「ランスロット・アルビオン」の版間の差分

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:参戦するのは第35話と、再世篇ほどではないがやはり遅い。
 
:参戦するのは第35話と、再世篇ほどではないがやはり遅い。
 
:流石に再世篇での強化パーツスロット3つはやり過ぎだったのか、紅蓮聖天八極式・[[蜃気楼]]と並びパーツスロットは2つになっている。[[マップ兵器]]・移動後ALL武器を持ち、スザクの高い能力も健在で、相変わらずなんでもこなせる優良ユニットとして活躍できる。
 
:流石に再世篇での強化パーツスロット3つはやり過ぎだったのか、紅蓮聖天八極式・[[蜃気楼]]と並びパーツスロットは2つになっている。[[マップ兵器]]・移動後ALL武器を持ち、スザクの高い能力も健在で、相変わらずなんでもこなせる優良ユニットとして活躍できる。
:何でもこなせるとは言うもののC.C.以外のメンバー全員がALL武器、MAP兵器ついでにバリアを持っているのがギアス系ユニットの特徴であり、万能なのは本機に限った話ではない。
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:何でもこなせるとは言うもののC.C.以外のメンバー全員がALL武器、MAP兵器、ついでにバリアを持っているのがギアス系ユニットの特徴であり、万能なのは本機に限った話ではない。
:その中で本機にはALL武器の威力が今一で、MAP兵器も使いやすくはあるが平凡な威力と射程となっており、ならばタイマン仕様なのかと言われれば最強武器のMVS二刀流は威力こそ紅蓮の輻射波動より威力が100低いうえに、バリア貫通、サイズ差無視のあちらに対してこちらはサイズ差無視のみとなっており、状況によっては大きく火力負けする。さらにスザク自身がサイズ差無視をL1とは言え習得していることも微妙さに一役買ってしまっている。
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:その中で本機にはALL武器の威力が今一で、MAP兵器も使いやすくはあるが平凡な威力と射程となっており、ならばタイマン仕様なのかと言われれば最強武器のMVS二刀流は紅蓮の輻射波動より威力が100低いうえに、バリア貫通、サイズ差無視のあちらに対してこちらはサイズ差無視のみとなっており、差は小さいようで状況によっては大きく火力負けするなど良いところがない。さらにスザク自身がサイズ差無視をL1とは言え習得していることも微妙さに一役買ってしまっている。
 
:総じると、近距離特化の紅蓮、遠距離、MAP兵器特化の蜃気楼と比べると良く言えばオールラウンダー、悪く言えば地味。
 
:総じると、近距離特化の紅蓮、遠距離、MAP兵器特化の蜃気楼と比べると良く言えばオールラウンダー、悪く言えば地味。
 
:同作品の他の機体に対して本機は格闘、射撃のバランスが良く、戦闘距離を選ばないという点で優れており、チームを組むユニットを選ばないのは大きな利点。また、使用頻度の高い武器が総じてEN制のギアス系のなかでは近距離はEN、遠距離は弾数と分けられており、継戦能力が高め。
 
:同作品の他の機体に対して本機は格闘、射撃のバランスが良く、戦闘距離を選ばないという点で優れており、チームを組むユニットを選ばないのは大きな利点。また、使用頻度の高い武器が総じてEN制のギアス系のなかでは近距離はEN、遠距離は弾数と分けられており、継戦能力が高め。
:性能云々に関してはパイロットであるスザクの強力な固有技能である『ギアスの呪縛』があるために機体側の性能がやや控えめになっているという側面もある。
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:性能云々に関してはパイロットであるスザクの強力な固有技能である『ギアスの呪縛』があるために機体側の性能がやや控えめになっているという側面もあり、スザクの能力も含めると間違いなくトップエースクラスである。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:一部カットインが変わった以外は時獄編から大きな変更点はない。
 
:一部カットインが変わった以外は時獄編から大きな変更点はない。

2015年5月4日 (月) 20:55時点における版

ランスロット・アルビオン(Lancelot Albion)

キャメロットで開発された第九世代型KMF枢木スザクの新たなるナイトオブセブン専用機として制作されたが、スザクが神聖ブリタニア帝国第99代皇帝となったルルーシュによってナイトオブゼロに任命されたため、ナイトオブゼロ専用機となった。ランスロットシリーズの中では、最初にスザクが乗ったランスロットを強化改造して来たエアキャヴァルリーコンクエスターと異なり、エナジーウイングとの適合性を追求した完全新造である。

背部エナジーウイングは緑色の六枚羽。出力そのものも桁違いに上昇しており、トリスタンのスラッシュハーケンを片手で破壊するほど。武装はそれまでのものを踏襲しつつさらに強化されたほか、気密性が上昇し海中での活動も可能となっている。さらには、「生きろ」というギアスの呪縛を逆用したスザクの超人的能力が相まり、ルルーシュ旗下の神聖ブリタニア帝国軍の中核として戦場を駆けた。

即位直後の戦いでは、トリスタン、ラウンズ専用の2機、そして直衛部隊を瞬殺し、帝国最強の騎士ビスマルクギャラハッドを一騎打ちで破壊するという戦果を挙げている。 「ゼロレクイエム」終盤となるフジサン近郊での決戦でもその力を如何なく発揮し、神虎斬月を圧倒、トリスタン・ディバイダーを大破させる。

最後はカレン紅蓮聖天八極式と激突し、頭部と両腕を破壊するも、相討ちの一撃が胸部を直撃し、爆散した(スザクは本機から脱出に成功したが、公式では戦死扱いになっている)。

スザクに合わせた機動性重視の設計であり、同じく第九世代の技術が使われている紅蓮聖天八極式のような無茶な強化は施されていない。そのためポテンシャルそのものは「相当に高い」レベルにとどまっているのだが、スザクの卓越した能力のおかげで、作中ではほぼ無双状態。まともにやりあえたのは最終的にアルビオンを撃墜したカレン&紅蓮聖天八極式のみという怪物である。

エナジーウイングの存在故に真価を発揮するのは空中戦で、ランドスピナーはほとんど飾り状態だった。

「悪逆皇帝」ルルーシュの象徴ということで本機は戦後ネガティブイメージがついて回り、ランスロットシリーズそのもがKMFの開発史から抹消されている。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
スザクの搭乗機として終盤に登場。原作ルートなら第57話で、IFルートなら第52話で参入。スザクの高い能力と合わせ、前線で大暴れできる。ゼロ戦術指揮と合わせれば、自軍最高峰のポテンシャルを持つ紅蓮聖天八極式と2機で前線を制圧できるほど強い。スザクが「」を持つため火力も十分。原作ルートの場合はブレイズルミナスやギアスの呪縛の効果で速い、堅い、鋭いの3拍子揃った強敵となって立ちはだかる。
ちなみに紅蓮シリーズもそうなのだが、このポテンシャルで強化パーツスロットは三つ。強化次第では完全なバランスブレイカーと化す。戦闘演出では真・ゲッター顔負けの超速ジグザク機動を披露。PV2のOPムービー部分で登場していた。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
参戦するのは第35話と、再世篇ほどではないがやはり遅い。
流石に再世篇での強化パーツスロット3つはやり過ぎだったのか、紅蓮聖天八極式・蜃気楼と並びパーツスロットは2つになっている。マップ兵器・移動後ALL武器を持ち、スザクの高い能力も健在で、相変わらずなんでもこなせる優良ユニットとして活躍できる。
何でもこなせるとは言うもののC.C.以外のメンバー全員がALL武器、MAP兵器、ついでにバリアを持っているのがギアス系ユニットの特徴であり、万能なのは本機に限った話ではない。
その中で本機にはALL武器の威力が今一で、MAP兵器も使いやすくはあるが平凡な威力と射程となっており、ならばタイマン仕様なのかと言われれば最強武器のMVS二刀流は紅蓮の輻射波動より威力が100低いうえに、バリア貫通、サイズ差無視のあちらに対してこちらはサイズ差無視のみとなっており、差は小さいようで状況によっては大きく火力負けするなど良いところがない。さらにスザク自身がサイズ差無視をL1とは言え習得していることも微妙さに一役買ってしまっている。
総じると、近距離特化の紅蓮、遠距離、MAP兵器特化の蜃気楼と比べると良く言えばオールラウンダー、悪く言えば地味。
同作品の他の機体に対して本機は格闘、射撃のバランスが良く、戦闘距離を選ばないという点で優れており、チームを組むユニットを選ばないのは大きな利点。また、使用頻度の高い武器が総じてEN制のギアス系のなかでは近距離はEN、遠距離は弾数と分けられており、継戦能力が高め。
性能云々に関してはパイロットであるスザクの強力な固有技能である『ギアスの呪縛』があるために機体側の性能がやや控えめになっているという側面もあり、スザクの能力も含めると間違いなくトップエースクラスである。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
一部カットインが変わった以外は時獄編から大きな変更点はない。
相変わらず近距離はEN消費、遠距離は弾数と分けられているもののスザクの技能枠に余裕があるわけではない。
一撃離脱や敵ターンでの反撃をパートナーに任せるのであれば火力の高い格闘武器の為にEセーブを、敵陣に放置しての反撃メインであれば使い勝手の良い射撃武器の為にBセーブを養成すると良い。
地獄編では明確とは言い難かったMVS二刀流の紅蓮の輻射波動との性能差(ランスロット側はバリア貫通がなく、威力も低い)は序盤~中盤にかけてラムダドライバ搭載機の戦闘が頻発する関係で悪目立ちしてしまう。
もっとも紅蓮と比べた場合であり、一戦を張るに十分な火力を有しているのは間違いない。
また、地獄編共々言えることだがカレンをパートナーにすることでギアスの呪縛にカレンのエースボーナスを上乗せして紅蓮以上の火力を出すことも可能。
ライバルを越えるためにライバルを利用するのはなんだかアレだが。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
第5章追加ミッション「新たなナイトメアフレーム」をクリアすれば運用可能となる。ランスロットと別機体で改造共有が無いので注意。
突破攻撃が無くなった代わりにマップ兵器を獲得し、また火力が上がった分EN消費も増えたのには注意。スーパーヴァリス・フルバーストは「ショック」の代わりに「対大型」が付いた分火力アップしているが、「ショック」の追加効果目当てでランスロットを運用していた場合は注意が必要。しかし、飛行できるようになり宇宙マップに出撃させられる点は大きい。
他のDLC系機体全般に言えることだが、固定出撃選択時に選ばれることはなく、またスザクの強制出撃ステージでは強制的にランスロットの出番となる。
実は今作のDLC系機体では唯一PVに出ている機体。紅蓮弐式の輻射波動機構を受けているのがPV第二弾で確認できる。

装備・機能

武装・必殺武器

MVS
メーザー・バイブレーション・ソード。ランスロットシリーズの基本武装であり、エアキャヴァルリー同様二本搭載。
スラッシュハーケン
4基装備。二刀流の演出で使用。
スーパーヴァリス
ヴァリスの強化型。砲身が2連装になっていて、連射が可能。通常モードのほか、展開することでハドロン砲を使用できる「ハドロンモード」と全砲門を展開した「フルバーストモード」が存在する。
劇中では初陣の際に2挺持っていたが、トリスタン・ディバイダーを迎撃する際にメギドハーケンを受け止めるため、両方とも投棄している。
ヴァリス・フルバーストモード
再世篇では方向指定型MAP兵器として採用。スザクの能力とアルビオンの性能の問題で斬り込むことが多いため、連続行動を合わせれば簡単に多くの敵機を巻き込む事が出来る。
再世篇ではもっと強力なMAP兵器を持つ蜃気楼∀ガンダムがいるが、MAPWに大量のENを消費する両機とは違い、弾数制でENに気にせず使えるのもポイント。時獄篇ではウイングガンダムゼロというMAP兵器の怪物がいる上、向こうはセーブ込みで5発撃てるためこの面での対抗は難しい。
エナジーウイング
背部にマウントされた飛行機能。展開状態からエネルギー弾を連射できる。
OEではこちらが扇型範囲のマップ兵器となった。第3次ZではP属性の全体攻撃となっており、殲滅力が上がっている。
Zシリーズでの演出は、初陣においてナイトオブラウンズの部隊を迎撃した際に放ったものの再現。この時はヴァリスを2丁持っていた。
MVS二刀流
スザクが多用する攻撃。高速移動から連続で切り刻む。アルビオンにおいては「ギアスの呪縛」による身体能力強化により、ビスマルクのギアスをも上回る機動力と攻撃効率を発揮した。
戦闘デモにおいては二刀を抜いてゲッター機動で間合いを詰め(紅蓮聖天八極式よりも速い)、往復で斬り裂いた後ハーケン四本で捕獲、引き寄せたところをスザクキックで蹴り飛ばし、それを追い抜く勢いで追撃、トドメに切り返しからの二刀一閃で両断する。フィニッシュは初陣でギャラハッドを撃墜したシーンの〆。
捕獲⇒スザクキックの流れは初陣の際にトリスタン・ディバイダーを撃墜した際の再現だが、この時は追撃せず墜落させるのみにとどめている。

特殊能力

第2次Z再世篇
剣装備、ブレイズ・ルミナス
OE
ブレイズ・ルミナス、エナジーウイング
エナジーウイングは「移動時、移動力+1」の特殊能力として採用。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

S

カスタムボーナス

「MVS二刀流」の攻撃力+500
必殺技が順当に強化される強力なボーナス。
「MVS二刀流」の攻撃力+300
時獄篇ではこちら。上げ幅が下がったがそれでも強力。ちなみに今回出て来る『コードギアス』ユニットのボーナスは、全て「最強武器の攻撃力+300」である。

機体BGM

「O.2.~オー・ツー~」
R2の前期OPテーマ。再世篇ではデフォルトでこの曲が設定されているが、黒の騎士団ルートでは味方になる際に「COLORS」が流れるのでそっちに変更されるかもしれない。
「COLORS」
無印の前期OPテーマ。再世篇黒の騎士団ルート第51話にてこの曲と共に出撃する。
「WORLD END」
R2の後期OP曲。OEおよび時獄篇で採用。

対決・名場面

ギャラハッド
ナイトオブゼロとしての初陣。ビスマルクギアスによって動きを読まれ、当初こそ動揺からやや苦戦するも、ギアスを逆用した操縦により真っ二つにしてのけた。
トリスタン・ディバイダー
ゼロレクイエム」第4段階における激突。機体の性能差から圧勝するも、ダモクレスブレイズ・ルミナス発生機構を破壊される。そして……。
紅蓮聖天八極式
「コードギアス」最後のKMF戦。あらゆる意味で互角の勝負を繰り広げた末、MVS、ヴァリス、輻射波動、エナジーウイング、果てはスラッシュハーケンすら使い尽くす。
終わりを見せない激闘はついに徒手空拳での白兵戦に突入。続けざまに繰り出した拳が紅蓮の両腕と頭部を破壊し、戦闘不能に追い込む。だが、直前に紅蓮が放った右腕はランスロットのコクピットを直撃していた。
機能停止した紅蓮はダモクレスから落下した直後、ランスロットはその場で爆散。スザクは公式では戦死扱いとなったが、実際は脱出に成功している。

スパロボシリーズの名場面

零の騎士
『再世篇』黒の騎士団ルート第51話「戦乱の王ピースクラフト」より。ミリアルド旗下の連邦軍と戦うZEXISだったが、戦いの趨勢が決しつつあったその時、突如として1機のモビルアーマーが乱入する。それに乗っていたのは、もはや正気を失いつつあるルイスだった。状況の深刻さを見て取った刹那は、沙慈説得させるべくダブルオーライザーを接近させるが、同時に現れたミスター・ブシドーがその往く手を阻む。
しかしその時、トレミーから1機のKMFが出撃する。ランスロット・アルビオンを駆るスザクは、ブシドー駆るスサノオの前に割って入り、沙慈にルイスを救うよう発破をかける。ブシドーから「ナイトオブゼロ」と呼ばれた白き騎士は、己が正義のため、そして友のため、仮面のサムライと対峙する。
友の背中を押して
『再世篇』黒の騎士団ルート第57話「ネクスト・フロンティア」。イノベイターの傀儡と成り果て、破壊を拡げるルイスを救おうと決意する沙慈にスザク、カレン、そしてゼロはそんな彼の決意を汲み、その背中を押す。
再世篇屈指のクロスオーバーであり、アッシュフォード学園生徒会の絆が形になった瞬間でもある。

関連機体

余談

  • 機体名にある「アルビオン」とはラテン語のalbusという単語に由来しており、日本語で「白い」の意である。黒の騎士団から「白兜」の異名で呼ばれたランスロットの系譜を引く機体として、相応しいネーミングである。
    • さらに「アルビオン」とは、英国人あるいはその国家の異名でもある。ランスロット・アルビオンを始めとするKMFを開発した神聖ブリタニア帝国の発祥の地が英国本土にあることを考えると興味深い。
  • Another Century's Episode:Rでも登場するが、スザクはナイトオブセブンのままで、パイロットスーツもそのまま。また、終盤では原作で戦わなかったルキアーノパーシヴァルと戦いに挑んだ(原作ではルキアーノは既に戦死している)。