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エリアル王国製の風系[[魔装機]]。ライセンス契約<ref>ジンオウ・キョウメイ・ダイオンなどの漢字変換可能な名前を持つ魔装機はエリアル王国製であるという設定がボイス・スパログ第三回にて明かされた</ref>により自国以外で生産、運用されている。機動力に優れ、接近戦用に用意された右腕の大型クロー「パワーヴァイス」を振るっての格闘戦を得意とする。『[[春秋戦争]]』の勃発寸前からその姿をラングラン国内で視認されているが、ラ・ギアスにおいてダイオンの本格的な実戦運用が始まるのは新暦4959年の『三國戦争』からとなる。
 
エリアル王国製の風系[[魔装機]]。ライセンス契約<ref>ジンオウ・キョウメイ・ダイオンなどの漢字変換可能な名前を持つ魔装機はエリアル王国製であるという設定がボイス・スパログ第三回にて明かされた</ref>により自国以外で生産、運用されている。機動力に優れ、接近戦用に用意された右腕の大型クロー「パワーヴァイス」を振るっての格闘戦を得意とする。『[[春秋戦争]]』の勃発寸前からその姿をラングラン国内で視認されているが、ラ・ギアスにおいてダイオンの本格的な実戦運用が始まるのは新暦4959年の『三國戦争』からとなる。
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同国製の[[スヴェンド]]同様、国軍だけでなくテロ組織も運用しているのが特徴。
  
 
『[[スーパーロボット大戦大事典]]』では[[レンファ]]の発展機とみられていたが、後のムック(『電撃スパロボ魂! 2013秋号』)などで前身機の存在を指摘されていない。これはただの推測なのかもしれない。クルセイドのカード欄でも「シュテドニアス連合で運用、生産されている魔装機。右腕にパワーヴァイスと呼ばれる巨大なクローと、リニアレールガンを装備している」と、レンファの存在に関して特に触れていない。
 
『[[スーパーロボット大戦大事典]]』では[[レンファ]]の発展機とみられていたが、後のムック(『電撃スパロボ魂! 2013秋号』)などで前身機の存在を指摘されていない。これはただの推測なのかもしれない。クルセイドのカード欄でも「シュテドニアス連合で運用、生産されている魔装機。右腕にパワーヴァイスと呼ばれる巨大なクローと、リニアレールガンを装備している」と、レンファの存在に関して特に触れていない。
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=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
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;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
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:第一章の終盤から頻繁に出現するようになる。シュテドニアス連合としてはエリアル側から輸入した魔装機を使用する事で素性を不透明にする目的などがあったのだろう。性能などは高いが風系であるため、第二章は[[グランヴェール]]で対抗するとよい。なお、スポット参戦する[[ひょっとこ仮面]]の機体は全てフル改造なので炎系の[[ジンオウ]]を相手にしても大活躍する。第二章終盤、敵側にもフル改造したダイオンが1機ほど参戦する。そこそこの資金を落とすので(ダイオンに限らず、シュテドニアスの魔装機全般に言えるが)チャンスがあれば「[[幸運]]」をかけたMAP兵器で撃墜を狙いたい。
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:第一章の終盤から頻繁に出現するようになる。シュテドニアス連合としてはエリアル側から導入した魔装機を使用する事で素性を不透明にする目的などがあったのだろう。性能などは高いが風系であるため、第二章は[[グランヴェール]]で対抗するとよい。なお、スポット参戦する[[ひょっとこ仮面]]の機体は全てフル改造なので炎系の[[ジンオウ]]を相手にしても大活躍する。第二章終盤、敵側にもフル改造したダイオンが2機ほど参戦する機会がある。HP5ケタに届き、火力も高いので侮れない。そこそこの資金を落とすので(ダイオンに限らず、シュテドニアスの魔装機全般に言えるが)チャンスがあれば「[[幸運]]」をかけたMAP兵器で撃墜を狙いたい。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
:シュテドニアス南部で新型風系魔装機[[ローゼルライ]]が登場したが、北部連邦にて現役で稼動中。序盤に[[リシェル・グレノール|リシェル]]や[[アクレイド・バロム|アクレイド]]が乗り込んでいる。また、黒いカラーのマルテナ社製のカスタム機も存在する。前作と比べて資金的な旨味は無く、良くも悪くも普通である。武装欄も技を加算された一方で光剣と魔術兵器がオミットされたため、トータルではやはり武器数を減らされている。
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:シュテドニアス南部で新型風系魔装機[[ローゼルライ]]が登場したが、工業力に劣る北部連邦では新規機体の開発ができなかったためか、主に指揮官機として現役で稼動中。序盤に[[リシェル・グレノール|リシェル]]や[[アクレイド・バロム|アクレイド]]が乗り込んでいる。また、黒いカラーのマルテナ社製のカスタム機も存在する。前作と比べて資金的な旨味は無く、良くも悪くも普通である。武装欄も技を加算された一方で光剣と魔術兵器がオミットされたため、トータルではやはり武器数を減らされている。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 
:序盤はシュテドニアス連合領内で、終盤はテロ組織「平和連合急進派」が買い付けたダイオン機と戦闘する機会が存在する。武器数を一つ減らされレールガンの火力も落とされ、取り柄といえばHPの高さのみ。耐久力と移動力で本機に劣るとはいえ、最大射程6の主砲を撃ちまくってくる[[ゴリアテ]]と[[ナグロッド]]の方が強かったと述べるプレイヤーが頻出する有様。アンティラス隊で運用される炎系魔装機の数が増加したのも痛い。まあ前作でダイオンと競合する立場にあったローゼルライも本作ではあまり扱いが良くなかったりするのだが……。
 
:序盤はシュテドニアス連合領内で、終盤はテロ組織「平和連合急進派」が買い付けたダイオン機と戦闘する機会が存在する。武器数を一つ減らされレールガンの火力も落とされ、取り柄といえばHPの高さのみ。耐久力と移動力で本機に劣るとはいえ、最大射程6の主砲を撃ちまくってくる[[ゴリアテ]]と[[ナグロッド]]の方が強かったと述べるプレイヤーが頻出する有様。アンティラス隊で運用される炎系魔装機の数が増加したのも痛い。まあ前作でダイオンと競合する立場にあったローゼルライも本作ではあまり扱いが良くなかったりするのだが……。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
:序盤に出てくるHPが高い[[ブロウ・ティゴール|ブロウ]]機、スポット参戦の[[アクレイド・バロム|アクレイド]]機、終盤の巨人族に教化されたシュテドニアス兵の機体の3種類が出る。なお、数少ない魔装機神シリーズの4作品全てに登場した敵機体となっている。ただしスーパーロボット大戦EXには参戦していない。EXも含めて5作皆勤なのは[[ゴリアテ]]と[[ギルドーラ]]のみである。
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:序盤に出てくるHPが高い[[ブロウ・ティゴール|ブロウ]]機、スポット参戦の[[アクレイド・バロム|アクレイド]]機、終盤の巨人族に教化されたシュテドニアス兵の機体の3種類が出る。またイベントではロドニー及びシュテドニアス隊長が乗り込んでいる。アクレイドのスポット参戦により、シリーズ最終作にして初めて自由に使用できる機会ができた。なお、数少ない魔装機神シリーズの4作品全てに登場した敵機体となっている。ただしスーパーロボット大戦EXには参戦していない。EXも含めて5作皆勤なのは[[ゴリアテ]]と[[ギルドーラ]]のみである。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==

2018年3月11日 (日) 01:22時点における版

ダイオン(Daion)

エリアル王国製の風系魔装機。ライセンス契約[1]により自国以外で生産、運用されている。機動力に優れ、接近戦用に用意された右腕の大型クロー「パワーヴァイス」を振るっての格闘戦を得意とする。『春秋戦争』の勃発寸前からその姿をラングラン国内で視認されているが、ラ・ギアスにおいてダイオンの本格的な実戦運用が始まるのは新暦4959年の『三國戦争』からとなる。

同国製のスヴェンド同様、国軍だけでなくテロ組織も運用しているのが特徴。

スーパーロボット大戦大事典』ではレンファの発展機とみられていたが、後のムック(『電撃スパロボ魂! 2013秋号』)などで前身機の存在を指摘されていない。これはただの推測なのかもしれない。クルセイドのカード欄でも「シュテドニアス連合で運用、生産されている魔装機。右腕にパワーヴァイスと呼ばれる巨大なクローと、リニアレールガンを装備している」と、レンファの存在に関して特に触れていない。

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章の終盤から頻繁に出現するようになる。シュテドニアス連合としてはエリアル側から導入した魔装機を使用する事で素性を不透明にする目的などがあったのだろう。性能などは高いが風系であるため、第二章はグランヴェールで対抗するとよい。なお、スポット参戦するひょっとこ仮面の機体は全てフル改造なので炎系のジンオウを相手にしても大活躍する。第二章終盤、敵側にもフル改造したダイオンが2機ほど参戦する機会がある。HP5ケタに届き、火力も高いので侮れない。そこそこの資金を落とすので(ダイオンに限らず、シュテドニアスの魔装機全般に言えるが)チャンスがあれば「幸運」をかけたMAP兵器で撃墜を狙いたい。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
シュテドニアス南部で新型風系魔装機ローゼルライが登場したが、工業力に劣る北部連邦では新規機体の開発ができなかったためか、主に指揮官機として現役で稼動中。序盤にリシェルアクレイドが乗り込んでいる。また、黒いカラーのマルテナ社製のカスタム機も存在する。前作と比べて資金的な旨味は無く、良くも悪くも普通である。武装欄も技を加算された一方で光剣と魔術兵器がオミットされたため、トータルではやはり武器数を減らされている。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
序盤はシュテドニアス連合領内で、終盤はテロ組織「平和連合急進派」が買い付けたダイオン機と戦闘する機会が存在する。武器数を一つ減らされレールガンの火力も落とされ、取り柄といえばHPの高さのみ。耐久力と移動力で本機に劣るとはいえ、最大射程6の主砲を撃ちまくってくるゴリアテナグロッドの方が強かったと述べるプレイヤーが頻出する有様。アンティラス隊で運用される炎系魔装機の数が増加したのも痛い。まあ前作でダイオンと競合する立場にあったローゼルライも本作ではあまり扱いが良くなかったりするのだが……。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
序盤に出てくるHPが高いブロウ機、スポット参戦のアクレイド機、終盤の巨人族に教化されたシュテドニアス兵の機体の3種類が出る。またイベントではロドニー及びシュテドニアス隊長が乗り込んでいる。アクレイドのスポット参戦により、シリーズ最終作にして初めて自由に使用できる機会ができた。なお、数少ない魔装機神シリーズの4作品全てに登場した敵機体となっている。ただしスーパーロボット大戦EXには参戦していない。EXも含めて5作皆勤なのはゴリアテギルドーラのみである。

装備・機能

武装・必殺武器

プラズマソード
非実体剣。右手首がパワーヴァイスなので、左手首で使用する。魔装機神シリーズではII以降、使用不可。
パワーヴァイス
右腕の大型クローヴァイス。叩きつけるように使用する。IIIでは使用不可。
砂嵐
魔術兵器。左掌で描いた風系魔法陣から発生させた竜巻に爪を叩き付けて「砂嵐」を打ち出す。魔装機神シリーズではII以降、使用不可。
リニアレールガン
電磁砲。砲門は右腕の爪の間に存在している。IIIでは移動後使用可。

必殺技

マスドライバー
ソルガディの「ジャハンナム」に類似した間接攻撃。まず前方に風系魔法陣を展開。出現した魔法陣は前方の空間に旋風の道を築き、魔法陣を通過したダイオンに更なる加速を与える。風の恩恵を受けたダイオンは、右腕の大型クローを使用した高速突進で敵機を打ち破る。初出はIIから。

特殊能力

剣装備
斬り返し」防御可。IIでは爪で切り払う。
MG回復(小)
IIIで用意された特殊能力。

移動タイプ

風系は飛行可能。

サイズ

M
クルセイドで判明。

機体BGM

「終わりなき戦い」
汎用戦闘曲。

関連機体

エンバローズ
ダイオンのデータを解析したシュテドニアス連合軍が開発した大地系魔装機。

脚注

  1. ジンオウ・キョウメイ・ダイオンなどの漢字変換可能な名前を持つ魔装機はエリアル王国製であるという設定がボイス・スパログ第三回にて明かされた