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2017年2月11日 (土) 00:51時点における版
SPTとは、『蒼き流星SPTレイズナー』に登場する兵器。
概要
身長10メートル程の人型兵器。
「Super Powered Tracer(超強化機能服)」の略称で、あらゆる戦況に対応出来る汎用性の高い人型兵器。グラドスで開発された。
本来は外宇宙の探査と開発を目的とする装備であるが、敵対的な異星種族との接触を想定した軍事兵器としての性能も重視されている。
地球製の兵器を凌駕する高い機動性と戦闘能力を誇り、全身のバーニアを用いた姿勢制御による独特の機動戦闘はさながら「人型の戦闘機」を言った趣を持つ。
バックパックの交換による戦域を選ばない汎用性を持ち、また音声入力・ナビゲーションによる統合型コンピュータを搭載し練度の低いパイロットでも高い操縦性を発揮できるのも特徴。
標準兵装は内蔵武器である電磁破砕機構「ナックルショット」と携行火器である「レーザード・ライフル」。ほぼ全機種に装備されている。
派生機として大気圏内など局地運用に特化したMF(マルチフォーム)や無人機であるTS(テラー・ストライカー)が存在。
大河原邦男が描いた初期登場SPTの設定画は身長10メートルの人型の頭部にコクピットを収めているため胴体に比べて意図的に頭部が巨大に描かれており映画「エイリアン」のエイリアンのようなアンバランスさを醸し出していたが、実際の作中では頭部の小さな通常体型(人間との比率からいくと十数メートル前後)で描かれることが多く、後半に登場するSPTでは設定画段階で通常体型になっている。
スーパーロボット大戦における特徴
Sサイズで飛行可能、運動性・移動力が高いなど、オーラバトラーと似たような性能だが、武装は射撃主体で宇宙への地形適応が高い点が異なる。初登場の『新』では装甲も高く分身が標準能力となっているなど、オーラバトラーの代替ユニット的側面がより強かった。またレーザード・ライフルなどの武装も『新』では非ビーム兵器にされていたが、『64』以後はビーム兵器へと変更と、モビルスーツ寄りの性能に調整されている。
『GC(XO)』ではそのサイズにより部位攻撃の面でMサイズユニット(モビルスーツやヘビーメタル等)に対して有利に立ち回れるが反面、L以上のユニット(戦艦等)には不利となる(このためエイジが持つ狙い撃ちの重要度が高い)。また、入手できる機体で飛行できるものが少ないのも難点。
スパロボに登場したSPT
関連用語
用語
- V-MAX
- 一部のSPTに内蔵された緊急脱出システム。