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**他、設定やデザインなどに『ウルトラマン』シリーズを始めとする特撮作品からのオマージュも多い。 | **他、設定やデザインなどに『ウルトラマン』シリーズを始めとする特撮作品からのオマージュも多い。 | ||
*2010年から2013年にかけて『ヤングエース』誌に漫画版が連載された。これの最終話では『NeXT GENERATION』『2!』の設定を折合する形で独自の後日談を描いている。 | *2010年から2013年にかけて『ヤングエース』誌に漫画版が連載された。これの最終話では『NeXT GENERATION』『2!』の設定を折合する形で独自の後日談を描いている。 | ||
+ | *本作で音楽を担当した作曲家の[[スタッフ (登場作品)|田中公平]]氏は、この作品に携わった事を「'''過去に携わった仕事の中でも一番屈辱的だった'''」と回顧している。理由については、監督の庵野秀明氏から1981年に公開されたイギリス映画「炎のランナー」、アントニン・ドヴォルザークの代表曲である交響曲第9番『新世界より』と似たような音楽を作るよう依頼されたためである。作曲家にとって他の同業者の旋律を模倣しろというのは、その本人のプライドをズタズタにするものと業界内では暗黙の了解でもあり、この作品以降田中氏は庵野氏の作品に参加していない。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2016年6月30日 (木) 21:33時点における版
- OVA作品 1988年第1話発売 全6話(DVD全3巻)
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦F(1997年)
- ポスター等にも登場しているが、実際に登場するのは予告編のみ。操作は『スーパーロボット大戦F完結編』(1998年)から。
概要
ガイナックスが初めて制作したOVA。1990年度の第21回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門受賞作品。
内容はいわゆるスポ根アニメという設定で制作されており、安易なパロディでなく一種のカタルシスを覚えさせる変奏・再演であり、感動的なシーンも多く実に素晴らしい作品に仕上がっている。SF的な引用の多い諸設定が面白く、一見実在しそうな科学用語もどきや、実在する科学用語などが多数出てくる。アニメ本編後に科学講座なるものがあり、ここで用語を解説しているが、すべて鵜呑みにすると痛い思いをする。
スタッフが豪華で『新世紀エヴァンゲリオン』のスタッフと比較してみるのも面白いかもしれない。
続編に位置する作品として、『トップをねらえ! NeXT GENERATION』(小説は原作の数十年後、漫画は原作の数百年後。SRW未参戦)、OVA『トップをねらえ2!』(原作より一万年以上経過)も制作されている。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/α forDC
- メカ&キャラクターリスト/第3次α
- メカ&キャラクターリスト/モバイル
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇
- メカ&キャラクターリスト/X-Ω
地球帝国軍
- タカヤノリコ
- 主人公。
- アマノカズミ / オオタカズミ
- オオタコウイチロウ
- ユング・フロイト
- タシロタツミ
- 副長
- ヒグチキミコ
- カシハラレイコ
- スミス・トーレン
- ノリコのボーイフレンド。
- タカヤ提督
- ノリコの父。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/α forDC
- メカ&キャラクターリスト/第3次α
- メカ&キャラクターリスト/モバイル
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇
- メカ&キャラクターリスト/X-Ω
マシーン兵器
戦艦
- ヱクセリヲン
- 第4世代型の超弩級戦艦。全長7.2km。1番艦が意図的に暴走してブラックホールとなって自沈。その後量産される。
- ヱルトリウム
- 第5世代型超弩級戦艦。全長約70kmはヱクセリヲンの約10倍。「銀河中心殴り込み艦隊」の総旗艦。
宇宙怪獣
登場用語
- 次元波動超弦励起縮退半径跳躍重力波超光速航法(WARP)
- 亜高速戦闘
- マシーン兵器
- ブラックホール爆弾
- 縮退炉
- アイス・セカンド
- イナーシャルキャンセラー
- タンホイザー
- イメージアルゴリズム推進
- 雷王星
- 宇宙怪獣(STMC)
- 沖縄女子宇宙高等学校(沖ジョ)
- アンドロメダ焼き
- 銀河中心殴り込み艦隊
- カルネアデス計画
- 銀河中心部に生息する宇宙怪獣殲滅作戦の第一段階。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「アクティブ・ハート」
- 作詞:森浩美 / 作曲:西木栄二 / 編曲:船山基紀 / 歌:酒井法子
- エンディングテーマ
-
- 「トライ Again」
- 作詞:小倉めぐみ / 作曲:西木栄二 / 編曲:船山基紀 / 歌:酒井法子
- 挿入歌
- 劇中BGM
登場作と扱われ方
各種設定がロボットアニメとしてはインフレの極みにある程あらゆる意味で大きいため、スパロボファンの間では『伝説巨神イデオン』と並んで出るだけで全ての作品を呑み込んでしまう作品として一種の畏敬の念にも似た扱いをされている。
スミス・トーレンは作中で印象深いキャラクターだが一度も登場していない。『F完結編』『第3次Z天獄篇』ではノリコの台詞中に出て来るのみで、『α』では『マクロスプラス』のイサム・ダイソンが代役となっている。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 予告のみの登場。TVCMはガンバスターがバスタービームを出す所で終わる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 沖縄でマジンガーZの見物にノリコとキミコが登場する。今回宇宙怪獣がいないので、初陣はバッフ・クランの重機動メカ。スーパーガッツを習得する炎のイベントがある。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 宇宙怪獣がSRWに初登場。ストーリーも3話から5話までが再現されていて、版権作品の最終ステージを飾る。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 前作から採用された小隊システムにより、原作における宇宙怪獣の膨大な軍勢が再現されている。終盤では原作最終話の再現がある。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『第3次α』から9年ぶりの登場。今回は原作終了後の状態であり、ノリコとガンバスターの主人公と主役機のみで、敵は宇宙怪獣が登場。
- 同じガイナックス製及びスケールが本作並に大きい『天元突破グレンラガン』と初共演。『ヱヴァ』と併せて(ヱヴァの場合はカラーだが)ガイナックスを代表するロボットたちが一同に決する。同じ「1万2000年」というキーワードを持つアクエリオンシリーズとも初共演を果たしている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 遂に続編『トップをねらえ2!』と共演する。また、カズミも登場。
- 『2』と密接に交わる形でストーリーが展開されていく。
単独作品
- スーパーロボット大戦モバイル
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2015年11月に『トップをねらえ!』がメインのイベント「燃え上がれ!愛と炎の決戦兵器!」が開催。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
第1話 | ショック! 私とお姉様がパイロット!? | RX-7 | ||
第2話 | 不敵! 天才少女の挑戦!! | |||
第3話 | 初めてのときめき☆初めての出撃 | α | ||
第4話 | 発進!! 未完の最終兵器! | ガンバスター | α | |
第5話 | お願い!! 愛に時間を! | α | ||
最終話 | 果てし無き、流れのはてに・・・ | シズラー黒 | 第3次α |
主要スタッフ
- 制作
- ガイナックス
- 監督
- 庵野秀明
- キャラクターデザイン
- 美樹本晴彦
- メカニックデザイン
- 大畑晃一(マシーン兵器デザイン)
- 宮武一貴(戦艦デザイン)
- 音楽
- 田中公平
余談
- 裏設定で全26話あるらしいが、実のところこの6話分しかアニメは存在しない。2005年発売のプレイステーション2版では、欠番になったという設定の話を除いた25話分が再現されている。
- PS2版以前のゲーム化にはPCエンジン版やパソコン版などがある。
- PCエンジン版の方は続編が開発中止によって未完。
- パソコン版にはガイナックスから電脳学園IIIとして電脳学園シリーズでリリースされているものもある。ただしアダルトゲームであるので要注意(ガイナックスによる自社アニメ作品のアダルトゲーム化リリースは有名)。
- 本作の元ネタについて、主役ロボットのガンバスターはゲッターロボ、イデオン、コン・バトラーVなど、シナリオとタイトルは『エースをねらえ!』+『トップガン』。
- 他、設定やデザインなどに『ウルトラマン』シリーズを始めとする特撮作品からのオマージュも多い。
- 2010年から2013年にかけて『ヤングエース』誌に漫画版が連載された。これの最終話では『NeXT GENERATION』『2!』の設定を折合する形で独自の後日談を描いている。
- 本作で音楽を担当した作曲家の田中公平氏は、この作品に携わった事を「過去に携わった仕事の中でも一番屈辱的だった」と回顧している。理由については、監督の庵野秀明氏から1981年に公開されたイギリス映画「炎のランナー」、アントニン・ドヴォルザークの代表曲である交響曲第9番『新世界より』と似たような音楽を作るよう依頼されたためである。作曲家にとって他の同業者の旋律を模倣しろというのは、その本人のプライドをズタズタにするものと業界内では暗黙の了解でもあり、この作品以降田中氏は庵野氏の作品に参加していない。
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Blu-ray
DVD
漫画・小説
- 小説版
- 漫画版
楽曲関連
その他