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+ | '''龍王丸'''は『[[魔神英雄伝ワタル]]』の主役メカ。 | ||
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+ | この項目では[[変形]]形態である「'''鳳王'''」についても説明する。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
復活の聖水で蘇った[[龍神丸]]が、空神丸の魂と融合し、[[変身]]した姿。白を基調とした機体色と黒、赤などの差し色が特徴。変身と同時にワタルのコスチュームも白い鎧を着た姿へと変化する。 | 復活の聖水で蘇った[[龍神丸]]が、空神丸の魂と融合し、[[変身]]した姿。白を基調とした機体色と黒、赤などの差し色が特徴。変身と同時にワタルのコスチュームも白い鎧を着た姿へと変化する。 | ||
− | 空神丸の魂が宿った事で龍神丸の弱点であった空中戦闘が可能になり、武装も大幅にパワーアップを遂げている。なお、常時この姿というわけではなく、通常は元の龍神丸の姿で、[[戦部ワタル|ワタル]]の'''「パワー全開!変身、龍王丸!!」'''のかけ声と共に変化する。2号メカとしては珍しいタイプ<ref>似たような例では[[獣神サンダーライガー]]などがある。</ref>。 | + | 空神丸の魂が宿った事で龍神丸の弱点であった空中戦闘が可能になり、武装も大幅にパワーアップを遂げている。なお、常時この姿というわけではなく、通常は元の龍神丸の姿で、[[戦部ワタル|ワタル]]の[[正義]]が[[気力|全開した時]]に'''「パワー全開!変身、龍王丸!!」'''のかけ声と共に変化する。2号メカとしては珍しいタイプ<ref>似たような例では[[獣神サンダーライガー]]などがある。</ref>。 |
=== 鳳凰形態 === | === 鳳凰形態 === | ||
空神丸の姿を模した飛行形態。「'''変化鳳凰'''」「'''変化龍王'''」の[[変形]]コールで、戦況に応じて姿を変えながら戦っていた。 | 空神丸の姿を模した飛行形態。「'''変化鳳凰'''」「'''変化龍王'''」の[[変形]]コールで、戦況に応じて姿を変えながら戦っていた。 | ||
− | 小説版では'''「鳳凰丸」''' | + | 小説版では'''「鳳凰丸」'''と呼ばれる。後年発売された立体化商品の紹介では鳳「王」丸という表記も見受けられる<ref>『X』では鳳王表記。</ref>。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
+ | === VXT三部作 === | ||
+ | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}} | ||
+ | :初登場作品。第23話「龍王咆哮」で、原作同様に龍神丸の復活に伴いパワーアップ。以後は龍神丸時にワタルの気力120以上で「変身」コマンドを選択する事で、龍王丸になる。同話での初変身時には、原作アニメから引用した変身ムービーが挿入される。 | ||
+ | :サブパイロットとしては名称が変わっただけで、龍神丸時と変化はない。 | ||
+ | :変身コマンド使用後は、HPとENが最大まで回復する。必殺技を惜しみなく使ってから変身してよいだろう。 | ||
+ | :最終的に味方の全武器で二位タイの攻撃力を持つ「龍王の剣」が使用可能になり、ワタルの[[救世主]]スキルも相まって高火力アタッカーとして活躍できる。[[覚醒]]による「龍王の剣」の連発は反則級の威力を誇り、単体で生み出す火力としては作中トップクラス。 | ||
+ | :一方で変形すれば[[飛行]]可能にはなったものの、他のパワーアップした[[魔神 (ワタル)|魔神]]と異なり、龍王丸形態では相変わらず飛べない。鳳雷波が龍神丸・龍王丸の武装で唯一の射撃属性であり、射程も3しかない為、鳳王形態では大幅にパワーダウンしてしまう。変形は無いものと割り切って[[強化パーツ]]や[[エクストラアクション|ブーストダッシュ]]で補った方が良いかもしれない。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
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− | : | + | :2020年2月のイベント「今ふたたびの猛烈に熱血!」より実装。大器型SSRアタッカー。 |
− | : | + | :本作では形態ごとにユニット化されているため、他ユニットから移行はせず龍王丸形態固定。 |
+ | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}} | ||
+ | :3章Part10から追加参戦。攻撃&防御タイプ。 | ||
+ | :本作でも運用時は基本龍王丸形態だが、SSR必殺技パーツは[[龍神丸]]のものも使用できる。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
+ | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
基本的に龍神丸の技は全て使用可能だが、数段パワーアップした威力になっている。 | 基本的に龍神丸の技は全て使用可能だが、数段パワーアップした威力になっている。 | ||
+ | ;[[格闘 (武器名)|格闘]] | ||
+ | :『DD』で打撃属性の通常攻撃及びR必殺技として登場。飛び蹴りからのパンチ。メインアビリティは「戦闘モード」で、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「防御力アップI」。 | ||
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;龍牙拳(りゅうがけん) | ;龍牙拳(りゅうがけん) | ||
:両肩の龍爪を飛ばす攻撃。 | :両肩の龍爪を飛ばす攻撃。 | ||
+ | :『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。 | ||
;炎龍拳(えんりゅうけん) | ;炎龍拳(えんりゅうけん) | ||
:腹部から生成された炎の塊を投げつける。 | :腹部から生成された炎の塊を投げつける。 | ||
+ | :『DD』では特殊属性のSSR必殺技。飛龍拳からの連続攻撃。メインアビリティは「鞘盾(シースシールド)」で、MAP兵器以外の最大射程が1増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。Sサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時、攻撃力・防御力が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加し、一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。炎龍拳(龍王丸)発動前に「屈強」を発動し、気力130以上のとき、炎龍拳(龍王丸)の必殺技威力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。 | ||
;飛龍拳(ひりゅうけん) | ;飛龍拳(ひりゅうけん) | ||
− | : | + | :胸部の2つの穴から鎖分銅を射出し、敵を拘束して投げ飛ばす。龍神丸の時から数は減少しているが、1発ずつの威力は上昇している。『DD』で炎龍拳の演出で使用。 |
;龍雷拳(りゅうらいけん) | ;龍雷拳(りゅうらいけん) | ||
:両肩の龍印から生成された雷撃を両腕に集め、放射する。 | :両肩の龍印から生成された雷撃を両腕に集め、放射する。 | ||
;鳳龍剣(ほうりゅうけん) | ;鳳龍剣(ほうりゅうけん) | ||
:登龍剣に代わる新たな剣。デザイン自体は同じで、柄の色が青になっている。 | :登龍剣に代わる新たな剣。デザイン自体は同じで、柄の色が青になっている。 | ||
− | : | + | :『X-Ω』では通常武装に採用。 |
− | : | + | :『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「ガッツII」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップII」。 |
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;鞘盾(シースシールド) | ;鞘盾(シースシールド) | ||
− | : | + | :変身と共に装備された盾。鳳龍剣の鞘としても使用可能で、未使用時は背中に背負うことが出来る。戦闘終了後は鳳龍剣を収納するまでがパターンとなっていた。 |
:;龍王シールド | :;龍王シールド | ||
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:鳳凰形態時に口から放つエネルギー弾。 | :鳳凰形態時に口から放つエネルギー弾。 | ||
;鳳牙弾(ほうがだん) | ;鳳牙弾(ほうがだん) | ||
− | : | + | :鳳凰形態時に爪をワイヤー状に伸ばし、相手を拘束する。そのまま龍王丸の形態に戻って、相手を空中で振り回したり電流を流すことも可能。 |
+ | :『X』では必殺鳳龍剣の演出に組み込まれている。 | ||
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+ | ;必殺鳳龍剣 | ||
+ | :鳳龍剣を使用した必殺技。ワタルが王者の剣を抜き、剣で宙に円を描いた後、下段に構える事で龍王丸が放つ。この時、額のクリスタル部に金龍が浮かび上がり、刀身が炎に包まれる。そのまま剣を振り下ろすことで鳳凰型のエネルギー波を敵に向かって放つ(鳳凰型のエネルギー波を放ったと思いきや次のシーンでは巨大な光の剣で両断している場合もある)。また、登龍剣同様に敵を両断するタイプや、敵を斬り抜ける形で使用したこともある。 | ||
+ | :数々の強敵を倒した文字通りの必殺技だったが、パワー全開で放っても[[暗黒龍]]相手には全く歯が立たなかった。 | ||
+ | :『X』では変化鳳凰→鳳牙弾で相手を空中に放り投げる→変化龍王、の流れを経て使用する。[[トドメ演出|止めを刺せた場合]]は、アニメ同様鞘盾に鳳龍剣を納める演出がある。 | ||
+ | :『X-Ω』では必殺スキルに採用。 | ||
+ | :『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。今回は変化鳳凰はなしでシンプルに必殺鳳龍剣のみ。納刀シーンも引き続き再現されている。メインアビリティは「勾玉(龍王丸)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・防御力が増加する。Sサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時、攻撃力・防御力が増加する。気力が130以上のとき、必殺鳳龍剣の必殺技威力が増加し、一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。戦闘時の命中ユニットのサイズ差による与ダメージ減少効果を無効化し、出撃後1度だけ、ステージ開始時「加速」がかかる。必殺鳳龍剣命中時、自分に「覚醒」を発動する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。 | ||
+ | ;鳳龍氷河剣(ほうりゅうひょうがけん) | ||
+ | :初登場時に使用した技。鳳龍剣の斬撃で受け止めた火炎を一瞬で凍らせた。SRW未実装。 | ||
+ | ;龍王の剣 | ||
+ | :厳密には技ではなく、原作の最終決戦における[[ドアクダー]]との最後の攻防を一部再現したもの。 | ||
+ | :石になった龍王丸(本来は暗黒龍相手に力尽きてしまった姿) から金龍が抜け出し、その上に乗ったワタルが龍王の剣をかざす事で、出現した[[神部七龍神]]が一つとなり虹龍へと変身。真の力を解放した龍王の剣と共にワタルが相手へと突撃し<ref>原作では火を吐く暗黒龍へと突撃し、そのまま体内を突破してドアクダーをも倒した。</ref>、敵を両断する。 | ||
+ | :『X』では最後の追加武装として第48話でイベントにより追加される。トドメ演出では虹がかかり、虹龍に乗ったワタルがそれを見上げる。宇宙空間でも問題なく使える上、'''第51話ではワタルが生身で天元突破する'''。 | ||
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+ | ;エクスペリエンス(EX)システム | ||
+ | :操縦者の経験に伴い性能が向上するシステム(所謂機械的なレベルアップ)。丸魔神はすべてこの装置を持つ。 | ||
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− | ; | + | ;クワトロ・アロー<ref>名称は『月刊コロコロコミック 1989年3月号』の企画「ワタル新聞2号」より。</ref> |
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+ | :ドアクダーの魔王の剣を弾き飛ばすが、[[暗黒龍]]には通用しなかった。SRW未登場。 | ||
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;変化 | ;変化 | ||
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+ | ;龍神丸の最大[[精神ポイント|SP]]+20、全ての武器の射程+1 | ||
+ | :『X』。龍神丸の頃と同一の内容。 | ||
== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
;「STEP」 | ;「STEP」 | ||
:オープニング主題歌。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。限定版では歌付きになる。 | :オープニング主題歌。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。限定版では歌付きになる。 | ||
− | + | ;「魔神英雄伝ワタルBGM(1)」 | |
+ | :『X』にて採用。必殺鳳龍剣使用時のBGM。公式サントラ未収録のため、タイトルがついていない。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *龍神丸から龍王丸の名前の変化の由来は広井王子氏曰く「仏法を守護する八龍神の王を指す存在であるから」とのこと<ref>新紀元社『魔神英雄伝ワタル 創世伝記』72頁。</ref>。 |
+ | *一般的に鳳凰は鳳が雄、凰が雌を指すというのが説として指示されているため、雌である空神丸の魂を持つ本機の武装等は凰の方を用いるのが正しいようにも思えるが(厳密には龍に性別はないとは言われるが)男性的な意識を持つ龍神丸の魂と一つになっていることを鑑みれば鳳を用いているのも間違いとは言えない。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2024年5月18日 (土) 17:20時点における最新版
龍王丸 | |
---|---|
読み | りゅうおうまる |
外国語表記 | Ryuoumaru[1] |
登場作品 | 魔神英雄伝ワタル |
声優 | 玄田哲章 |
デザイン | 中沢数宣 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X |
SRWでの分類 |
機体 サブパイロット(龍神丸を参照) |
スペック | |
---|---|
分類 | 魔神 |
全長 | 3.97 m |
重量 | 8.42 t |
前形態 | 龍神丸 |
開発者 | 戦部ワタル |
パイロット | 戦部ワタル |
龍王丸は『魔神英雄伝ワタル』の主役メカ。
この項目では変形形態である「鳳王」についても説明する。
概要[編集 | ソースを編集]
復活の聖水で蘇った龍神丸が、空神丸の魂と融合し、変身した姿。白を基調とした機体色と黒、赤などの差し色が特徴。変身と同時にワタルのコスチュームも白い鎧を着た姿へと変化する。
空神丸の魂が宿った事で龍神丸の弱点であった空中戦闘が可能になり、武装も大幅にパワーアップを遂げている。なお、常時この姿というわけではなく、通常は元の龍神丸の姿で、ワタルの正義が全開した時に「パワー全開!変身、龍王丸!!」のかけ声と共に変化する。2号メカとしては珍しいタイプ[2]。
鳳凰形態[編集 | ソースを編集]
空神丸の姿を模した飛行形態。「変化鳳凰」「変化龍王」の変形コールで、戦況に応じて姿を変えながら戦っていた。
小説版では「鳳凰丸」と呼ばれる。後年発売された立体化商品の紹介では鳳「王」丸という表記も見受けられる[3]。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。第23話「龍王咆哮」で、原作同様に龍神丸の復活に伴いパワーアップ。以後は龍神丸時にワタルの気力120以上で「変身」コマンドを選択する事で、龍王丸になる。同話での初変身時には、原作アニメから引用した変身ムービーが挿入される。
- サブパイロットとしては名称が変わっただけで、龍神丸時と変化はない。
- 変身コマンド使用後は、HPとENが最大まで回復する。必殺技を惜しみなく使ってから変身してよいだろう。
- 最終的に味方の全武器で二位タイの攻撃力を持つ「龍王の剣」が使用可能になり、ワタルの救世主スキルも相まって高火力アタッカーとして活躍できる。覚醒による「龍王の剣」の連発は反則級の威力を誇り、単体で生み出す火力としては作中トップクラス。
- 一方で変形すれば飛行可能にはなったものの、他のパワーアップした魔神と異なり、龍王丸形態では相変わらず飛べない。鳳雷波が龍神丸・龍王丸の武装で唯一の射撃属性であり、射程も3しかない為、鳳王形態では大幅にパワーダウンしてしまう。変形は無いものと割り切って強化パーツやブーストダッシュで補った方が良いかもしれない。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年2月のイベント「今ふたたびの猛烈に熱血!」より実装。大器型SSRアタッカー。
- 本作では形態ごとにユニット化されているため、他ユニットから移行はせず龍王丸形態固定。
- スーパーロボット大戦DD
- 3章Part10から追加参戦。攻撃&防御タイプ。
- 本作でも運用時は基本龍王丸形態だが、SSR必殺技パーツは龍神丸のものも使用できる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
基本的に龍神丸の技は全て使用可能だが、数段パワーアップした威力になっている。
- 格闘
- 『DD』で打撃属性の通常攻撃及びR必殺技として登場。飛び蹴りからのパンチ。メインアビリティは「戦闘モード」で、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「防御力アップI」。
武装[編集 | ソースを編集]
- 龍牙拳(りゅうがけん)
- 両肩の龍爪を飛ばす攻撃。
- 『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
- 炎龍拳(えんりゅうけん)
- 腹部から生成された炎の塊を投げつける。
- 『DD』では特殊属性のSSR必殺技。飛龍拳からの連続攻撃。メインアビリティは「鞘盾(シースシールド)」で、MAP兵器以外の最大射程が1増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。Sサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時、攻撃力・防御力が増加する。気力130以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加し、一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。炎龍拳(龍王丸)発動前に「屈強」を発動し、気力130以上のとき、炎龍拳(龍王丸)の必殺技威力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。
- 飛龍拳(ひりゅうけん)
- 胸部の2つの穴から鎖分銅を射出し、敵を拘束して投げ飛ばす。龍神丸の時から数は減少しているが、1発ずつの威力は上昇している。『DD』で炎龍拳の演出で使用。
- 龍雷拳(りゅうらいけん)
- 両肩の龍印から生成された雷撃を両腕に集め、放射する。
- 鳳龍剣(ほうりゅうけん)
- 登龍剣に代わる新たな剣。デザイン自体は同じで、柄の色が青になっている。
- 『X-Ω』では通常武装に採用。
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「ガッツII」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップII」。
- 鞘盾(シースシールド)
- 変身と共に装備された盾。鳳龍剣の鞘としても使用可能で、未使用時は背中に背負うことが出来る。戦闘終了後は鳳龍剣を収納するまでがパターンとなっていた。
- 龍王シールド
- シールド表面に展開するバリア。
- 鳳雷波(ほうらいは)
- 鳳凰形態時に口から放つエネルギー弾。
- 鳳牙弾(ほうがだん)
- 鳳凰形態時に爪をワイヤー状に伸ばし、相手を拘束する。そのまま龍王丸の形態に戻って、相手を空中で振り回したり電流を流すことも可能。
- 『X』では必殺鳳龍剣の演出に組み込まれている。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- 必殺鳳龍剣
- 鳳龍剣を使用した必殺技。ワタルが王者の剣を抜き、剣で宙に円を描いた後、下段に構える事で龍王丸が放つ。この時、額のクリスタル部に金龍が浮かび上がり、刀身が炎に包まれる。そのまま剣を振り下ろすことで鳳凰型のエネルギー波を敵に向かって放つ(鳳凰型のエネルギー波を放ったと思いきや次のシーンでは巨大な光の剣で両断している場合もある)。また、登龍剣同様に敵を両断するタイプや、敵を斬り抜ける形で使用したこともある。
- 数々の強敵を倒した文字通りの必殺技だったが、パワー全開で放っても暗黒龍相手には全く歯が立たなかった。
- 『X』では変化鳳凰→鳳牙弾で相手を空中に放り投げる→変化龍王、の流れを経て使用する。止めを刺せた場合は、アニメ同様鞘盾に鳳龍剣を納める演出がある。
- 『X-Ω』では必殺スキルに採用。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。今回は変化鳳凰はなしでシンプルに必殺鳳龍剣のみ。納刀シーンも引き続き再現されている。メインアビリティは「勾玉(龍王丸)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・防御力が増加する。Sサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時、攻撃力・防御力が増加する。気力が130以上のとき、必殺鳳龍剣の必殺技威力が増加し、一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。戦闘時の命中ユニットのサイズ差による与ダメージ減少効果を無効化し、出撃後1度だけ、ステージ開始時「加速」がかかる。必殺鳳龍剣命中時、自分に「覚醒」を発動する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
- 鳳龍氷河剣(ほうりゅうひょうがけん)
- 初登場時に使用した技。鳳龍剣の斬撃で受け止めた火炎を一瞬で凍らせた。SRW未実装。
- 龍王の剣
- 厳密には技ではなく、原作の最終決戦におけるドアクダーとの最後の攻防を一部再現したもの。
- 石になった龍王丸(本来は暗黒龍相手に力尽きてしまった姿) から金龍が抜け出し、その上に乗ったワタルが龍王の剣をかざす事で、出現した神部七龍神が一つとなり虹龍へと変身。真の力を解放した龍王の剣と共にワタルが相手へと突撃し[4]、敵を両断する。
- 『X』では最後の追加武装として第48話でイベントにより追加される。トドメ演出では虹がかかり、虹龍に乗ったワタルがそれを見上げる。宇宙空間でも問題なく使える上、第51話ではワタルが生身で天元突破する。
特筆機能[編集 | ソースを編集]
- エクスペリエンス(EX)システム
- 操縦者の経験に伴い性能が向上するシステム(所謂機械的なレベルアップ)。丸魔神はすべてこの装置を持つ。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- クワトロ・アロー[5]
- 龍王丸、戦王丸、幻王丸、空王丸の魔神4体が一直線に並び、心を合わせることにより、光の矢となって突撃する技。龍王丸は鳳凰形態で先頭に並ぶ。
- ドアクダーの魔王の剣を弾き飛ばすが、暗黒龍には通用しなかった。SRW未登場。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 変化
- 鳳凰形態に変形する。
- 対精神攻撃
- 龍神丸から引き継ぐ。
- オールキャンセラー
- 第48話以降に、対精神攻撃が強化されこちらになる。
- パワー全開、空神丸の魂、生まれ変わった魔神、王者の剣
- 『X-Ω』のアビリティ。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 龍神丸の最大SP+20、全ての武器の射程+1
- 『X』。龍神丸の頃と同一の内容。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「STEP」
- オープニング主題歌。『X』で採用。限定版では歌付きになる。
- 「魔神英雄伝ワタルBGM(1)」
- 『X』にて採用。必殺鳳龍剣使用時のBGM。公式サントラ未収録のため、タイトルがついていない。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「飛ぶぞ、ワタル!」
ワタル「えぇっ?」
「変化、鳳凰!」 - 第23話より。ギッチラーゴの電流のハエ攻撃を振り切り、鳳凰に変形した時の台詞。第3話でワタルに「飛べー」と言われた時と対になっているのが心憎い。
- さらに言えば対戦相手のギッチラーゴも海用の魔神である。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- 鋼衣龍王丸
- 『真』にて皇帝龍の鋼衣(メタルジャケット)を装着した龍王丸。
- 龍星丸
- 『ワタル2』における2号メカ的存在。こちらは変身ではなく、姿固定。
余談[編集 | ソースを編集]
- 龍神丸から龍王丸の名前の変化の由来は広井王子氏曰く「仏法を守護する八龍神の王を指す存在であるから」とのこと[6]。
- 一般的に鳳凰は鳳が雄、凰が雌を指すというのが説として指示されているため、雌である空神丸の魂を持つ本機の武装等は凰の方を用いるのが正しいようにも思えるが(厳密には龍に性別はないとは言われるが)男性的な意識を持つ龍神丸の魂と一つになっていることを鑑みれば鳳を用いているのも間違いとは言えない。
商品情報[編集 | ソースを編集]