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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == |
2024年7月7日 (日) 14:54時点における最新版
モニカ・クルシェフスキー | |
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登場作品 | |
声優 | 後藤邑子 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(ブリタニア人) |
性別 | 女 |
所属組織 | 神聖ブリタニア帝国 → 旧皇帝派 |
所属部隊 | ナイトオブラウンズ |
役職 | ナイトオブトゥエルブ |
モニカ・クルシェフスキーは『コードギアス 反逆のルルーシュR2』および『コードギアス 双貌のオズ』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
皇帝直属部隊「ナイトオブラウンズ」の一人で、「ナイトオブトゥエルブ」の地位に就いている女性。ラウンズのマントの色は黄緑。専用ナイトメアフレームとしてフローレンスを有する。
『R2』本編では登場シーン・台詞ともに少なくナイトメアの搭乗シーンもコックピット内しか描かれずあっさり死亡退場するなどほぼモブ同然の扱いであった。
端麗な容姿からファンの間では密かに人気が高く、後の外伝作品では活躍が若干描かれ人物像等についても掘り下げられており、その際に搭乗機の設定も明かされている。
そして放送終了から長い月日を経たアプリゲーム『ロストストーリーズ』にて、ブリタニア皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの血を分けた実娘という衝撃の設定が判明した。
人物 [編集 | ソースを編集]
金髪のロングヘアが特徴の美少女で、ナイトメア登場時はツインテールに束ねている。年齢は不明だが、枢木スザクやジノ・ヴァインベルグと同年代と思われる。
基本的に敬語で会話する真面目で礼儀正しい人物。ナンバーズに対する偏見や差別意識も持っておらず、正義は全ての人間に対し等しく注がれるべきである事を真摯に考えている誠実さの持ち主でもあり、些細な理由から子供に危害を加えようとしたブリタニアの兵士達を諌めただけでなく、先にそれを止めようとしていたオルフェウス・ジヴォンに対して、結果的に邪魔をしてしまったと謝罪までした事もある。ラウンズの中でもブリタニアの騎士としての誇りや責任感、忠誠心も一際強く、ブリタニアに敵対する者を相手に逃げ隠れする事はナイトオブラウンズの名に懸けて死んでも出来ないという覚悟も秘めている。剣術やナイトメアの操縦技術等はラウンズに相応しいだけのものを持っているとされているが、スザクやジノ等に比べると劣っている模様。しかし、その純粋過ぎる性格故なのか人間観察に関してはあまり優れておらず、オルフェウスの正体を見抜けなかったり、敬愛しているシュナイゼル・エル・ブリタニアはおろか戦争を「俗事」として切り捨てるシャルル・ジ・ブリタニアの危険な本質すらも見抜く事が出来ずにいた。また、職務に関しても忠実とは言い切れない部分もあり、乗り気でない任務に関しては他の騎士に任せようとする面も持つ。
自らの専用機となった機体に「花の都」を意味するヨーロッパの古都・フィレンツェに因んだ名称を付けたり、異性とのデートの約束をして楽しみにしている等、教養の高さだけでなく、任務中以外では年頃の少女らしさも垣間見せる。
皇帝シャルルの娘ではあるが、シャルル側からは存在を認知されていない。母親がモニカを身籠ったのと同時期に祖父が皇帝の政治に意を唱え、それにより家が取り潰されている。子供がいることが発覚したのはその後であり、処刑されるのを恐れた祖父が関係の深かったクルシェフスキー家にモニカを預け、現在に至っている。
来歴 [編集 | ソースを編集]
原作[編集 | ソースを編集]
『R2』より登場。スザクや他のラウンズ達と共に、「矯正エリア」となっていたエリア11の総督であるカラレスが、復活したゼロによって誅殺されたのを知る事になる。
第二次トウキョウ決戦後、その忠誠心を買われたのか、エリア11の神根島に向かう皇帝シャルルの護衛をすべく、ログレス級の戦艦であるグレートブリタニアに乗艦していた。その際、シャルルの行動を怪しんだシュナイゼルからの通信が入りシャルルに報告するのだが、彼からは「任せると言ったはずだ…『俗事』など」と返される形で一方的に通信を切られてしまい、その際に困惑の表情を浮かべていた。この事をシュナイゼルに報告したらしく、それを聞いたシュナイゼルは本格的にクーデターを考えさせるに至っている模様。その後は、ラウンズ直轄部隊である「ロイヤル・ガード」の指揮を執っていたが、黒の騎士団を離反したゼロ(ルルーシュ・ランペルージ)によって、味方の戦艦の乗務員達やナイトメア部隊のパイロットの多くがギアスの支配下に置かれて反乱を起こす展開となり、混乱を隠せない様子を見せている。
ルルーシュの皇帝即位後は、「ナイトオブワン」であるビスマルク・ヴァルトシュタインに付き従う形で旧皇帝派の一員として反旗を翻すが、「ナイトオブゼロ」となったスザクの駆るランスロット・アルビオンの零距離射撃によって、あっけなく倒される末路を迎えた。
双貌のオズ [編集 | ソースを編集]
外伝作品である本作にける思わぬ形での登場に、読者を驚かせた。
E.U.軍とユーロ・ブリタニアの戦いが活発化していた時期、シュナイゼルに命じられる形で半ば渋々とカンボジアのトモロ機関へと向かい、無人仕様機のアレクサンダ・ドローンを鹵獲して改修した機体であるフローレンスのテストパイロットの任に就いていたが、私服姿で街を歩いていた際に、些細な理由で子供に暴力を振るおうとしていたブリタニア兵士達の姿を目撃。それを諌めた後、自分よりも先に止めようとしていたオルフェウスの臆する事の無い勇気に興味を持ち、一週間後にカフェで再会し、お互いの正体について打ち明けようと約束する。
しかし約束の一週間後、お互いの正体に気付かないまま、オルフェウスの搭乗する白炎と交戦。フローレンスのハドロン・ブラスターによって白炎の七式統合兵装を破壊するも、付近に潜伏していたズィー・ディエンの搭乗する月下紫電の投擲した紫龍雷月刀を受け取った白炎の反撃を受けて敗北。その際、機体の何らかのトラブルによってコックピットの緊急射出システムが作動しなかった結果、意識不明になる程の重傷を負ってしまう事になり、オルフェウスとの約束は果たせずに終わった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。NPCであり、それも会話に1シーン出てくるだけ……と、完全な端役。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』関連のイベントシナリオに登場。レイド中ボスとしても登場し、その際にはヴィンセント・エアに搭乗した、その際本来の乗機ではないことを強調した発言もしている。イベント後の生死は不明。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年3月のイベント「生命を守る剣」にまさかの登場。本作では『双貌のオズ』名義でフローレンスに搭乗する。アーガマ隊に助けられたオルドリンの前に現れた。ティターンズの奇襲を受け、戦死したと思われていたが、実際は捕虜として囚えられ、すぐにエゥーゴに救助されたが、ブリタニアとエゥーゴが敵対関係だったため、帰還することができず、ブリタニアと超合集国の戦争では見ていることしかできなかった(そのおかげで死なずにすんだと言える)。その後はドレイク軍が現れたことで、今一度剣を取り、アーガマ隊に協力していた。
- 同年5月のイベント「麗しき花、心の行く末」にて、今度はまさかの主役に抜擢。
- スーパーロボット大戦DD
- 2章Part11から登場。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- ロイヤルガード指揮者
- SSR。『双貌のオズ』名義。攻撃力、装甲大アップ。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- シャルル・ジ・ブリタニア、
- 忠誠を誓う皇帝。実の父親であり、いつか人として娘として自分の存在を認めて欲しいという願望がある。
- ビスマルク・ヴァルトシュタイン
- 上官。産まれた頃、生家であるギンツブルグ家が起こした反乱を鎮圧した張本人。
- シュナイゼル・エル・ブリタニア
- 敬愛の対象。しかし、それ故なのか彼の危険な本質は見抜けていなかった。異母兄。
- コーネリア・リ・ブリタニア
- 『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」でオルフェウスに敗北したモニカに休暇を命じた。異母姉。
- 枢木スザク
- 同僚だったが、最終的に彼に撃墜される。
- アーニャ・アールストレイム
- 同僚。原作では絡みは無いが、『X-Ω』ではユニットシナリオやイベントなどで一緒にいることが多い。
- オルフェウス・ジヴォン
- 初恋の相手。彼にデートの約束を取り付けるが、その彼がテロリストである事は見抜けなかった。
- ドロテア・エルンスト
- 同僚。彼女とビスマルクと共にナイトオブゼロとなったスザクに戦いを挑むが、二人揃って瞬殺されてしまった。SRW未登場。
- ナターリャ・ギンツブルグ
- 産みの母。故人。産まれて間もなく養子に出されたので記憶にないが、真実を知って以降は母として慕っている。SRW未登場。
- マリオorマーヤ・ディゼル
- 『ロストストーリーズ』で神根島の上空で、「グレート・ブリタニア」を襲撃してきた彼or彼女と交戦。撃墜寸前の所をビスマルクの介入で助かるが、「グレート・ブリタニア」を撃沈されてしまう。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ジュドー・アーシタ、エルピー・プル
- 『X-Ω』のイベント「生命を守る剣」ではアーガマ隊に助けられて以来行動を共にしており、ネオ・ジオンやドレイク軍を相手に共闘している。
- チャム・ファウ
- 『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」でショウとはぐれた彼女を拾い、行動を共にしている。彼女を助けて以来友人同然の親しい関係となっており、彼女が話すバイストン・ウェルの事も疑う事無く信用している。
- チャールズ・ビームス、レイ・ビームス
- 『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」でコーネリアが手配した彼らの艦「白鳥号」に乗った。
- ニア・テッペリン
- 『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」で彼女がルイスを突き飛ばした男ともめていたところを仲裁に入り、オルフェウス達と共にお茶をすることになる。
- 沙慈・クロスロード、ルイス・ハレヴィ
- 『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」で別の世界から来たニアの面倒を見ている。沙慈はソレスタルビーイングにいた頃、刹那と共に彼女と戦ったことがあり、オドオドしていた。
- ゲイナー・サンガ、サラ・コダマ、ゲイン・ビジョウ
- 『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」で友達になったニアの紹介で出会った。街がクーデターの危機に瀕した時には共闘した。
- ハッカドール1号、ハッカドール2号、ハッカドール3号
- 『X-Ω』のイベント「あなたをはかどらせます!」ではブリタニア軍の演習場に突如乱入し喧嘩を売ってきた彼女達を相手に交戦する。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「陛下。トウキョウ租界のシュナイゼル殿下より通信が…」
- シャルル「任せるといったはず、俗事など」
- 「俗事…?」
- シュナイゼルより旗艦グレートブリタニアに通信が入ったため、シャルルに取り次ごうとしたが、「俗事」として興味を持つことはなかった。
- モニカが俗事と呟いた瞬間に通信モニターが遮断されているため、シャルルが一方的に通信を切った模様。
- 流石に困惑気味だった様でこの言葉はシュナイゼルにそのまま伝えられていた模様で、彼はフレイヤ弾頭により二千万以上の死者が出た大惨事すら「俗事」と切り捨てたことを理由にクーデターを示唆している。
- 「どうして味方を撃っているの!?」
「こ、これは…!?」 - 前者は神根島において皇帝の留守を任された際、自らが指揮している旗艦グレートブリタニアの砲撃で味方KMFが撃墜されたときの驚きの声。後者は式根島からの援軍全て及び引き連れてきた部隊の中からも攻撃を仕掛けてきた者がいると報告を受けたときの言葉。これらは全てルルーシュのギアスによって引き起こされたことだがその事実を知らないため、ただ、驚くしかなかった。
- 「これが第九世代ナイトメアフレームの……! ッ!枢木スザクッ!?」
- 最期の台詞。大した活躍をすることなく物語から退場してしまう…。合掌。
- 余談だが、この説明不足(?)な台詞でファンから「枢木スザクは第九世代KMF」とネタにされた事も。アルビオンの性能に驚愕している途中で目の前にそのアルビオンが現れたせいなのだが。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- フローレンス
- 『双貌のオズ』/『双貌のオズO2』に登場、TVシリーズで乗った機体と同一である。鹵獲した無人KMFアレクサンダ・ドローンを有人仕様かつ専用機として改造を施した。『双貌のオズO2』において最期を共にした乗機となった。