「鉄のラインバレル」の版間の差分
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2012年12月19日 (水) 17:40時点における版
- 2008年10月3日 ~ 2009年3月20日(TBS系) 全24話+番外編2話
- 連載「チャンピオンRED」(秋田書店・刊) 2004年~連載中
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦L(2010年)
概要
タイトルの「鉄」は「くろがね」と読む。 清水栄一・下口智裕作のロボット漫画作品。2008年にはGONZOによりTVアニメ化。
漫画版とTV版は登場人物等の基本設定は同じだが、内容は全く違ったものになっている。初参戦する『スーパーロボット大戦L』では先に完結しているTVアニメ版が扱われる。
ストーリー
(TV版)
21世紀初頭、世界の多くの軍隊において「アルマ」と呼ばれる人型兵器がすでに実用化されている時代。
中学三年生の少年・早瀬浩一は典型的ないじめられっ子であり鬱屈した日々を送っていた。そんなある日、空から突然、裸の女の子と謎のロボット・ラインバレルが降って来て、よくわからないうちにその女の子にいざなわれてラインバレルのパイロットとして、世界征服を企む悪のテロ組織「加藤機関」のアルマ軍団と戦うハメになってしまう。まるでロボットアニメのような展開に、かねてから「正義の味方」に憧れていた浩一は大興奮。その異常な状況を喜んで受け入れ、自らを正義と名乗り鬱屈した感情を爆発させるかのように暴走じみた大暴れをすることになる。
しかし、彼の子供じみたヒーロー願望による暴走は友人の死という取り返しのない悲劇を生むことになり、浩一は本当の正義の味方とは何かを問うようになる。やがて彼は加藤機関と敵対する正義を名乗る企業「JUDA」にスカウトされ、この世界の真実に向き合うようになる。
登場人物
JUDA
加藤機関
その他
登場メカ
マキナ
- ラインバレル
- ラインバレル mode-B(ラインバレル・オーバードライブ)
- ラインバレル mode-C
- ヴァーダント
- ハインド・カインド
- ディスィーブ
- ペインキラー
- タリスマン
- グラン・ネイドル
- プリテンダー
- アパレシオン
- シャングリラ
- 量産型マキナ
- セントラル
アルマ
その他
- 迅雷
- ヘリオス
- フラッグ
主題歌とBGM
- 『鬼帝の剣』
- (歌・演奏:ALI PROJECT、作詞:宝野アリカ、作曲・編曲:片倉三起也)
オープニングテーマ。 - 『雨が降る』
- (作詞・歌:坂本真綾、作曲:かの香織、編曲:斎藤ネコ)
前期エンディングテーマ。 - 『Remedy』
- (作詞・歌:坂本真綾、作曲・編曲:Sol、aya)
後期エンディングテーマ。 - 『PROUD』
- (作詞:小峰理紗、作曲:山崎ますみ、編曲:山崎淳、江口貴勅、歌:コミネリサ)
挿入歌。
登場作と扱われ方
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 初参戦作。先述のようにアニメ版設定で登場するが、漫画版、さらには本作のプロトタイプである読み切り漫画「鋼鉄の華」から取り入れられた要素も散見される。JUDA本社が自軍部隊LOTUSの拠点となったり、1話から原作再現があるなどで物語の中心的活躍をするため、扱いは非常に良い。
- スーパーロボット大戦UX
- Lとは異なり、漫画版名義での参戦となる。事前に公開されたPV1でもキャラクターや機体のデザイン、使用している武装など、漫画版の要素が散見され、原作者2人のサイトでも「参戦するのは『原作版』」と言及されていた。
用語
- 加藤機関
- 本作のおもな敵。その実態は……。
- ファクター
- マキナの操縦者を表す言葉。ある人物いわく「人殺しの因子」。
- マキナ
- 自己修復能力を備えた戦闘ロボ。特定の人物にしか動かせない。
- アルマ
- 劣化マキナとも言うべき戦闘メカ。この世界でロボットといえば基本これ。
- JUDA
- 世界的薬品メーカー。その実態は加藤機関への対抗組織だが、実は……。
- キリヤマ重工
- 迅雷を開発した兵器メーカー。
- Dソイル値
- ファクターとマキナの「同調率」のようなもの。自己修復能力に影響する。
- 早瀬軍団
- 道明寺が立ち上げた集団。
- マキナ人間
- マキナと融合された人間。
- 統一意志セントラル
- あちら側に存在している本作の真の敵。
- 高蓋然性世界
- 「高い確率で存在する世界」のこと。マサキや久嵩はここの出身。
主要スタッフ
- 制作会社
- GONZO
- 監督
- 日高政光
- キャラクターデザイン
- 平井久司
- メカニックデザイン
- 鈴木勤
- 音楽
- コーニッシュ
商品情報
DVD
漫画本など