「怪獣」の版間の差分

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日本では『[[ゴジラ]]』などの怪獣映画や「ウルトラシリーズ」に端を発した怪獣ブームにより一時代を築き、現在もジャンルとして根強い人気を持つ。それらが輸出されたことで英語でもそのまま「Kaiju」で通じるようだ。
 
日本では『[[ゴジラ]]』などの怪獣映画や「ウルトラシリーズ」に端を発した怪獣ブームにより一時代を築き、現在もジャンルとして根強い人気を持つ。それらが輸出されたことで英語でもそのまま「Kaiju」で通じるようだ。
  
一般的には上記の作品の影響もあり「'''通常の生物より遥かに巨大で、一般的な軍隊等では殺傷できないほど強大な戦闘力を持つ架空の生物'''」とされる事が多い。他にも巨大生物の[[サイボーグ]][[3式機龍|メカゴジラ]]のように機械でできた怪獣型ロボットも怪獣とされる場合があり、言うなればスーパー系の作品の敵キャラは人類以外の大部分が怪獣と言っても過言ではない(例:[[機械獣]]、[[メカザウルス]]、[[マグマ獣]]、[[メカブースト]]、[[邪悪獣]]、[[使徒]]、[[次元獣]]他多数)。
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一般的には上記の作品の影響もあり「通常の生物より遥かに巨大で、一般的な軍隊等では殺傷できないほど強大な戦闘力を持つ架空の生物」とされる事が多い。他にも巨大生物の[[サイボーグ]]や、[[3式機龍|メカゴジラ]]のような怪獣型ロボットも怪獣と見なされる場合がある。
  
 
人類の環境破壊によって誕生したもの、[[科学者・技術者|マッドサイエンティスト]]の実験によって生み出された生物兵器、[[異星人]]の侵略兵器、古代文明の守り神、人間の思念から生まれたものなど、その由来は様々であるが、「怪獣モノ」と呼ばれる作品の大半は「怪獣による破壊活動と、それを食い止める人間との戦い」が物語の根幹を成しているといって差し支えない。
 
人類の環境破壊によって誕生したもの、[[科学者・技術者|マッドサイエンティスト]]の実験によって生み出された生物兵器、[[異星人]]の侵略兵器、古代文明の守り神、人間の思念から生まれたものなど、その由来は様々であるが、「怪獣モノ」と呼ばれる作品の大半は「怪獣による破壊活動と、それを食い止める人間との戦い」が物語の根幹を成しているといって差し支えない。
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:[[バイストン・ウェル]]に数多く生息しており、作中では肩懿公らを持つものは「甲殻獣」、危険度が高い凶暴な個体は「恐獣」と呼称する。
 
:[[バイストン・ウェル]]に数多く生息しており、作中では肩懿公らを持つものは「甲殻獣」、危険度が高い凶暴な個体は「恐獣」と呼称する。
 
;[[トップをねらえ!]] / [[トップをねらえ2!]]
 
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:[[宇宙怪獣]]が登場する。なお、名称や描写などに「ウルトラシリーズ」のオマージュが存在する。
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:[[宇宙怪獣]]が登場する。なお、名称や描写などに「ウルトラシリーズ」のオマージュが散見される。
 
;[[エヴァンゲリオンシリーズ]]
 
;[[エヴァンゲリオンシリーズ]]
 
:[[使徒]]が該当。『トップ』同様、エヴァンゲリオンという作品自体が特撮作品のオマージュを含む作風であり、[[第5使徒ラミエル]]の鳴き声が『帰ってきたウルトラマン』に登場する光怪獣プリズ魔と同じである等、特に「ウルトラシリーズ」の影響を強く受けている。
 
:[[使徒]]が該当。『トップ』同様、エヴァンゲリオンという作品自体が特撮作品のオマージュを含む作風であり、[[第5使徒ラミエル]]の鳴き声が『帰ってきたウルトラマン』に登場する光怪獣プリズ魔と同じである等、特に「ウルトラシリーズ」の影響を強く受けている。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*上記の通り、「[[マジンガーシリーズ]]」の[[機械獣]]や『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』の[[マグマ獣]]など[[スーパーロボット]]系作品の敵側メカはロボット兵器に相当するものであっても「○○獣」と総称されるものが多く、上記怪獣ブームの影響を伺い知る事ができる。
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*[[マジンガーシリーズ]]」の[[機械獣]]や『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』の[[マグマ獣]]など[[スーパーロボット]]系作品の敵側メカはロボット兵器に相当するものであっても「○○獣」と総称されるものが多く、上記怪獣ブームの影響を伺い知る事ができる。
 
*[[リュウセイ・ダテ]]や[[ダイゴウジ・ガイ]]などマニア的な面のあるキャラクターが巨大生物系の敵に対し「怪獣だ」と興奮したリアクションを見せる事も少なくない。
 
*[[リュウセイ・ダテ]]や[[ダイゴウジ・ガイ]]などマニア的な面のあるキャラクターが巨大生物系の敵に対し「怪獣だ」と興奮したリアクションを見せる事も少なくない。
  

2023年9月3日 (日) 23:39時点における版

本項目ではスーパーロボット大戦シリーズにおける怪獣の要素やその扱いについて解説する。

概要

怪獣とは一般的にはフィクション作品において扱われる、現実世界の生態系から大きく逸脱した生物を指した用語である。一般的なイメージとしては「ビルをなぎ倒して咆哮する巨大生物」であろうが、石やゴミや液体など大凡生物とは思えない外見だったり、あるいは目に見えないほど小さかったりとその様態は作品によって様々である。ヒューマノイド型の場合は「怪人」と呼称される場合もある他、UMAなどの未確認生物を指す事もある。

日本では『ゴジラ』などの怪獣映画や「ウルトラシリーズ」に端を発した怪獣ブームにより一時代を築き、現在もジャンルとして根強い人気を持つ。それらが輸出されたことで英語でもそのまま「Kaiju」で通じるようだ。

一般的には上記の作品の影響もあり「通常の生物より遥かに巨大で、一般的な軍隊等では殺傷できないほど強大な戦闘力を持つ架空の生物」とされる事が多い。他にも巨大生物のサイボーグや、メカゴジラのような怪獣型ロボットも怪獣と見なされる場合がある。

人類の環境破壊によって誕生したもの、マッドサイエンティストの実験によって生み出された生物兵器、異星人の侵略兵器、古代文明の守り神、人間の思念から生まれたものなど、その由来は様々であるが、「怪獣モノ」と呼ばれる作品の大半は「怪獣による破壊活動と、それを食い止める人間との戦い」が物語の根幹を成しているといって差し支えない。

SRW参戦作品における怪獣の扱い

あくまでロボットアニメを主題とするシリーズの特性上、純粋な生物としての怪獣が登場する作品はごく限られたものとなっている。

参戦作品において怪獣要素を持つものを以下に列記する。

劇場版マジンガーシリーズ
ギルギルガンピグドロンドラゴノザウルスなどが該当する。
真ゲッターロボ 世界最後の日
インベーダーおよびメタルビーストが該当。
聖戦士ダンバイン
バイストン・ウェルに数多く生息しており、作中では肩懿公らを持つものは「甲殻獣」、危険度が高い凶暴な個体は「恐獣」と呼称する。
トップをねらえ! / トップをねらえ2!
宇宙怪獣が登場する。なお、名称や描写などに「ウルトラシリーズ」のオマージュが散見される。
エヴァンゲリオンシリーズ
使徒が該当。『トップ』同様、エヴァンゲリオンという作品自体が特撮作品のオマージュを含む作風であり、第5使徒ラミエルの鳴き声が『帰ってきたウルトラマン』に登場する光怪獣プリズ魔と同じである等、特に「ウルトラシリーズ」の影響を強く受けている。
ゴジラ対エヴァンゲリオン
「ゴジラシリーズ」と「エヴァンゲリオンシリーズ」とのコラボレーション企画。ゴジラが登場。
ベターマン / 覇界王 ガオガイガー対ベターマン
ソムニウム変身体UMAが該当。本作自体が、ホラー要素を含めた怪獣物として企画された経緯がある。
THE ビッグオー / THE ビッグオー 2nd SEASON
イールなどが該当。悉くがメモリー由来の遺伝子操作技術によって生まれた怪物である。本作もエヴァ同様に「ウルトラシリーズ」をはじめとした特撮作品の強い影響下にある。
神魂合体ゴーダンナー!! / 神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON
擬態獣が該当。
機神咆吼デモンベイン
ダゴンが該当。番であるハイドラと合体した形態は「合体怪獣ゴンドラ」と呼ばれた。
SSSS.GRIDMAN
アンチをはじめ、新条アカネによって生み出された怪獣が登場。作品そのものが「ウルトラシリーズ」の延長上にあり、怪獣の存在が作品テーマの根幹を成している。本作における怪獣は基本的にロボット怪獣が大部分を占めるため、出現する怪獣をグリッドマンは粉々に破壊するものの、生命を積極的に奪うことはサイバーエージェントの指名に背くため行わない。
ULTRAMAN
生体兵器が該当。本作は「ウルトラシリーズ」そのものの関連作品である。

関連作品

コンパチヒーローシリーズ
「ウルトラシリーズ」がメイン参戦作品の一つなため、怪獣が多数登場する。

余談