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− | + | それまでの研究を生かしてエルドラVをレプリカ初となる二足歩行機能搭載型ヨロイ「[[エルドラソウル]]」へ強化改造するなど、技術者としては高い能力を持っている。[[ヴァン]]がダンのサテライトベースを破壊されてオーバーヒートを起こした際、ヴァンを助けようと奮闘する一行と連絡を取り合って手助けをしたりもした。 | |
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:彼だけはちゃんと説明書を読んでいた。 | :彼だけはちゃんと説明書を読んでいた。 | ||
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:ちなみにこの時の声は[[獅子王凱|勇者王]]に本当に似ている。一応、[[声優ネタ|中の人]]的には[[マイク・サウンダース13世|勇者]]ではある。 | :ちなみにこの時の声は[[獅子王凱|勇者王]]に本当に似ている。一応、[[声優ネタ|中の人]]的には[[マイク・サウンダース13世|勇者]]ではある。 | ||
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− | : | + | :自分と同じように町の人間から厄介者扱いされ馬鹿にされ続けてきた[[エルドラメンバー]]が幾度やられても立ちあがり命がけで町を守ろうとする姿を見て思わず叫んだ台詞。この後、メンバーそれぞれのまさに勇者と呼ぶべき台詞で一刀両断される。 |
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− | :ピンクアミーゴ合体時の感想。そんな彼が[[エルドラソウル]]に搭載したエネルギー補給方式は「[[ハイパーデンドーデンチ|電池]] | + | :ピンクアミーゴ合体時の感想。そんな彼が[[エルドラソウル]]に搭載したエネルギー補給方式は「[[ハイパーデンドーデンチ|電池]]」だった。エルドラの装甲材である「[[ギガアブゾルート|アブソルート]]複合鋼」と言い、狙ったものだと思われる。 |
;「効率の悪いヨロイだ。進歩がない!」 | ;「効率の悪いヨロイだ。進歩がない!」 | ||
:エルドラVアルティメットを繰り出そうとするネロ達に対して自信ありげに。しかし彼らからは「進歩とはヨロイと人の心の合体だ」と返され、予想外のパワーの前にバッドローズを粉砕された。 | :エルドラVアルティメットを繰り出そうとするネロ達に対して自信ありげに。しかし彼らからは「進歩とはヨロイと人の心の合体だ」と返され、予想外のパワーの前にバッドローズを粉砕された。 | ||
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「…こんな俺を褒めてくれるのか…」<br/>「わかった…。あんた達に代わって俺がこの街を守ってみせる」 | ;「…こんな俺を褒めてくれるのか…」<br/>「わかった…。あんた達に代わって俺がこの街を守ってみせる」 | ||
− | : | + | :『30』の「懐かしき故郷」のエンドデモにて。新たにヨロイを作って、ドライクロイツと共に旅立つエルドラメンバーに代わりエヴァーグリーンを守るようエルドラメンバーから頼まれて。最初は無茶振りに慌てたブッチであったが、エルドラソウルの出来栄えと技術力、そして更生ぶりを褒められたことで最後は笑顔で頼みに応じた。 |
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[エルドラソウル]] | ;[[エルドラソウル]] |
2024年12月24日 (火) 18:02時点における最新版
ブッチ | |
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外国語表記 | Butch |
登場作品 | ガン×ソード |
声優 | 岩田光央 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間(惑星エンドレス・イリュージョン) |
性別 | 男 |
ブッチは『ガン×ソード』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
グローリアの町に住むマッドサイエンティスト。
流体を利用した効率的なエネルギー生産システムの研究を行っていたが、過去に実験に失敗して爆発事故を起こしており(顔のマスクはその時の傷を隠すため)、それ以来町民から白い目で見られるようになり、鬱屈とした思いを抱えながら家に閉じこもって怪しげな研究や発明をしている。
その後はカギ爪の男の集団の支援を受けてG-ER流体に関する研究を行っていたようで、研究の末に自らヨロイ「バッドローズ」を完成させ、自分を除け者にした(とはいえ、ブッチの被害妄想も相応に含まれている)町を破壊しようとした。
しかし、数十年ぶりに立ちあがったエルドラVによってバッドローズを破壊され、ネロ達に叱られ反省。以後、エルドラメンバーに協力する。
それまでの研究を生かしてエルドラVをレプリカ初となる二足歩行機能搭載型ヨロイ「エルドラソウル」へ強化改造するなど、技術者としては高い能力を持っている。ヴァンがダンのサテライトベースを破壊されてオーバーヒートを起こした際、ヴァンを助けようと奮闘する一行と連絡を取り合って手助けをしたりもした。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。自身の技術力をカギ爪の男の目につけられ誘拐される。登場は終盤のみで、原作にあったヨロイ事件の有無は不明。EDではミロード村のジェネレーターの修理を手伝っている場面も見られた。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 今回は会話と用語辞典で触れられるのみ。やはりヨロイ事件はうやむやとなっている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- ミッション「懐かしき故郷」で登場。NPC。今作ではヨロイ事件は過去に起こった出来後として話題になる。
- また、今作ではエルドラメンバー全員の頼みで「新たにヨロイを制作してエヴァーグリーンを守る」ことを託され、ブッチもそれを承諾するという形で自軍に合流しない理由付けがなされている。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ネロ
- エルドラVに成敗された後、彼から罪を償ったら町のために戻ってくるよう諭された。ただ、エルドラの改良にあたって合体システムを排除したため、それについては根に持たれている。
- ホセ、バリヨ
- ネロと違い、二足歩行ができるようになったのを評価してくれた。ブッチをエルドラソウルの整備担当として同行させようとしたものの、ネロからの猛反発を受け、自分達でやる羽目に。
- カルロス
- 彼だけはちゃんと説明書を読んでいた。
- ザピロ・ムッターカ
- 原作では何も関係ないが『K』では上司。
- カギ爪の男
- ホセ曰く「変な研究」(おそらくG-ER流体に関する研究)をさせていた集団のトップ。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『30』では、エルドラソウル改修時にエルドラVにあった合体機構をオミットしたことについて彼から文句を言われた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「うぅ…俺は…街のためと思ってぇ!!」
「この力で…皆幸せになれたのにぃぃぃ!!」 - バッドローズで暴れまわりながらの恨み言の数々。
- 「許せない! 無駄な合体システムなんて!」
- エルドラVの合体を見て言った台詞。後にエルドラソウルに改造した際に合体システムを取り除いたのはわざとか?
- ちなみにこの時の声は勇者王に本当に似ている。一応、中の人的には勇者ではある。
- 「なんでだ!? お前達も馬鹿にされてきただろ! いらないって言われただろ! 違うか!?」
「誰もわかってくれない! 認めてなんてくれない!! なのに! こんな町を! どうして!! どうして守ろうとする!? どうして!?」 - 自分と同じように町の人間から厄介者扱いされ馬鹿にされ続けてきたエルドラメンバーが幾度やられても立ちあがり命がけで町を守ろうとする姿を見て思わず叫んだ台詞。この後、メンバーそれぞれのまさに勇者と呼ぶべき台詞で一刀両断される。
- 「へー、補給ユニットまで古臭ぁい」
- ピンクアミーゴ合体時の感想。そんな彼がエルドラソウルに搭載したエネルギー補給方式は「電池」だった。エルドラの装甲材である「アブソルート複合鋼」と言い、狙ったものだと思われる。
- 「効率の悪いヨロイだ。進歩がない!」
- エルドラVアルティメットを繰り出そうとするネロ達に対して自信ありげに。しかし彼らからは「進歩とはヨロイと人の心の合体だ」と返され、予想外のパワーの前にバッドローズを粉砕された。
- 「ごめんなさっ、さい…」
「はい…」 - 敗北後、エルドラVの掌の上でエルドラメンバーから叱られた際に。しかし彼らはブッチの行いを必要以上に非難せず、逆にその才能を町のために使うよう促した。この「罪を憎んで人を憎まず」の対応にはブッチも涙を流して反省する。演出的にも浄解されたと言ったところだろう。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「…こんな俺を褒めてくれるのか…」
「わかった…。あんた達に代わって俺がこの街を守ってみせる」 - 『30』の「懐かしき故郷」のエンドデモにて。新たにヨロイを作って、ドライクロイツと共に旅立つエルドラメンバーに代わりエヴァーグリーンを守るようエルドラメンバーから頼まれて。最初は無茶振りに慌てたブッチであったが、エルドラソウルの出来栄えと技術力、そして更生ぶりを褒められたことで最後は笑顔で頼みに応じた。