことを指し、これとは別にD系列と呼ばれる機体が2機存在し、うち1機が本編で使用されている。詳細はファルケの項を参照。
アーバレストに乗り換える宗介はともかく、マオとクルツはこれで最後まで戦うことになる。性能は機体ごとに違い、特にクルツ機は何の強化もせずとも最大射程が9と長い上、クルツが精神コマンドの狙撃まで覚えるため、運用法次第では射程外から一方的に攻撃できる。J・Wともに合体攻撃である「ウルズ・ストライク」がバリア無視で攻撃でき、Wではクルーゾーの乗ったファルケとの「ウルズ・スペシャル」が使えるため三位一体での運用が基本となる機体。
登場作品と操縦者
どちらの作品でも、宗介機はARX-7 アーバレストへ改造段階を引き継ぐ。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 基本性能はあまり高いとは言えないが、武器改造費が安めで強化パーツスロットが3つあり、合体攻撃のウルズ・ストライクもある。強化していけば最後まで十分使っていける。クルツ機とマオ機は、互いに乗り換えが可能だった。
- スーパーロボット大戦W
- 基本性能自体はJとあまり変わらないが、クルツ機とマオ機が各パイロット専用となった。ファルケの登場により、合体攻撃のウルズ・スペシャルが追加。また、スポット参戦でマッカラン機も登場。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- マオ機がスクリーンショットで登場。
装備・機能
陸戦用の機体なので空は飛べない。フライトユニットやフライトモジュールで補う必要がある。
武装・必殺攻撃
殆どの武器が弾数制。機体ごとに搭載武器が一部異なり、大まかに言うとバランス型のマオ機、遠距離射撃特化のクルツ機、近~中距離戦特化の宗介機となる。J・Wで各武器の戦闘アニメが違う。
- AM11 12.7mmチェーンガン
- 頭部に内蔵。発射速度は1800発/分、装弾数は1500発である。
- 40mmアサルトライフル
- 正式名所「エリコン・コントラヴェスGDC-B 40mmライフル」。Wではマルチコンボ対応武器となった。
- 単分子カッター
- 正式名称「ジオトロン・エレクトロニクスGRAW-2単分子カッター」。刃がチェーンソー状になっているAS用ナイフ。厚い装甲もダンボールを切るように切り裂ける。マオ、宗介、マッカラン機のみ使用可能。J・W共にコンボ(マルチコンボ)対応。デフォルトでは空中の敵に届かない。
- 57mm滑腔砲
- 正式名称「ボフォースASG96-B 57mm滑腔砲」。クルツ機のみ。AS用対物狙撃砲以上の射程を持つ。
- AS用対物狙撃銃
- マオ、クルツ、マッカラン機のみ。長射程の反撃武器として重宝する。ゲームではなぜか狙撃銃と表記されているが、原作では狙撃砲という名称である。
- 57mm散弾砲『ボクサー』
- 正式名称「OTOメララ「ボクサー」57mm散弾砲」。宗介機のみ。ARX-7 アーバレストに引き継がれる。
- 大型単分子カッター
- 原作序盤においてマオ機が使用した刀剣サイズの単分子カッター。第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇にて使用。
合体攻撃
合体攻撃のみENを消費する。
- ウルズ・ストライク
- クルツ・ウェーバーと、メリッサ・マオ、相良宗介3機でコンビネーション攻撃を行う。攻撃属性は射撃扱い。なお、相良宗介の搭乗機体及びラムダ・ドライバ発動の有無でモーションが違う。
- ウルズ・スペシャル
- クルツ・ウェーバーと、メリッサ・マオの2機とベルファンガン・クルーゾーの駆るファルケのコンビネーション攻撃。演出でASがさらに2機出てくる。
特殊能力
- ECS
- 電磁迷彩システム。赤外線や電磁波などによる探知や肉眼目視は不可能。ただし戦闘中には稼動できず、雨やホコリ等でショートを起こしたり、オゾン臭がきついなど弱点も多い。ゲーム中では分身系能力の一種となっている。
- 剣装備(クルツ機は除く)
- 単分子カッターによる斬り払いが発生。クルツ機はカッターがないので不可能。劇中で夏玉芳の駆るシャドウと明確に鍔ぜり合っている描写があるにもかかわらずなぜか実装されていない。
- 銃装備
- 撃ち落としが発生。
機体BGM
- 「戦うM9」
- 劇中BGM。J・W共にデフォルトBGM。