「シズラー黒」の版間の差分

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最終話において[[銀河中心殴り込み艦隊]]の主力として配備され、[[ヱルトリウム]]の艦載機として[[宇宙怪獣]]と戦闘を行った。RX-7とは異なり宇宙怪獣とも互角に渡り合ったが、それでも最終的には一万機以上が失われている。
 
最終話において[[銀河中心殴り込み艦隊]]の主力として配備され、[[ヱルトリウム]]の艦載機として[[宇宙怪獣]]と戦闘を行った。RX-7とは異なり宇宙怪獣とも互角に渡り合ったが、それでも最終的には一万機以上が失われている。
  
頭部の形は大映の特撮映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』に登場した怪獣ギャオスがモデル。
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頭部の形は大映の特撮[[映画]]『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』に登場した怪獣ギャオスがモデル。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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登場したすべての作品で武装欄に登録されている武器が変わっており、作品ごとに武器が様変わりしているのも特徴。
 
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
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:シナリオ「進路に光明、退路に絶望」で登場。参戦は暫く後。機体の性能はすこぶる高く、運動性もリアル系ユニット並みに高い。本作では[[必中]]・[[熱血]]を覚えるため火力不足に悩まされることはなくなった。[[必中]]+[[激闘]]を使用してシズラービームで反撃という戦い方も有効である。しかし、殆どの武装の地形適応が空・陸ともにBなため、地上戦では適性が下がるので注意。ガンバスター同様、本作より[[イナーシャルキャンセラー]]が実装された。
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:シナリオ「進路に光明、退路に絶望」で登場。参戦は暫く後。ガンバスター同様、本作より[[イナーシャルキャンセラー]]が実装された。ユングが旧作と比べ[[必中]]・[[熱血]]を覚えるため火力不足に悩まされることはなくなった。
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:機体の性能はすこぶる高い。運動性はリアル系ユニット並に高く、HP・装甲はこれまで参入した並み居るスーパー系機体の追随を許さないほどなのに、底力・バリアまで持つという耐久性の高さを誇る。武器は異常な燃費の良さで、[[必中]]+[[激闘]]+シズラービームの反撃戦法も有効ながら、最大5000越え攻撃力+ひらめきで対強敵も可能。更にはマップ兵器の威力が比較的高いのにEN消費型なので、終盤の密集陣形に対して連発も可能、と至れり尽くせりである。しかし集中・鉄壁を覚えないので、高火力相手には装甲改造が望ましい。また殆どの武装の地形適応が空・陸Bなので地上戦では適性が下がり、格闘と射撃が明確に分かれているのに加入が遅くて育成が困難で、ユング本人はそれほど強くない(機体の強さに合わせたとみるべきだろうか。天才とはいったい)。パーツスロットも1である。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
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::PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。
 
::PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
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:第37話「果てなき旅路の始まり」で[[ガンバスター]]と共に3段階改造状態で加入するが、直後に分岐がある。
 
:第37話「果てなき旅路の始まり」で[[ガンバスター]]と共に3段階改造状態で加入するが、直後に分岐がある。
:[[装甲]]はやや脆いが(ガンバスターと同値だが、HPが6000劣る)、[[ユング・フロイト]]が[[天才]]持ちのためL[[サイズ]]にもかかわらず回避が可能。武装が格闘と射撃に分かれているため育成は悩ましいが、どちらを取ってもユングの能力は高い。
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:ガンバスターと比べると耐久力はやや脆いが([[装甲]]はガンバスターと同値だが、HPが6000劣る)、[[ユング・フロイト]]が[[天才]]持ちのためL[[サイズ]]にもかかわらず回避が可能。武装が格闘と射撃に分かれているため育成は悩ましいが、どちらを取ってもユングのしながら能力は高い。
:ジャコビニ流星アタックは[[バリア貫通]]効果があり、攻撃力に比して燃費も良好。しかしコスト2.5の機体の最強武器としてはややパンチ不足。使い勝手の良さが本機の売りながら、同コストには複数人乗りの機体が並ぶこともあり、コストの高さが魅力を削いでいる。バルカンブラスターは[[小隊攻撃]]武器として威力・射程とも最高峰だが、小隊員に回すのは勿体なく、またやはりコストの高さによって他の小隊長向きの機体とも小隊を組みづらい。スペシャルモードなら最強の小隊員候補に。
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:天才のお陰で全体的にクリティカル補正が高く、主力2種は攻撃力に比して燃費良好、またジャコビニ流星アタックには[[バリア貫通]]効果がある。しかし他の武器には特殊効果が無く、『α』時代にあったマップ兵器は削除、格闘と射撃に分かれた武器でパイロット養成が難しく、武器改造費も少し高い部類と、総じてコスト2.5の1人乗り機体としてはやや武器性能に物足りなさがある(例えばダイモスなら、加入時期が早くて最強武器に特殊効果がある)。汎用性・使い勝手の良さが本機の売りながら、同コストには複数人乗りの機体が並ぶこともあり、コストの高さが魅力を削いでいる。
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:全てはコストの高さが問題なのであって決して弱くは無く、せめて加入時期さえ早ければ…と思わずにはいられない。なおバルカンブラスターは[[小隊攻撃]]武器として威力・射程とも最高峰だが、このコストを小隊員に回すのは勿体なく他の小隊長向きの機体とも小隊を組みづらい。しかしスペシャルモードなら最強の小隊員候補と言えるか。
  
 
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
 
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:第21話よりガンバスターと共に加入。武装は全3種と必要最低限のものに絞られているがサイズ差による高火力とイナーシャルキャンセラーによる堅牢さは健在で過去作とほぼ変わらない運用が可能。なお、本作においては'''ガンバスターよりも先に完成している。'''
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:第21話よりガンバスターと共に加入。武装は全3種と必要最低限のものに絞られているがサイズ差による高火力とイナーシャルキャンセラーによる堅牢さは健在で過去作とほぼ変わらない運用が可能。なお、本作においてはガンバスターが不完全のまま出撃するという原作再現をしながらもユングの機体が最初からシズラーになっているので、'''ガンバスターよりも先に完成している。'''そのため本作に限定した話ガンバスターの先行量産試作機とも見て取れる。
  
 
=== 単独作品 ===
 
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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基本的にはガンバスターからブラッシュアップした兵装を持つ。
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基本的にはガンバスターからブラッシュアップした兵装を持つ。先述の通り、SRWでは使用可能・不可能な武器が作品ごとに変化する。
  
 
;チェーンナックル
 
;チェーンナックル
 
:腕アーマーをチェーンで打ち込み、1億ボルトの放電攻撃を行う。DVD映像特典「シズラープロジェクト」の映像で、[[ガンバスター]]の武装の一つバスターロケットアンカーを参考にしているのがわかる。
 
:腕アーマーをチェーンで打ち込み、1億ボルトの放電攻撃を行う。DVD映像特典「シズラープロジェクト」の映像で、[[ガンバスター]]の武装の一つバスターロケットアンカーを参考にしているのがわかる。
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:SRWでは『第3次α』のみで使用可能。
 
;シズラーミサイル
 
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:指から光子ミサイルを発射。
 
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:SRWでは『F完結編』『α』で使用可能。
 
;ホーミングレーザー
 
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:掌からレーザーを広域放射。
 
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:腕の甲が分離して、ビームを放つ。片腕分だけでも40メガトン相当の威力を持つ。実際に発射しているのは核弾頭なのだが、SRWではかなり威力が控えめにされている。
 
:腕の甲が分離して、ビームを放つ。片腕分だけでも40メガトン相当の威力を持つ。実際に発射しているのは核弾頭なのだが、SRWではかなり威力が控えめにされている。
 
:元ネタは特撮『流星人間ゾーン』のミサイルマイト。[[ビッグオー]]も同じ元ネタの武装を持つ。
 
:元ネタは特撮『流星人間ゾーン』のミサイルマイト。[[ビッグオー]]も同じ元ネタの武装を持つ。
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:SRWでは『第3次α』『T』で使用可能。
 
;シズラービーム
 
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:額のハッチを開き冷凍光線を発射する。
 
:額のハッチを開き冷凍光線を発射する。
:本編や他の作品でガンバスターのようにポーズ等は取っていないが、αでのみオリジナルで「額に両手のチョキを添えるポーズ」を取る。元ネタはガンバスターのバスタービーム同様『ウルトラセブン』の必殺技エメリウム光線発射時のポーズのバリエーション
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:本編や他の作品でガンバスターのようにポーズ等は取っていないが、αでのみオリジナルで「額に両手のチョキを添えるポーズ」を取る。元ネタはガンバスターのバスタービーム同様『ウルトラセブン』の必殺技エメリウム光線発射時のポーズのバリエーション。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』ではバスタービーム同様[[全体攻撃]]。『T』ではオミットされてしまう。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』ではバスタービーム同様[[全体攻撃]]。『T』ではオミットされてしまう。
 
;シズラーコレダー
 
;シズラーコレダー
 
:両腕に電圧ボルトが内蔵。本編にはないSRWオリジナル技。
 
:両腕に電圧ボルトが内蔵。本編にはないSRWオリジナル技。
:『第3次α』では未採用。
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:SRWでは『F完結編』『α』で使用可能。
 
;シズラートマホーク
 
;シズラートマホーク
:基本武装の一つで、両刃式の斧。TNT火薬800kt相当の威力。
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:基本武装の一つで、TNT火薬800kt相当の威力を持つ。
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:本編では片刃の斧だったがシズラープロジェクトでは両刃の斧になっている。
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:SRWでは『第3次α』以外の作品で使用可能。
 
;プラズマランサー
 
;プラズマランサー
 
:マシーン兵器が使用した武器で、所謂ツインランサー。ユングが愛用。
 
:マシーン兵器が使用した武器で、所謂ツインランサー。ユングが愛用。
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:SRWでは『α』でのみ単独使用可能で、それ以外ではジャコビニ流星アタックの際に使用する。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;ジャコビニ流星アタック
 
;ジャコビニ流星アタック
:ユングの必殺技で、プラズマランサーで連続突き。
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:ユングの必殺技で、プラズマランサーを用いた連続突き。『α』ではランサーが幾重にも見えるほどの速度での攻撃、『第3次α』では一度ランサーを突き刺した後に連続突きを開始、徐々にその攻撃サイクルを加速させていき、最後は渾身の一撃で突き抜ける演出となっている。
 
:元ネタは『アストロ球団』の宇野球一の技・ジャコビニ流星打法。なおこれは'''バットを打球と共に叩き割って破片を一緒に飛ばす'''というラフプレーにも程がある危険行為である。
 
:元ネタは『アストロ球団』の宇野球一の技・ジャコビニ流星打法。なおこれは'''バットを打球と共に叩き割って破片を一緒に飛ばす'''というラフプレーにも程がある危険行為である。
  

2024年11月30日 (土) 10:17時点における最新版

シズラー黒
読み シズラーブラック
登場作品 トップをねらえ!
初登場SRW スーパーロボット大戦F完結編
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 マシーン兵器
生産形態 量産機
型式番号 NCC-1701DACBE
全高 130 m
重量 2,900 t
動力 縮退炉
エネルギー アイス・セカンド
推進機関 バニシングモーター
装甲材質 スペースチタニュウム
所属 地球帝国宇宙軍
乗員人数 1名
主なパイロット ユング・フロイト
テンプレートを表示

シズラー黒は『トップをねらえ!』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ガンバスターの量産モデルで、正式名称は「シズラー」。宇宙怪獣に対して全くの無力だったRX-7に代わる地球帝国宇宙軍の主力量産機である。

合体機能を排除し、一人乗りの他はほぼガンバスターを基本としている。ガンバスターと同様のダイレクト・モーションを採用しているため、マシーン兵器に分類される。

所属部隊ごとに黒・白・銀のパターン色が存在し、他にガンバスターと同じ色の試作型がある(いずれもSRW未登場)。

搭載された星三号型縮退炉は1秒間に最大10の26乗、太陽の核反応とほぼ同等の出力を発揮可能。

番外編「シズラー・プロジェクト」によると、新技術の搭載によって大型化せざるを得なかったガンバスターの機能を見直し小型軽量化に成功させたもので、実用性ではガンバスターを上回っているという。担当技術者は「先行試作機の方が性能が高いというのは、ロボットアニメによくある嘘」「ガンバスターはオーバースペックでしかない」「実用機としてのシズラーの優位性に疑問の余地はない」と言っており、ドラグーンと同じく「試作機より強い量産機」として設定されていることが分かる。

最終話において銀河中心殴り込み艦隊の主力として配備され、ヱルトリウムの艦載機として宇宙怪獣と戦闘を行った。RX-7とは異なり宇宙怪獣とも互角に渡り合ったが、それでも最終的には一万機以上が失われている。

頭部の形は大映の特撮映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』に登場した怪獣ギャオスがモデル。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

登場したすべての作品で武装欄に登録されている武器が変わっており、作品ごとに武器が様変わりしているのも特徴。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦F完結編
初登場作品。「シズラー・ブラック」名義。ユングと共に隠しユニット扱いで、条件は「隠し要素/F・F完結編」を参照。
全長80m、ガンバスターとほぼ同じ武装を使用できる等、SRW出演に際して様々な機体設定が用意された。
ガンバスターの量産型と言えど、HP7000・運動性100・装甲2000と機体性能は申し分ない。ENに至っては何故かガンバスターより高く、イデオンと並んで自軍スーパーロボット最高値の360もある。サンアタックと同威力で消費ENが僅か30のジャコビニ流星アタック、ファンネル並みの攻撃力と射程を誇るシズラービーム、敵味方識別可能なホーミングレーザーと、武装面も非常に強力に仕上がっている。パイロットのユングは、主人公を除けば唯一現実的なレベルで2回行動が可能なスーパー系パイロットなので、ガンバスターよりもホーミングレーザーを活用しやすいという利点もある。
しかしユングが熱血必中を覚えてくれないため、雑魚はともかくボスには対処し辛い。ユングの格闘値は1.5軍、射撃値は2軍程度の数値なので、優秀な地形適応・武器性能のわりに与ダメがあまり伸びないのも気になるところ。また、加入の遅いガンバスターよりも更に遅れて加入するため、活躍させられる機会は5話程度しかない。与ダメの低さは2回行動の早さと燃費の良さを利用して手数で補い、熱血・必中の欠如は雑魚専と割り切るしかない。決して弱くはないが、使うかどうかは趣味の領域である。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
シナリオ「進路に光明、退路に絶望」で登場。参戦は暫く後。ガンバスター同様、本作よりイナーシャルキャンセラーが実装された。ユングが旧作と比べ必中熱血を覚えるため火力不足に悩まされることはなくなった。
機体の性能はすこぶる高い。運動性はリアル系ユニット並に高く、HP・装甲はこれまで参入した並み居るスーパー系機体の追随を許さないほどなのに、底力・バリアまで持つという耐久性の高さを誇る。武器は異常な燃費の良さで、必中+激闘+シズラービームの反撃戦法も有効ながら、最大5000越え攻撃力+ひらめきで対強敵も可能。更にはマップ兵器の威力が比較的高いのにEN消費型なので、終盤の密集陣形に対して連発も可能、と至れり尽くせりである。しかし集中・鉄壁を覚えないので、高火力相手には装甲改造が望ましい。また殆どの武装の地形適応が空・陸Bなので地上戦では適性が下がり、格闘と射撃が明確に分かれているのに加入が遅くて育成が困難で、ユング本人はそれほど強くない(機体の強さに合わせたとみるべきだろうか。天才とはいったい)。パーツスロットも1である。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
第37話「果てなき旅路の始まり」でガンバスターと共に3段階改造状態で加入するが、直後に分岐がある。
ガンバスターと比べると耐久力はやや脆いが(装甲はガンバスターと同値だが、HPが6000劣る)、ユング・フロイト天才持ちのためLサイズにもかかわらず回避が可能。武装が格闘と射撃に分かれているため育成は悩ましいが、どちらを取ってもユングのしながら能力は高い。
天才のお陰で全体的にクリティカル補正が高く、主力2種は攻撃力に比して燃費良好、またジャコビニ流星アタックにはバリア貫通効果がある。しかし他の武器には特殊効果が無く、『α』時代にあったマップ兵器は削除、格闘と射撃に分かれた武器でパイロット養成が難しく、武器改造費も少し高い部類と、総じてコスト2.5の1人乗り機体としてはやや武器性能に物足りなさがある(例えばダイモスなら、加入時期が早くて最強武器に特殊効果がある)。汎用性・使い勝手の良さが本機の売りながら、同コストには複数人乗りの機体が並ぶこともあり、コストの高さが魅力を削いでいる。
全てはコストの高さが問題なのであって決して弱くは無く、せめて加入時期さえ早ければ…と思わずにはいられない。なおバルカンブラスターは小隊攻撃武器として威力・射程とも最高峰だが、このコストを小隊員に回すのは勿体なく他の小隊長向きの機体とも小隊を組みづらい。しかしスペシャルモードなら最強の小隊員候補と言えるか。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T
第21話よりガンバスターと共に加入。武装は全3種と必要最低限のものに絞られているがサイズ差による高火力とイナーシャルキャンセラーによる堅牢さは健在で過去作とほぼ変わらない運用が可能。なお、本作においてはガンバスターが不完全のまま出撃するという原作再現をしながらもユングの機体が最初からシズラーになっているので、ガンバスターよりも先に完成している。そのため本作に限定した話ガンバスターの先行量産試作機とも見て取れる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2018年7月のイベント「銀河を創る想像力!」より実装。SSRブラスター。
2019年1月のイベント「帰らぬ日々」にて大器型SSRディフェンダーが追加。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

基本的にはガンバスターからブラッシュアップした兵装を持つ。先述の通り、SRWでは使用可能・不可能な武器が作品ごとに変化する。

チェーンナックル
腕アーマーをチェーンで打ち込み、1億ボルトの放電攻撃を行う。DVD映像特典「シズラープロジェクト」の映像で、ガンバスターの武装の一つバスターロケットアンカーを参考にしているのがわかる。
SRWでは『第3次α』のみで使用可能。
シズラーミサイル
指から光子ミサイルを発射。
SRWでは『F完結編』『α』で使用可能。
ホーミングレーザー
掌からレーザーを広域放射。
F完結編』及び『α』ではマップ兵器扱い。
バルカンブラスター
腕の甲が分離して、ビームを放つ。片腕分だけでも40メガトン相当の威力を持つ。実際に発射しているのは核弾頭なのだが、SRWではかなり威力が控えめにされている。
元ネタは特撮『流星人間ゾーン』のミサイルマイト。ビッグオーも同じ元ネタの武装を持つ。
SRWでは『第3次α』『T』で使用可能。
シズラービーム
額のハッチを開き冷凍光線を発射する。
本編や他の作品でガンバスターのようにポーズ等は取っていないが、αでのみオリジナルで「額に両手のチョキを添えるポーズ」を取る。元ネタはガンバスターのバスタービーム同様『ウルトラセブン』の必殺技エメリウム光線発射時のポーズのバリエーション。
第3次α』ではバスタービーム同様全体攻撃。『T』ではオミットされてしまう。
シズラーコレダー
両腕に電圧ボルトが内蔵。本編にはないSRWオリジナル技。
SRWでは『F完結編』『α』で使用可能。
シズラートマホーク
基本武装の一つで、TNT火薬800kt相当の威力を持つ。
本編では片刃の斧だったがシズラープロジェクトでは両刃の斧になっている。
SRWでは『第3次α』以外の作品で使用可能。
プラズマランサー
マシーン兵器が使用した武器で、所謂ツインランサー。ユングが愛用。
SRWでは『α』でのみ単独使用可能で、それ以外ではジャコビニ流星アタックの際に使用する。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ジャコビニ流星アタック
ユングの必殺技で、プラズマランサーを用いた連続突き。『α』ではランサーが幾重にも見えるほどの速度での攻撃、『第3次α』では一度ランサーを突き刺した後に連続突きを開始、徐々にその攻撃サイクルを加速させていき、最後は渾身の一撃で突き抜ける演出となっている。
元ネタは『アストロ球団』の宇野球一の技・ジャコビニ流星打法。なおこれはバットを打球と共に叩き割って破片を一緒に飛ばすというラフプレーにも程がある危険行為である。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。
イナーシャルキャンセラー
正面に展開するバリア

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能だが、適正は低い。本領は宇宙

サイズ[編集 | ソースを編集]

2L(LL)

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

「ジャコビニ流星アタック」の射程+1、攻撃力+400
『T』にて採用。最強武器の名前は違うがボーナス内容が撃龍神と同じである。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「トップをねらえ!~Fly High~」
「全艦発進せよ(M30)」

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンバスター
シズラーはこの機体の量産モデル。
バスターマシン
分類こそマシーン兵器だが、ガンバスターに準じた装備なので、事実上のバスターマシンである。