「デビット・ウェイン」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == |
2017年7月15日 (土) 02:38時点における版
デビット・ウェイン | |
---|---|
外国語表記 | Devid Wayne |
登場作品 | 宇宙戦士バルディオス |
声優 | 井上和彦 |
デザイン | 上條修 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | ブルーフィクサー |
概要
ブルーフィクサーの一員で、エラ・クインシュタインの教え子。
生意気な性格だが、パルサバーンのパイロット候補と呼ばれる程の天才。当初パルサバーン正パイロットであるマリン・レイガンに嫌みを言うなどし、対抗意識をむき出しにしていた。
だがその矢先、アルデバロン軍による地球氷河期作戦が発動される。木星の衛星・ガニメドを移動させて日光を遮るという大プロジェクトを前に、ブルーフィクサーはガニメド破壊用ロケット・フィクサー1で対抗しようとする。だがフィクサー1は技術の限界から、ガニメドに突っ込んだきり戻っては来られない特攻兵器と化していた。そして操縦のためには、パルサバーンを動かせる能力が必要…そう知ったとき、デビッドは死を覚悟するマリンを押しのけ、特攻作戦に志願していた。密かにクインシュタインを慕っており、マリンに対し「オレは地球のためではなく、博士のために死ぬんだ」と言い残した。そしてクインシュタインが自分を受け入れてくれたと確信し出撃、ガニメド爆破作戦を成功させ命を落とした。
劇場版ではジャック・オリバーや北斗雷太の訓練生時代の友人という設定に変更されている。こちらではマリン不在時にパルサバーンで出撃するが、チャージアップに失敗してパイロットを辞退。決戦の時にフィクサー1で駆け付けるが、やはり戦死する。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 概ね原作通り。第44話「舞い降りる太陽」にてスポット参戦。彼が撃墜されるとゲームオーバーとなる。4ターン以内に人工太陽を破壊しないと自動的に特攻して死亡する。逆に4ターン以内に人工太陽を破壊してしまえば何事もなく生存する。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 回避率+20%
- 『Z』で採用。
人間関係
- マリン・レイガン
- 当初異星人であった彼を蔑ろにしていたが、特攻を前に彼だけには自分の博士に対する全てを打ち明けた。
- 劇場版では出会い頭に彼を挑発するだけで、それ以降の絡みは特に無し。
- ジャック・オリバー、北斗雷太
- 横柄に振舞うデビットに不満を持っていたが、彼が特攻すると知り、自棄酒を煽った。そして特攻する彼を援護し、見送る。
- 劇場版では訓練所時代の同期という設定で、親しげに会話していた。
- エラ・クインシュタイン
- 恩師であり、思いを寄せていた。
- 劇場版では特に絡み無し。
名台詞
- 「俺は地球のため、S-1星に勝つためには死ねない。だが…博士のためなら死ねる」
- 「そろそろお別れだ、バルディオスの諸君。危険ですから亜空間までお下がりください」
- 最期まで彼らしい別れの言葉に見送る3人は涙を堪えきれなかった。デビットがなぜ日本の電車の決まり文句を知っているのかは不明。もしかしたらこの手のフレーズは万国共通か。
- 「女のために死ぬなんて、俺も馬鹿だね…さよなら、俺の…クインシュタイン」
- ガニメドに特攻する際に。SRWでは人工太陽に特攻するときの台詞として使われている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「お前たち…何をする!?」
- 『Z』で4ターン以内に人工太陽を撃墜した際に。バルディオスが明日をすくうシーンが拝める。
- 「俺のフィクサー1は亜空間飛行が可能な有人式の破壊ロケットなんだよ」
「戦争が続けば、こんな馬鹿な兵器が生まれるのさ」
「もっともクインシュタイン博士は純粋に亜空間飛行可能な戦闘機として作ったんだろうがな」
「こいつの破壊力は絶大だぜ。人工太陽ぐらい木っ端微塵に吹き飛ばす事が出来る程にな!」 - 逆にこちらは4ターン以内に人工太陽を撃墜できなかった際に。フィクサー1の本当の目的をここにきて話す。
- 「よしてくれ…。俺は英雄なんてガラじゃない…」
- 『Z』で神源五郎に「彼の勇気を称えよ」を聞いた際に、この後特攻する。
搭乗機体
- フィクサー1
- ガニメド破壊用に作られた亜空間ロケットで、実質的な特攻兵器。
- 劇場版ではこれと同デザインの機体に乗り最終決戦に駆け付けたが、こちらでは未呼称。またTV版との設定の違いから、性能も同一かは不明である。
余談
- 元々、彼は第29話「地球氷河期作戦」一話限りのゲストキャラクターである。その上、彼を取り巻く状況はまるで彼を死に追いやるかのように設定され、彼自身はミもフタも無い言い方をすれば「死ぬためだけに出てきた」キャラクターでしかない。だが、ハイレベルな脚本・作画によって描かれた彼の運命は多くの視聴を魅了し、ついには劇場版登場、そしてスパロボ登場まで果たすことになった。