「トライボンバー」の版間の差分

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:初登場作品。加入は第11話。担当声優の巻島直樹氏は本作がスパロボ初参加となる。
 
:初登場作品。加入は第11話。担当声優の巻島直樹氏は本作がスパロボ初参加となる。
:原作通り中盤に差し掛かる頃に[[飛龍]]との一騎打ちイベントがあり、一時離脱後、[[バトルボンバー]]にパワーアップして戻って来る。なおジョーとの一騎打ちの後は、[[究極戦車ニーベルゲン]]の攻撃から[[マイトガイン]]を庇い、大破寸前となるように改変されている(壊れた際の顔グラも用意されている)。
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:原作通り中盤に差し掛かる頃にジョーの[[飛龍]]との一騎打ちイベントがあり、一時離脱後、[[バトルボンバー]]にパワーアップして戻って来る。なおジョーとの一騎打ちの後は、[[究極戦車ニーベルゲン]]の攻撃から[[マイトガイン]]を庇い、大破寸前となるように改変されている(壊れた際の顔グラも用意されている)。
 
:移動後に使える武器がガントレットしかない上に燃費が酷く、とにかく継戦能力に悩まされる。
 
:移動後に使える武器がガントレットしかない上に燃費が酷く、とにかく継戦能力に悩まされる。
 
;[[スーパーロボット大戦X]]、[[スーパーロボット大戦T]]
 
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:登場時からバトルボンバーであるため、こちらは登場しない。『X』ではジョーにやられた件は用語辞典で言及されている。
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== 装備・機能 ==
 
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;ボンバークラッシュ
 
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:空中から急降下しての飛び蹴りで、相手を貫く。
 
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:『V』では[[バトルボンバー]]の必殺技になっている。
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では[[バトルボンバー]]の必殺技になっている。
  
 
=== カスタムボーナス ===
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*劇中では一切手持ち武器を使わないが、DX玩具では分離形態時の武器を自由に組み替えて装備できた。
 
*劇中では一切手持ち武器を使わないが、DX玩具では分離形態時の武器を自由に組み替えて装備できた。
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*当時玩具を開発した大野光仁氏は、「トリプルチェンジャーが合体」「アニマル特急」「ホーンボンバーが加入」などの点から開発が難しかった玩具に挙げており、高松監督からも「さすがにこれは描ききれない」と言われたとのこと<ref>ワールドフォトプレス『フィギュア王No.271』38頁。</ref>。
 
*上述の通り、原作ではバトルボンバー登場後、全く登場しないが、当時の雑誌のグラビアなどでは登場することもあった。
 
*上述の通り、原作ではバトルボンバー登場後、全く登場しないが、当時の雑誌のグラビアなどでは登場することもあった。
*ゲーム『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』『新世紀勇者大戦』ではトライボンバーが登場せず、最初からバトルボンバーで登場するため、『[[スーパーロボット大戦V]]』に於ける登場を危ぶむ声が多く聞かれた。
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*ゲーム『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』『新世紀勇者大戦』ではトライボンバーが登場せず、最初からバトルボンバーで登場する。
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*後に4体合体ロボになる3体合体ロボがライバルロボとの戦いで一度殉職するは前作『伝説の勇者ダ・ガーン』(未参戦)のスカイセイバーに続けて、2作連続。
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**ただし、スカイセイバーは次の回で復活したのに対し、トライボンバーは復活まで3話かかっている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年11月17日 (日) 23:59時点における最新版

トライボンバー
外国語表記 Tri Bomber[1]
登場作品 勇者特急マイトガイン
声優 巻島直樹
デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
スペック
全長
【アニマル特急】
25.5 m
全高 24.2 m
重量 85.6 t
出力 730000HP
最高走行速度 540.5 km/h
ジャンプ力 630 m
合体形態 バトルボンバー
開発者 大阪次郎
所属組織 勇者特急隊
所属部隊 ボンバーズ
テンプレートを表示

トライボンバーは『勇者特急マイトガイン』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

勇者特急隊の戦闘担当であるボンバーズが猛獣3体合体した姿。通常時のボンバーズの5倍のパワーを誇る。手持ちの武器を持たないため徒手空拳による格闘をメインに戦う。

第14話「ボンバーズ夕闇に死す?!」にて雷張ジョー飛龍を足止めするために一騎打ちで戦い、使命は果たしたものの大破した。

その後、修理と同時に改修を受け、バトルボンバーにパワーアップし、以降この形態は登場しない。

アニマル特急[編集 | ソースを編集]

トレイン形態。

それぞれが手足を畳んだアニマル形態で連結した列車形態。

構成機体[編集 | ソースを編集]

戦闘担当のためか全員が血の気の多い性格で、それは合体後も変わっていないが、当時のムックによると「超AI連動システム」により合体後の性格は1つに形成されたものになるとされる。

ライオボンバー
胸部を構成する。
バードボンバー
左腕と左足を構成する。
ダイノボンバー
右腕、右足を構成する。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
初登場作品。加入は第11話。担当声優の巻島直樹氏は本作がスパロボ初参加となる。
原作通り中盤に差し掛かる頃にジョーの飛龍との一騎打ちイベントがあり、一時離脱後、バトルボンバーにパワーアップして戻って来る。なおジョーとの一騎打ちの後は、究極戦車ニーベルゲンの攻撃からマイトガインを庇い、大破寸前となるように改変されている(壊れた際の顔グラも用意されている)。
移動後に使える武器がガントレットしかない上に燃費が酷く、とにかく継戦能力に悩まされる。
スーパーロボット大戦Xスーパーロボット大戦T
登場時からバトルボンバーであるため、こちらは登場しない。『X』ではジョーにやられた件は用語辞典で言及されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

ボンバーブレイク
所謂ロケットパンチ。拳のみを飛ばす。
劇中未使用の技だが、スパロボでは採用されている。
ボンバーストリーマー
劇中未使用。頭部の30mm機銃。SRW未採用。
ボンバーミサイル
胸部から発射するミサイル。SRW未採用。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ボンバーガントレット
抜き手で相手の胸部を貫きコアを握り潰す技。
ボンバークラッシュ
空中から急降下しての飛び蹴りで、相手を貫く。
V』ではバトルボンバーの必殺技になっている。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

HP+1000、装甲値+300、照準値+30

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

V
ド根性不屈気合必中突撃熱血

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

V
ヒーローL8、底力L5、援護攻撃L2

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

HPが30%以下で、一度だけ、精神コマンド「不屈」「根性」がかかる。
V』で採用。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「レッツ・マイトガイン!!」
『V』で採用。限定版では歌付きになる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ホーンボンバー
ボンバーズのプロトタイプ。合体してバトルボンバーとなる。
大阪次郎
開発者。
浜田満彦
彼のアイディアでアニマル形態を得た。
旋風寺舞人
勇者特急隊の隊長。
ガインガードダイバー
仲間。
雷張ジョー
彼を足止めするため単身戦いを挑む。彼からも「いい仲間を持った」と賛辞された。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「OK! そのコアをぶっ壊しちまえばいいんだな!」
第2話より。舞人からパオズーの弱点を分析し、「本体はコアの部分だけなんだ」と聞いた際の発言。コアと聞いただけで「ぶっ壊す」と発言するあたり、気性の荒さが伺える台詞。
「正義を守るトライボンバー、命に懸けてもここは遠さねえぜ!」
第14話より。ヤクザ同士の抗争を止めるため、マイトガインを市街地に向かわせ、ジョーの駆る飛龍に挑む際の台詞。
なお現場に到着した際は昼間だったのだが、場面が変わった後は夕方になっている
「マイトガインの邪魔はさせねぇ…!」
「うう…まだまだだ…!」
「ああっ、くっ・・・、断じて行かすわけにはいかねぇ…!」
同上。飛龍の猛攻を受け、満身創痍となりながらも食い下がり、ヒリュウブレイザーで撃たれて(画面上で見る限り10発)吹っ飛ばされるが、それでも立ち上がる。その姿は対戦相手であるジョーも表情を変え、彼に免じて見逃させるほどであった。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「悪いな、俺のメモリーに悪党の捨て台詞を覚えておく余裕はないんだよ」
V』第12話「混沌を破壊するもの」より。ホイ・コウ・ロウの「覚えておれよ!」という捨て台詞に対して、クールに切り返す。
「舞人が、そんな手を使うものか!」
「取り消せ! 舞人はそんな奴じゃない!」
『V』第17話日本帰還ルート「宿命のライバル」より。ロコモライザーとダイバーズが出撃できない中、代わりに飛龍と闘うが、マイトガインが援軍として到着。その後の、ジョーの「こいつ(トライボンバー)で俺を消耗させてから、本命のお前が登場するって言う寸法か」「随分と卑怯な戦い方をしてくれるぜ」という侮辱への反発。
「…取り…消せ…」
「舞人の事を…卑怯者と…言った事を…取り消せ…」
「舞人を…侮辱する事は…俺達…勇者特急隊を…侮辱する事と…同じだ…。絶対に…取り消させて…」
同上。直後に、ウォルフガングの仕向けたニーベルゲンの砲撃からマイトガインを庇い、大破寸前となりながらも、ジョーに食い下がる。この直後、原作同様ジョーはトライボンバーの心意気に触れ、言葉を取り消すのだった。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 劇中では一切手持ち武器を使わないが、DX玩具では分離形態時の武器を自由に組み替えて装備できた。
  • 当時玩具を開発した大野光仁氏は、「トリプルチェンジャーが合体」「アニマル特急」「ホーンボンバーが加入」などの点から開発が難しかった玩具に挙げており、高松監督からも「さすがにこれは描ききれない」と言われたとのこと[2]
  • 上述の通り、原作ではバトルボンバー登場後、全く登場しないが、当時の雑誌のグラビアなどでは登場することもあった。
  • ゲーム『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』『新世紀勇者大戦』ではトライボンバーが登場せず、最初からバトルボンバーで登場する。
  • 後に4体合体ロボになる3体合体ロボがライバルロボとの戦いで一度殉職するは前作『伝説の勇者ダ・ガーン』(未参戦)のスカイセイバーに続けて、2作連続。
    • ただし、スカイセイバーは次の回で復活したのに対し、トライボンバーは復活まで3話かかっている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. メカニック紹介、勇者特急マイトガイン、2022年3月13日閲覧。
  2. ワールドフォトプレス『フィギュア王No.271』38頁。