「オーラマシン」の版間の差分
(相違点なし)
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2012年8月10日 (金) 02:09時点における版
オーラマシン(Aura Machine)
『聖戦士ダンバイン』において、バイストン・ウェルに召喚されたショット・ウェポンが中心となって開発を進めた、オーラ力(オーラちから)を動力として動く機械類の総称。OVA版やリーンの翼(SRW未参戦)でも登場する。
代表は人型ロボット兵器であるオーラバトラーであるが、他にも様々なバリエーションが存在する。
開発史・機体分類
初期オーラマシン
ドレイク・ルフトによりバイストン・ウェルに召喚されたショットは、彼から「機械の館」を与えられ、地上で培ったロボット工学の知識を生かしてオーラ・マシンの開発研究を開始。バイストン・ウェルに生息する強獣の生体調査を経てオーラ力制御のヒントを得た彼は、強獣の生体組織から取り出した溶媒(オーラ・セイバー・リキッド)及び人工筋肉素材(オーラ・マルス)を使用した二足歩行オーラマシン「ピグシー」を完成。その後、同じく飛翔タイプの強獣を参考に、「シュット」や「ミュー」などのグライ・ウィングを完成させた。
オーラ・ボム
オーラマシンの基礎技術の確立後にショットが開発した、初の軍用オーラマシン。推進機関に地上のジェットエンジンを参考として開発した「オーラコンバーター」を初めて搭載したのが特徴で、見た目は空飛ぶ円盤のような形状をしている。
オーラ・バトラー
同じくショットが開発したオーラマシンの傑作機で、彼がロボット工学の本領を発揮して造り上げた人型の機体。また、ショットと同じく召喚された地上人ゼット・ライトが齎した集積回路作成技術により、運動プログラムを制御できるようになったことも開発成功の大きな要因。
オーラバトラーの完成はバイストン・ウェルの軍事力のバランスに決定的な変革をもたらし、ドレイク陣営・反ドレイク陣営を問わずオーラバトラーの開発競争は激化し、様々なバリエーションが生まれた。
機体の一覧は「オーラバトラー」を参照。
ウィング・キャリバー
ショットがオーラバトラーの運用支援用として開発した高速輸送用機で、戦闘機としての役割も兼ねる。スパロボではビルバインの変形形態がウィング・キャリバー名義で登場しているが、元来はガンダムシリーズにおける「モビルアーマー」と同種の用語である。
高機動型ハイブリッドオーラ・マシン
ズワァースやライネックの完成で技術的にほぼ限界に到達したオーラバトラーに代わり、ショットとゼットは新たに大型化・高機動化かつ複合化(ハイブリッド)の進展による多機能オーラマシンを開発。投入は地上戦での終盤になってしまったが、いずれも強力な戦闘能力を発揮した。
- スプリガン
- 準オーラ・シップ級の規模を誇るショットの専用艦。「オーラ・クルーザー」と呼ばれる。
- ガラバ
- 「オーラ・ファイター」と呼ばれるタイプの重戦闘機型オーラ・マシン。
- ブブリィ
- 「オーラ・ボンバー」と呼ばれるタイプの重戦闘機型オーラ・マシン。オーラ・マシンの最終到達点とされる機体。
オーラ・シップ
オーラバトラーの開発と並行し、同機の運用拠点として開発が進められた、オーラマシン版戦艦兼母艦。城塞や砦といった拠点重視のバイストン・ウェルの従来戦術に併せ、前線で着地して移動砦とするような用途でも用いられた。
- ゼラーナ
- ナムワン(SRW未登場)
- ブル・ベガー(SRW未登場)
オーラ・バトルシップ
バイストン・ウェルにおける四つの大国(アの国、クの国、ナの国、ラウの国)が、軍拡競争の最終到達点として建造した超弩級戦艦。就役後間もなくオーラ・マシンの全ては地上へ排除されることとなるが、その後は各国の拠点として以上に、各国そのものを象徴する存在として地上を転戦する。
ハイパー化したオーラマシン
一部のオーラマシンは、パイロットの肥大化したオーラ力を活用し、オーラバリアを膨らませる形で巨大化。あたかも超巨大なオーラ・バトラーとでも呼ぶべき存在となった。但しこれはパイロットのオーラ力の異常肥大によって生じた現象であって、技術的に開発されたものではない。
詳細は「ハイパー化」を参照。