「ザブングル」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
57行目: 57行目:
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:初登場作品……なのだが'''ジロンに奪われる立場を危うく[[ボスボロット]]に奪われかける'''という[[ギャグイベント|初登場を迎えた]]。二機加入し、片方がイベントで原作通り翼なし(ザブングル2)になり以降[[分離]]不能の一人乗りになる。
+
:初登場作品……なのだが'''ジロンに奪われる立場を危うく[[ボスボロット]]に奪われかける'''という[[ギャグイベント|初登場を迎えた]]。翼のあるザブングルと翼のないザブングル2の合わせ二機加入する。
:一方翼の残っている方は二人乗りで、初回以降はこちらがジロンの乗機となる。乗り換えの際はメインをスキッパー、サブをローパーに乗せる形式となっており、[[分離]][[合体]]も可能。またこちらのみ[[ウォーカー・ギャリア]]加入後はフル装備に[[換装]]できる。
+
:ザブングルは[[分離]]可能の二人乗りで、乗り換えの際はメインをスキッパー、サブをローパーに乗せる形になる。射程4の専用ライフルと射程3で無消費のパンチと2つの移動後攻撃可能な武器を持ち、必殺武器のフルパワーもあるためザブングル系の中では使い勝手が良い。ただし空への攻撃は専用ライフルしかできないので[[ミノフスキークラフト]]は必須。中盤に[[換装]]可能になるフル装備は運動性と限界に加え移動力も落ちるのが痛いが、性能の変化した専用ライフルと合わせ3つの遠距離武器を持つため使い勝手は良くなる。二人乗りなので戦力以外にも[[激励]]などのサポート要員としても有用。
:それまで、もしくはザブングル2は、射程3低威力のパンチ、射程4・弾数10の専用ライフルしか遠距離武装が無いため、使い勝手は少々悪い。その上ザブングル2は武器改造効率まで2人乗りのザブングルに劣るが、それでもどちらも数少ない格闘必殺武器のあるWMであり、未来編序盤では貴重な戦力となりうる。2人乗りのザブングルは後半にラグや[[マリア・マリア]]を乗せて[[激励]]要員にしてやるという手もある。フル装備になると長距離戦も可能になるが、移動力や移動後射程は低下する。とはいえP属性有射程のパンチは残り、必殺技も接近戦用のフルパワーのため遠距離戦特化のギャリアよりは汎用性は高い。
+
:分離機は見た目こそ飛行形態だが、ゲーム中では[[ホバー]]止まり。移動力が共に7と高いので(フル装備も同じ)、移動時はなるべく分離して移動後に合体するといい。ブングルローバーに乗せたサブパイロットの[[援護]]を生かすことも出来るが、機体・武装性能共に貧弱なので無理は禁物。なおジロンがザブングルで強制出撃する際はローバー側は固定でなく実は乗り換えが可能。
:分離時は飛行形態で固定されているが飛行は不可能で[[ホバー]]止まり。ブングルローバーに乗せたサブパイロットの[[援護]]を生かすことも出来るが、機体・武装性能共に貧弱なので無理は禁物。なおジロンがザブングルで強制出撃する際はローバー側は固定でなく実は乗り換えが可能。
+
:一方ザブングル2は一人乗り、フル装備不可、改造時の攻撃上昇がワンランク下と、初期性能こそ同じだが完全に劣る機体となっている。とはいえそれでもパンチとフルパワーの存在があるため、バザーで入手できるWMよりは強い。
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===

2018年7月28日 (土) 03:01時点における版

ザブングル
外国語表記 Xabungle
登場作品 戦闘メカ ザブングル
デザイン 大河原邦男
分類 ウォーカーマシン
生産形態 少数生産機
全高 17.8 m
全備重量 113 t
動力 ガソリンエンジン
出力 24,000 kW
最高速度 255 km/h
開発 イノセント
乗員人数 最大4名
主なパイロット ジロン・アモス
チル
ラグ・ウラロ
エルチ・カーゴ
ブルメ
ダイク
テンプレートを表示
ブングルスキッパー
外国語表記 Bungle Skipper
分類 自動車型マシン
全長 9.5 m
全備重量 45.2 t
動力 ガソリンエンジン
乗員人数 最大2名
テンプレートを表示
ブングルローバー
外国語表記 Bungle Rover
分類 カーゴ型マシン
全長 7.5 m
全備重量 67.8 t
動力 ガソリンエンジン
乗員人数 最大2名
テンプレートを表示

概要

カーゴ一家に2機下ろされた本格的な戦闘用ウォーカーマシンジロン・アモス曰く「ザブングルは男の子!!」とのこと。

上半身を成す「ブングルスキッパー」と下半身を成す「ブングルローバー」で構成される。ウォーカーマシンの中でも最もナチュラルな人型をしており、ずば抜けた運動性能と格闘能力、大型ウォーカーマシンを容易く投げ飛ばすパワー、様々な携行武器を扱える高い汎用性・作業性など、どれを取っても従来のウォーカーマシンとは一戦を画す高い戦闘能力を誇る。反面、合体・分離機構と無理に人型に設計した悪影響から機体構造が複雑になってしまっており、ウォーカーマシンとは思えないほど整備が面倒なうえ、一般的なものには標準装備である居住設備を全く有しておらず、単独での長期作戦行動には向かないという欠点を抱えている。

2機のうちジロンが愛用していた機体は、番組初期の戦闘で腕のスキッパー前輪が失われ、翼も折れてしまったため変形不可能となってしまった。つまり物語前半主役機はこちらの不完全なザブングルなのだが、オープニング映像のザブングルは合体・変形しているためこちらの方ではない。設定資料などでは「ザブングル2」だったり、超合金魂の表記では「サブ・ザブングル」と呼ばれたりしている。その後物語中盤のグレタ・ガリーとの戦いでグレタ・ガリーの変形を阻止しようと、機体ごとつっかえ棒として挟まり、そのまま潰されて失われてしまった。

一方、損傷しなかった機体は最後まで戦力として使われ、ラグ・ウラロを始め多くのキャラが乗っている。完全な姿とあってか、設定資料ではこちらのザブングルの姿が扱われることが多い。

「同型の主人公メカが複数活躍」「変形ロボなのに1機は実質変形不可能」など、パターン破りで知られる本作に相応しい様々な特徴を持つ。しかし無骨なデザインが多いウォーカーマシンの中で、スマートでヒーロー然とした本機のデザインはやや浮いており、その点の整合性は後半主役機たるウォーカー・ギャリアに譲る。

構成機体

それぞれ飛行(正確には滑空)型に変形可能。原作ではビークル形態同士で合体する「ザブングル・カー」というトレーラーのような形態も存在するがSRWでは変形非採用。

ブングルスキッパー
上半身を構成する自動車型マシン。こちらがメインの機体。ローパーをリモコン操作で操ることができ、そのまま合体もできる。
ブングルローバー
下半身を構成するカーゴ型マシン。カーゴ型の時はスキッパーの後部に連結される。スキッパーから遠隔操作が可能で、合体後はパイロットが出られなくなるという欠点もあり、単独ではあまり使われない。ザブングルのライフルをロープで括り付けられていることが多い。

登場作品と操縦者

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品……なのだがジロンに奪われる立場を危うくボスボロットに奪われかけるという初登場を迎えた。翼のあるザブングルと翼のないザブングル2の合わせ二機加入する。
ザブングルは分離可能の二人乗りで、乗り換えの際はメインをスキッパー、サブをローパーに乗せる形になる。射程4の専用ライフルと射程3で無消費のパンチと2つの移動後攻撃可能な武器を持ち、必殺武器のフルパワーもあるためザブングル系の中では使い勝手が良い。ただし空への攻撃は専用ライフルしかできないのでミノフスキークラフトは必須。中盤に換装可能になるフル装備は運動性と限界に加え移動力も落ちるのが痛いが、性能の変化した専用ライフルと合わせ3つの遠距離武器を持つため使い勝手は良くなる。二人乗りなので戦力以外にも激励などのサポート要員としても有用。
分離機は見た目こそ飛行形態だが、ゲーム中ではホバー止まり。移動力が共に7と高いので(フル装備も同じ)、移動時はなるべく分離して移動後に合体するといい。ブングルローバーに乗せたサブパイロットの援護を生かすことも出来るが、機体・武装性能共に貧弱なので無理は禁物。なおジロンがザブングルで強制出撃する際はローバー側は固定でなく実は乗り換えが可能。
一方ザブングル2は一人乗り、フル装備不可、改造時の攻撃上昇がワンランク下と、初期性能こそ同じだが完全に劣る機体となっている。とはいえそれでもパンチとフルパワーの存在があるため、バザーで入手できるWMよりは強い。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
原作終了後の為か、入手できるのは基本的に一機のみだが、条件次第でもう一機手に入る。分離は無くなったが、依然として二人乗りは可能。フル装備は一斉射撃時の演出のみとなった。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
今回はヒロインのエルチ・カーゴでパイロットが固定。これまでのザブングルの最大の利点であった「二人乗り」という要素が削られてしまっているので大きく弱体化した。ファットマン・ビッグサブパイロットにいれば良かったと思わずにはいられない。
また、ウォーカー・ギャリアとザブングル(翼有り)の武器演出として久々に翼なしのザブングルが登場。推測するに、前作の隠し要素の2体目のザブングルの羽が何らかの理由でとれたのだろう。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
前作での反省か、ファットマンがサブパイロットになった他、新たなカットインも追加された。…が、そのカットインはと言うと、テンガロンハット姿のファットマンがエルチにぶん殴られて画面に激突、ヒビが走るというもの。

関連作品

バトルロボット烈伝
スパロボに先駆けて出演。序盤にジロンが乗ったまま転写されて登場。後半からはラグが乗る事に。味方ユニットでは唯一ドカドカと地面を走りながら移動(他の機体は飛んでいるか、都度ホバー等で浮いて移動する)。
消費AP0で威力も高いパンチが便利だが、移動回数の少ないザブングルではそう簡単に敵に近づけないのが難点。後半でも強化パーツで火力を維持出来るエルガイムや機動力で背面攻撃が狙えるダンバインと比較するとどうにも中途半端なので、味方最弱ユニット最有力である。
リアルロボット戦線
ラグ機の他、エルチの洗脳を解けば2機目も入手できる。完動品の姿だが変形はできない。

装備・機能

武装・必殺武器

パンチ
飛び上がって両手を組んでの打ち下ろし。ロボットアニメのパターンで言えば『ザブングルパンチ』。
α外伝』で使用。『Z』ではフルパワー時のカットインはこの構図を元にしている。『バトルロボット烈伝』では通常のストレートパンチ。
キック
助走をつけて勢いのまま蹴り抜く。『α外伝』で使用。
格闘
『Z』では「格闘」表記。対地では走り寄って蹴っ飛ばし、対空ではジャンプしてぶん殴る。

武器

専用ライフル
火薬式の実弾銃。デザイン時点では世界観が固まっていなかったため、ビームライフルのような外見である。
『α外伝』の「装備なし」と『Z』はP兵器。フル装備ではP兵器ではなくなるが射程が6に増える。『α外伝』は発射の反動でよろける演出がある。

オプション装備

4連ミサイルランチャー
左右どちらかの腕部に装備。劇中では「バズーカ」と呼ばれていた。
バトルロボット烈伝』では中盤以降の主力武器。
肩部ミサイルランチャー
四角い形状の9連装ランチャー。左肩に装備。
『Z』ではTRI攻撃。
3連ロケットランチャー
右肩に装備。
『α外伝』ではフル装備時のザブングル・フルパワーで、『Z』では下記の一斉射撃でのみ使用。

必殺技

一斉射撃
『Z』で使用する全体攻撃。ピュンッとダッシュで画面の外に出た後、一瞬でフル装備に換装して帰ってくる。対地では大ジャンプして実弾の雨を降らせ、対空では全火器を使用して弾幕を張る。
ザブングル・フルパワー
すごい勢いで排気ガスが口部分から出てくるのが特徴。おもいっきりハッスルした感じで突撃し、敵をボコボコにして投げ飛ばす。フル装備では更にロケットランチャーでダメ押し。
『Z』ではリアルサイズのカットインがついた。また、空対地で使用した場合の着地エフェクトはOPの場面を再現している。

召喚攻撃

サンドラット一斉射撃
第2次Z』で追加された武装。ラグ・ウラロのザブングル(翼なし)とファットマン・ビッグトラッド11を召喚して一緒に攻撃(どうやっているのかは謎だが、ファットマンがザブングルに乗っているはずの『再世篇』でも使える)。その代わり上記の普通の一斉射撃が無くなった。弾数が1つ減ったので弱体化したと言える。

特殊能力

分離
ブングルスキッパーとブングルローバーに分離する。

移動タイプ

陸上用のマシンのため宇宙適応は低いことがほとんど。

サイズ

M

カスタムボーナス

『ザブングル・フルパワー』の攻撃力+300
第2次Z破界篇』にて。
『ザブングル・フルパワー』の攻撃力+400、射程+1
第2次Z再世篇』にて。

装備・機能(ブングルスキッパー)

武装・必殺武器

フロントミサイル
機首部分から発射するミサイル。

特殊能力

合体
ブングルローバーと合体しザブングルになる。

移動タイプ

ホバー

サイズ

M

装備・機能(ブングルローバー)

武装・必殺武器

ミサイルランチャー
機首両脇から発射するミサイル。

特殊能力

合体
ブングルスキッパーと合体しザブングルになる。

移動タイプ

ホバー

サイズ

M

機体BGM

「疾風ザブングル」
α外伝』で採用。
「HEY YOU」
Z』で採用。

関連機体

ウォーカー・ギャリア
後半主役機。性能で勝るだけでなく、ザブングルで問題となっていた整備性・居住性の悪さは解消されている。
ブラッカリィ
ウォーカー・ギャリアの要素を取り入れた発展型。

余談

商品情報