「ザ・パワー」の版間の差分

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== ザ・パワー(The Power) ==
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ザ・パワーとは、『[[勇者王ガオガイガー]]』『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』に登場する[[エネルギー]]。
  
[[勇者王ガオガイガー]]』、『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』に登場。
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==概要==
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[[木星]]に存在する時空をも超越した謎の無限[[エネルギー]]
  
[[木星]]に存在する時空をも超越した謎の無限エネルギー。初期名は「ジュピターX」。
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1994年に木星探査船ジュピロス1が持ち帰った超エネルギー物質'''ジュピターX'''はザ・パワーと同質の力の欠片であった。
  
バイオネットのハイブリット・ヒューマンを生み出し、木星探査艦ジュピロス5のメインコンピューター「ユピトス」に自我を与え、数万年の永き眠りについた[[超竜神]]を復活させ、[[幻竜神]]、[[強龍神]]のシンメトリカルドッキングを可能にした。また、敵である[[機界31原種]]も[[Zマスター]]の復元に利用。
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三重連太陽系においても'''滅びの力'''として知られており、ギャレオリア彗星が同質の力を放っていることも観測されていた。
  
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バイオネットのハイブリット・ヒューマンを生み出し、木星探査艦ジュピロス5のメインコンピューター・'''ユピトス'''に自我を与え、数万年の永き眠りについた[[超竜神]]を復活させ、[[幻竜神]]、[[強龍神]]のシンメトリカルドッキングを可能にした。[[獅子王麗雄]]と[[獅子王絆|絆]]夫妻は肉体の死後、その精神が取り込まれている。また、敵である[[機界31原種]]も[[Zマスター]]の復元に利用。『[[勇者王ガオガイガーFINAL|FINAL]]』最終話では、[[GGG]]は[[天海護]]と[[戒道幾巳]]の二人を[[地球]]に帰還させるために使用した。
  
[[勇者王ガオガイガーFINAL|FINAL]]』最終話では、[[GGG]][[天海護]][[戒道幾巳]]の二人を地球に帰還させるために使用した。
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その一方で、ザ・パワーは無限の力ゆえに制御不能なものであり、[[勇者ロボ]]は戦闘後行動不能に陥り、Zマスターは内部で暴走させられ自己崩壊している。また、強大な力だけに[[国連]]はザ・パワーをエネルギー資源として活用しようと推し進めるが、その力を知る[[大河幸太郎|大河]]たちは反対している。結局、GGGの主力が[[三重連太陽系]]へ行った事で反対が押し切られる形になるが、強引な搾取方法が地球を壊滅させる切っ掛けを作る形になる。そしてプロジェクトZにおいては、木星内部に潜んでいたザ・パワーの化身・覇界王が姿を現している。
  
ただし無限の力ゆえに制御不能であり、[[勇者ロボ]]は戦闘後行動不能に陥り、Zマスターは内部で暴走させられ自己崩壊した。
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とされていたが、『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』ではGGG不在時にザ・パワーの採取は行われず、地球が大打撃を被った原因は木星から発生した異常電磁場に変更された(この強電磁波もザ・パワーの作用に由来するものである)。更にその本質が[[トリプルゼロ]]と呼ばれるもので、覇界王もトリプルゼロに侵食された存在であることが語られている。詳細はあちらの項目を参照。
強大な力だけに国連はエネルギー資源として活用しようと推し進めるが、その力を知る大河たちは反対している。
 
  
GGGの主力がが三重連太陽系へ行った事で事態は押し切られる形になるが、強引な搾取方法が地球を壊滅させる切欠を作る形になる。
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==登場作品==
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スーパーロボット大戦シリーズにおいては故人達の意思を伝え、システム的な援護を得られないキャラ達をも奮起させている。
  
== 登場作品 ==
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===[[αシリーズ]]===
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:[[イデ]]、[[ゲッター線]]、[[ビムラー]]と同じ無限力の1つという設定。第42話「超勇者黙示録」のラストで、[[GGG]]が[[天海護]]と[[戒道幾巳]]を地球に帰らせるために使用したのはザ・パワーからゲートに変更されている。
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:[[イデ]]、[[ゲッター線]]、[[ビムラー]]と同じ[[無限力]]の一つという設定。第42話「超勇者黙示録」のラストで、[[GGG]]が[[天海護]]と[[戒道幾巳]]を地球に帰還させるために使用したのはザ・パワーからゲートに変更されている。後に宇宙怪獣を殲滅するためにこの力を内包した[[木星]]を[[ブラックホール爆弾]]としたことが、最終決戦にて大きな意味を持った。
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===携帯機シリーズ===
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:第22話「過去からの帰還者」と第25話「木星決戦!超重力の罠」、第26話「勇気ある戦い」のみの[[特殊能力]]。[[勇者ロボ]]のHP、ENが毎ターン全回復、[[気力]]上限250。また発動時にイベントで気力が上限と同値になり、[[精神ポイント]]も全回復(この効果は勇者ロボ以外も受けられる)。
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:第22話「過去からの帰還者」と第25話「木星決戦!超重力の罠」、第26話「勇気ある戦い」のみの[[特殊能力]]。[[勇者ロボ]]の[[HP]]、[[EN]]が毎ターン全回復、[[気力]]上限250。また発動時にイベントで気力が上限と同値になり、[[精神ポイント]]も全回復(この効果は勇者ロボ以外も受けられる)。
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;[[スーパーロボット大戦BX]]
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:本格的に登場するより前にも、[[超竜神]]によってもたらされたものが[[オウストラル島]]の「馬の鞍」に存在し、多数の勢力での奪い合いとなる。
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:その効果の程は「[[気力]]300で'''固定'''」。その為気力低下を伴う効果を受けても変動することがない<ref>画面上では気力に関係ない効果(「[[追風]]」等)を受けたとしても気力が150まで下がる表示が出るが、実際は300のまま。</ref>。初のお目見えは味方ではなく、敵として最後の戦いを挑んでくる[[ブルーヴィクター]]であり、気力300による攻撃力を'''プレイヤーが味わわされる'''。後は例によって[[腕原種]]戦及び[[Zマスター]]戦で勇者ロボ軍団がこの恩恵を受ける。
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:木星に存在するものも様々な勢力によって利用され、本作後半では「ザ・パワーの力で気力200以上になった敵」との戦闘が多々ある。
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===VXT三部作===
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;[[スーパーロボット大戦T]]
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:今作では『[[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]]』における「聖ワルキューレの火」と同一の存在であるとされている。
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===単独作品===
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:3章Part16にて、[[バイオネット]]によって奪取されたジュピターXを[[腕原種]]が[[EI-14]]に取り込ませたが素体が持たずに崩壊すると共に[[グレンダイザーU]]の世界に繋がるゲートを展開、[[剣鉄也 (OVA)|剣鉄也]]と[[ジュドー・アーシタ]]を飲み込んで消失する。なおこのジュピターXは連邦軍がバイオネットから接収したものだったが輸送中にティターンズに奪われ、それを更にEI-14が奪うという争奪戦になった。この際にジュピターXの研究データはバイオネットに独占されていることも語られる。
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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:超竜神の武装「ザ・パワー(コンボ)」として採用され、同武装使用時に超竜神が発動する。ゲームシステムの都合上、'''プレイヤーの任意で発動できる'''。
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==関連項目==
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;[[ゲッター線]]、[[イデ]]
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:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』ではこれらのエネルギーと同じ無限力の一つ。
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;[[ELS]]
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では母星を救うための旅路で見つけるものの、使い方を理解できなかったため助けを求め[[太陽系]]に飛来してきた。
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==脚注==
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<references />
  
== 関連項目 ==
 
;[[ゲッター線]]
 
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;[[イデ]]
 
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;[[次元力]]
 
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2024年11月21日 (木) 19:28時点における版

ザ・パワーとは、『勇者王ガオガイガー』『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場するエネルギー

概要

木星に存在する時空をも超越した謎の無限エネルギー

1994年に木星探査船ジュピロス1が持ち帰った超エネルギー物質ジュピターXはザ・パワーと同質の力の欠片であった。

三重連太陽系においても滅びの力として知られており、ギャレオリア彗星が同質の力を放っていることも観測されていた。

バイオネットのハイブリット・ヒューマンを生み出し、木星探査艦ジュピロス5のメインコンピューター・ユピトスに自我を与え、数万年の永き眠りについた超竜神を復活させ、幻竜神強龍神のシンメトリカルドッキングを可能にした。獅子王麗雄夫妻は肉体の死後、その精神が取り込まれている。また、敵である機界31原種Zマスターの復元に利用。『FINAL』最終話では、GGG天海護戒道幾巳の二人を地球に帰還させるために使用した。

その一方で、ザ・パワーは無限の力ゆえに制御不能なものであり、勇者ロボは戦闘後行動不能に陥り、Zマスターは内部で暴走させられ自己崩壊している。また、強大な力だけに国連はザ・パワーをエネルギー資源として活用しようと推し進めるが、その力を知る大河たちは反対している。結局、GGGの主力が三重連太陽系へ行った事で反対が押し切られる形になるが、強引な搾取方法が地球を壊滅させる切っ掛けを作る形になる。そしてプロジェクトZにおいては、木星内部に潜んでいたザ・パワーの化身・覇界王が姿を現している。

とされていたが、『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』ではGGG不在時にザ・パワーの採取は行われず、地球が大打撃を被った原因は木星から発生した異常電磁場に変更された(この強電磁波もザ・パワーの作用に由来するものである)。更にその本質がトリプルゼロと呼ばれるもので、覇界王もトリプルゼロに侵食された存在であることが語られている。詳細はあちらの項目を参照。

登場作品

スーパーロボット大戦シリーズにおいては故人達の意思を伝え、システム的な援護を得られないキャラ達をも奮起させている。

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
イデゲッター線ビムラーと同じ無限力の一つという設定。第42話「超勇者黙示録」のラストで、GGG天海護戒道幾巳を地球に帰還させるために使用したのはザ・パワーからゲートに変更されている。後に宇宙怪獣を殲滅するためにこの力を内包した木星ブラックホール爆弾としたことが、最終決戦にて大きな意味を持った。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
第22話「過去からの帰還者」と第25話「木星決戦!超重力の罠」、第26話「勇気ある戦い」のみの特殊能力勇者ロボHPENが毎ターン全回復、気力上限250。また発動時にイベントで気力が上限と同値になり、精神ポイントも全回復(この効果は勇者ロボ以外も受けられる)。
スーパーロボット大戦BX
本格的に登場するより前にも、超竜神によってもたらされたものがオウストラル島の「馬の鞍」に存在し、多数の勢力での奪い合いとなる。
その効果の程は「気力300で固定」。その為気力低下を伴う効果を受けても変動することがない[1]。初のお目見えは味方ではなく、敵として最後の戦いを挑んでくるブルーヴィクターであり、気力300による攻撃力をプレイヤーが味わわされる。後は例によって腕原種戦及びZマスター戦で勇者ロボ軍団がこの恩恵を受ける。
木星に存在するものも様々な勢力によって利用され、本作後半では「ザ・パワーの力で気力200以上になった敵」との戦闘が多々ある。

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
今作では『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』における「聖ワルキューレの火」と同一の存在であるとされている。

単独作品

スーパーロボット大戦DD
3章Part16にて、バイオネットによって奪取されたジュピターXを腕原種EI-14に取り込ませたが素体が持たずに崩壊すると共にグレンダイザーUの世界に繋がるゲートを展開、剣鉄也ジュドー・アーシタを飲み込んで消失する。なおこのジュピターXは連邦軍がバイオネットから接収したものだったが輸送中にティターンズに奪われ、それを更にEI-14が奪うという争奪戦になった。この際にジュピターXの研究データはバイオネットに独占されていることも語られる。
スーパーロボット大戦X-Ω
超竜神の武装「ザ・パワー(コンボ)」として採用され、同武装使用時に超竜神が発動する。ゲームシステムの都合上、プレイヤーの任意で発動できる

関連項目

ゲッター線イデ
第3次α』ではこれらのエネルギーと同じ無限力の一つ。
ELS
BX』では母星を救うための旅路で見つけるものの、使い方を理解できなかったため助けを求め太陽系に飛来してきた。

脚注

  1. 画面上では気力に関係ない効果(「追風」等)を受けたとしても気力が150まで下がる表示が出るが、実際は300のまま。