「レイブレード」の版間の差分

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PTやAMなど地上の機体を参考にして作られており、コックピットはPT式になっている。ユニバーサル・コネクターに対応しているため地上の換装武器を扱うことができ、作中では「レクタングル・ランチャー」を装備している。
 
PTやAMなど地上の機体を参考にして作られており、コックピットはPT式になっている。ユニバーサル・コネクターに対応しているため地上の換装武器を扱うことができ、作中では「レクタングル・ランチャー」を装備している。
  
元々は「攻霊機」の名の通り、敵魔装機の契約精霊の力を奪い取り、自機の力に変換する能動型霊的動力侵奪機構「アーヴェレード」を持たされる予定であったが、現実味のない計画だったのと、何より技術的困難(精霊の力を奪う技術自体は今までのシリーズにも登場したが、大掛かりな施設と儀式を必要とするため、魔装機には搭載できなかった)を中心とした諸々の理由により、開発は中断。確実な成果を見込める他機体の量産に計画は移行する。
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元々は「攻霊機」の名の通り、敵魔装機の契約精霊の力を攻め取り、相手を無力化しつつ自機の力に変換する能動型霊的動力侵奪機構「アーヴェレード」を持たされる予定であったが、現実味のない計画だったのと、何より技術的困難(精霊の力を奪う技術自体は今までのシリーズにも登場したが、大掛かりな施設と儀式を必要とするため、魔装機には搭載できなかった)を中心とした諸々の理由により、開発は中断。確実な成果を見込める他機体の量産に計画は移行する。
  
 
その後、[[ボーロ・フェイブル|非合法なルート]]を通じて「リチュオルコンバーター」という特殊なシステムがもたらされた結果、感応型霊的動力侵奪機構「レイブレード」として日の目を見ることになった。
 
その後、[[ボーロ・フェイブル|非合法なルート]]を通じて「リチュオルコンバーター」という特殊なシステムがもたらされた結果、感応型霊的動力侵奪機構「レイブレード」として日の目を見ることになった。
  
このリチュオルコンバーターは「機体周りの死者の思念(要するに邪霊や死霊)を吸収し、それをエネルギーに換え出力を上昇させる」という曰く付きのエンジンであり、ヴォルクルス教団との裏取引で イルゼノン社が入手したのを搭載している。(このことはイルゼノン社とアルメラ軍上層部の一部しか知らないと思われる。)
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このリチュオルコンバーターは「機体周りの死者の思念(要するに邪霊や死霊)を吸収し、それをエネルギーに換え出力を上昇させる」という曰く付きのエンジンであり、ヴォルクルス教団との裏取引で イルゼノン社が入手したのを搭載している。(このことはイルゼノン社とアルメラ軍上層部の一部しか知らないと思われる。)簡単に言うと、'''人造ディス・レヴ'''である。
ただし、リチュオルコンバーターを機動させるためには死者の念を感じ取れる人間、所謂霊能力者を操者にする必要があり、そういう意味では魔装機神同様に操者を選ぶ機体である。
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ただし、リチュオルコンバーターを機動させるためには死者の念を感じ取れる人間、所謂霊能力者を操者にする必要があり、そういう意味では魔装機神同様に操者を選ぶ機体である。なお、表立った霊感のあるなしではなく、潜在能力の高さが求められる。
  
しかし死者の念を取り込み過ぎると操者の心身に多大な負荷がかかるという問題点があり、この問題を解決するために一定以上の死者の念を取り込んだ場合、操者の意識を強制的に剥奪し、前後の記憶を消去するという処置を操者自身に施す必要があるという完全に倫理人道を逸脱した機体となってしまった。また、限界を超えそうになるとレイブレードの全身からエネルギーを一斉解放し、周囲の敵を無差別に一掃する事で意識を失った操者の安全を確保するという、無茶苦茶なシステムであった。
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しかし死者の念を取り込み過ぎると操者の心身に多大な負荷がかかるという問題点があり、この問題を解決するために一定以上の死者の念を取り込んだ場合、操者の意識を強制的に剥奪し、前後の記憶を消去するという処置を操者自身に施す必要があるという完全に倫理人道を逸脱した機体となってしまった。また、限界を超えそうになるとレイブレードの全身からエネルギーを一斉解放し、周囲の敵を無差別に一掃する事で意識を失った操者の安全を確保するという、無茶苦茶なシステムであった。この副作用として、死者の残留思念がサキトに流れ込み人格が変化する、という現象が発生している。サキトがいきなりレイブレードで戦闘できたのも知るはずもないトランスドライブの起動方法を知っていたのも、アルメラ軍人や技師たちの残留思念から知識を読み取ったものと思われる。
  
 
しかしこのシステムが、サキトの真に「戦う」想いと高い霊感能力に反応しイレギュラーが発生。 「死霊を取り込みエネルギーにする機構」が「死霊を取り込んだ後浄化し、精霊に転化させて排出する機構」に変異。全身を赤く覆っていた禍々しいオーラは、優しく美しい青色に変貌した。この光景を見たシュウはレイブレードのことを新たに「光霊機」と名付ける。
 
しかしこのシステムが、サキトの真に「戦う」想いと高い霊感能力に反応しイレギュラーが発生。 「死霊を取り込みエネルギーにする機構」が「死霊を取り込んだ後浄化し、精霊に転化させて排出する機構」に変異。全身を赤く覆っていた禍々しいオーラは、優しく美しい青色に変貌した。この光景を見たシュウはレイブレードのことを新たに「光霊機」と名付ける。
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:初登場作品。実質的な主人公機として第一話から使用可能。機体は二段階に強化される関係上、初期は武装も少ないが、最終的にはポゼッションに相当する『トランスドライブ』を使用可能になり、最強クラスの機体として運用できる。
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:初登場作品。実質的な主人公機として第一話から使用可能。機体は二段階に強化される関係上、初期は武装も少ないが、最終的にはポゼッションに相当する『トランスドライブ』を使用可能になり、最強クラスの機体として運用できる。ただし、魔装機神ほど攻撃力は上がらないので注意。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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:機関最大出力によって編み出した深紅に輝くプラーナ結晶化ソードを振るって敵機を滅多刺しにする。
 
:機関最大出力によって編み出した深紅に輝くプラーナ結晶化ソードを振るって敵機を滅多刺しにする。
:異常出力を転化するため、左前腕部を保護するシールドを右の手甲に重ね合わせたあとに「クリスタライザー」を形成するのが特徴。
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:異常出力を転化するため、左前腕部を保護するシールドを右の手甲に重ね合わせたあとに「クリスタライザー」を形成するのが特徴。よく見ると、事前に持ち替えているのか左の手甲が前後逆になっている。
 
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:終盤に解禁される。TRゲージが100%の時(隠し強化パーツで制限がなくなる)にコマンドで開放される。発動中にトレンシャルカノン以外の武装で敵機を撃墜した時にSPを10回復する。
 
:終盤に解禁される。TRゲージが100%の時(隠し強化パーツで制限がなくなる)にコマンドで開放される。発動中にトレンシャルカノン以外の武装で敵機を撃墜した時にSPを10回復する。
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:使うとSP以外全回復するので、精霊石の代わりとして使うという手もある。
  
 
== [[BGM|機体BGM]] ==
 
== [[BGM|機体BGM]] ==

2014年9月28日 (日) 07:56時点における版

レイブレード(Raveraid)

アルメラ共和国のイルゼノン社が開発した「魔装機や魔装機神に対抗できる機体」という「攻霊機開発計画」の元に生まれた「攻霊機」と呼ばれる機体。 PTやAMなど地上の機体を参考にして作られており、コックピットはPT式になっている。ユニバーサル・コネクターに対応しているため地上の換装武器を扱うことができ、作中では「レクタングル・ランチャー」を装備している。

元々は「攻霊機」の名の通り、敵魔装機の契約精霊の力を攻め取り、相手を無力化しつつ自機の力に変換する能動型霊的動力侵奪機構「アーヴェレード」を持たされる予定であったが、現実味のない計画だったのと、何より技術的困難(精霊の力を奪う技術自体は今までのシリーズにも登場したが、大掛かりな施設と儀式を必要とするため、魔装機には搭載できなかった)を中心とした諸々の理由により、開発は中断。確実な成果を見込める他機体の量産に計画は移行する。

その後、非合法なルートを通じて「リチュオルコンバーター」という特殊なシステムがもたらされた結果、感応型霊的動力侵奪機構「レイブレード」として日の目を見ることになった。

このリチュオルコンバーターは「機体周りの死者の思念(要するに邪霊や死霊)を吸収し、それをエネルギーに換え出力を上昇させる」という曰く付きのエンジンであり、ヴォルクルス教団との裏取引で イルゼノン社が入手したのを搭載している。(このことはイルゼノン社とアルメラ軍上層部の一部しか知らないと思われる。)簡単に言うと、人造ディス・レヴである。 ただし、リチュオルコンバーターを機動させるためには死者の念を感じ取れる人間、所謂霊能力者を操者にする必要があり、そういう意味では魔装機神同様に操者を選ぶ機体である。なお、表立った霊感のあるなしではなく、潜在能力の高さが求められる。

しかし死者の念を取り込み過ぎると操者の心身に多大な負荷がかかるという問題点があり、この問題を解決するために一定以上の死者の念を取り込んだ場合、操者の意識を強制的に剥奪し、前後の記憶を消去するという処置を操者自身に施す必要があるという完全に倫理人道を逸脱した機体となってしまった。また、限界を超えそうになるとレイブレードの全身からエネルギーを一斉解放し、周囲の敵を無差別に一掃する事で意識を失った操者の安全を確保するという、無茶苦茶なシステムであった。この副作用として、死者の残留思念がサキトに流れ込み人格が変化する、という現象が発生している。サキトがいきなりレイブレードで戦闘できたのも知るはずもないトランスドライブの起動方法を知っていたのも、アルメラ軍人や技師たちの残留思念から知識を読み取ったものと思われる。

しかしこのシステムが、サキトの真に「戦う」想いと高い霊感能力に反応しイレギュラーが発生。 「死霊を取り込みエネルギーにする機構」が「死霊を取り込んだ後浄化し、精霊に転化させて排出する機構」に変異。全身を赤く覆っていた禍々しいオーラは、優しく美しい青色に変貌した。この光景を見たシュウはレイブレードのことを新たに「光霊機」と名付ける。

仕様にない異次元の力を発揮したレイブレードは、一連の戦いを終結させる力となった。

レイブレードLF(Raveraid Light Flyer)

レイブレードに大型スラスターユニットと近接戦用兵装のLFユニットを換装した強化形態。

レイブレードHB(Raveraid Heavy Blaster)

レイブレードに砲撃戦用兵装のHBユニットを換装した強化形態。移動力は下がっているもののインテグラルキャリバーなども使えるので、近接戦闘能力は下がっていない。V2アサルトバスターガンダムのようなものと思われる。

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
初登場作品。実質的な主人公機として第一話から使用可能。機体は二段階に強化される関係上、初期は武装も少ないが、最終的にはポゼッションに相当する『トランスドライブ』を使用可能になり、最強クラスの機体として運用できる。ただし、魔装機神ほど攻撃力は上がらないので注意。

装備・機能

武装・必殺技

レイブレード

ステートガンナー / ブラストショット
連射用のアタッチメントを装着した銃火器の名称。
ブラストショット
武器ランクアップで追加される散弾銃(ショットガン)仕様のアタッチメント。ロングバレルの銃口からエネルギーの散弾を発射する。
ビートストライク / クリスタライザー
両腕部を保護する手甲を駆使して放つ殴打。
クリスタライザー
プラーナ結晶化ソード。右の手甲内から形成される光の刃。
トランスドライブ
機関最大出力によって編み出した深紅に輝くプラーナ結晶化ソードを振るって敵機を滅多刺しにする。
異常出力を転化するため、左前腕部を保護するシールドを右の手甲に重ね合わせたあとに「クリスタライザー」を形成するのが特徴。よく見ると、事前に持ち替えているのか左の手甲が前後逆になっている。

レイブレードLF

ブラストショット
エネルギーの散弾を発射する。
レクタングル・ランチャー
「ブラストショット」のランクアップ武器。本来はPT用の装備なので、本機と比べると割と小型。
シャープリクリーヴァー
右手に装備している実体剣。
クリスタライザー
「シャープリクリーヴァー」のランクアップ武器。シャープリクリーヴァーとの2刀流になっている。
インテグラルキャリバー
シャープリクリーヴァーに手甲部分を合体させ、トランスドライブを起動し、大型のエネルギーソードを発生。数度斬りつけた後に突き刺し、エネルギーを開放。そのまま突き抜ける。

レイブレードHB

トレンシャルカノン
高出力のビームで敵をなぎ倒す。移動後可・敵味方識別・方向指定型のMAP兵器。
クワドラングルミサイル
左腕の盾状のユニットからミサイルを発射する。
ヴァリットソーサー
盾状のユニットからソーサーを射出し、捉えた敵をシャープリクリーヴァーと共に切り裂く。
イレイザーブラスト
連射モードと単射モードの撃ち分けが可能なビーム兵器。
インテグラルキャリバー
LF装備時と同じ。
ディスインテグレータ
「インテグラルキャリバー」のランクアップ武器。トランスドライブを発動し、エネルギーを背部のブラスターパックに集中。強力なビームを放つ。
シナリオではイベントとして最初に使用。その時は完全にチャージに専念し一切の戦闘行動がとれなかったが、狙撃点から着弾点までの全てをなぎ払いつつアディーナムのゾードクヲンに大ダメージを負わせ、マグゥーキの大群を一掃するという戦略兵器並みの破壊力を見せた。流石に実戦闘に使うには過剰すぎる火力と扱いにくさの為、実戦では対魔装機用に出力を絞って使用している。

特殊能力

盾装備
MG回復(小)
魔装機神シリーズの特殊能力。
トランスドライブ
終盤に解禁される。TRゲージが100%の時(隠し強化パーツで制限がなくなる)にコマンドで開放される。発動中にトレンシャルカノン以外の武装で敵機を撃墜した時にSPを10回復する。
使うとSP以外全回復するので、精霊石の代わりとして使うという手もある。

機体BGM

「トランスドライブ」
専用曲。

余談

「攻霊機」「レイブレード」などの名前を見るとどうしてもウィンキーソフトが開発した某ゲームの主人公機を思い起こさせるが、これは元々「攻霊機という名前だけが決まっており、何かいい名前が無いかと数日考えた結果、ウィンキーソフトの会議室に貼ってあった某ゲームのポスターが目に何回も映り込んだため、レイブレードという似通った名前になった」と寺田Pが発言しており、似ているだけで関連性はないとのこと。またこの案をウィンキーソフトのスタッフに持ち掛けたところ、かなり動揺し、最初は反対していたらしい。結局インパクトがあるのでそのまま採用したとか。
システムが変異したリチュオルコンバーターは、とある機体に搭載されている物とほぼ同一となったため、OGにそれぞれが出演した際どう絡むのかOGファンに期待されている。