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:敵の目の前に亜空間移動で接近し、胸部から膨大なエネルギーを放出する格闘系の必殺武器。[[Z]]では強力な[[全体攻撃]]で、命中率補正が+50%と非常に高い。いきなり目の前に瞬間移動されては避けようがないので、妥当なのだろう。燃費はかなり悪く、EN対策は必須。 | :敵の目の前に亜空間移動で接近し、胸部から膨大なエネルギーを放出する格闘系の必殺武器。[[Z]]では強力な[[全体攻撃]]で、命中率補正が+50%と非常に高い。いきなり目の前に瞬間移動されては避けようがないので、妥当なのだろう。燃費はかなり悪く、EN対策は必須。 |
2013年1月5日 (土) 18:38時点における版
バルディオス(Baldios)
- 登場作品:宇宙戦士バルディオス
- 分類:スーパーロボット
- 全高:100m
- 重量:900t
- 動力:重水素核融合エンジン、反重力エンジン、亜空間推進エンジン
- 開発者:エラ・クインシュタイン博士
- 所属:ブルーフィクサー
- 主なパイロット:マリン・レイガン、ジャック・オリバー、北斗雷太
- メカニックデザイナー:佐藤元
S-1星からマリンが持ち込んだパルサバーンを改造したニュー・パルサバーンと、地球製のバルディ・プライズとキャタレンジャーの3機のメカがチャージ・アップして完成する、地球とS-1星の科学力が生み出したスーパーロボット。
陸海空と戦う場所を選ばず、アルデバロン軍のメカと同様に亜空間への突入が可能である。
オリバーはパルサバーンというベースがあったとはいえ、地球とS-1星のメカを組み合わせたロボットが短期間で生みだされたことに疑問を抱いていた。それは二つの星が元々同じ星であった、つまりパルサバーンとキャタレンジャー・バルディプライズを生みだした技術が同じ系統であったことが理由であった。
ソノラマ文庫から刊行された小説版(未放映に終わったTV版終盤のプロットに基づいている)では、終盤でキャタレンジャーが大破、雷太が戦死し、最終決戦を目前にして合体不可能になる。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- サイズ2Lという事もあって、数値以上に攻撃力は高い。特に攻撃力と命中率が高いサンダーフラッシュが強力。だが、高い攻撃力の反面、燃費は極端に悪いのでEN改造とEセーブは必須。P武器は全体的に射程が短かったり、燃費が悪い大技だったりと癖が強いので、長射程の亜空間ビームやサンダーフラッシュ主体ならヒット&アウェイも欲しい。また、バルディロイザーが追加される事を考えると、再攻撃も選択肢に入る。その他の特徴として、移動に海適応があり、機体やマリンの地形適応も海Aなので、単機なら海に沈めて戦う事も可能。なお原作のTVアニメ版のバッドエンドを反映してなのか、パイロットの3人は誰一人幸運を覚えない上に、精神コマンドの分担にも難がある。Zでも特に派手な戦闘アニメが多い。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 物語中盤からゴッドシグマと共に加入。前作の最大武装のバルディロイザーが削られている以外は特に変化はないので前作同様に使用すれば良い。小隊制でなくなった分、海適応が活かしやすくなった。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- やはり使い勝手は変わらない。中盤からはバルディロイザーが解放されるのでボスキラーにもなり得る火力を持つ。
装備・機能
武装・攻撃手段
- ショルダーキャノン
- 両肩に備えられたキャノン砲。PLA武器だが、威力が低く小隊員としての運用には向かない。さらに射程が3と短いのも問題。
- バルディミサイル
- 脚部に装填されたミサイルを発射する。Zではトライチャージ武器。
- パルサーベル
- 胸部エムブレムの下部に収められた剣で攻撃。非常に紛らわしいが、ニュー・パルサバーンの機体の一部が使われるためか、「バル」ではなく「パル」サーベルである。P武器だが射程が1~2と短い。
- 亜空間ビーム
- 額から亜空間エネルギーを応用したビームを放つ。別名「バル・ビーム」。こちらはパルではない。格闘系の長射程武器。
- パルサーベル・ドリンギング
- パルサーベルを伸ばし、二刀流で攻撃。パワーアップ時に追加される。P武器だが射程が1で固定なので、強化パーツをつけても射程が延びない。威力は十分だが燃費は悪い。
- サンダーフラッシュ
- 敵の目の前に亜空間移動で接近し、胸部から膨大なエネルギーを放出する格闘系の必殺武器。Zでは強力な全体攻撃で、命中率補正が+50%と非常に高い。いきなり目の前に瞬間移動されては避けようがないので、妥当なのだろう。燃費はかなり悪く、EN対策は必須。
- バルディロイザー
- 全身からエネルギーを放出しながら敵機めがけて特攻、さらに敵の内部でチャージ・オフ、離脱しつつ引き裂くというバルディオス本体にとっても危険な技。原作では、バルディオスの破壊と引き換えに攻撃力を得る自爆技である。射程1~3のP武器で、止めにも援護にも扱いやすいが燃費が非常に悪い。イベントで追加される隠し武装。再攻撃に使用した日には戦艦でも大破は確実。
原作が打ち切られた為に映像化されず、ソノラマ文庫の小説版でのみ登場した幻の技で、映像化されるのはZが初となる。挿入されるニュー・パルサバーン、バルディプライズ、キャタレンジャーのカットインはDVD-BOX版パッケージも担当した大張正己氏が担当している。再世篇では最大射程が2に下がり、若干使いづらくなっているが攻撃力は健在。また、シメとなる花の演出にアフロディアのカットインが追加。なお、Sサイズのムゲ帝王はまだしも、SSサイズのピグマン子爵の内部にも突入出来てしまう。 - 3D-バルディ
- ゲーム未登場。26話でドリンギングと共に追加された新攻撃で、亜空間突入の応用で分身しながら攻撃する(ラインバレルのオーバーライドに似ている)。
特殊能力
フル改造ボーナス
- 特殊能力「亜空間突入」の気力制限解除
- 第2次Zで実装。地形の影響と分身能力が使い放題になるため、立ち回りがしやすくなる。
機体BGM
- 「あしたに生きろバルディオス」
- OPテーマ。
- 「マリン、いのちの旅」
- EDテーマ。パルサーベル・ドリンギングのイベント戦闘で流れる。
対決・名場面
- VS人工太陽
- 「舞い降りる太陽」にて。原作では実現しなかった対決。亜空間フィールドで身を守る人工太陽に為すすべがないZEUTH。ソルグラヴィオンの攻撃でフィールドの除去には成功したものの、修復能力を備えた人工太陽を稼働までに撃破することは不可能だった。窮地でマリンが選択したのは、バルディオスの最終兵器「バルディロイザー」の使用。失敗すれば撃破しても命がないというその攻撃を、3人は躊躇なく敢行する。亜空間突入の一瞬の後、再合体したバルディオスのコクピットで3人が見たものは、爆炎を上げて砕け散る人工太陽だった。
- 対スピリットガットラー
- 総統ガットラーの座する、アルデバロン旗艦との決戦。地球に生きる人々の怒りを力に、バルディオスはアルデバロンとの最終決戦に臨む。
余談
- バルディオスの顔は玩具の金型の都合でガンダムによく似ており、寺田Pは当時大流行だったガンプラが品薄で買えず、仕方なくバルディオスのプラモを買っていったという苦い思い出があることを明かしている。
- 漫画『プラモ狂四郎』にもバルディオスのプラモが出てきたことがある。