「魔法」の版間の差分
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2017年7月3日 (月) 09:49時点における版
不可思議な力をもって、人智を超えた現象を起こす御業を指していう言葉で、英語の「Magic」の訳語。「魔術」とも。
超能力とは違い、技術として体系的に纏められ(ある程度才覚の問題はあるものの)修練によって身につける事が出来るとされる場合が殆どである。
また、常人には真似できないようなことをやってのけることを「魔法」と比喩表現することもある。
発達した科学がまかり通るサイエンス・フィクションである『スーパーロボット大戦』というゲームにおいても、SFとファンタジーの融合を試みた作品が参戦する事がある為、それに伴って魔法の出番も現れている。バンプレストオリジナルでもシグザールのように魔法の力を利用して戦う機体も存在する。
魔法が登場する作品
- SDガンダム外伝
- 中世風ファンタジーとしてのスピンオフであるため当然の如く魔法が存在する。ゲームでも騎士ガンダムを始めとして多くのキャラクターが使用するが、SRWにおいては法術士ニューや騎士アレックスなど使用者は限られている。
- 覇王大系リューナイト
- こちらもファンタジー作品である為やはり魔法が存在し、舞台となる世界アースティアの成り立ちやリューにも大きく関わっている。
- 機神咆吼デモンベイン
- こちらはファンタジーというよりはクトゥルフ神話をモチーフとしたオカルトものであり、「魔術」が存在する。
- サクラ大戦
- 霊力や妖力と呼ばれる霊的な力又は精神エネルギーが存在し、この力が高い人間(霊能力者)は銃弾の軌道を逸らしたり指からレーザーを発射するといった人智を超えた現象を引き起こすことが出来る。また、霊能力者には「魔術」を会得している者もおり、特に死者をこの世に復活させる秘法「反魂の術」はストーリーの根幹部分に関わっている。「魔法」という言葉は劇中では殆ど使われないが、地脈の力を利用した結界や一部の必殺技の演出が「魔法陣」として表現されている。
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
魔法に類似する力が登場する作品
「超能力」の登場する作品は該当ページ参照。
- コードギアスシリーズ
- シリーズの一部の登場人物が使用するギアスという力は能力者ごとに効力は様々であるが、能力者本人の一番強い望みに即して他人の精神に干渉するという共通点があり、劇中もしくは他作品の人物から「魔法」と形容されることもある。
- クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
- 同作ではノーマではない多くの人々がマナを扱う事ができ、さながら魔法のように視聴者には映るが、これは実のところ非常に高度な科学に基づいたものであり、言うなれば「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」という言葉を分かりやすく表現したものといえる。
魔法(個別コマンド)
『スーパーロボット大戦NEO』では個別コマンドとして「魔法」が存在し、バウルスが「風の盾(防御魔法)」「治癒の奇跡(回復魔法)」を使用できる。
なおマジドーラの魔法は一切が攻撃魔法である為全て武器扱いであり、リューハイプリースト・バウルスの「雷の魔法」も同じく武器扱いである。
関連人物
魔法を使用する人物
- スダ・ドアカワールド出身者
- アースティア出身者
- 魔導書を所持する魔術師
- ドン・ハルマゲ
- 妖神ゴブーリキ復活を目論む邪悪な魔導師。
- バンドーラ
- バンドーラ一味を束ねる強大な魔力を持つ魔女。
- 魔王ゴクアーク、魔王レツアーク、魔王サイアーク、ヤミノリウスIII世
- 大魔界に君臨する三大魔王と、その配下の魔導師。
- デブデダビデ
- 怪しげな魔術を得意とする。
魔法に関した異名を持つ人物
関連項目
余談
- SRWでは旧来精神コマンドを説明する上で「魔法のようなもの」と喩えとして言われてきた。いわば「バフ(デバフ)効果」としての表現なのだと思われるが、上述した通り今となっては(本来の意味での)魔法が存在する作品もいくつも参戦しており、そうすると「魔法のようなもの」が「魔法」と同時に存在するようになってしまうため、この表現は微妙なものになったと言える。
- 現行のシリーズにおいて「激怒」のような敵にダメージを与えるコマンドが採用されていないことも、これを助長することになったものと思われる。
- そして、『V』では(中断メッセージにおいてではあるが)「精神コマンドは魔法じゃないから」とこれを真っ向から否定する発言も飛び出してしまった。
- 意外な事ながら、ロボットアニメにファンタジー設定を持ち込んだ先駆けである『聖戦士ダンバイン』の背景世界バイストン・ウェルには、「魔法」なるものは存在しない。強いて言えば高位のフェラリオが操るオーラ力がそれに当たるといえるが、バイストン・ウェルの一般人であるコモン達には到底触れ得ない驚異の力である。